千葉ロッテマリーンズ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/29(金) 16:01:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){王者はおごらず 勝ち進む}} #center{&bold(){千葉ロッテマリーンズ}} &font(#ff1493){千葉ロッテマリーンズ}は日本のプロ野球チームである。 1992年までは「ロッテオリオンズ」の名称だった。 *◇概要◆ チーム成績(オリオンズ時代も含む) リーグ優勝 5回 日本一 4回 交流戦優勝 2回 1949年に毎日新聞社を母体とする「毎日オリオンズ」が母体。 参入の際には読売ジャイアンツや中日ドラゴンズからの反対を受けたが、結局新たに2リーグへ分離することとなり、パ・リーグへの参入が決定した。 その後、毎日新聞→大映(現:カドカワ)→ロッテと親会社が変わり現在に至る。 当初は後楽園球場を本拠地としていたが、1962年に荒川区にメジャーリーグ張りの最新設備を備えた「東京スタジアム」が完成。しかし志とは裏腹に両翼が狭くホームランの出やすい球場だったため選手からの評判は悪く、わずか11年で閉鎖に追い込まれた。 この球場については「[[こち亀>こちら葛飾区亀有公園前派出所]]」にもエピソードがあるので読んでみることをお勧めする。 東京スタジアム閉鎖後は一時的に宮城県を本拠地としていたこともあるが、1978年から川崎球場へ正式に移転した。 その川崎球場は落合が活躍しようが村田が復活しようがほぼ毎試合閑古鳥で、水はけの悪さから雨が上がっていても試合中止は当たり前、 果ては隣接する川崎競輪を見たさに球場入りや外野席の客が試合そっちのけで流しそうめんや麻雀をする様子((現在は野球規約上このような行為は禁止されているため絶対に真似しないように。))は好珍プレーの常連となっていた。 設備についてもまともな更新もできないボロの極みに達しており、ある映画では球場のトイレが&bold(){刑務所の便所として撮影に使用された}ほか、[[ビートたけし]]のラジオでは&bold(){球場のベンチ裏に行方不明者の死体が転がっている}などとネタにされた始末。 しかし、10.19で経営陣の意識が変わり、1990年に「テレビじゃ見れない川崎劇場」というテレビCMを打った。この辺の積極的な広報活動は「煽りポスター」や「謎の魚」などに引き継がれている。また、千葉移転後は応援スタイルをサッカースタイルへと大きく変えたこともあり、ファンの増加に繋がったのは周知の通り。 かつては『万年Bクラス』な球団であったが、それはプレーオフ制度導入を以て幕を閉じた…… 初代アジアチャンプにはじまり、黄金時代──とまではいかないが、順位を争う球団へと成長したのである。 しかし、ファンは忘れてはならない。 今の主力選手を育て上げたBクラス時代の監督、コーチ、そして暗黒期を支えた魂のエースの存在を…… 一方、未だに「勝率1位でのリーグ優勝」は1974年以降なく、この点では12球団で最も優勝から遠ざかっているチームでもある。 良くも悪くもCS制度導入の恩恵を一番受けた球団ともいえる。 *◇球団の特徴◆ マリンガン打線に代表される短打や足で掻き回し、トータルのチーム力で勝利する。 勢いづくと止まらないがイマイチ安定しない部分もあり好調不調が激しい。 一方、一発のある大砲選手は助っ人外国人頼みになることが多く、和製大砲が産まれないことにファンは頭を悩めている。逆に言えば助っ人が不振に陥れば低迷する傾向にあると言える(2017年や2022年といった年ががその例と言える)。それを象徴するかのように本塁打王タイトル獲得者は86年の落合から2023年にグレゴリー・ポランコが獲得するまで37年間も出なかった((楽天の浅村栄斗、ソフトバンクの近藤健介と同数での受賞))。 これは強風の影響でホームランが出にくい本拠地のスタジアムの影響ではないかと指摘されることが多い。特にレフトスタンド・バックスクリーン上空からホームにかけて強い風が吹くことが多く、弾道を上げるタイプの右スラッガーには厳しい球場である。 しかしライトスタンド上空からホームへ風が吹くことは(レフトやバックスクリーンからホームにかけて吹く風よりは)少ない。また左右問わずライナー性の打球は風の影響が少ない為、「左の強打者、あるいは右打者でもライナー性のホームランが多い選手ならホームランを打つ確率が上がる」とされている。 生え抜きの打撃コーチも基本的に長打は推奨しないスタイルで教えているようで、これに関しては賛否両論分かれる。 なお、落合がいなくなった後も首位打者は結構輩出しているが、打点王は落合以降は超絶打低の95年に初芝がイチロー、田中幸雄と同率(80打点)で獲得した一度きり。 2019年からホームランラグーンが設置され、新加入のレアードを筆頭にホームランが急増。ロッテの打撃が大きく変わり始めた。 ドラフト戦略も何かと特徴的。 バレンタイン時代の投手偏重の指名・西村時代の『少数精鋭路線』と称した4人のみの指名(契約金をケチったとかいうなよ)・伊東監督時代の捕手を必ず指名など、良くも悪くも好みが分かれやすい指名の仕方をすると言える。またくじ運が異常に強い。 外したとしても外れ1位は例え5球団競合でも引き当て、3球団以下の競合ではここ10年でも負け知らずという強運っぷりである。 フロントはあまり資金を使った補強はしない方針で、FAなどの補強には消極的…というかむしろ出ていかれやすい。 FA補強に関しては近年積極的になりつつあり、2018年オフには当時広島の丸佳浩がFAした際には珍しくFA戦線に乗り出すも、丸は巨人に移籍し、敢え無く撃沈。しかし2019年オフはFA宣言をした楽天の美馬、ソフトバンクの福田両名の獲得に成功した。 先述の通り外国人が打線の頼みの綱ということもあり、外人補強は毎年行っており、近年ではデスパイネを獲得していたりする。これも流出したが。 安く補強を済ませたいのか戦力外選手の獲得は結構積極的で、期待度の低さを裏切ってそこそこの戦力になった例も少なくない。 過去は久保、清水、サブローなどを放出するなど大物選手をトレードするという傾向も目立っていたが、2013年を最後に近年は沈黙状態。 これはサブロー放出を公式が失敗と認めていたため、その過去からトレード自体に消極的になってしまったのではと推測も多い。 2018年には藤岡貴裕と日本ハム岡大海のトレードが成立し、5年振りにトレードが行われる。 [[阪神タイガース]]とは妙な縁があり、高橋慶彦に始まりクレイグ・ブラゼル、今岡誠、西岡剛、ジェイソン・スタンリッジなど、両チームに在籍経験のある名選手が地味に多い。 *◇2000年代以降のロッテ◆ 2000年代前半はBクラス常連であったがバレンタイン監督により着実に力をつけ、 05年には交流戦優勝を皮切りに10勝セクステットとYFK、西岡、今江、サブロー、福浦を中心としたマリンガン打線によりパ・リーグ2位でプレーオフ出場。 勢いそのままに西武、ソフトバンクを下しパ・リーグ制覇を成し遂げる。 [[日本シリーズ>2005年日本シリーズ]]では[[阪神>阪神タイガース]]相手にシーツ・金本・今岡のクリーンナップを封じた上最強リリーフ陣JFKも出させず、完膚なきまでにフルボッコ。不利という下馬評を覆し日本一になった。いわゆる33-4である。 その後は主力選手の不調、怪我、移籍によりなんとかやり繰りをするので精一杯のシーズンが続き、 2009年には一部のファン(主にMVP)から選手達へ心無い暴言が発せられる事もあった。 そして2010年、主力が離脱し苦しいながらもチーム一丸となり[[史上最大の下克上]](詳細は項目参照)を達成、見事日本一になる。 2011年のロッテは去年、チームを引っ張った西岡と&font(#ff0000){幾度となくリリーフを失敗(日本シリーズ第7戦でもやらかした)とチームの足を引っ張った小林宏}が移籍したため、やり繰りの厳しいスタートとなる。 しかし荻野や岡田、清田、内、伊藤といった去年ブレイクした若い力とエースの成瀬や福浦、サブロー、里崎、井口といった歴戦の猛者、 そして史上最大の下剋上を達成した自信を持って11年のシーズンに望むが結果は&font(#ff0000){お察しください}。 2012年のロッテは大学No.1投手と呼ばれた藤岡をドラフト競合の末獲得し更に変則左腕&font(#0000ff){オリックス}中後、&font(#0000ff){ヤクルト}からホワイトセル、&font(#ffb74c){巨人}超人グライシンガーを補強、そして&font(#ffb74c){巨人}からサブローが帰ってきてくれたことをプラスに前年の雪辱を晴らす! だがその夢は儚くも妄想に終わり、シーズン5位で終了、西村監督は退任する始末になったのだった。 2013年の伊東監督政権下では安定してAクラスを獲得しているが、CS突破までには届かない状況に。 2013年末にはFA獲得に消極的なロッテとしては珍しい大物選手涌井秀章の獲得や2015年ドラフトでは平沢大河獲得など明るい話題もあった一方、 成瀬善久や今江敏晃などのFA移籍やサブローの引退、デスパイネの事実上の強奪などチームの顔の放出も目立った。 2017年シーズンはオープン戦首位だったのに対し、いざシーズンに入ると2000年代ロッテの育成失敗・極端なドラフト戦略・選手放出などの歪みが一気に爆発。 生え抜き選手を中心とした打線が歴代でもトップクラスの大不振に陥り、苦しい戦いを強いられる事態となった。 後半戦こそ巻き返すも最下位フィニッシュ。伊東監督は辞任を表明。後任には現役を引退した井口資仁が就任した。 ドラフトでは西の大砲こと履正社の安田尚憲、大学時代共に指名漏れを経験した苦労人の藤岡裕大と菅野剛士等を獲得。 井口政権1年目の2018年シーズンは、新助っ人外国人のボルシンガーが開幕から11連勝を成し遂げ、2017年に不調だった石川が復活するなど先発陣が安定。野手陣もアジャこと井上晴哉と中村奨吾が覚醒、ルーキーの藤岡裕大がショートに定着、それにより本職のショートではなく外野手として出場した平沢大河が打率こそ低いものの高い出塁率を記録して外野レギュラーの座を勝ち取った。前半戦終了時には3位争いに加わるなど2年ぶりのAクラス入りが見えるところまで来ていたが…。 後半戦はボルシンガーが違和感により離脱、前半戦好調だった石川も不調に陥り離脱するなど徐々に投手陣が崩れ始める。先発の駒が揃わなくなったしわ寄せがリリーフ陣に重くのしかかり、前半戦に絶対的守護神であった内竜也が打たれ始めるなどリリーフ陣も疲れが現れ始めた。打線こそ井上中村が安定していたが投打の噛み合わない試合が目立ち始め、9月にはホーム14連敗を喫するなどして最終的にはリーグ5位に沈む。 ドラフトでは春夏連覇した大阪桐蔭の藤原恭大等を獲得。 2019年シーズンからはホームであるZOZOマリンスタジアムにホームランラグーンを設置。そのお陰もあってか今まで少なかったホームランが日本ハムから加入したレアードを筆頭に激増し、打線が強力になる。一方投手陣は頼りの涌井ボルシンガー石川が去年後半から引き続きいまいちパッとしない成績であったが、種市岩下ら若手投手が覚醒。唐川がセットアッパーとして結果を残した。 後半戦は唐川が打たれ始め、「魔の8回」と言われる程リリーフ陣が安定しなくなったがルーキーの東妻勇輔やチェン・グァンユウが何とか支える。前半戦先発を支えた岩下は怪我で離脱したものの、その穴を怪我から復活した佐々木千隼やルーキーの小島和哉、先発に再転向した西野勇士や復調した石川が埋めた。野手ではレオネス・マーティンが7月に加入し、強肩とパンチ力のある打撃でチームに貢献。またマーティンの加入により代打として出場し始めた清田育宏が勝負強さを見せるなどここ数年の不振から脱却。 この年は例年ならば負け越すソフトバンク相手に異常に強く大幅に勝ち越す。西武以外の上位相手に無類の強さを誇り最後まで3位争いを繰り広げるものの、首位の西武と前年まで相性の良かったオリックス相手の負け越しが響き、惜しくも楽天に捲られ4位に終わった。 この年のドラフトで最速163km/hの「令和の怪物」こと佐々木朗希が入団。 2020年シーズンは楽天から美馬、ソフトバンクから福田をFAで獲得。更には楽天のセットアッパーであったハーマンや、メジャーに帰った後に活躍していた元広島のジャクソン等を獲得。近年稀に見る大補強をしてシーズンに臨むが、コロナウイルスの影響からシーズン開始が6月と大きく遅れ、またパ・リーグはCSは上位2チームのみ開催され、同一カード6連戦が企画されるなど変則的なシーズンに。 そんなシーズンの序盤、パ・リーグをかき乱したのはまさかの千葉ロッテマリーンズであった。 開幕戦こそソフトバンク相手にサヨナラ負けを喫したものの、最終的に2勝1敗で勝ち越し。次カードであるオリックスとの6連戦では、なんと同一カード同一球場ではプロ野球史上初となる6タテをかますとんでもないロケットスタートを切る。その後はレアード・種市の離脱やジャクソンの退団等の不幸もあったが、前年と変わらずソフトバンク戦に滅法強く、また去年の仕返しとばかりにオリックス相手に無類の強さを見せて8月には単独首位に立つ。 その後はソフトバンクと越しつ越されつのデッドヒートを繰り広げ、シーズン佳境の9月にはゲーム差0。このまま4年振りのAクラスどころか、夢にまで見たシーズン勝率1位の栄光が手の届くところまで来ていた。 ・・・しかしここでロッテにとって最大の試練が訪れる。先発ローテを守っていた岩下がコロナウイルスに感染し、正ショートの藤岡等主力選手も濃厚感染者として大量離脱。 幸いクリンナップを打つような強打者達に感染や濃厚接触者は確認されず、先発ローテーションやリリーフ投手陣への被害も最小限に留めたものの、戦力ダウンは否めず徐々に失速。隔離期間終了後に主力は戻ってきたものの、今度は2017年を想起させるような大貧打に。 同時期のソフトバンクが絶好調であったこともあり、優勝争いから脱落。それどころかCS争い、最悪Bクラスの5位まで転落する可能性すら出てきた。更に追い打ちをかけるように強打者のマーティンが怪我で離脱したことで、ファンは半ば諦めモードであった。 しかしそんな絶望的な状況において、急遽昇格した2年目の藤原が大活躍。更には巨人からトレードで加入した澤村や、チームリーダーである益田がリリーフ陣を引っ張る。先発では二木がエース級の活躍をし、何とか土俵際で踏ん張る。 そして勝てば4年振りのCS、そして13年振りのシーズン2位が決定するライオンズ戦にて ここまでローテを守り続けた小島 →楽天から人的補償でやってきて中継ぎに定着した小野 →コロナ感染から戻ってきた岩下 →苦しい時期にリリーフを支えた東條 →中継ぎエース唐川 →第2の中継ぎエースハーマン →巨人からやってきて勝ちパターンにまで返り咲いた澤村 →不動の守護神益田 という、2020年の総決算ともいえる継投で勝利し、何とか2位に滑り込んだ。 CSでは若手の活躍もあり2試合とも先制こそしたものの、ソフトバンクの牙城を崩すことができず敗退。 2021年シーズンでは開幕5連敗したものの、シーズン後半から徐々に頭角を表し初め、吉田山本を擁するオリックスと神の子田中将大を擁する楽天と三つ巴の死闘を演じ、10/14日のオリックスとの首位攻防戦を制し(試合数の関係で2位ながら)51年振りのマジック9の点灯を果たす。その後も紆余曲折しながらマジック3まで消化する。そして先に全日程を終了したオリックスとの勝率差で、 残り3試合2勝1分以上ならロッテ優勝と言う所迄上り詰めるも141試合目で惜しくも力尽き2年連続の2位が確定。 2022年シーズンでは、佐々木朗希が4/10日のオリックス戦で21世紀に入ってからは初であり、史上最年少(当時20歳5ヶ月)での完全試合を達成し、完全試合の他にも様々な記録を打ち立て(19奪三振の日本記録タイ、13者連続奪三振の日本新記録、組んだ女房役の松川虎生も18歳6ヶ月と合計38歳11ヶ月とバッテリーの合計年齢でも最年少記録、プロ初完封・初完投が完全試合、初登板から14試合目と史上最速)、同期の髙部も盗塁王に輝く印象的な出来事があったが、主砲のマーティンやレアードが相次いで打撃不振、先発の小島和哉は防御率3.14、QS率62.5%とまずまずの成績であったものの、ムエンゴに泣かされ、シーズン成績3勝11敗と大きく負け越した。小島に限らず先発陣が好投しても援護に恵まれず投打が噛み合わない試合も度々見られ、また、守護神の益田が特に後半戦では炎上を繰り返し、シーズン終盤には守護神の座をシーズン途中に加入したロベルト・オスナに譲るなど不本意な1年を送った。それらも相俟って5位フィニッシュという結果に終わり、井口監督が責任を取って退任を発表。後任に2019年から2021年までロッテの投手コーチを務めた吉井理人が監督に就任した。 2023年シーズンでは福田光輝とのトレードで日本ハムに所属していた西村天裕を獲得。巨人からは、自由契約となっていたグレゴリー・ポランコ、C.C.メルセデス、メジャーからはルイス・カスティーヨ、ルイス・ペルドモの助っ人を獲得し、さらに、前年までレッドソックスでプレーしていた澤村拓一を再獲得。大幅な血の入れ替えを行った。しかし、前年まで先発ローテとして活躍した石川歩、二木康太が相次いで離脱、さらには盗塁王のタイトルを獲した髙部までもが離脱した事で、大幅に戦力を削がれた状態でシーズンイン。開幕でいきなりソフトバンク相手に3タテを食らう不安なスタートではあったものの、その後の日本ハム、楽天を相手に5連勝を記録。しかし、4月中に荻野、山口が負傷の為相次いで離脱(山口は6月、荻野は7月に復帰した)。藤原も4月中は絶好調だったものの、5月からは一転し不調、さらに追い打ちをかけるように右太腿裏痛で離脱(6月に山口と同じ時期に復帰した)。それでも、茶谷や池田来翔などの若手が突如活躍を見せ、離脱した野手陣の穴を埋める活躍を見せる。投手陣も佐々木を筆頭に種市、小島、西野、メルセデスといった面々が好投し活躍を見せる。一方で美馬は去年の後半戦の好投が嘘のように乱調が続き、カスティーヨも巨人戦、DeNA戦で炎上してしまう。さらに、小島やメルセデスが6月(主に交流戦期間)に入り調子を落とすなど先発ローテ不足が表面化、打線の方は角中や岡が好調をキープする一方、中村や山口などが極度の不振に陥ってしまい、中々勝ち切れない状況が続く。7月に入ると深刻な野手陣不足を救う救世主として、小沼健太とのトレードで日本ハムを経て巨人でプレーしていた石川慎吾を獲得、メジャーからマイク・ブロッソーを獲得。石川は7月6日の西武戦で代打で登場するといきなりヒットを放つ鮮烈な再スタートを飾った。特に左投手に強くチャンスにも強い為、相手先発が左投手の場合先発スタメンを勝ち取り、石川本人も首脳陣やファンの期待に応える大活躍を見せた。一方でブロッソーは来日してから十分な調整して来なかった事が仇となり、大不振に陥る。6月までは首位争いを繰り広げていたが結果として前半戦は2位で折り返す。後半戦からは、開幕カードで3タテを喫したソフトバンク相手に24日に9回裏に角中が守護神のオスナから代打逆転サヨナラ2ランホームランを放つ劇的な勝利を収めるなど逆に3連勝でスイープ勝ちを収めるも佐々木が24日の試合を最後に脇腹痛を訴え離脱。カスティーヨが29日のソフトバンク戦で5回無失点で勝利投手となり、先発ローテに入り込む事に成功。 しかし、8月に入ると攻撃面だけでなく鉄壁だった守備に解れが生じ、これまで最少だった失策数は日本ハムに次いで2番目の多さとなってしまった。 9月に入るとオリックスの山本由伸にノーヒットノーランを許すなど、投打が噛み合わない試合が続き、その結果6勝14敗と大きく負け越し、オリックスの優勝を許すばかりか、ソフトバンクや楽天とCS争いを繰り広げる羽目になる。さらには、この頃になると短期間とはいえ、主力の体調不良等による離脱者の多さに拍車がかかり、先発からは佐々木や種市や西野、9月中は好調であったカスティーヨ、リリーバーからは澤村や西村、勝ちパターンの一角を担ったペルドモやクローザーの益田、野手陣からは荻野や安田や藤岡、岡などといった面々であった。それでも、何とか限られた戦力で抜けた穴を補った事で、10月からは復調を遂げ、CS進出及び2位確定を賭けたシーズン最終戦で楽天に勝利、ソフトバンクにも勝率で僅かに上回り2位でペナントレースを終えた。 CSファーストステージではソフトバンクを相手に10回表に0-0から3点を失った状況でその裏に藤岡の同点3ラン、安田のサヨナラタイムリーで2勝1敗で下し、ファイナルステージに進出するも、ファイナルステージでは優勝したオリックスに格の違いを見せつけられ(アドバンテージ含む)1勝4敗で敗退した。 2位とは言え、投打ともに多くの課題が見つかったシーズンとなった。それでも、ポランコが26本塁打で落合以来となる37年ぶりのホームラン王に輝き、ペルドモも41HPで薮田以来となる15年ぶりの最優秀中継ぎのタイトルを獲得。9月のペルドモや益田の離脱により、西村や8月に支配下に返り咲いた澤田圭佑が勝ちパターンに昇格するなど、多くの収穫も見られた。 *◎主な選手 **首脳陣 【海を渡った名伯楽】 71 吉井理人 先発から中継ぎまでこなした元メジャーリーガーで、実は最晩年にロッテに所属。日本ハムやソフトバンクで投手コーチを勤め、自身の経験から振るわれるその手腕の評判は高い。2019年から一軍投手コーチに就任。2022年オフに井口監督の退任に伴って一軍監督に就任。さらには2023年のWBCでは投手コーチとして朗希と共にアメリカに渡った。うまみコーチからのうまみ監督。&font(l){くじ運が悪い。} 【小兵、球界最高のショート】 00→1→74 [[小坂誠]] 小坂ゾーン。元祖ショフトにしてショード、ションター、ショカンド。真の幕張の防波堤。 2005年終了後に巨人にトレードされ、その後楽天や日本ハムなどのコーチを経て2018年に13年ぶりに守備コーチとしてロッテへ復帰。現在は一軍内野守備兼走塁コーチ。 【黒木の嫁、サンデー晋吾】 63→29→82 小野晋吾 低迷期のロッテを支え、現在も先発ローテーションを守っている投手。 彼の投げるシュートは「これが真のシュート」と言われる程よく切れる。 &font(#ff0000){口元はスライダー気味}。 現在は一軍の投手コーチを務める。 【魂のエース、ジョニー黒木】 54→84 [[黒木知宏>黒木知宏(野球選手)]] イチローがその気迫を認める程の闘志を持ち暗黒時代を支えた、マリーンズで最も有名であろう魂のエース。 1998年に起きた「[[七夕の悲劇>七夕の悲劇(プロ野球)]]」の主人公。9回裏にオリックス・ブルーウェーブのハービー・プリアムに同点2ランを打たれ、マウンドで崩れ落ちる姿は涙無しに見られない。 2007年に戦力外通告を受け、その後はプロ野球解説者を経て、2013年から2017年まで日本ハムのコーチを務め、2023年に16年ぶりに古巣に帰還。現在は一軍の投手コーチを務める。 娘は千葉ロッテマリーンズの公式チアリーディングチーム「M☆Splash!!」のメンバーの一人。 【19年連続本塁打、全打順本塁打】 45→5→75 堀幸一 オリオンズ時代からの貢献者であり、得点圏にて勝負強い結果を残していたが、とうとう引退… 釣りが大好き。 プロ野球最後のオリオンズ選手である。 現在は2軍の打撃コーチを務めている。 【幕張の安打製造機、千葉の誇り胸に】 70→9 福浦和也 実は元は投手だった。肩を痛めて打者転向すると2001年に首位打者となって以来6年連続打率3割(歴代3位)を記録した選手。 バットコントロールと一塁守備は評価が高い。実は一軍公式戦で多田野のイーファスをヒットにした唯一のバッター(二軍込みだと小笠原もヒットにしている)。 彼の同期入団には諸積兼司や大塚明、立川隆史、小野晋吾とこの1993年のドラフトはかなりの当たり年だったと言える。 2018年にはさんざ引っ張った2000本安打を遂に達成した。 MVP以前以後に関わらず応援歌がカッコ良すぎる。 2019年シーズンをもって現役引退。引退試合でヒットこそ出なかったものの、長年守ったファースト守備にて9回最後のアウトをダイビングキャッチで掴み有終の美を飾った。 現在は一軍ヘッド兼打撃コーチ。 【男・村田、ミスター引退試合】 71 村田修一 巨人やDeNAでプレーした三塁守備のプロフェッショナルであり、広角打法が持ち味の内野手。 引退試合では何故か活躍する男であり、特にDeNA時代に阪神の矢野燿大の引退試合での藤川球児から放ったホームランが有名でありサンテレビの実況が「行くな!行くな!越えるな!」という迷実況を残した程である。 現在は一軍打撃コーチ。 現ロッテのコーチ陣では珍しく一度もロッテでプレーをした事がない。 【つなぎの4番、谷保「4番センター、サブロー↑↑↑」】 36→2→3→86 サブロー 本名は大村三郎。イチローにあやかってサブローになった。 その高いバッティング技術はミスターも絶賛するほど。 生涯ロッテ宣言をしてくれていた…しかしまさかの巨人へトレード。フロント何考えてるの… →&font(#0000ff){…と思っていたら戻ってきてくれました(^-^)} そのままロッテで引退したため実質ロッテ一筋扱い。 なお、巨人時代が無かった事にされるかと思いきやそんなことはなくわざわざ引退試合に巨人の選手が多く駆けつけるなど向こうでも人望はあった模様。 引退後は楽天でファームディレクターを務めていたが、2022年オフに&font(l){派閥の対立と言った真偽不明の噂もあった井口が退団した影響なのかは不明だが}二軍監督としてロッテに復帰した。 **投手 【右のエース】 19 唐川侑己 &font(#0000ff){合法ショタ}。 ケガは多いけど毎年それなりの活躍はしてくれる。 2019年前半はセットアッパーに定着。後半は打たれることが多かったものの、自己最多登板を記録した。 【精密機械、寝違え髭野郎】 12→122 石川歩 安定感のある新エース。ただ何度か寝違えで先発回避したため寝違え髭野郎とも。 すでに侍ジャパンにも呼ばれている。 異名通りのコントロールとシンカーが武器。 2023年は怪我により一軍登板する事なくシーズンを終え、オフに育成選手として再契約。 【フォーク投げお兄さん】 131→67→29 西野勇士 育成契約から成りあがった先発と抑えを往ったり来たりしてる人。 異名通りフォークが武器。 【鹿児島情報の星】 64→18 二木康太 ルーキーながらローテに定着しつつある長身の新エース候補。石川には「エイの裏側」と弄られる。実際激似。 [[柏木由紀]]オタク。 【鉄腕セットアッパー】 52 益田直也 ルーキーイヤーから2017年以外は50試合以上登板する鉄腕。中継ぎだったり抑えだったりとチーム状況によって役割はマチマチ。 入団前のドラフトレポートに「&bold(){最速1488km/h}」と誤植されたことがある。ここ最近では抑えに登板する時、不用意に走者を貯めた後、しっかり抑える事から劇場型の守護神の印象が強く、ファンからは「益田劇場」と揶揄される程。 【サワムラー】 57→54→11 澤村拓一 巨人時代では先発からリリーフ、抑えに回り37セーブを記録しセーブ王になった経験がある剛腕。150キロ超えのストレートとスプリットが武器。巨人時代からノーコンに悩まされており、制球難により四球などで走者を溜め、特にエースの菅野智之の勝ちを消す事が多く、コバマサやオリックスの平野佳寿と並ぶ劇場型の投手でありファンからは「マッスルミュージカル」と呼ばれている。投げた球が3塁ベンチ側まで飛んでいく大暴投(通称:「宇宙開発」)でも知られている。 2020年9月に香月一也とのトレードにより最初にロッテに在籍した期間は僅か2ヶ月であり、その後メジャー挑戦を表明しレッドソックスに移籍。2023年に長髪を靡かせ、更に筋骨隆々となりまるでプロレスラーのような出で立ちでロッテに帰ってきた。 ロッテに戻ってからは益田と共にみんなの兄貴分としてチームメイトに慕われており、不定期でチームメイトを誘い打ち上げを催す事もある(ファン曰く「澤村会」)。 筋トレと家電が大好き。 【逆転の星稜エース】 46 岩下大輝 星稜高校3年の時に最終回8点差から大逆転勝利をして話題になった。入団当初は怪我に苦しめられたものの、徐々に頭角を現して2019年シーズンには遂に先発ローテーション入りを果たした、ロッテ期待の若手投手その1。 【平成最後の勝利投手】 63→16 種市篤輝 共に自主トレを行った千賀滉大から褒め称えられたストレートとフォークを武器にエース候補に躍り出たロッテ期待の若手投手その2。2018年4月29日の楽天戦でプロ入り初勝利を挙げ、パ・リーグ平成最後の勝利投手となった。2020年のシーズン途中にトミージョン手術を受け、2022年に1試合だけ実戦登板を果たし、2023年には再び先発ローテに入れるほどに回復。更には自身初の2桁勝利を達成し、飛躍を遂げた1年を送った。 【こじまじゃないよ、おじまだよ!】 14 小島和哉 入団から先発一筋のロッテ期待の若手投手その3。徐々に頭角を現し、2021年に2桁勝利を達成するも、2022年は一転して援護に恵まれず防御率3.14ながら3勝11敗と負け越し、「不運のエース」の象徴になってしまった。実は浦和高校時代に完全試合を達成した経験がある。 お笑いコンビ『アンジャッシュ』の児嶋一哉と名前が似ており、「おじまだよ!」という持ちネタがある。 幸の薄そうな顔付きが特徴。 【令和の怪物】 17 佐々木朗希 大船渡高校時代に「令和の怪物」として世間を騒がせた怪物ピッチャー。4球団競合でロッテに入団。 2022年シーズンのオリックス戦にて、プロ野球新記録の13者連続奪三振&1試合19奪三振&28年ぶりかつ令和最初の完全試合を達成し、若くしてNPBの歴史に名を残すことに。 さらに彼の勢いはこれだけに留まらず、2023年開催のWBCでは当球団の選手で唯一選抜。チェコ戦・準決勝のメキシコ戦で先発出場を果たし、打者泣かせの圧倒的なピッチングで侍JAPANの優勝に貢献した。 同じく2019年ドラフト1位のオリックス・バファローズのピッチャー、宮城大弥とは同学年であり、高校野球日本代表の時チームメイトという事もあってか&font(l){2023年のWBCでも練習中やベンチにいる時でも大胆にイチャイチャを見せつけた結果、大先輩のダルビッシュ有に見つかり説教される程。彼カノかよ…}、仲が良い。 **野手 【アジャ】 44 井上晴哉 汚いホームランでお馴染みの野手。ロッテで数少ない長距離砲として期待されているも、毎年ブレイクできないで終わる二軍の帝王…だったが2018年とうとう定着。 実は一軍成績ではそこまで本塁打を打っていない。 ホームランを打った時に確信歩きをすることは少なく、大体ドタバタ走り出す。 フレッシュオールスターで太めの体型の3人がお立ち台に上ったことでお立ち台がギュウギュウになったのも有名。…でも、他の2人には触れてはいけない、いいね? 【妖精】 4→0 荻野貴司 開幕から&font(#ff0000){4月いっぱいは}活躍。そして毎年5月に必ず右膝を手術してシーズン終了。 度重なる怪我により、近年は走塁技術は大きく劣化しつつあるが、それでも足は速い。 実は&bold(){初回先頭打者初球ランニングホームラン}という珍打を打ったことも。 2019年は大きな怪我もなく一軍にほぼ帯同。念願のオールスターにも出場した。 【進化する首位打者】 61→3 角中勝也 とにかく粘る変態バッティングで、きついインコースも無理やりファウルにする選手。 よく育成の星などと言われているが、彼は&bold(){独立リーグ出身で育成ドラフトではなく当時の大社ドラフトでプロ入りしている}。これは岡田と経歴が混同されたのが原因。父親がリアル星一徹。 2012年では「独立リーグ出身初となる首位打者のタイトル」を獲得した。2017年にはサブローの背番号を引き継いだ。 清田に「happy birthday ゴリラ」と書かれたプレートのケーキを贈ったり、ブログでの畜生発言が多い。 (例:「(大嶺らに対し)顔が酷いのでセルフモザイクです・・」) 【しょーご】 8 中村奨吾 技巧的なバッティングと早稲田大出身のその頭脳で好プレーを見せ、守備でもファンを魅了する内野手。 ドラフトではロッテから単独で1位指名されたが、同期に楽天にいたあの男やオリックスの山﨑福也(現日本ハム)、日本ハムの有原航平(現ソフトバンク)といったメンツがいたため、「&bold(){最も地味なドラフト1位指名選手}」と呼ばれてしまった。 2021年からはキャプテンを務め、2024年からは選手会の会長に就任する。 2023年は不振に陥り、ロッテファンから怒りを買われただけでなく、併殺王、最低出塁率、逆首位打者の逆三冠王に輝く不名誉な記録がついてしまった。 【将来の不動の正捕手候補】 45→22 田村龍弘 2015年からブレイクの傾向を見せ、2016年に覚醒したロッテの若き捕手。 このまま定着するのか、ロッテ若手特有の確変に終わるのか……。 小柄な体格で、長身の二木が先発の時にマウンドへ行くと大人と子供に見える。 【選べる主菜】 4→7 藤岡裕大 打って良し、守って良し、走って良しのどれを取っても高水準のプレーを見せる「選べる主菜」。 一軍ではそこまでホームランを打ってないがチャンスに滅法強い。 ホークスファンのトラウマその1。 【令和の怪物の女房】 2 松川虎生 決して後逸しない捕球とあまりにも丁寧なハーフスイングチェックに定評のある&font(l){人生20年目の}若手正捕手候補。 令和の怪物こと佐々木朗希の女房役を主に務めており、前述の完全試合を走者一掃の適時二塁打を放ち援護、最終回までマスクを被り続けアシストした。 【安田様】 5 安田尚憲 アマチュア時代には清宮幸太郎ごときと比較されておられました、2018年にドラフト一位でご指名させていただいたお方にございます。 背番号一桁と[[年俸一億円>誤植]]でのご入団に際しては[[感謝してやる>ぎなた読み]]とのありがたいお言葉を頂いております。 【スター候補筆頭株】 2→1 藤原恭大 走攻守三拍子揃った&font(l){キメ顔}イケメン。大阪桐蔭高校時代は3年時に主砲として4番を務め、ドラフト会議では4球団の競合の末、入団。1年目に「1番・中堅手」として開幕戦初先発を務めるも、打率は1割台と低迷し、ファンの期待に応える事ができなかった。 その後も1軍では勝負強さを随所で発揮し、スター候補として期待されるも、1軍と2軍の行ったり来たりを繰り返し、未だに燻り続けている。 【パーフェクトスイング】 13 平沢大河 ノムさんを始めとした様々な球界OBにスイングを絶賛された若手。2018年は外野手として出場するも本業はショート。入団当初は送球が怪しかったが着実に成長してロッテの正ショート争いに参戦する…と思われたが、その後も苦戦が続いている。 仙台育英出身ということもあり楽天がドラフト時に指名を公言わしていたが、くじ引きの末ロッテに入団。その時の三木谷楽天球団社長の目が浦見魔太郎ソックリ。 【和製大砲】 51 山口航輝 非凡な長打力を誇る外野手。元投手ならではの強肩も誇るが、やや安定感に欠けるのがネック。 (生え抜きでは)落合以来の本塁打王に最も近い存在と言え、また本塁打王獲得を期待されてもいる若き大砲。 2023年オフ、元AKB48の多田愛佳と結婚した。 ホークスファンのトラウマその2。 【ロッテのとしくん】 32 佐藤都志也 野球漫画[[MAJOR>>MAJOR(メジャー)]]の佐藤寿也と[[同名異字>>同姓同名]]でポジションも同じキャッチャー。 本人はその経緯からキャッチャーをやりたくなかった時期もあったとか。 打撃を活かすためファーストとして出場することも多い。 あこがれはもちろん[[茂野吾郎>>茂野吾郎(本田吾郎)]]・・・ではなく西武の栗山巧。 【パワー大魔神の助っ人野手、落合以来の本塁打王】 22 グレゴリー・ポランコ 2022年では巨人に所属し、&font(l){守備難により放出される形で}2023年シーズンにロッテに加入、規格外のパワーによる豪快なスイングでホームランを量産する助っ人外国人野手。 なかやまきんに君のネタ「パワー!」を真似るホームランパフォーマンスと「エルコーヒー!!」と歌う応援歌で有名。 楽天とソフトバンクには滅法強く角中と並んで「鳥キラー」と呼ばれる事も。 2023年シーズンでは26本塁打を放ち1986年の落合以来の&font(l){生え抜き選手限定では未だに落合が最後である}本塁打王のタイトルを獲得した。 ソロホームランを放つと試合には負けるというジンクスがあり、1試合で3本塁打を放った試合は2試合あるがいずれの試合もソロホームランでありいずれも敗れているという珍記録を持っている。 ホームラン及びタイムリー談話やYouTube上で関西弁で訳されているのはポランコ自身のファンに対するサービス精神によるもの。 *◎過去に所属していた主な選手 【背番号8の後継者、Gグラブ常連】 25→8→98 今江敏晃 日本シリーズになると色々覚醒する。 持ってる男。 2015年シーズン終了後、涙ながらにFA宣言し宮城へと旅立っていきました。 翌年謎の名前変更をしたため通称クリスタルゴリラ。 右目の不調に襲われた2019年シーズンを以て引退。 その後は育成コーチ、二軍打撃コーチ、育成内野守備コーチ、2度目の二軍打撃コーチを経て、2024年から楽天の新監督としてチームの指揮を執る。 【和製大砲(候補)】 10 大松尚逸 ロッテの日本人選手では一番年間30HRに近いであろう選手。ちなみに最後に30HR打った日本人は落合まで遡る…。 空気が読めない。 統一球導入後は苦しみ怪我も重なったため2016年に戦力外通告され、入団テストを経てヤクルトに入団。そこでも空気読めないを発揮している模様。 ヤクルト退団後も独立リーグでプレーしていたが、2019年に引退。 【招き猫、飛翔王】 60→17 成瀬善久 140kmに満たないながらもキレ味のあるストレートが武器。現エース。&font(#0000ff){被弾のナルセ、這いよれ!ニャルセさん。} 飛翔癖があり、2010年から3年連続でパの被本塁打王に。 2014年終了後にヤクルトへと移籍。ただでさえ飛翔癖のある彼が箱庭とも揶揄される神宮ホームで大丈夫かと心配されたが…案の定だよ。 2019年には西村監督が就任したオリックスに移籍するも戦力外。 【世界一低い位置からの投球】 31 渡辺俊介 ドームでは安定しないが、マリンではあれよあれよと打者を翻弄するサブマリン。 要は風頼みではあるが、その投球技術と美しいフォームには目を奪われる。 2014年にはアメリカの独立リーグやベネズエラなどでプレイ。 現在は新日鐵かずさマジックで後進を育てながらプレーしている。 【正捕手】 22 里崎智也 &font(#ffdc00){大天使}。 CSではおいしいところを持っていくなどここ一番に強い。有名な下克上の元ネタはこの人のヒロインでの発言。 初代WBCベストナイン捕手の彼もついに2014年終了後にユニフォームを脱ぎました。 現在は解説にタレント業に大忙しで、球団スペシャルアドバイザーの任にも就いている。 【2番手捕手】 67 的場直樹 ホークスでポスト城島競争に脱落しやってきた。 本職はムードメーカー、捕手は副業。 でも2010年は影のMVPクラスの働きを… 【胴上げクラッシャー初芝神】 6 [[初芝清]] 川崎時代から居たサード→代打の切り札。ベンチ転落数日本一。 なんだかんだで愛された記憶に残る選手。 【史上初両打ち200本安打】 7 西岡剛(現栃木ゴールデンブレーブス) チャラ系かと思いきや意外と熱血イケメン。 多少ムラは有るが攻走守の揃った選手。 MLB?金塊?何のことですか? その後阪神で日本球界に復帰するも、東京ドームでの福留との交錯事故、アキレス腱断裂など、度重なる怪我に苦しむ…が何故か怪我したら守れる場所が増えていたりと何だかんだで貢献している。 2018年に阪神を退団。現在は独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーを続ける。 【群馬の玉三郎】 26 小川博&color(#ffffff){(現・受刑者)} サイドスローの速球とシンカーが武器。 1988年にはセパ通算最多の204奪三振を記録し、あの[[10.19>10.19(プロ野球) ]]第一試合でも活躍した。 1992年に肩の故障により引退。 その後… 【精密機械】 14 小宮山悟(現・早稲田大学野球部監督) 正確なコントロールと理論に基づいた投球術を武器に低迷期から黒木と共にロッテを支えた選手。 独自の変化球「シェイク」、そして何気に最年長セーブ記録の持ち主。 実は柏レイソルの大ファン。その心意気が認められ、Jリーグのお偉いさんになった。 2019年からは母校である早稲田大学野球部の監督を勤める。 【(゚∀゚)o彡゚神戸!神戸!】 55 [[神戸拓光]] 日本人離れした体格とカオスな応援歌を持つ。 最後はネットでとんでもない発言をして大炎上、黒い噂もある中で戦力外に。 【(21)】 41 小林宏之(現・阪神) イケメンな容姿に加えて、ロr…年下の奥さんがいる勝ち組。 2010年3位に滑り込んでからの日本一になったがこいつの度重なるリリーフ失敗と西村の意味不明采配がなければもっと勝てた。 一時期阪神にいた後、BCリーグ2球団を経て西武で現役を終える。現在はBCリーグ武蔵でコーチ。 …阪神は何を見て獲得しようと思ったのか? &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){(嫁さんをCMで使うためです)}}} 【恐怖の下位打線】 12→4 酒井忠晴 フランコに「守備ならメジャークラス」と言わしめたほどの人物。 【負けない投手】 48 高木晃次(現・スコアラー) 168試合負けなしの記録を持つがあまり目立たない…いい投手だよ! また、日ハム中嶋と並ぶ阪急戦士の生き残りでもあったほか、21年目にしてFAを取得した。 【ヘッドスライディング】 00→0 諸積兼司 守備に走塁に全力プレイ! 雨の中でのベースランニングはもはや名物。&font(#0000ff){コーチになってからもやらされる}。 なお、彼の活躍は後に雨天中止パフォーマンスが盛んになるきっかけになった。 【暗黒結界の使い手】 52→16→48 塀内久雄 試合中にバットが直撃したり、守備固めで出場も実況に気づかれなかったり、1死満塁で教科書に載りそうな位のホームゲッツーを打ったり。 【三冠王】 6 [[落合博満]] 言わずと知れた右の大打者。 最多記録である3度の三冠王は全てロッテ時代に記録したもの。 にもかかわらずロッテは優勝できず。 【最強助っ人兄弟】 5(レロン)/7(レオン) リー・ブラザーズ 兄・レロンは通算打率(NPBで4000打数以上がランキング対象)で現在も1位(.320)に輝いているという超優良外国人。 弟のレオンも安定した打撃で活躍し、落合とリー兄弟による強力打撃陣を形成した。 にもかかわらず(ry なお、レオンは移籍して大洋やヤクルトでも活躍。後にオリックスの監督も務めた。 【デスパいいね】 54 アルフレド・デスパイネ ロッテが2014年に補強したキューバ製の助っ人大砲。 親しまれやすいキャラ性と頼りになる一発は、長打力が今一つ足りないロッテ打線を支えた。 しかし、2016年末にソフトバンクに強奪されるような形で移籍となり、それ以降はロッテ投手を苦しめている。 しかし、マリンスタジアム開催のオールスターではロッテ時代の応援歌に乗せてホームランなどマリンを沸かせてくれた。 【元エース、歴史の見届け人】 28 [[園川一美]] イチローにシーズン200本目の安打を打たれたり、暗黒南海相手に13失点完投負けしたり、[[プブ>斉藤和巳]]に更新されるまで最悪のシーズン防御率を記録したり、王監督に「開幕投手には格というものがあるだろう」と言われたり、10.19で近鉄の優勝を阻止したりと、歴史が動く時には必ずいた投手。 「僕一人で200本打たれたわけじゃないですから」 【マサカリ投法】 29 村田兆治 独特の投法から繰り出される豪速球と凄まじいフォークボールで名を馳せた名投手。 これまでタブーとされていた肘にメスを入れるも見事大復活。23年ロッテ一筋で引退、川崎ロッテの看板選手として活躍した。 にも関わ(ry 70近くなっても進化し続ける凄いおじいちゃんだったが、2022年に羽田空港で空港保安検査官に暴行を働いた容疑で逮捕されてしまう。 その釈放から2か月後に… 【打撃の神域に達した男】 3 榎本喜八 最年少1000本安打、そして2000本安打の記録を持つ天才打者。あのノムさんでさえどう抑えたら良いか分からず、稲尾和久がこの打者を抑える為だけにフォークボールを投げたという。 しかしその武道にも似た打撃理論は極めて難解かつ精神的なものであり、榎本本人以外は誰も理解出来なかった。 【インテリヤクザ】 27 牛島和彦 落合との4対1トレードで中日からやってきた1人。 高校時代のヤンチャっぷりはある種伝説の域。しかし、深い理論を持つことから(こっちでは稲尾様の質問に答えた話が有名)インテリヤクザと呼ばれることに。 ロッテでは中継ぎに先発にと活躍するも、故障して引退した。 その後は横浜で2年間監督を務めた。 【柴ったー】 00 柴田講平 かつて阪神で落球事件を起こした張本人。 イマイチブレイクできずに中途半端な状態のまま阪神を戦力外になった後、テスト入団でロッテに入団するもその年に戦力外に。 風が強い本拠地において落球しないか心配になってくる。 プロ初本塁打はロッテから打っているが、プロ通算二本目の本塁打はロッテで打った。 【ポーカーフェイスのエース】 16→18→20 涌井秀章 ロッテが珍しく獲得した大物FA選手であり、現在のロッテのエース。2017年には球団初のFA残留。 移籍しても抜群のスタミナと動揺を見せないポーカーフェイスを見せる。 2019年オフに金銭トレードで楽天への移籍を経て、2022年オフにトレードで中日に移籍。 【ボル神ガー】 86 マイク・ボルシンガー 2018年に加入した助っ人外国人投手。開幕第2戦で先発し勝ち星を挙げると、そこからあれよあれよと11連勝。ファンから「ボル神ガー」と讃えられた。後半戦こそ不調であったが、この年13勝2敗で最高勝率のタイトルを獲得。 2019年シーズンはパッとしない投球が続き、オフに退団となった。 【ミスターロッテ】 8 有藤道世 東京球場、ジプシー、川崎とオリオンズを長年支えた名三塁手。 引退直前に落合の兼ね合いで外野にコンバートされてたりする。 近鉄ファンからは色々な意味で恨みを買っている存在。 解説をする際は愚痴る事が多い。 【超美技連発、一番センター蟻地獄】 66 [[岡田幸文]] 育成で育ちすぎた選手。パ・リーグ記録に迫ったりと守備で投手&font(#0000ff){(主に成瀬)}を助ける。 圧倒的な守備範囲に対し長打力は皆無であり、プロ入り以来2015年シーズン終了時点までで&bold(){2087打席}連続無本塁打が続いている。 中島卓也との無本塁打記録争いははどちらが現役を長く続けるかに掛かっていた…がもう中島卓ヤフドのテラスだけどホームラン打っちゃったし… 晩年はヒットすら出ない深刻な打撃不振に陥ってしまい、2018年に引退。引退試合では59安打無安打の野手日本記録を達成した後次の打席から3打席連続安打で猛打賞。しかしホームランは結局出ず、通算連続無本塁打記録を&bold(){2509打席連続}まで記録を伸ばし引退した。 【幕張の防波堤】 30 小林雅英 コバマサ。幕張の防波堤。 抑えだったのだが、燃えたり、走者を出して抑えるシーンが多かったためファンは常にヒヤヒヤ。このため土嚢だの劇場王だの呼ばれたことも。 2001年7月の大炎上から助っ人外人・ボーリックの逆転サヨナラ満塁ホームラン(この時の勝利投手は敗戦処理で上がってきたコバロリで、しかもこれがプロ初勝利だったりする)、2005年プレーオフの伝説的な抑えは今でも語り草。 その後MLBに移籍、巨人、オリックスを経て2014年より投手コーチとして復帰。2019年からは女子プロ野球の投手総合コーチに就任した。 【キャプテン】 35→7 鈴木大地 名前がソウル五輪の水泳金メダリストで現スポーツ庁長官と同じ。多分名前の由来は水泳選手から。 ショートとして堅守を誇ったが平沢大地の絡みで二塁手に…しかし今度は長打力を身につけ不振の中で一人気を吐いている。 レアードの加入により開幕スタメンを逃した2019年であったが、不調だった井上に代わりファーストに入ると打線を牽引。9回5点差をひっくり返した中日戦の反撃の狼煙をあげるソロホームラン、そしてサヨナラとなるタイムリーを放った。 応援歌がとてもカッコイイ選手。特に2017年からの第2応援歌は必聴。 FAで楽天へ。 【期間工】 21 内竜也 優れた球を持つ中継ぎだが、定期的に離脱する。 1イニング投げるたびに残機が減ると噂されるスペランカー…だが手術を受けてた残機を増やす毎に何故か球速が速くなっている… しかし17年以降は限界を超えた後はボロボロになったもののシーズンを見事完走し、頑丈になりつつある。 2019年の怪我の後は一軍に上がれず、戦力外を受けた後引退。 【THANK YOU MAKUHARI】 59 細谷圭 2016年に確変…プチブレイクしたBOØWYの大ファン。グッズの人気が高く、「THANK YOU MAKUHARI」タオルは品切れ状態が続いたりもした。 大人しいかネガティブな選手が多いロッテに珍しくヒーローインタビューや盛り上げが上手い。 【終身名誉エース候補】 1→11→30→126→64 大嶺裕太 兄の方の大嶺。アフロだった時期もある。 期待の速球派だったんだけどなあ…どうも指名順位に応じた成績を上げられないまま戦力外となり、中日に移籍。 【大谷じゃない方の大谷】 14 大谷智久 日本最速二刀流のせいで可哀想な呼ばれかたをする割と万能型の中継ぎの要。 しかしその万能さからかなり酷使されており心配する声も。 選抜&都市対抗優勝投手という華やかな経歴から「エリートの方の大谷」というのもある。 【ショフト】 00 鳥谷敬 阪神タイガースにて鉄人の如く活躍した元名遊撃手。阪神を自由契約になったが、盟友とされる井口の縁があってかロッテに入団した。 ロッテ時代は内野の様々なポジションの守備要員や代走要員として起用されたが、打撃面では阪神時代末期から続く劣化を覆せないまま引退。 【パズドラ謝罪】 1 清田育宏 二軍の帝王で毎年確変したりしなかったりだが、2015年に大ブレイクした。 しかし、そのブレイクの年にとある女性との不倫が発覚し、その騒動の中でとんでもない行動をとってしまい、ファンを引かせてしまう。 色々なことがあって迎えた2019年は4試合連続ホームランを放つなど復調したが二度目の不倫&球団内にコロナ感染拡大と虚偽報告で無期限謹慎を言い渡されるが4ヶ月で復帰・・・したのもつかの間、復帰初日の2021年5月12日に''またも浮気する。''流石のロッテも堪忍袋の緒が切れたか、即契約解除(クビ)にした。今はロッテと「今回の解雇が不当解雇とし、それに関する裁判」を行っている。球界復帰を希望しているが、ここまでやらかした彼を獲得するのは確実にイメージダウンにつながるため、野球漫画の主人公のような超人でもない彼をイメージダウン覚悟で獲得しに行く球団はいないであろう…。 【絶賛の3番打者から指揮官へ】 6 井口資仁 フィリピン系のメジャーからの助っ人…ではなく&font(#ff0000){日本人}です。 ブログではあれこれ絶賛。お気に入りは神戸の応援歌。 毎年、出塁率がエラい事になっている方。 2017年に引退を表明。ロッテの出場全選手が6番をつけた引退試合では9回に同点に追いつく2ランを放ち、引退に花を添えた。 同年、成績不振で退任した伊東監督に代わり2018年シーズンからロッテの監督に。 ある程度実績は残すが2022年シーズンに低迷した結果に終わると、コーチ陣の入れ替えを拒否して監督を退任することになり、ロッテから去っていった。 監督時代はドラフトでは中日の与田程では無いが、くじ運が強く藤原や朗希を競合の末に引き当てている。 【ダイハード打線の癒やし枠】 88 鳥越裕介 かつてのダイエーホークス恐怖のダイハード打線の一角を担いまあまあの打撃成績を残したが、周りが化物みたいな打撃成績を残していたせいで癒やし枠扱いされた。 長年ホークスのコーチを勤めた後、2018年からかつての戦友井口の元でヘッドコーチに就任。しかし、2022年オフに盟友の井口の監督退任に応じる形で退団。 【スシボーイ】 54 ブランドン・レアード 2019年、日本ハムから加入したご存知お寿司大好きな助っ人外国人。2005年の李承燁以来、14年振りにロッテ所属の選手が30本塁打を記録するなど、早くもレアード寿司幕張店は大繁盛。ホームランを放った際に寿司を握り、その寿司を三木が食べるというパフォーマンスも名物に。2022年をもって自由契約。 【頑張りマーティン】 79 レオネス・マーティン 2019年7月に加入した助っ人外国人選手。鬼のような強肩で何度もチームのピンチを救った。千賀滉大にノーヒットノーランを食らった試合で失点に繋がるエラーを2度してしまい落ち込むが、SNSでファンから励ましのメッセージを貰い奮起。次の日の試合で勝利を決定づけるホームランを放ったナイスガイ。その後右足甲の自打球が原因で骨折し、完治しないまま試合に出続けた事で不審に陥り、夏頃に帰国、2022年をもって自由契約。 【最初の平成生まれのプロ野球選手】 7 福田秀平 ソフトバンク時代は勝負強い打撃力と一発のあるのパワーで怪我さえなければレギュラークラスと言われていた。 2019年オフにFA宣言すると複数球団を巻き込んだ争奪戦の末に当時コーチとして所属していた鳥越への恩からロッテがまさかの争奪戦勝利を得る。 ところが入団後は怪我や不振に苦しみ、その後も活躍する事は出来ず、2023年に戦力外。 【ペル兄】 55 ルイス・ペルドモ 2023年に加入したキレのあるツーシームで打たせて取るピッチングが持ち味の助っ人外国人リリーバー。 41ホールドを記録し、15年ぶりの最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。 何故かピッチャーゴロで打ち取る場面が多く、ファンからは「Mr.ピッチャー返し」、「Pゴロニキ」と呼ばれた事もある。 温厚な性格のナイスガイだが、実はパドレス時代にアレナドに対する危険球による乱闘騒ぎを引き起こした事がある。 シーズンを通して勝ちパターンの一角として躍動し、上記の通り最優秀防御率のタイトルを獲得したことでファンからは残留を望む声も多かったものの、秋頃の怪我の影響もあってか、2023年をもって自由契約。 【ちはやふる】 11→41 佐々木千隼 2016年ドラフトで、外れ1位ながら5球団競合の末ロッテに入団した若手投手。登板曲や当時映画が流行っていたこともあり「ちはやふる」と言われたが、どこぞのプロデューサー達からは「佐々木千枝と如月千早」と言われた。 2023年オフに現役ドラフトでDeNAに移籍した。 *◇余談◆ -親会社のロッテは在日コリアンが創立した会社なので、韓国・釜山にも『ロッテ・ジャイアンツ』という球団が存在する。&br()釜山も港町なのでマスコットもほぼ同じ、また長年オリオンズ時代のデザインのユニフォームを使い続け、現在ではデザインこそ違うものの縦縞のユニフォームになっている。LOTTEコールもそのままある。&br()なお、こっちにはマリーンズには来なかったけどオリックスとソフトバンクで活躍した李大浩が在籍。 -佐々木朗希入団に合わせ、選手・首脳陣・球団職員に対する全面禁煙を実施した。禁煙の流れが当たり前となった現在でも野球界は喫煙者の数が圧倒的に多く、球団が禁煙を掲示した例は新人選手に入団から3年間の禁煙を命じた[[横浜DeNAベイスターズ]]に次ぐもの。 -2005年から現在まで背番号「26」を準永久欠番に設定している。&br()これは「一軍ベンチ入りの選手25名に次ぐ26番目の選手として、マリーンズファンを該当させる」という意図から。&br()球団が正式に制定する2年前からファンは同様の理由で自分達の背番号として26番を掲げており、当時背番号26をつけてプレイしていた酒井泰志投手が2004年シーズン限りで退団したのを期に準永久欠番化に至ったものである。 -カモメみたいな姿をしている為か、5ちゃんねるの関連スレではコリブリことオエー鳥がよくマスコット的な扱いを受けている。&br()…実際には&bold(){調子の悪い中継ぎが出てきた場合}が殆どで、今日も打たれるかもしれない本人とそれを見守るファンの心境を彼の吐き気に例えたもの。&br()無事抑えればニッコリだが打たれると焦り、失点すると勿論&bold(){オエーッ!}と吐く。なんやかんやで逃げ切ると「勝ったオエーイ」と器用な反応をする。 -[[漫画]]『[[私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!]]』の登場人物の名前はロッテの選手から取られており、コラボ企画を行った事もある。 追記・修正はリーグ勝率1位を達成してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ソウルキャリバー2とかロマサガとか、応援歌にゲームの曲よく使うイメージ -- 名無しさん (2013-12-18 08:51:32) - スキマスイッチの歌う方が里崎にしか見えない -- 名無しさん (2015-01-21 03:05:54) - 角中の欄はまだ無いのか、呉昇桓との勝負でファンになった。あと福浦のスイングは美しい -- 名無しさん (2015-09-20 16:17:21) - 戦力的には貧弱っぽいけど大物食いが多い、終盤の短期決戦ではめっちゃ強いイメージ。 -- 名無しさん (2016-02-01 00:44:09) - うわーん! 僕たちの大切なレアードたんを返してー(;_; by.ファイターズファンのおっさんより -- 名無しさん (2019-01-16 11:34:27) - ↑ド…ドンマイ… -- 名無しさん (2019-01-16 18:28:47) - 投げる方にボルシンガー書いてもよくね? -- 名無しさん (2019-01-16 22:37:24) - 2018、2019の選手とか情報とか追記。不備があったらゴメンね -- 名無しさん (2019-10-21 03:24:54) - 背番号26が準欠番になった実際の理由はもっとヤバい理由だろ 気になった方は自分でググってねー -- 名無しさん (2021-04-26 18:18:37) - ↑一応示唆はしてたんだけど、潔癖症なヤツが消しちゃったんだよ -- 名無しさん (2021-06-23 07:52:27) - ↑ あらそうなの ちなみに今現在らコロナ特例でベンチ入りは26人になった模様() -- 名無しさん (2021-08-15 02:14:35) - またしても1位とは縁がなかったか… -- 名無しさん (2021-10-27 23:24:42) - 佐々木朗希が巨人槇原以来28年振りの完全試合か。 -- 名無しさん (2022-04-10 18:29:47) - もう1人には触れてはいけない、いいね? 触れていいのが井上だけになるとはなあ -- 名無しさん (2023-06-05 10:06:06) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/29(金) 16:01:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){王者はおごらず 勝ち進む}} #center{&bold(){千葉ロッテマリーンズ}} &font(#ff1493){千葉ロッテマリーンズ}は日本のプロ野球チームである。 1992年までは「ロッテオリオンズ」の名称だった。 *◇概要◆ チーム成績(オリオンズ時代も含む) リーグ優勝 5回 日本一 4回 交流戦優勝 2回 1949年に毎日新聞社を母体とする「毎日オリオンズ」が母体。 参入の際には読売ジャイアンツや中日ドラゴンズからの反対を受けたが、結局新たに2リーグへ分離することとなり、パ・リーグへの参入が決定した。 その後、毎日新聞→大映(現:カドカワ)→ロッテと親会社が変わり現在に至る。 当初は後楽園球場を本拠地としていたが、1962年に荒川区にメジャーリーグ張りの最新設備を備えた「東京スタジアム」が完成。しかし志とは裏腹に両翼が狭くホームランの出やすい球場だったため選手からの評判は悪く、わずか11年で閉鎖に追い込まれた。 この球場については「[[こち亀>こちら葛飾区亀有公園前派出所]]」にもエピソードがあるので読んでみることをお勧めする。 東京スタジアム閉鎖後は一時的に宮城県を本拠地としていたこともあるが、1978年から川崎球場へ正式に移転した。 その川崎球場は落合が活躍しようが村田が復活しようがほぼ毎試合閑古鳥で、水はけの悪さから雨が上がっていても試合中止は当たり前、 果ては隣接する川崎競輪を見たさに球場入りや外野席の客が試合そっちのけで流しそうめんや麻雀をする様子((現在は野球規約上このような行為は禁止されているため絶対に真似しないように。))は好珍プレーの常連となっていた。 設備についてもまともな更新もできないボロの極みに達しており、ある映画では球場のトイレが&bold(){刑務所の便所として撮影に使用された}ほか、[[ビートたけし]]のラジオでは&bold(){球場のベンチ裏に行方不明者の死体が転がっている}などとネタにされた始末。 しかし、10.19で経営陣の意識が変わり、1990年に「テレビじゃ見れない川崎劇場」というテレビCMを打った。この辺の積極的な広報活動は「煽りポスター」や「謎の魚」などに引き継がれている。また、千葉移転後は応援スタイルをサッカースタイルへと大きく変えたこともあり、ファンの増加に繋がったのは周知の通り。 かつては『万年Bクラス』な球団であったが、それはプレーオフ制度導入を以て幕を閉じた…… 初代アジアチャンプにはじまり、黄金時代──とまではいかないが、順位を争う球団へと成長したのである。 しかし、ファンは忘れてはならない。 今の主力選手を育て上げたBクラス時代の監督、コーチ、そして暗黒期を支えた魂のエースの存在を…… 一方、未だに「勝率1位でのリーグ優勝」は1974年以降なく、この点では12球団で最も優勝から遠ざかっているチームでもある。 良くも悪くもCS制度導入の恩恵を一番受けた球団ともいえる。 *◇球団の特徴◆ マリンガン打線に代表される短打や足で掻き回し、トータルのチーム力で勝利する。 勢いづくと止まらないがイマイチ安定しない部分もあり好調不調が激しい。 一方、一発のある大砲選手は助っ人外国人頼みになることが多く、和製大砲が産まれないことにファンは頭を悩めている。逆に言えば助っ人が不振に陥ればその年は低迷する傾向にあると言える(2017年や2022年といった年がその例と言える)。それを象徴するかのように本塁打王タイトル獲得者は86年の落合から2023年にグレゴリー・ポランコが獲得するまで37年間も出なかった((楽天の浅村栄斗、ソフトバンクの近藤健介と同数での受賞))。 これは強風の影響でホームランが出にくい本拠地のスタジアムの影響ではないかと指摘されることが多い。特にレフトスタンド・バックスクリーン上空からホームにかけて強い風が吹くことが多く、弾道を上げるタイプの右スラッガーには厳しい球場である。 しかしライトスタンド上空からホームへ風が吹くことは(レフトやバックスクリーンからホームにかけて吹く風よりは)少ない。また左右問わずライナー性の打球は風の影響が少ない為、「左の強打者、あるいは右打者でもライナー性のホームランが多い選手ならホームランを打つ確率が上がる」とされている。 生え抜きの打撃コーチも基本的に長打は推奨しないスタイルで教えているようで、これに関しては賛否両論分かれる。 なお、落合がいなくなった後も首位打者は結構輩出しているが、打点王は落合以降は超絶打低の95年に初芝がイチロー、田中幸雄と同率(80打点)で獲得した一度きり。 2019年からホームランラグーンが設置され、新加入のレアードを筆頭にホームランが急増。ロッテの打撃が大きく変わり始めた。 ドラフト戦略も何かと特徴的。 バレンタイン時代の投手偏重の指名・西村時代の『少数精鋭路線』と称した4人のみの指名(契約金をケチったとかいうなよ)・伊東監督時代の捕手を必ず指名、井口監督時代や吉井監督時代の5人固定指名など、良くも悪くも好みが分かれやすい指名の仕方をすると言える。またくじ運が異常に強い。 外したとしても外れ1位は例え5球団競合でも引き当て、3球団以下の競合ではここ10年でも負け知らずという強運っぷりであるが、2023年では度会隆輝、草加勝、細野晴希を抽選の末ことごとく外してしまい、最後の1球団まで残ってしまった。 フロントはあまり資金を使った補強はしない方針で、FAなどの補強には消極的…というかむしろ出ていかれやすい。 FA補強に関しては近年積極的になりつつあり、2018年オフには当時広島の丸佳浩がFAした際には珍しくFA戦線に乗り出すも、丸は巨人に移籍し、敢え無く撃沈。しかし2019年オフはFA宣言をした楽天の美馬、ソフトバンクの福田両名の獲得に成功した。 先述の通り外国人が打線の頼みの綱ということもあり、外人補強は毎年行っており、近年ではデスパイネを獲得していたりする。これも流出したが。 安く補強を済ませたいのか戦力外選手の獲得は結構積極的で、期待度の低さを裏切ってそこそこの戦力になった例も少なくない。 過去は久保、清水、サブローなどを放出するなど大物選手をトレードするという傾向も目立っていたが、2013年を最後に近年は沈黙状態。 これはサブロー放出を公式が失敗と認めていたため、その過去からトレード自体に消極的になってしまったのではと推測も多い。 2018年には藤岡貴裕と日本ハム岡大海のトレードが成立し、5年振りにトレードが行われる。 [[阪神タイガース]]とは妙な縁があり、高橋慶彦に始まりクレイグ・ブラゼル、今岡誠、西岡剛、ジェイソン・スタンリッジなど、両チームに在籍経験のある名選手が地味に多い。 *◇2000年代以降のロッテ◆ 2000年代前半はBクラス常連であったがバレンタイン監督により着実に力をつけ、 05年には交流戦優勝を皮切りに10勝セクステットとYFK、西岡、今江、サブロー、福浦を中心としたマリンガン打線によりパ・リーグ2位でプレーオフ出場。 勢いそのままに西武、ソフトバンクを下しパ・リーグ制覇を成し遂げる。 [[日本シリーズ>2005年日本シリーズ]]では[[阪神>阪神タイガース]]相手にシーツ・金本・今岡のクリーンナップを封じた上最強リリーフ陣JFKも出させず、完膚なきまでにフルボッコ。不利という下馬評を覆し日本一になった。いわゆる33-4である。 その後は主力選手の不調、怪我、移籍によりなんとかやり繰りをするので精一杯のシーズンが続き、 2009年には一部のファン(主にMVP)から選手達へ心無い暴言が発せられる事もあった。 そして2010年、主力が離脱し苦しいながらもチーム一丸となり[[史上最大の下克上]](詳細は項目参照)を達成、見事日本一になる。 2011年のロッテは去年、チームを引っ張った西岡と&font(#ff0000){幾度となくリリーフを失敗(日本シリーズ第7戦でもやらかした)とチームの足を引っ張った小林宏}が移籍したため、やり繰りの厳しいスタートとなる。 しかし荻野や岡田、清田、内、伊藤といった去年ブレイクした若い力とエースの成瀬や福浦、サブロー、里崎、井口といった歴戦の猛者、 そして史上最大の下剋上を達成した自信を持って11年のシーズンに望むが結果は&font(#ff0000){お察しください}。 2012年のロッテは大学No.1投手と呼ばれた藤岡をドラフト競合の末獲得し更に変則左腕&font(#0000ff){オリックス}中後、&font(#0000ff){ヤクルト}からホワイトセル、&font(#ffb74c){巨人}超人グライシンガーを補強、そして&font(#ffb74c){巨人}からサブローが帰ってきてくれたことをプラスに前年の雪辱を晴らす! だがその夢は儚くも妄想に終わり、シーズン5位で終了、西村監督は退任する始末になったのだった。 2013年の伊東監督政権下では安定してAクラスを獲得しているが、CS突破までには届かない状況に。 2013年末にはFA獲得に消極的なロッテとしては珍しい大物選手涌井秀章の獲得や2015年ドラフトでは平沢大河獲得など明るい話題もあった一方、 成瀬善久や今江敏晃などのFA移籍やサブローの引退、デスパイネの事実上の強奪などチームの顔の放出も目立った。 2017年シーズンはオープン戦首位だったのに対し、いざシーズンに入ると2000年代ロッテの育成失敗・極端なドラフト戦略・選手放出などの歪みが一気に爆発。 生え抜き選手を中心とした打線が歴代でもトップクラスの大不振に陥り、苦しい戦いを強いられる事態となった。 後半戦こそ巻き返すも最下位フィニッシュ。伊東監督は辞任を表明。後任には現役を引退した井口資仁が就任した。 ドラフトでは西の大砲こと履正社の安田尚憲、大学時代共に指名漏れを経験した苦労人の藤岡裕大と菅野剛士等を獲得。 井口政権1年目の2018年シーズンは、新助っ人外国人のボルシンガーが開幕から11連勝を成し遂げ、2017年に不調だった石川が復活するなど先発陣が安定。野手陣もアジャこと井上晴哉と中村奨吾が覚醒、ルーキーの藤岡裕大がショートに定着、それにより本職のショートではなく外野手として出場した平沢大河が打率こそ低いものの高い出塁率を記録して外野レギュラーの座を勝ち取った。前半戦終了時には3位争いに加わるなど2年ぶりのAクラス入りが見えるところまで来ていたが…。 後半戦はボルシンガーが違和感により離脱、前半戦好調だった石川も不調に陥り離脱するなど徐々に投手陣が崩れ始める。先発の駒が揃わなくなったしわ寄せがリリーフ陣に重くのしかかり、前半戦に絶対的守護神であった内竜也が打たれ始めるなどリリーフ陣も疲れが現れ始めた。打線こそ井上中村が安定していたが投打の噛み合わない試合が目立ち始め、9月にはホーム14連敗を喫するなどして最終的にはリーグ5位に沈む。 ドラフトでは春夏連覇した大阪桐蔭の藤原恭大等を獲得。 2019年シーズンからはホームであるZOZOマリンスタジアムにホームランラグーンを設置。そのお陰もあってか今まで少なかったホームランが日本ハムから加入したレアードを筆頭に激増し、打線が強力になる。一方投手陣は頼りの涌井ボルシンガー石川が去年後半から引き続きいまいちパッとしない成績であったが、種市岩下ら若手投手が覚醒。唐川がセットアッパーとして結果を残した。 後半戦は唐川が打たれ始め、「魔の8回」と言われる程リリーフ陣が安定しなくなったがルーキーの東妻勇輔やチェン・グァンユウが何とか支える。前半戦先発を支えた岩下は怪我で離脱したものの、その穴を怪我から復活した佐々木千隼やルーキーの小島和哉、先発に再転向した西野勇士や復調した石川が埋めた。野手ではレオネス・マーティンが7月に加入し、強肩とパンチ力のある打撃でチームに貢献。またマーティンの加入により代打として出場し始めた清田育宏が勝負強さを見せるなどここ数年の不振から脱却。 この年は例年ならば負け越すソフトバンク相手に異常に強く大幅に勝ち越す。西武以外の上位相手に無類の強さを誇り最後まで3位争いを繰り広げるものの、首位の西武と前年まで相性の良かったオリックス相手の負け越しが響き、惜しくも楽天に捲られ4位に終わった。 この年のドラフトで最速163km/hの「令和の怪物」こと佐々木朗希が入団。 2020年シーズンは楽天から美馬、ソフトバンクから福田をFAで獲得。更には楽天のセットアッパーであったハーマンや、メジャーに帰った後に活躍していた元広島のジャクソン等を獲得。近年稀に見る大補強をしてシーズンに臨むが、コロナウイルスの影響からシーズン開始が6月と大きく遅れ、またパ・リーグはCSは上位2チームのみ開催され、同一カード6連戦が企画されるなど変則的なシーズンに。 そんなシーズンの序盤、パ・リーグをかき乱したのはまさかの千葉ロッテマリーンズであった。 開幕戦こそソフトバンク相手にサヨナラ負けを喫したものの、最終的に2勝1敗で勝ち越し。次カードであるオリックスとの6連戦では、なんと同一カード同一球場ではプロ野球史上初となる6タテをかますとんでもないロケットスタートを切る。その後はレアード・種市の離脱やジャクソンの退団等の不幸もあったが、前年と変わらずソフトバンク戦に滅法強く、また去年の仕返しとばかりにオリックス相手に無類の強さを見せて8月には単独首位に立つ。 その後はソフトバンクと越しつ越されつのデッドヒートを繰り広げ、シーズン佳境の9月にはゲーム差0。このまま4年振りのAクラスどころか、夢にまで見たシーズン勝率1位の栄光が手の届くところまで来ていた。 ・・・しかしここでロッテにとって最大の試練が訪れる。先発ローテを守っていた岩下がコロナウイルスに感染し、正ショートの藤岡等主力選手も濃厚感染者として大量離脱。 幸いクリンナップを打つような強打者達に感染や濃厚接触者は確認されず、先発ローテーションやリリーフ投手陣への被害も最小限に留めたものの、戦力ダウンは否めず徐々に失速。隔離期間終了後に主力は戻ってきたものの、今度は2017年を想起させるような大貧打に。 同時期のソフトバンクが絶好調であったこともあり、優勝争いから脱落。それどころかCS争い、最悪Bクラスの5位まで転落する可能性すら出てきた。更に追い打ちをかけるように強打者のマーティンが怪我で離脱したことで、ファンは半ば諦めモードであった。 しかしそんな絶望的な状況において、急遽昇格した2年目の藤原が大活躍。更には巨人からトレードで加入した澤村や、チームリーダーである益田がリリーフ陣を引っ張る。先発では二木がエース級の活躍をし、何とか土俵際で踏ん張る。 そして勝てば4年振りのCS、そして13年振りのシーズン2位が決定するライオンズ戦にて ここまでローテを守り続けた小島 →楽天から人的補償でやってきて中継ぎに定着した小野 →コロナ感染から戻ってきた岩下 →苦しい時期にリリーフを支えた東條 →中継ぎエース唐川 →第2の中継ぎエースハーマン →巨人からやってきて勝ちパターンにまで返り咲いた澤村 →不動の守護神益田 という、2020年の総決算ともいえる継投で勝利し、何とか2位に滑り込んだ。 CSでは若手の活躍もあり2試合とも先制こそしたものの、ソフトバンクの牙城を崩すことができず敗退。 2021年シーズンでは開幕5連敗したものの、シーズン後半から徐々に頭角を表し初め、吉田山本を擁するオリックスと神の子田中将大を擁する楽天と三つ巴の死闘を演じ、10/14日のオリックスとの首位攻防戦を制し(試合数の関係で2位ながら)51年振りのマジック9の点灯を果たす。その後も紆余曲折しながらマジック3まで消化する。そして先に全日程を終了したオリックスとの勝率差で、 残り3試合2勝1分以上ならロッテ優勝と言う所迄上り詰めるも141試合目で惜しくも力尽き2年連続の2位が確定。 2022年シーズンでは、佐々木朗希が4/10日のオリックス戦で21世紀に入ってからは初であり、史上最年少(当時20歳5ヶ月)での完全試合を達成し、完全試合の他にも様々な記録を打ち立て(19奪三振の日本記録タイ、13者連続奪三振の日本新記録、組んだ女房役の松川虎生も18歳6ヶ月と合計38歳11ヶ月とバッテリーの合計年齢でも最年少記録、プロ初完封・初完投が完全試合、初登板から14試合目と史上最速)、同期の髙部も盗塁王に輝く印象的な出来事があったが、主砲のマーティンやレアードが相次いで打撃不振、先発の小島和哉は防御率3.14、QS率62.5%とまずまずの成績であったものの、ムエンゴに泣かされ、シーズン成績3勝11敗と大きく負け越した。小島に限らず先発陣が好投しても援護に恵まれず投打が噛み合わない試合も度々見られ、また、守護神の益田が特に後半戦では炎上を繰り返し、シーズン終盤には守護神の座をシーズン途中に加入したロベルト・オスナに譲るなど不本意な1年を送った。それらも相俟って5位フィニッシュという結果に終わり、井口監督が責任を取って退任を発表。後任に2019年から2021年までロッテの投手コーチを務めた吉井理人が監督に就任した。 2023年シーズンでは福田光輝とのトレードで日本ハムに所属していた西村天裕を獲得。巨人からは、自由契約となっていたグレゴリー・ポランコ、C.C.メルセデス、メジャーからはルイス・カスティーヨ、ルイス・ペルドモの助っ人を獲得し、さらに、前年までレッドソックスでプレーしていた澤村拓一を再獲得。大幅な血の入れ替えを行った。しかし、前年まで先発ローテとして活躍した石川歩、二木康太が相次いで離脱、さらには盗塁王のタイトルを獲した髙部までもが離脱した事で、大幅に戦力を削がれた状態でシーズンイン。開幕でいきなりソフトバンク相手に3タテを食らう不安なスタートではあったものの、その後の日本ハム、楽天を相手に5連勝を記録。しかし、4月中に荻野、山口が負傷の為相次いで離脱(山口は6月、荻野は7月に復帰した)。藤原も4月中は絶好調だったものの、5月からは一転し不調、さらに追い打ちをかけるように右太腿裏痛で離脱(6月に山口と同じ時期に復帰した)。それでも、茶谷や池田来翔などの若手が突如活躍を見せ、離脱した野手陣の穴を埋める活躍を見せる。投手陣も佐々木を筆頭に種市、小島、西野、メルセデスといった面々が好投し活躍を見せる。一方で美馬は去年の後半戦の好投が嘘のように乱調が続き、カスティーヨも巨人戦、DeNA戦で炎上してしまう。さらに、小島やメルセデスが6月(主に交流戦期間)に入り調子を落とすなど先発ローテ不足が表面化、打線の方は角中や岡が好調をキープする一方、中村や山口などが極度の不振に陥ってしまい、中々勝ち切れない状況が続く。7月に入ると深刻な野手陣不足を救う救世主として、小沼健太とのトレードで日本ハムを経て巨人でプレーしていた石川慎吾を獲得、メジャーからマイク・ブロッソーを獲得。石川は7月6日の西武戦で代打で登場するといきなりヒットを放つ鮮烈な再スタートを飾った。特に左投手に強くチャンスにも強い為、相手先発が左投手の場合先発スタメンを勝ち取り、石川本人も首脳陣やファンの期待に応える大活躍を見せた。一方でブロッソーは来日してから十分な調整して来なかった事が仇となり、大不振に陥る。6月までは首位争いを繰り広げていたが結果として前半戦は2位で折り返す。後半戦からは、開幕カードで3タテを喫したソフトバンク相手に24日に9回裏に角中が守護神のオスナから代打逆転サヨナラ2ランホームランを放つ劇的な勝利を収めるなど逆に3連勝でスイープ勝ちを収めるも佐々木が24日の試合を最後に脇腹痛を訴え離脱。カスティーヨが29日のソフトバンク戦で5回無失点で勝利投手となり、先発ローテに入り込む事に成功。 しかし、8月に入ると攻撃面だけでなく鉄壁だった守備に解れが生じ、これまで最少だった失策数は日本ハムに次いで2番目の多さとなってしまった。 9月に入るとオリックスの山本由伸にノーヒットノーランを許すなど、投打が噛み合わない試合が続き、その結果6勝14敗と大きく負け越し、オリックスの優勝を許すばかりか、ソフトバンクや楽天とCS争いを繰り広げる羽目になる。さらには、この頃になると短期間とはいえ、主力の体調不良等による離脱者の多さに拍車がかかり、先発からは佐々木や種市や西野、9月中は好調であったカスティーヨ、リリーバーからは澤村や西村、勝ちパターンの一角を担ったペルドモやクローザーの益田、野手陣からは荻野や安田や藤岡、岡などといった面々であった。それでも、何とか限られた戦力で抜けた穴を補った事で、10月からは復調を遂げ、CS進出及び2位確定を賭けたシーズン最終戦で楽天に勝利、ソフトバンクにも勝率で僅かに上回り2位でペナントレースを終えた。 CSファーストステージではソフトバンクを相手に10回表に0-0から3点を失った状況でその裏に藤岡の同点3ラン、安田のサヨナラタイムリーで2勝1敗で下し、ファイナルステージに進出するも、ファイナルステージでは優勝したオリックスに格の違いを見せつけられ(アドバンテージ含む)1勝4敗で敗退した。 2位とは言え、投打ともに多くの課題が見つかったシーズンとなった。それでも、ポランコが26本塁打で落合以来となる37年ぶりのホームラン王に輝き、ペルドモも41HPで薮田以来となる15年ぶりの最優秀中継ぎのタイトルを獲得。9月のペルドモや益田の離脱により、西村や8月に支配下に返り咲いた澤田圭佑が勝ちパターンに昇格するなど、多くの収穫も見られた。 *◎主な選手 **首脳陣 【海を渡った名伯楽】 71 吉井理人 先発から中継ぎまでこなした元メジャーリーガーで、実は最晩年にロッテに所属。日本ハムやソフトバンクで投手コーチを勤め、自身の経験から振るわれるその手腕の評判は高い。2019年から一軍投手コーチに就任。2022年オフに井口監督の退任に伴って一軍監督に就任。さらには2023年のWBCでは投手コーチとして朗希と共にアメリカに渡った。うまみコーチからのうまみ監督。&font(l){くじ運が悪い。} 【小兵、球界最高のショート】 00→1→74 [[小坂誠]] 小坂ゾーン。元祖ショフトにしてショード、ションター、ショカンド。真の幕張の防波堤。 2005年終了後に巨人にトレードされ、その後楽天や日本ハムなどのコーチを経て2018年に13年ぶりに守備コーチとしてロッテへ復帰。現在は一軍内野守備兼走塁コーチ。 【黒木の嫁、サンデー晋吾】 63→29→82 小野晋吾 低迷期のロッテを支え、現在も先発ローテーションを守っている投手。 彼の投げるシュートは「これが真のシュート」と言われる程よく切れる。 &font(#ff0000){口元はスライダー気味}。 現在は一軍の投手コーチを務める。 【魂のエース、ジョニー黒木】 54→84 [[黒木知宏>黒木知宏(野球選手)]] イチローがその気迫を認める程の闘志を持ち暗黒時代を支えた、マリーンズで最も有名であろう魂のエース。 1998年に起きた「[[七夕の悲劇>七夕の悲劇(プロ野球)]]」の主人公。9回裏にオリックス・ブルーウェーブのハービー・プリアムに同点2ランを打たれ、マウンドで崩れ落ちる姿は涙無しに見られない。 2007年に戦力外通告を受け、その後はプロ野球解説者を経て、2013年から2017年まで日本ハムのコーチを務め、2023年に16年ぶりに古巣に帰還。現在は一軍の投手コーチを務める。 娘は千葉ロッテマリーンズの公式チアリーディングチーム「M☆Splash!!」のメンバーの一人。 【19年連続本塁打、全打順本塁打】 45→5→75 堀幸一 オリオンズ時代からの貢献者であり、得点圏にて勝負強い結果を残していたが、とうとう引退… 釣りが大好き。 プロ野球最後のオリオンズ選手である。 現在は2軍の打撃コーチを務めている。 【幕張の安打製造機、千葉の誇り胸に】 70→9 福浦和也 実は元は投手だった。肩を痛めて打者転向すると2001年に首位打者となって以来6年連続打率3割(歴代3位)を記録した選手。 バットコントロールと一塁守備は評価が高い。実は一軍公式戦で多田野のイーファスをヒットにした唯一のバッター(二軍込みだと小笠原もヒットにしている)。 彼の同期入団には諸積兼司や大塚明、立川隆史、小野晋吾とこの1993年のドラフトはかなりの当たり年だったと言える。 2018年にはさんざ引っ張った2000本安打を遂に達成した。 MVP以前以後に関わらず応援歌がカッコ良すぎる。 2019年シーズンをもって現役引退。引退試合でヒットこそ出なかったものの、長年守ったファースト守備にて9回最後のアウトをダイビングキャッチで掴み有終の美を飾った。 現在は一軍ヘッド兼打撃コーチ。 【男・村田、ミスター引退試合】 71 村田修一 巨人やDeNAでプレーした三塁守備のプロフェッショナルであり、広角打法が持ち味の内野手。 引退試合では何故か活躍する男であり、特にDeNA時代に阪神の矢野燿大の引退試合での藤川球児から放ったホームランが有名でありサンテレビの実況が「行くな!行くな!越えるな!」という迷実況を残した程である。 現在は一軍打撃コーチ。 現ロッテのコーチ陣では珍しく一度もロッテでプレーをした事がない。 【つなぎの4番、谷保「4番センター、サブロー↑↑↑」】 36→2→3→86 サブロー 本名は大村三郎。イチローにあやかってサブローになった。 その高いバッティング技術はミスターも絶賛するほど。 生涯ロッテ宣言をしてくれていた…しかしまさかの巨人へトレード。フロント何考えてるの… →&font(#0000ff){…と思っていたら戻ってきてくれました(^-^)} そのままロッテで引退したため実質ロッテ一筋扱い。 なお、巨人時代が無かった事にされるかと思いきやそんなことはなくわざわざ引退試合に巨人の選手が多く駆けつけるなど向こうでも人望はあった模様。 引退後は楽天でファームディレクターを務めていたが、2022年オフに&font(l){派閥の対立と言った真偽不明の噂もあった井口が退団した影響なのかは不明だが}二軍監督としてロッテに復帰した。 **投手 【右のエース】 19 唐川侑己 &font(#0000ff){合法ショタ}。 ケガは多いけど毎年それなりの活躍はしてくれる。 2019年前半はセットアッパーに定着。後半は打たれることが多かったものの、自己最多登板を記録した。 【精密機械、寝違え髭野郎】 12→122 石川歩 安定感のある新エース。ただ何度か寝違えで先発回避したため寝違え髭野郎とも。 すでに侍ジャパンにも呼ばれている。 異名通りのコントロールとシンカーが武器。 2023年は怪我により一軍登板する事なくシーズンを終え、オフに育成選手として再契約。 【フォーク投げお兄さん】 131→67→29 西野勇士 育成契約から成りあがった先発と抑えを往ったり来たりしてる人。 異名通りフォークが武器。 【鹿児島情報の星】 64→18 二木康太 ルーキーながらローテに定着しつつある長身の新エース候補。石川には「エイの裏側」と弄られる。実際激似。 [[柏木由紀]]オタク。 【鉄腕セットアッパー】 52 益田直也 ルーキーイヤーから2017年以外は50試合以上登板する鉄腕。中継ぎだったり抑えだったりとチーム状況によって役割はマチマチ。 入団前のドラフトレポートに「&bold(){最速1488km/h}」と誤植されたことがある。ここ最近では抑えに登板する時、不用意に走者を貯めた後、しっかり抑える事から劇場型の守護神の印象が強く、ファンからは「益田劇場」と揶揄される程。 【サワムラー】 57→54→11 澤村拓一 巨人時代では先発からリリーフ、抑えに回り37セーブを記録しセーブ王になった経験がある剛腕。150キロ超えのストレートとスプリットが武器。巨人時代からノーコンに悩まされており、制球難により四球などで走者を溜め、特にエースの菅野智之の勝ちを消す事が多く、コバマサやオリックスの平野佳寿と並ぶ劇場型の投手でありファンからは「マッスルミュージカル」と呼ばれている。投げた球が3塁ベンチ側まで飛んでいく大暴投(通称:「宇宙開発」)でも知られている。 2020年9月に香月一也とのトレードにより最初にロッテに在籍した期間は僅か2ヶ月であり、その後メジャー挑戦を表明しレッドソックスに移籍。2023年に長髪を靡かせ、更に筋骨隆々となりまるでプロレスラーのような出で立ちでロッテに帰ってきた。 ロッテに戻ってからは益田と共にみんなの兄貴分としてチームメイトに慕われており、不定期でチームメイトを誘い打ち上げを催す事もある(ファン曰く「澤村会」)。 筋トレと家電が大好き。 【逆転の星稜エース】 46 岩下大輝 星稜高校3年の時に最終回8点差から大逆転勝利をして話題になった。入団当初は怪我に苦しめられたものの、徐々に頭角を現して2019年シーズンには遂に先発ローテーション入りを果たした、ロッテ期待の若手投手その1。 【平成最後の勝利投手】 63→16 種市篤輝 共に自主トレを行った千賀滉大から褒め称えられたストレートとフォークを武器にエース候補に躍り出たロッテ期待の若手投手その2。2018年4月29日の楽天戦でプロ入り初勝利を挙げ、パ・リーグ平成最後の勝利投手となった。2020年のシーズン途中にトミージョン手術を受け、2022年に1試合だけ実戦登板を果たし、2023年には再び先発ローテに入れるほどに回復。更には自身初の2桁勝利を達成し、飛躍を遂げた1年を送った。 【こじまじゃないよ、おじまだよ!】 14 小島和哉 入団から先発一筋のロッテ期待の若手投手その3。徐々に頭角を現し、2021年に2桁勝利を達成するも、2022年は一転して援護に恵まれず防御率3.14ながら3勝11敗と負け越し、「不運のエース」の象徴になってしまった。実は浦和高校時代に完全試合を達成した経験がある。 お笑いコンビ『アンジャッシュ』の児嶋一哉と名前が似ており、「おじまだよ!」という持ちネタがある。 幸の薄そうな顔付きが特徴。 【令和の怪物】 17 佐々木朗希 大船渡高校時代に「令和の怪物」として世間を騒がせた怪物ピッチャー。4球団競合でロッテに入団。 2022年シーズンのオリックス戦にて、プロ野球新記録の13者連続奪三振&1試合19奪三振&28年ぶりかつ令和最初の完全試合を達成し、若くしてNPBの歴史に名を残すことに。 さらに彼の勢いはこれだけに留まらず、2023年開催のWBCでは当球団の選手で唯一選抜。チェコ戦・準決勝のメキシコ戦で先発出場を果たし、打者泣かせの圧倒的なピッチングで侍JAPANの優勝に貢献した。 同じく2019年ドラフト1位のオリックス・バファローズのピッチャー、宮城大弥とは同学年であり、高校野球日本代表の時チームメイトという事もあってか&font(l){2023年のWBCでも練習中やベンチにいる時でも大胆にイチャイチャを見せつけた結果、大先輩のダルビッシュ有に見つかり説教される程。彼カノかよ…}、仲が良い。 **野手 【アジャ】 44 井上晴哉 汚いホームランでお馴染みの野手。ロッテで数少ない長距離砲として期待されているも、毎年ブレイクできないで終わる二軍の帝王…だったが2018年とうとう定着。 実は一軍成績ではそこまで本塁打を打っていない。 ホームランを打った時に確信歩きをすることは少なく、大体ドタバタ走り出す。 フレッシュオールスターで太めの体型の3人がお立ち台に上ったことでお立ち台がギュウギュウになったのも有名。…でも、他の2人には触れてはいけない、いいね? 【妖精】 4→0 荻野貴司 開幕から&font(#ff0000){4月いっぱいは}活躍。そして毎年5月に必ず右膝を手術してシーズン終了。 度重なる怪我により、近年は走塁技術は大きく劣化しつつあるが、それでも足は速い。 実は&bold(){初回先頭打者初球ランニングホームラン}という珍打を打ったことも。 2019年は大きな怪我もなく一軍にほぼ帯同。念願のオールスターにも出場した。 【進化する首位打者】 61→3 角中勝也 とにかく粘る変態バッティングで、きついインコースも無理やりファウルにする選手。 よく育成の星などと言われているが、彼は&bold(){独立リーグ出身で育成ドラフトではなく当時の大社ドラフトでプロ入りしている}。これは岡田と経歴が混同されたのが原因。父親がリアル星一徹。 2012年では「独立リーグ出身初となる首位打者のタイトル」を獲得した。2017年にはサブローの背番号を引き継いだ。 清田に「happy birthday ゴリラ」と書かれたプレートのケーキを贈ったり、ブログでの畜生発言が多い。 (例:「(大嶺らに対し)顔が酷いのでセルフモザイクです・・」) 【しょーご】 8 中村奨吾 技巧的なバッティングと早稲田大出身のその頭脳で好プレーを見せ、守備でもファンを魅了する内野手。 ドラフトではロッテから単独で1位指名されたが、同期に楽天にいたあの男やオリックスの山﨑福也(現日本ハム)、日本ハムの有原航平(現ソフトバンク)といったメンツがいたため、「&bold(){最も地味なドラフト1位指名選手}」と呼ばれてしまった。 2021年からはキャプテンを務め、2024年からは選手会の会長に就任する。 2023年は不振に陥り、ロッテファンから怒りを買われただけでなく、併殺王、最低出塁率、逆首位打者の逆三冠王に輝く不名誉な記録がついてしまった。 【将来の不動の正捕手候補】 45→22 田村龍弘 2015年からブレイクの傾向を見せ、2016年に覚醒したロッテの若き捕手。 このまま定着するのか、ロッテ若手特有の確変に終わるのか……。 小柄な体格で、長身の二木が先発の時にマウンドへ行くと大人と子供に見える。 【選べる主菜】 4→7 藤岡裕大 打って良し、守って良し、走って良しのどれを取っても高水準のプレーを見せる「選べる主菜」。 一軍ではそこまでホームランを打ってないがチャンスに滅法強い。 ホークスファンのトラウマその1。 【令和の怪物の女房】 2 松川虎生 決して後逸しない捕球とあまりにも丁寧なハーフスイングチェックに定評のある&font(l){人生20年目の}若手正捕手候補。 令和の怪物こと佐々木朗希の女房役を主に務めており、前述の完全試合を走者一掃の適時二塁打を放ち援護、最終回までマスクを被り続けアシストした。 【安田様】 5 安田尚憲 アマチュア時代には清宮幸太郎ごときと比較されておられました、2018年にドラフト一位でご指名させていただいたお方にございます。 背番号一桁と[[年俸一億円>誤植]]でのご入団に際しては[[感謝してやる>ぎなた読み]]とのありがたいお言葉を頂いております。 【スター候補筆頭株】 2→1 藤原恭大 走攻守三拍子揃った&font(l){キメ顔}イケメン。大阪桐蔭高校時代は3年時に主砲として4番を務め、ドラフト会議では4球団の競合の末、入団。1年目に「1番・中堅手」として開幕戦初先発を務めるも、打率は1割台と低迷し、ファンの期待に応える事ができなかった。 その後も1軍では勝負強さを随所で発揮し、スター候補として期待されるも、1軍と2軍の行ったり来たりを繰り返し、未だに燻り続けている。 【パーフェクトスイング】 13 平沢大河 ノムさんを始めとした様々な球界OBにスイングを絶賛された若手。2018年は外野手として出場するも本業はショート。入団当初は送球が怪しかったが着実に成長してロッテの正ショート争いに参戦する…と思われたが、その後も苦戦が続いている。 仙台育英出身ということもあり楽天がドラフト時に指名を公言わしていたが、くじ引きの末ロッテに入団。その時の三木谷楽天球団社長の目が浦見魔太郎ソックリ。 【和製大砲】 51 山口航輝 非凡な長打力を誇る外野手。元投手ならではの強肩も誇るが、やや安定感に欠けるのがネック。 (生え抜きでは)落合以来の本塁打王に最も近い存在と言え、また本塁打王獲得を期待されてもいる若き大砲。 2023年オフ、元AKB48の多田愛佳と結婚した。 ホークスファンのトラウマその2。 【ロッテのとしくん】 32 佐藤都志也 野球漫画[[MAJOR>>MAJOR(メジャー)]]の佐藤寿也と[[同名異字>>同姓同名]]でポジションも同じキャッチャー。 本人はその経緯からキャッチャーをやりたくなかった時期もあったとか。 打撃を活かすためファーストとして出場することも多い。 あこがれはもちろん[[茂野吾郎>>茂野吾郎(本田吾郎)]]・・・ではなく西武の栗山巧。 【パワー大魔神の助っ人野手、落合以来の本塁打王】 22 グレゴリー・ポランコ 2022年では巨人に所属し、&font(l){守備難により放出される形で}2023年シーズンにロッテに加入、規格外のパワーによる豪快なスイングでホームランを量産する助っ人外国人野手。 なかやまきんに君のネタ「パワー!」を真似るホームランパフォーマンスと「エルコーヒー!!」と歌う応援歌で有名。 楽天とソフトバンクには滅法強く角中と並んで「鳥キラー」と呼ばれる事も。 2023年シーズンでは26本塁打を放ち1986年の落合以来の&font(l){生え抜き選手限定では未だに落合が最後である}本塁打王のタイトルを獲得した。 ソロホームランを放つと試合には負けるというジンクスがあり、1試合で3本塁打を放った試合は2試合あるがいずれの試合もソロホームランでありいずれも敗れているという珍記録を持っている。 ホームラン及びタイムリー談話やYouTube上で関西弁で訳されているのはポランコ自身のファンに対するサービス精神によるもの。 *◎過去に所属していた主な選手 【背番号8の後継者、Gグラブ常連】 25→8→98 今江敏晃 日本シリーズになると色々覚醒する。 持ってる男。 2015年シーズン終了後、涙ながらにFA宣言し宮城へと旅立っていきました。 翌年謎の名前変更をしたため通称クリスタルゴリラ。 右目の不調に襲われた2019年シーズンを以て引退。 その後は育成コーチ、二軍打撃コーチ、育成内野守備コーチ、2度目の二軍打撃コーチを経て、2024年から楽天の新監督としてチームの指揮を執る。 【和製大砲(候補)】 10 大松尚逸 ロッテの日本人選手では一番年間30HRに近いであろう選手。ちなみに最後に30HR打った日本人は落合まで遡る…。 空気が読めない。 統一球導入後は苦しみ怪我も重なったため2016年に戦力外通告され、入団テストを経てヤクルトに入団。そこでも空気読めないを発揮している模様。 ヤクルト退団後も独立リーグでプレーしていたが、2019年に引退。 【招き猫、飛翔王】 60→17 成瀬善久 140kmに満たないながらもキレ味のあるストレートが武器。現エース。&font(#0000ff){被弾のナルセ、這いよれ!ニャルセさん。} 飛翔癖があり、2010年から3年連続でパの被本塁打王に。 2014年終了後にヤクルトへと移籍。ただでさえ飛翔癖のある彼が箱庭とも揶揄される神宮ホームで大丈夫かと心配されたが…案の定だよ。 2019年には西村監督が就任したオリックスに移籍するも戦力外。 【世界一低い位置からの投球】 31 渡辺俊介 ドームでは安定しないが、マリンではあれよあれよと打者を翻弄するサブマリン。 要は風頼みではあるが、その投球技術と美しいフォームには目を奪われる。 2014年にはアメリカの独立リーグやベネズエラなどでプレイ。 現在は新日鐵かずさマジックで後進を育てながらプレーしている。 【正捕手】 22 里崎智也 &font(#ffdc00){大天使}。 CSではおいしいところを持っていくなどここ一番に強い。有名な下克上の元ネタはこの人のヒロインでの発言。 初代WBCベストナイン捕手の彼もついに2014年終了後にユニフォームを脱ぎました。 現在は解説にタレント業に大忙しで、球団スペシャルアドバイザーの任にも就いている。 【2番手捕手】 67 的場直樹 ホークスでポスト城島競争に脱落しやってきた。 本職はムードメーカー、捕手は副業。 でも2010年は影のMVPクラスの働きを… 【胴上げクラッシャー初芝神】 6 [[初芝清]] 川崎時代から居たサード→代打の切り札。ベンチ転落数日本一。 なんだかんだで愛された記憶に残る選手。 【史上初両打ち200本安打】 7 西岡剛(現栃木ゴールデンブレーブス) チャラ系かと思いきや意外と熱血イケメン。 多少ムラは有るが攻走守の揃った選手。 MLB?金塊?何のことですか? その後阪神で日本球界に復帰するも、東京ドームでの福留との交錯事故、アキレス腱断裂など、度重なる怪我に苦しむ…が何故か怪我したら守れる場所が増えていたりと何だかんだで貢献している。 2018年に阪神を退団。現在は独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーを続ける。 【群馬の玉三郎】 26 小川博&color(#ffffff){(現・受刑者)} サイドスローの速球とシンカーが武器。 1988年にはセパ通算最多の204奪三振を記録し、あの[[10.19>10.19(プロ野球) ]]第一試合でも活躍した。 1992年に肩の故障により引退。 その後… 【精密機械】 14 小宮山悟(現・早稲田大学野球部監督) 正確なコントロールと理論に基づいた投球術を武器に低迷期から黒木と共にロッテを支えた選手。 独自の変化球「シェイク」、そして何気に最年長セーブ記録の持ち主。 実は柏レイソルの大ファン。その心意気が認められ、Jリーグのお偉いさんになった。 2019年からは母校である早稲田大学野球部の監督を勤める。 【(゚∀゚)o彡゚神戸!神戸!】 55 [[神戸拓光]] 日本人離れした体格とカオスな応援歌を持つ。 最後はネットでとんでもない発言をして大炎上、黒い噂もある中で戦力外に。 【(21)】 41 小林宏之(現・阪神) イケメンな容姿に加えて、ロr…年下の奥さんがいる勝ち組。 2010年3位に滑り込んでからの日本一になったがこいつの度重なるリリーフ失敗と西村の意味不明采配がなければもっと勝てた。 一時期阪神にいた後、BCリーグ2球団を経て西武で現役を終える。現在はBCリーグ武蔵でコーチ。 …阪神は何を見て獲得しようと思ったのか? &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){(嫁さんをCMで使うためです)}}} 【恐怖の下位打線】 12→4 酒井忠晴 フランコに「守備ならメジャークラス」と言わしめたほどの人物。 【負けない投手】 48 高木晃次(現・スコアラー) 168試合負けなしの記録を持つがあまり目立たない…いい投手だよ! また、日ハム中嶋と並ぶ阪急戦士の生き残りでもあったほか、21年目にしてFAを取得した。 【ヘッドスライディング】 00→0 諸積兼司 守備に走塁に全力プレイ! 雨の中でのベースランニングはもはや名物。&font(#0000ff){コーチになってからもやらされる}。 なお、彼の活躍は後に雨天中止パフォーマンスが盛んになるきっかけになった。 【暗黒結界の使い手】 52→16→48 塀内久雄 試合中にバットが直撃したり、守備固めで出場も実況に気づかれなかったり、1死満塁で教科書に載りそうな位のホームゲッツーを打ったり。 【三冠王】 6 [[落合博満]] 言わずと知れた右の大打者。 最多記録である3度の三冠王は全てロッテ時代に記録したもの。 にもかかわらずロッテは優勝できず。 【最強助っ人兄弟】 5(レロン)/7(レオン) リー・ブラザーズ 兄・レロンは通算打率(NPBで4000打数以上がランキング対象)で現在も1位(.320)に輝いているという超優良外国人。 弟のレオンも安定した打撃で活躍し、落合とリー兄弟による強力打撃陣を形成した。 にもかかわらず(ry なお、レオンは移籍して大洋やヤクルトでも活躍。後にオリックスの監督も務めた。 【デスパいいね】 54 アルフレド・デスパイネ ロッテが2014年に補強したキューバ製の助っ人大砲。 親しまれやすいキャラ性と頼りになる一発は、長打力が今一つ足りないロッテ打線を支えた。 しかし、2016年末にソフトバンクに強奪されるような形で移籍となり、それ以降はロッテ投手を苦しめている。 しかし、マリンスタジアム開催のオールスターではロッテ時代の応援歌に乗せてホームランなどマリンを沸かせてくれた。 【元エース、歴史の見届け人】 28 [[園川一美]] イチローにシーズン200本目の安打を打たれたり、暗黒南海相手に13失点完投負けしたり、[[プブ>斉藤和巳]]に更新されるまで最悪のシーズン防御率を記録したり、王監督に「開幕投手には格というものがあるだろう」と言われたり、10.19で近鉄の優勝を阻止したりと、歴史が動く時には必ずいた投手。 「僕一人で200本打たれたわけじゃないですから」 【マサカリ投法】 29 村田兆治 独特の投法から繰り出される豪速球と凄まじいフォークボールで名を馳せた名投手。 これまでタブーとされていた肘にメスを入れるも見事大復活。23年ロッテ一筋で引退、川崎ロッテの看板選手として活躍した。 にも関わ(ry 70近くなっても進化し続ける凄いおじいちゃんだったが、2022年に羽田空港で空港保安検査官に暴行を働いた容疑で逮捕されてしまう。 その釈放から2か月後に… 【打撃の神域に達した男】 3 榎本喜八 最年少1000本安打、そして2000本安打の記録を持つ天才打者。あのノムさんでさえどう抑えたら良いか分からず、稲尾和久がこの打者を抑える為だけにフォークボールを投げたという。 しかしその武道にも似た打撃理論は極めて難解かつ精神的なものであり、榎本本人以外は誰も理解出来なかった。 【インテリヤクザ】 27 牛島和彦 落合との4対1トレードで中日からやってきた1人。 高校時代のヤンチャっぷりはある種伝説の域。しかし、深い理論を持つことから(こっちでは稲尾様の質問に答えた話が有名)インテリヤクザと呼ばれることに。 ロッテでは中継ぎに先発にと活躍するも、故障して引退した。 その後は横浜で2年間監督を務めた。 【柴ったー】 00 柴田講平 かつて阪神で落球事件を起こした張本人。 イマイチブレイクできずに中途半端な状態のまま阪神を戦力外になった後、テスト入団でロッテに入団するもその年に戦力外に。 風が強い本拠地において落球しないか心配になってくる。 プロ初本塁打はロッテから打っているが、プロ通算二本目の本塁打はロッテで打った。 【ポーカーフェイスのエース】 16→18→20 涌井秀章 ロッテが珍しく獲得した大物FA選手であり、現在のロッテのエース。2017年には球団初のFA残留。 移籍しても抜群のスタミナと動揺を見せないポーカーフェイスを見せる。 2019年オフに金銭トレードで楽天への移籍を経て、2022年オフにトレードで中日に移籍。 【ボル神ガー】 86 マイク・ボルシンガー 2018年に加入した助っ人外国人投手。開幕第2戦で先発し勝ち星を挙げると、そこからあれよあれよと11連勝。ファンから「ボル神ガー」と讃えられた。後半戦こそ不調であったが、この年13勝2敗で最高勝率のタイトルを獲得。 2019年シーズンはパッとしない投球が続き、オフに退団となった。 【ミスターロッテ】 8 有藤道世 東京球場、ジプシー、川崎とオリオンズを長年支えた名三塁手。 引退直前に落合の兼ね合いで外野にコンバートされてたりする。 近鉄ファンからは色々な意味で恨みを買っている存在。 解説をする際は愚痴る事が多い。 【超美技連発、一番センター蟻地獄】 66 [[岡田幸文]] 育成で育ちすぎた選手。パ・リーグ記録に迫ったりと守備で投手&font(#0000ff){(主に成瀬)}を助ける。 圧倒的な守備範囲に対し長打力は皆無であり、プロ入り以来2015年シーズン終了時点までで&bold(){2087打席}連続無本塁打が続いている。 中島卓也との無本塁打記録争いははどちらが現役を長く続けるかに掛かっていた…がもう中島卓ヤフドのテラスだけどホームラン打っちゃったし… 晩年はヒットすら出ない深刻な打撃不振に陥ってしまい、2018年に引退。引退試合では59安打無安打の野手日本記録を達成した後次の打席から3打席連続安打で猛打賞。しかしホームランは結局出ず、通算連続無本塁打記録を&bold(){2509打席連続}まで記録を伸ばし引退した。 【幕張の防波堤】 30 小林雅英 コバマサ。幕張の防波堤。 抑えだったのだが、燃えたり、走者を出して抑えるシーンが多かったためファンは常にヒヤヒヤ。このため土嚢だの劇場王だの呼ばれたことも。 2001年7月の大炎上から助っ人外人・ボーリックの逆転サヨナラ満塁ホームラン(この時の勝利投手は敗戦処理で上がってきたコバロリで、しかもこれがプロ初勝利だったりする)、2005年プレーオフの伝説的な抑えは今でも語り草。 その後MLBに移籍、巨人、オリックスを経て2014年より投手コーチとして復帰。2019年からは女子プロ野球の投手総合コーチに就任した。 【キャプテン】 35→7 鈴木大地 名前がソウル五輪の水泳金メダリストで現スポーツ庁長官と同じ。多分名前の由来は水泳選手から。 ショートとして堅守を誇ったが平沢大地の絡みで二塁手に…しかし今度は長打力を身につけ不振の中で一人気を吐いている。 レアードの加入により開幕スタメンを逃した2019年であったが、不調だった井上に代わりファーストに入ると打線を牽引。9回5点差をひっくり返した中日戦の反撃の狼煙をあげるソロホームラン、そしてサヨナラとなるタイムリーを放った。 応援歌がとてもカッコイイ選手。特に2017年からの第2応援歌は必聴。 FAで楽天へ。 【期間工】 21 内竜也 優れた球を持つ中継ぎだが、定期的に離脱する。 1イニング投げるたびに残機が減ると噂されるスペランカー…だが手術を受けてた残機を増やす毎に何故か球速が速くなっている… しかし17年以降は限界を超えた後はボロボロになったもののシーズンを見事完走し、頑丈になりつつある。 2019年の怪我の後は一軍に上がれず、戦力外を受けた後引退。 【THANK YOU MAKUHARI】 59 細谷圭 2016年に確変…プチブレイクしたBOØWYの大ファン。グッズの人気が高く、「THANK YOU MAKUHARI」タオルは品切れ状態が続いたりもした。 大人しいかネガティブな選手が多いロッテに珍しくヒーローインタビューや盛り上げが上手い。 【終身名誉エース候補】 1→11→30→126→64 大嶺裕太 兄の方の大嶺。アフロだった時期もある。 期待の速球派だったんだけどなあ…どうも指名順位に応じた成績を上げられないまま戦力外となり、中日に移籍。 【大谷じゃない方の大谷】 14 大谷智久 日本最速二刀流のせいで可哀想な呼ばれかたをする割と万能型の中継ぎの要。 しかしその万能さからかなり酷使されており心配する声も。 選抜&都市対抗優勝投手という華やかな経歴から「エリートの方の大谷」というのもある。 【ショフト】 00 鳥谷敬 阪神タイガースにて鉄人の如く活躍した元名遊撃手。阪神を自由契約になったが、盟友とされる井口の縁があってかロッテに入団した。 ロッテ時代は内野の様々なポジションの守備要員や代走要員として起用されたが、打撃面では阪神時代末期から続く劣化を覆せないまま引退。 【パズドラ謝罪】 1 清田育宏 二軍の帝王で毎年確変したりしなかったりだが、2015年に大ブレイクした。 しかし、そのブレイクの年にとある女性との不倫が発覚し、その騒動の中でとんでもない行動をとってしまい、ファンを引かせてしまう。 色々なことがあって迎えた2019年は4試合連続ホームランを放つなど復調したが二度目の不倫&球団内にコロナ感染拡大と虚偽報告で無期限謹慎を言い渡されるが4ヶ月で復帰・・・したのもつかの間、復帰初日の2021年5月12日に''またも浮気する。''流石のロッテも堪忍袋の緒が切れたか、即契約解除(クビ)にした。今はロッテと「今回の解雇が不当解雇とし、それに関する裁判」を行っている。球界復帰を希望しているが、ここまでやらかした彼を獲得するのは確実にイメージダウンにつながるため、野球漫画の主人公のような超人でもない彼をイメージダウン覚悟で獲得しに行く球団はいないであろう…。 【絶賛の3番打者から指揮官へ】 6 井口資仁 フィリピン系のメジャーからの助っ人…ではなく&font(#ff0000){日本人}です。 ブログではあれこれ絶賛。お気に入りは神戸の応援歌。 毎年、出塁率がエラい事になっている方。 2017年に引退を表明。ロッテの出場全選手が6番をつけた引退試合では9回に同点に追いつく2ランを放ち、引退に花を添えた。 同年、成績不振で退任した伊東監督に代わり2018年シーズンからロッテの監督に。 ある程度実績は残すが2022年シーズンに低迷した結果に終わると、コーチ陣の入れ替えを拒否して監督を退任することになり、ロッテから去っていった。 監督時代はドラフトでは中日の与田程では無いが、くじ運が強く藤原や朗希を競合の末に引き当てている。 【ダイハード打線の癒やし枠】 88 鳥越裕介 かつてのダイエーホークス恐怖のダイハード打線の一角を担いまあまあの打撃成績を残したが、周りが化物みたいな打撃成績を残していたせいで癒やし枠扱いされた。 長年ホークスのコーチを勤めた後、2018年からかつての戦友井口の元でヘッドコーチに就任。しかし、2022年オフに盟友の井口の監督退任に応じる形で退団。 【スシボーイ】 54 ブランドン・レアード 2019年、日本ハムから加入したご存知お寿司大好きな助っ人外国人。2005年の李承燁以来、14年振りにロッテ所属の選手が30本塁打を記録するなど、早くもレアード寿司幕張店は大繁盛。ホームランを放った際に寿司を握り、その寿司を三木が食べるというパフォーマンスも名物に。2022年をもって自由契約。 【頑張りマーティン】 79 レオネス・マーティン 2019年7月に加入した助っ人外国人選手。鬼のような強肩で何度もチームのピンチを救った。千賀滉大にノーヒットノーランを食らった試合で失点に繋がるエラーを2度してしまい落ち込むが、SNSでファンから励ましのメッセージを貰い奮起。次の日の試合で勝利を決定づけるホームランを放ったナイスガイ。その後右足甲の自打球が原因で骨折し、完治しないまま試合に出続けた事で不審に陥り、夏頃に帰国、2022年をもって自由契約。 【最初の平成生まれのプロ野球選手】 7 福田秀平 ソフトバンク時代は勝負強い打撃力と一発のあるのパワーで怪我さえなければレギュラークラスと言われていた。 2019年オフにFA宣言すると複数球団を巻き込んだ争奪戦の末に当時コーチとして所属していた鳥越への恩からロッテがまさかの争奪戦勝利を得る。 ところが入団後は怪我や不振に苦しみ、その後も活躍する事は出来ず、2023年に戦力外。 【ペル兄】 55 ルイス・ペルドモ 2023年に加入したキレのあるツーシームで打たせて取るピッチングが持ち味の助っ人外国人リリーバー。 41ホールドを記録し、15年ぶりの最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。 何故かピッチャーゴロで打ち取る場面が多く、ファンからは「Mr.ピッチャー返し」、「Pゴロニキ」と呼ばれた事もある。 温厚な性格のナイスガイだが、実はパドレス時代にアレナドに対する危険球による乱闘騒ぎを引き起こした事がある。 シーズンを通して勝ちパターンの一角として躍動し、上記の通り最優秀防御率のタイトルを獲得したことでファンからは残留を望む声も多かったものの、秋頃の怪我の影響もあってか、2023年をもって自由契約。 【ちはやふる】 11→41 佐々木千隼 2016年ドラフトで、外れ1位ながら5球団競合の末ロッテに入団した若手投手。登板曲や当時映画が流行っていたこともあり「ちはやふる」と言われたが、どこぞのプロデューサー達からは「佐々木千枝と如月千早」と言われた。 2023年オフに現役ドラフトでDeNAに移籍した。 *◇余談◆ -親会社のロッテは在日コリアンが創立した会社なので、韓国・釜山にも『ロッテ・ジャイアンツ』という球団が存在する。&br()釜山も港町なのでマスコットもほぼ同じ、また長年オリオンズ時代のデザインのユニフォームを使い続け、現在ではデザインこそ違うものの縦縞のユニフォームになっている。LOTTEコールもそのままある。&br()なお、こっちにはマリーンズには来なかったけどオリックスとソフトバンクで活躍した李大浩が在籍。 -佐々木朗希入団に合わせ、選手・首脳陣・球団職員に対する全面禁煙を実施した。禁煙の流れが当たり前となった現在でも野球界は喫煙者の数が圧倒的に多く、球団が禁煙を掲示した例は新人選手に入団から3年間の禁煙を命じた[[横浜DeNAベイスターズ]]に次ぐもの。 -2005年から現在まで背番号「26」を準永久欠番に設定している。&br()これは「一軍ベンチ入りの選手25名に次ぐ26番目の選手として、マリーンズファンを該当させる」という意図から。&br()球団が正式に制定する2年前からファンは同様の理由で自分達の背番号として26番を掲げており、当時背番号26をつけてプレイしていた酒井泰志投手が2004年シーズン限りで退団したのを期に準永久欠番化に至ったものである。 -カモメみたいな姿をしている為か、5ちゃんねるの関連スレではコリブリことオエー鳥がよくマスコット的な扱いを受けている。&br()…実際には&bold(){調子の悪い中継ぎが出てきた場合}が殆どで、今日も打たれるかもしれない本人とそれを見守るファンの心境を彼の吐き気に例えたもの。&br()無事抑えればニッコリだが打たれると焦り、失点すると勿論&bold(){オエーッ!}と吐く。なんやかんやで逃げ切ると「勝ったオエーイ」と器用な反応をする。 -[[漫画]]『[[私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!]]』の登場人物の名前はロッテの選手から取られており、コラボ企画を行った事もある。 追記・修正はリーグ勝率1位を達成してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ソウルキャリバー2とかロマサガとか、応援歌にゲームの曲よく使うイメージ -- 名無しさん (2013-12-18 08:51:32) - スキマスイッチの歌う方が里崎にしか見えない -- 名無しさん (2015-01-21 03:05:54) - 角中の欄はまだ無いのか、呉昇桓との勝負でファンになった。あと福浦のスイングは美しい -- 名無しさん (2015-09-20 16:17:21) - 戦力的には貧弱っぽいけど大物食いが多い、終盤の短期決戦ではめっちゃ強いイメージ。 -- 名無しさん (2016-02-01 00:44:09) - うわーん! 僕たちの大切なレアードたんを返してー(;_; by.ファイターズファンのおっさんより -- 名無しさん (2019-01-16 11:34:27) - ↑ド…ドンマイ… -- 名無しさん (2019-01-16 18:28:47) - 投げる方にボルシンガー書いてもよくね? -- 名無しさん (2019-01-16 22:37:24) - 2018、2019の選手とか情報とか追記。不備があったらゴメンね -- 名無しさん (2019-10-21 03:24:54) - 背番号26が準欠番になった実際の理由はもっとヤバい理由だろ 気になった方は自分でググってねー -- 名無しさん (2021-04-26 18:18:37) - ↑一応示唆はしてたんだけど、潔癖症なヤツが消しちゃったんだよ -- 名無しさん (2021-06-23 07:52:27) - ↑ あらそうなの ちなみに今現在らコロナ特例でベンチ入りは26人になった模様() -- 名無しさん (2021-08-15 02:14:35) - またしても1位とは縁がなかったか… -- 名無しさん (2021-10-27 23:24:42) - 佐々木朗希が巨人槇原以来28年振りの完全試合か。 -- 名無しさん (2022-04-10 18:29:47) - もう1人には触れてはいけない、いいね? 触れていいのが井上だけになるとはなあ -- 名無しさん (2023-06-05 10:06:06) #comment #areaedit(end) }

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