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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/17(金) 02:16:32
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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投手がどんなに素晴らしい投球をしても勝ち星がつかない。そう、例えば九回までノーヒットノーランをしていようとも…
それがムエンゴである。
アニヲタの野球スレではムエンゴと呼ばれているが他ではムエンゴ病とも呼ばれている。
投手の病気なのか打線の病気なのかよくわからない。
「実況パワフルプロ野球」シリーズでは「負け運」という特殊能力があり、これを所持している投手は味方打線のパワーが下がるというまさにムエンゴを示しているマイナス能力である。
一方でその対極の特殊能力は「勝ち運」であり、こちらは味方打線のパワーが上がるプラス能力である。こっちはムエンゴ投手とは逆に、投球内容の割には援護が多く勝利数の多い投手につけられやすい。(他にも勝ち星が多い中継ぎ投手にもつけられることも多い)
【近年のムエンゴの例】
2009年の千葉ロッテのサブマリン渡辺俊介は3、4、6月は味方の援護がゼロ、QS数(6回以上 自責点3点以下で計測される数値)が13と試合を作ったにもかかわらず、 僅か3勝しかできなかった。
2010年横浜ベイスターズの加賀繁は27試合に登板し、防御率3.66と上々の成績を挙げたにも関わらず3勝12敗という結果に終わっている。
本来とは異なる形でプロの洗礼を受けた。横浜ェ…。
また、2011年は低反発球の導入によって投手戦が多い傾向にあり、ムエンゴの投手が多く存在する。おいこら&font(#ff0000){貧打}とか言うな!
そんな中でも一番酷い例が日本ハムファイターズの[[武田勝]]であろう。
なんと彼は5試合連続で味方が点をとってくれなかった…
これは日本新記録である。
またチーム全体がムエンゴ状態になった[[広島東洋カープ]]は50イニング無得点というなんとも恥ずかしい新記録を樹立してしまった。
しかもその試合のほとんどは僅差で負けている。
またここぞというときにムエンゴ状態になった投手として西武ライオンズの西口文也がいる。
彼はこれまで何回もあと一歩のところでノーヒットノーランを逃してきた。
しかし、その日はノーヒットノーランよりもさらに上の完全試合で9回を投げ切る。
だが、その日何故か覚醒した楽天一場の前に味方打線が完封。
ノーヒットノーランや完全試合は試合が終了しないと成立しないため彼は味方の援護を信じて10回のマウンドに上がるが、奮闘虚しくヒットを打たれ、大記録を逃してしまった…。
かわいそうすぎてかける言葉もない。
なお、この時に解説をしていた東尾 修氏は何がツボにハマったのか&font(#ff0000){大笑い}していた。
また2012年8月には横浜DeNAベイスターズの高崎健太郎投手が
&font(#ff0000){4安打完投自責点0自打点1で敗戦投手}になるという快挙?を成し遂げた。
味方の援護がないならば自分で、と取った点すらも味方の失策で無にされてしまったこの試合は
ムエンゴを通り越してテキエンゴとでも言うべき記録的な物と言えよう。
ちなみにこの時高崎投手は&font(#ff0000){「エラーをしない人はいない。その後、切り替えて投げられた」}と
ばんてふの後継を思わせるぐう聖コメントを残している。
大リーグには西口を上回る悲運の投手がいる。
59年のブレーブス戦に先発したパイレーツの左腕ハービー・ハディックスは強打を誇る相手打線(通算本塁打755本のハンク・アーロン、同512本のエディ・マシューズ、同336本のジョー・アドコックら錚々たる選手が並ぶ)を延長12回までパーフェクトに抑えるが、味方の援護が無かった。
それどころか13回裏に先頭打者を&font(#ff0000){味方のエラー}で出塁させてしまう。さらに後続の打者に喫した初安打が&font(#ff0000){サヨナラホームラン}となり敗戦投手となってしまった。
追記、修正は大量援護してからでお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 西口は、例の試合以外は援護多い部類じゃなかったか -- 名無しさん (2014-03-01 21:58:04)
- 一緒や!投げても! -- 名無しさん (2017-09-25 13:10:17)
#comment
#areaedit(end)
}
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投手がどんなに素晴らしい投球をしても勝ち星がつかない。そう、例えば九回までノーヒットノーランをしていようとも…
それがムエンゴである。
アニヲタの野球スレではムエンゴと呼ばれているが他ではムエンゴ病とも呼ばれている。
投手の病気なのか打線の病気なのかよくわからない。
「実況パワフルプロ野球」シリーズでは「負け運」という特殊能力があり、これを所持している投手は味方打線のパワーが下がるというまさにムエンゴを示しているマイナス能力である。
一方でその対極の特殊能力は「勝ち運」であり、こちらは味方打線のパワーが上がるプラス能力である。こっちはムエンゴ投手とは逆に、投球内容の割には援護が多く勝利数の多い投手につけられやすい。(他にも勝ち星が多い中継ぎ投手にもつけられることも多い)
【近年のムエンゴの例】
2009年の千葉ロッテのサブマリン渡辺俊介は3、4、6月は味方の援護がゼロ、QS数(6回以上 自責点3点以下で計測される数値)が13と試合を作ったにもかかわらず、 僅か3勝しかできなかった。
2010年横浜ベイスターズの加賀繁は27試合に登板し、防御率3.66と上々の成績を挙げたにもかかわらず3勝12敗という結果に終わっている。
本来とは異なる形でプロの洗礼を受けた。横浜ェ…。
また、2011年は低反発球の導入によって投手戦が多い傾向にあり、ムエンゴの投手が多く存在する。おいこら&font(#ff0000){貧打}とか言うな!
そんな中でも一番酷い例が日本ハムファイターズの[[武田勝]]であろう。
なんと彼は5試合連続で味方が点をとってくれなかった…
これは日本新記録である。
またチーム全体がムエンゴ状態になった[[広島東洋カープ]]は50イニング無得点というなんとも恥ずかしい新記録を樹立してしまった。
しかもその試合のほとんどは僅差で負けている。
またここぞというときにムエンゴ状態になった投手として西武ライオンズの西口文也がいる。
彼はこれまで何回もあと一歩のところでノーヒットノーランを逃してきた。
しかし、その日はノーヒットノーランよりもさらに上の完全試合で9回を投げ切る。
だが、その日何故か覚醒した楽天一場の前に味方打線が完封。
ノーヒットノーランや完全試合は試合が終了しないと成立しないため彼は味方の援護を信じて10回のマウンドに上がるが、奮闘虚しくヒットを打たれ、大記録を逃してしまった…。
かわいそうすぎてかける言葉もない。
なお、この時に解説をしていた東尾 修氏は何がツボにハマったのか&font(#ff0000){大笑い}していた。
また2012年8月には横浜DeNAベイスターズの高崎健太郎投手が
&font(#ff0000){4安打完投自責点0自打点1で敗戦投手}になるという快挙?を成し遂げた。
味方の援護がないならば自分で、と取った点すらも味方の失策で無にされてしまったこの試合は
ムエンゴを通り越してテキエンゴとでも言うべき記録的な物と言えよう。
ちなみにこの時高崎投手は&font(#ff0000){「エラーをしない人はいない。その後、切り替えて投げられた」}と
ばんてふの後継を思わせるぐう聖コメントを残している。
大リーグには西口を上回る悲運の投手がいる。
59年のブレーブス戦に先発したパイレーツの左腕ハービー・ハディックスは強打を誇る相手打線(通算本塁打755本のハンク・アーロン、同512本のエディ・マシューズ、同336本のジョー・アドコックら錚々たる選手が並ぶ)を延長12回までパーフェクトに抑えるが、味方の援護が無かった。
それどころか13回裏に先頭打者を&font(#ff0000){味方のエラー}で出塁させてしまう。さらに後続の打者に喫した初安打が&font(#ff0000){サヨナラホームラン}となり敗戦投手となってしまった。
追記、修正は大量援護してからでお願いします。
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- 西口は、例の試合以外は援護多い部類じゃなかったか -- 名無しさん (2014-03-01 21:58:04)
- 一緒や!投げても! -- 名無しさん (2017-09-25 13:10:17)
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