ミシシッピー殺人事件(ゲーム)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/03(木) 19:37:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *概要 &font(#ff0000){ミシシッピー殺人事件}とは1986年の10月31日に発売された[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]用の[[ゲーム]]である。 元々は海外のPC用ゲームでありファミコン版は翻訳移植された物である。 「燃えろプロ野球シリーズ」や「[[忍者じゃじゃ丸くん]]シリーズ」などで有名なジャレコから発売された。 さて、実はこのゲーム… #center(){&font(#ff0000){&bold(){とてつもなくクソゲーである}}} 早速『殺人事件』という[[ミステリー]]ゲーム感が漂うタイトルにワクワクと胸を躍らせながらプレイするとしよう♪   クソゲ…伝説のゲームをプレイしますか? はい ← いいえ *ストーリー セントルイスをでて広大なるミシシッピー川をくだり、ニューオーリンズへとむかうNice bo…外輪船デルタ・プリンセス号。 その一等船室では&font(#0000ff){探偵チャールズ}が&font(#008000){助手のワトソン}をつれて乗り込んでいます。 さわやかな6月のある日…暖かい風が船の旗をはためかせています。 デルタプリンス号のエンジンはドンドンと音をたてて人々を元気づけているかのようです。 絵に書いたようなバカンス。 こんな素晴らしい日に誰が殺人などという恐ろしい出来事を考えられただろうか… チャールズが船室に着いた時にはまさか自分がこのリバーボートで起きた殺人事件を解決しなければいけなくなるとは思いもよりませんでした。 (一部編集済みの抜粋)   *登場人物 〇&font(#0000ff){チャールズ} プレイキャラクター。 ホームズではなくチャールズ。主人公である青い服のオッサン。 3号室におり、3号室からゲームが始まる。 &font(#ff0000){よく危ない目に遭う}。 〇&font(#008000){ワトソン} チャールズの助手を務める髭をはやした緑の服の人。 [[ルイージ]]でも[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]でもない。 決まった数しかメモを取ることができないという助手としてはアレだが、チャールズのことは大切に思っているらしく、[[ゲームオーバー]]になったらやり直しを要求する。 〇ディジー 8号室にいる売春婦。ニューオリンズのおばさんを訪ねに行くために乗船した。 〇カーター 9号室の乗客。有能な判事だが、酒の量がちと多い。周り(乗客)からの印象はあまり良くないようだ。 〇テーラー 20号室の乗客。職業もよくわからないミステリアスな女性。 いつも機嫌が悪そうで女性からの第一印象はあまり良くない。   〇ヘレン 23号室の乗客で大富豪の未亡人。 金持ちで船長の金庫に宝石を入れてもらっている。 &font(#ffb74c){西川ヘレンではない。} 周りの評判はすこぶる悪く、彼女に関する証言は殆ど悪口ばかり。 〇ネルソン 屋上の船長室にいる、外輪船デルタ・プリンセス号の船長。 ちょっとおせっかいな船長で人あたりのいい性格のようだ。 〇ウイリアム 15号室の乗客。ボランティアをすすめる慈善家。 その割に鳥を撃つのが趣味のようだ。%%これでは慈善家ではなく偽善者である。%% 〇ヘンリー エンジンルームのとなりの27号室にいる外輪船デルタ・プリンセス号のやとわれ船員。%%ゲーム上では若者だが、公式イラストではどう見ても髭面の中年。%%テーラーにほの字のようで、彼女に関するある秘密を知っている。 周りの評判は賛否両論である。 後述のブラウンの私生児と言われている。 〇ブラウン 4号室の乗客で何者かにより殺害された。&font(#ff7800){ラーメンマンではない。} 死体はずっとそのままにしてある。   *仕掛け …さて、ここまでは普通のゲームのようであるが、 このゲームの真骨頂は #center(){&font(#ff0000){理不尽過ぎる仕掛け}} である。 ぶっちゃけ初見殺しというレベルでない。 (まあこの理不尽さが無いとこんなにも有名なゲームになっていないだろうが…) 〇1号室 入り口を開けて少し進むと&font(#ff0000){&bold(){落とし穴}}がある。 いきなり現れ、気持ちいい程にスポーンとチャールズが落ちる。 プレイヤーはアポーンとなる。 〇14号室 1号室と同じ[[落とし穴]]が存在する。 余談だが、これらの落とし穴に&font(#ff0000){助手のワトソンは落ちない}。 〇16号室 入室直後に[[ナイフ>ナイフ(武器)]]が&font(#ff0000){チャールズの頭目掛けて飛んで来る}。 もちろん、これらの仕掛けはちゃんと避けないと… #center(){&font(#ff0000){The End}} である。   つまりゲームオーバーや[[ガメオベラ>ゲームセンターCX]]と呼ばれる状態になるのである。 *トラップ そして、ある意味最大のトラップは… (以下、キャラ会話シミュレーション) &font(#800080){ネルソン:「私はネルソンです。このデルタ・プリンセス号の船長です」} &font(#ffb74c){プレイヤー:(ヤベッ!ボタン連打し過ぎてスキップしちまった!?)} &font(#0000ff){チャールズ}: ・&font(#0000ff){あるく} ・&font(#0000ff){はなす}← …etc. &font(#800080){ネルソン「もういいました」} &font(#0000ff){チャールズ}&&font(#ffb74c){プレイヤー}: [[なん…だと……?]] そう、一度話したことは #center(){&font(#ff0000){&bold(){二度と聞けない}}} のである。 そのため、重要な話を逃した場合はかなり厳しい。   *シナリオ シナリオ展開にも理不尽な点が見受けられる。 「ある人物が犯人の本名を漏らしたのを私は聞き逃さなかった。」というチャールズのセリフがあるのだが&font(#ff0000){そんな場面は存在しない。} つまりプレイヤーは完全に初耳な推理を聞かされるのだ。 また、推理シーンは犯人とチャールズ&ワトソンの3人きりで展開されるのだが、犯人が罪を認めると突然他の乗客や船員が乱入しこれまた唐突に&font(#ff0000){犯人の擁護を始める}。 今まで(犯人)の個人的なキツい悪口を言っていた人物すら擁護に加わり、&font(#ff0000){挙げ句の果てに全員で「こんな動機があるから犯人は実質被害者、犯人扱いは酷い!」とチャールズを悪者扱いする始末。とどめに警察に連れて行かない方針で強引に話を纏められ、話は幕を閉じる。} チャールズ自身も学ぶ事の多い事件だったな、と妙に納得していた。 尤も実際は移植の際に容量の小さいファミコン用に削った部分などが少なくない、そういう辺りは同じくクソゲー扱いされる[[シャドウゲイト]]に近い物が有る。 *余談 このクソゲ…もとい伝説のゲームは意外に人気があるのか、このソフトをもとにネット小説を書いている方々も多い。 気になる方は検索してみよう! 追記・修正はこのゲームをクソゲーと呼ばない方々がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 解決した名探偵にはその結末ゆえ非常に後味の悪い事件としても記憶に残るそうだ…(棒) -- 名無しさん (2014-01-04 20:27:54) - ↑事件解決してなぜ責められにゃならんのかというな -- 名無しさん (2014-01-04 22:32:56) - 結局犯人は誰? -- 名無しさん (2016-02-23 11:10:52) - 自分でプレイして確かみてみろ! -- 名無しさん (2016-05-10 19:35:23) - ↑2ハンニンハわとそんダヨ(棒読み)。 -- 名無しさん (2016-10-29 09:35:51) - 謎解き部分ガバガバだし船内のトラップとラストの怒涛の犯人擁護はまあアレだけど、実際ファミコンで遊んだ時は歩き回って操作するのが楽しいゲームだったよ。小学生に自力クリアできるはずもなく攻略本見てクリアしたけど、大人になってからやり直してみたら「売春婦」だの「私生児」だの小学生には不適切な単語が乱れ飛ぶゲームだった -- 名無しさん (2017-11-05 04:48:58) - ゲームブック版は結構面白かった。なんであれのゲームブック版を出版しようと思ったんだ。 -- 名無しさん (2021-12-07 23:21:12) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/03(木) 19:37:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *概要 &font(#ff0000){ミシシッピー殺人事件}とは1986年の10月31日に発売された[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]用の[[ゲーム]]である。 元々は海外のPC用ゲームでありファミコン版は翻訳移植された物である。 「燃えろプロ野球シリーズ」や「[[忍者じゃじゃ丸くん]]シリーズ」などで有名なジャレコから発売された。 さて、実はこのゲーム… #center(){&font(#ff0000){&bold(){とてつもなくクソゲーである}}} 早速『殺人事件』という[[ミステリー]]ゲーム感が漂うタイトルにワクワクと胸を躍らせながらプレイするとしよう♪   クソゲ…伝説のゲームをプレイしますか? はい ← いいえ *ストーリー セントルイスをでて広大なるミシシッピー川をくだり、ニューオーリンズへとむかうNice bo…外輪船デルタ・プリンセス号。 その一等船室では&font(#0000ff){探偵チャールズ}が&font(#008000){助手のワトソン}をつれて乗り込んでいます。 さわやかな6月のある日…暖かい風が船の旗をはためかせています。 デルタプリンス号のエンジンはドンドンと音をたてて人々を元気づけているかのようです。 絵に書いたようなバカンス。 こんな素晴らしい日に誰が殺人などという恐ろしい出来事を考えられただろうか… チャールズが船室に着いた時にはまさか自分がこのリバーボートで起きた殺人事件を解決しなければいけなくなるとは思いもよりませんでした。 (一部編集済みの抜粋)   *登場人物 〇&font(#0000ff){チャールズ} プレイキャラクター。 ホームズではなくチャールズ。主人公である青い服のオッサン。 3号室におり、3号室からゲームが始まる。 &font(#ff0000){よく危ない目に遭う}。 〇&font(#008000){ワトソン} チャールズの助手を務める髭をはやした緑の服の人。 [[ルイージ]]でも[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]でもない。 決まった数しかメモを取ることができないという助手としてはアレだが、チャールズのことは大切に思っているらしく、[[ゲームオーバー]]になったらやり直しを要求する。 〇ディジー 8号室にいる売春婦。ニューオリンズのおばさんを訪ねに行くために乗船した。 〇カーター 9号室の乗客。有能な判事だが、酒の量がちと多い。周り(乗客)からの印象はあまり良くないようだ。 〇テーラー 20号室の乗客。職業もよくわからないミステリアスな女性。 いつも機嫌が悪そうで女性からの第一印象はあまり良くない。   〇ヘレン 23号室の乗客で大富豪の未亡人。 金持ちで船長の金庫に宝石を入れてもらっている。 &font(#ffb74c){西川ヘレンではない。} 周りの評判はすこぶる悪く、彼女に関する証言は殆ど悪口ばかり。 〇ネルソン 屋上の船長室にいる、外輪船デルタ・プリンセス号の船長。 ちょっとおせっかいな船長で人あたりのいい性格のようだ。 〇ウイリアム 15号室の乗客。ボランティアをすすめる慈善家。 その割に鳥を撃つのが趣味のようだ。%%これでは慈善家ではなく偽善者である。%% 〇ヘンリー エンジンルームのとなりの27号室にいる外輪船デルタ・プリンセス号のやとわれ船員。%%ゲーム上では若者だが、公式イラストではどう見ても髭面の中年。%%テーラーにほの字のようで、彼女に関するある秘密を知っている。 周りの評判は賛否両論である。 後述のブラウンの私生児と言われている。 〇ブラウン 4号室の乗客で何者かにより殺害された。&font(#ff7800){ラーメンマンではない。} 死体はずっとそのままにしてある。   *仕掛け …さて、ここまでは普通のゲームのようであるが、 このゲームの真骨頂は #center(){&font(#ff0000){理不尽過ぎる仕掛け}} である。 ぶっちゃけ初見殺しというレベルでない。 (まあこの理不尽さが無いとこんなにも有名なゲームになっていないだろうが…) 〇1号室 入り口を開けて少し進むと&font(#ff0000){&bold(){落とし穴}}がある。 いきなり現れ、気持ちいい程にスポーンとチャールズが落ちる。 プレイヤーはアポーンとなる。 〇14号室 1号室と同じ[[落とし穴]]が存在する。 余談だが、これらの落とし穴に&font(#ff0000){助手のワトソンは落ちない}。 〇16号室 入室直後に[[ナイフ>ナイフ(武器)]]が&font(#ff0000){チャールズの頭目掛けて飛んで来る}。 もちろん、これらの仕掛けはちゃんと避けないと… #center(){&font(#ff0000){The End}} である。   つまりゲームオーバーや[[ガメオベラ>ゲームセンターCX]]と呼ばれる状態になるのである。 *トラップ そして、ある意味最大のトラップは… (以下、キャラ会話シミュレーション) &font(#800080){ネルソン:「私はネルソンです。このデルタ・プリンセス号の船長です」} &font(#ffb74c){プレイヤー:(ヤベッ!ボタン連打し過ぎてスキップしちまった!?)} &font(#0000ff){チャールズ}: ・&font(#0000ff){あるく} ・&font(#0000ff){はなす}← …etc. &font(#800080){ネルソン「もういいました」} &font(#0000ff){チャールズ}&&font(#ffb74c){プレイヤー}: [[なん…だと……?]] そう、一度話したことは #center(){&font(#ff0000){&bold(){二度と聞けない}}} のである。 そのため、重要な話を逃した場合はかなり厳しい。   *シナリオ シナリオ展開にも理不尽な点が見受けられる。 「ある人物が犯人の本名を漏らしたのを私は聞き逃さなかった。」というチャールズのセリフがあるのだが&font(#ff0000){そんな場面は存在しない。} つまりプレイヤーは完全に初耳な推理を聞かされるのだ。 また、推理シーンは犯人とチャールズ&ワトソンの3人きりで展開されるのだが、犯人が罪を認めると突然他の乗客や船員が乱入しこれまた唐突に&font(#ff0000){犯人の擁護を始める}。 今まで(犯人)の個人的なキツい悪口を言っていた人物すら擁護に加わり、&font(#ff0000){挙げ句の果てに全員で「こんな動機があるから犯人は実質被害者、犯人扱いは酷い!」とチャールズを悪者扱いする始末。とどめに警察に連れて行かない方針で強引に話を纏められ、話は幕を閉じる。} チャールズ自身も学ぶ事の多い事件だったな、と妙に納得していた。 尤も実際は移植の際に容量の小さいファミコン用に削った部分などが少なくない、そういう辺りは同じくクソゲー扱いされる[[シャドウゲイト]]に近い物が有る。 *余談 このクソゲ…もとい伝説のゲームは意外に人気があるのか、このソフトをもとにネット小説を書いている方々も多い。 気になる方は検索してみよう! 追記・修正はこのゲームをクソゲーと呼ばない方々がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 解決した名探偵にはその結末ゆえ非常に後味の悪い事件としても記憶に残るそうだ…(棒) -- 名無しさん (2014-01-04 20:27:54) - ↑事件解決してなぜ責められにゃならんのかというな -- 名無しさん (2014-01-04 22:32:56) - 結局犯人は誰? -- 名無しさん (2016-02-23 11:10:52) - 自分でプレイして確かみてみろ! -- 名無しさん (2016-05-10 19:35:23) - ↑2ハンニンハわとそんダヨ(棒読み)。 -- 名無しさん (2016-10-29 09:35:51) - 謎解き部分ガバガバだし船内のトラップとラストの怒涛の犯人擁護はまあアレだけど、実際ファミコンで遊んだ時は歩き回って操作するのが楽しいゲームだったよ。小学生に自力クリアできるはずもなく攻略本見てクリアしたけど、大人になってからやり直してみたら「売春婦」だの「私生児」だの小学生には不適切な単語が乱れ飛ぶゲームだった -- 名無しさん (2017-11-05 04:48:58) - ゲームブック版は結構面白かった。なんであれのゲームブック版を出版しようと思ったんだ。 -- 名無しさん (2021-12-07 23:21:12) #comment #areaedit(end) }

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