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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/23(木) 21:17:46
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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#center(){&font(#afdfe4){面白ければ良いんだ。}}
#center(){&font(#afdfe4){面白ければ、無駄遣いではない。}}
「冷たい密室と博士たち」とは森博嗣の小説。前作「[[すべてがFになる]]」に続く「S&Mシリーズ」の第2作目である。
副題は『DOCTORS IN ISOLATED ROOM』
もともとこの作品が第1作、「すべてがFになる」が第4作として執筆されていたのが、第1作はインパクトを重視したいという編集の意向により現在の順番に変更されたという。
そのためかこの作品はインパクトという面ではやや弱いが、一方で比較的読みやすく仕上がっている。
2014年に放送されたフジテレビのドラマ「すべてがFになる」では、この作品が最初のエピソードとして放送された。
【あらすじ】
キャンパスから離れた山手に建てられた、N大の極地研究センタ。同僚・喜多北斗の誘いで、犀川創平と西之園萌絵はその「極地研」を訪れていた。
ところがその夜、極地研の面々とのコンパの最中に、実験室の中から男女2名の大学院生の死体が発見される。しかも実験室は密室状態だった。
犯人はどうやって姿を消したのか? そして被害者はどうやって中に入ったのか?
去年と同じ。夏、密室、殺人事件、人里離れた場所で―――。萌絵と犀川は事件を推理し真相に迫っていく……。
【主な登場人物】
・西之園萌絵
演:武井咲
N大工学部建築学科・2年生。
お嬢様学生。相変わらずの好奇心で事件にのめり込んでいく。高層マンションの最上2階を占める、彼女の自宅は本作で初披露される。
また、メールがいつも「萌絵でーす」で始まることが分かる。
最後の最後での彼女の発言が、犀川を大きくうろたえさせた。
・犀川創平
演:[[綾野剛]]
N大工学部建築学科・助教授。
我らが助教授探偵。萌絵に引っ張られて事件を推理する。
本作で彼は、事と場合によっては事件を「解決」していても、語ることなく沈黙する、という探偵役らしからぬ一面を覗かせている。
カルピスをコーラで割った「キューピット」を飲む。ウヘェ…(´Д`;)
今回、色々な意味で気が休まることがなかった。
・国枝桃子
演:水沢エレナ
N大工学部建築学科・助手。
不機嫌助手。なんと結婚する。お相手は私立高の数学教師。
・喜多北斗
演:小澤征悦
N大工学部土木工学科・助教授。
犀川の学生時代からの友人。スポーツタイプのイケメン。彼の誘いで犀川と萌絵は極地研を訪れる。萌絵や犀川と一緒に事件を推理していく。
研究室が「猛烈な哲学を感じさせる」ほど散らかっている。
ファジィの定義に関する例え話は秀逸。
・諏訪野
演:藏内秀樹
西之園家の執事。
折り目正しさは相変わらず。萌絵はタバコを吸うが、説教がイヤなので彼には内緒にしている。
・西之園捷輔
演:吉田鋼太郎
愛知県警本部長。萌絵の叔父。
萌絵に甘い。彼女に頼み込まれ、事件の報告書を期限付きで貸すのだが……。
【事件に関わる人々】
・木熊京介
演:平田満
極地研の教授。喜多のボス。学生への指導は厳しいが、日ごろはひょうきんでコンパ好き。萌絵曰く「ダンディ」。
・市ノ瀬里佳
演:市川由衣
極地研の助手。生真面目な眼鏡美人。
・丹羽健二郎
演:菊田大輔
極地研の大学院生。D2(博士課程2年生)。事件の被害者。かなりケチだった。失踪した増田の研究テーマを引き継いでいる。
・荒井正直
演:戸塚純貴
同大学院生。D1。大阪出身。あまり丹羽のことを良く言わない。
・服部珠子
演:吉谷彩子
同大学院生。M2(修士課程2年生)。事件の被害者。
・下柳久志
同大学院生。M2。萌絵のクラブの先輩。極地研の学生はすべて木熊教授つきだが、彼は「隠れ喜多研」である。リア充。
ドラマ版では未登場。
・北大路智也
同大学院生。M2。柔道部。無口でだいぶ年上。ドラマ版では未登場。
・船見真智子
演:松山愛里
同大学院生。M1。一浪しており服部と同い年。
・若林真二
同大学院生。M1。ロックバンドのヴォーカルをしている。ドラマ版では未登場。
・八川善太郎
同技官。偏屈で少々変わり者。ドラマ版では未登場。
・横木卓也
同事務官。木熊教授と仲がいい。趣味はゴルフ。ドラマ版では未登場。
・中森敬子
同事務官。感じのよい女性。ドラマ版では未登場。
・鈴村春江
同図書事務員。地味でちょっと暗い。ドラマ版では未登場。
・向井浩二
演:針原滋
同守衛。……なのだが、萌絵の無断侵入に気がつかなかった。
・小川昌三
同守衛。脚が不自由。ドラマ版では未登場。
・増田潤
演:久野雅弘
2年前に失踪した学生。当時はM2だった。失踪前は疲れた様子で、ノイローゼ気味だったという。
「すべてがFになる」同様、浅田寅ヲ作画で漫画化されている。
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「冷たい密室と博士たち」とは森博嗣の小説。前作「[[すべてがFになる]]」に続く「S&Mシリーズ」の第2作目である。
副題は『DOCTORS IN ISOLATED ROOM』
もともとこの作品が第1作、「すべてがFになる」が第4作として執筆されていたのが、第1作はインパクトを重視したいという編集の意向により現在の順番に変更されたという。
そのためかこの作品はインパクトという面ではやや弱いが、一方で比較的読みやすく仕上がっている。
2014年に放送されたフジテレビのドラマ「すべてがFになる」では、この作品が最初のエピソードとして放送された。
【あらすじ】
キャンパスから離れた山手に建てられた、N大の極地研究センタ。同僚・喜多北斗の誘いで、犀川創平と西之園萌絵はその「極地研」を訪れていた。
ところがその夜、極地研の面々とのコンパの最中に、実験室の中から男女2名の大学院生の死体が発見される。しかも実験室は密室状態だった。
犯人はどうやって姿を消したのか? そして被害者はどうやって中に入ったのか?
去年と同じ。夏、密室、殺人事件、人里離れた場所で―――。萌絵と犀川は事件を推理し真相に迫っていく……。
【主な登場人物】
・西之園萌絵
演:武井咲
N大工学部建築学科・2年生。
お嬢様学生。相変わらずの好奇心で事件にのめり込んでいく。高層マンションの最上2階を占める、彼女の自宅は本作で初披露される。
また、メールがいつも「萌絵でーす」で始まることが分かる。
最後の最後での彼女の発言が、犀川を大きくうろたえさせた。
・犀川創平
演:[[綾野剛]]
N大工学部建築学科・助教授。
我らが助教授探偵。萌絵に引っ張られて事件を推理する。
本作で彼は、事と場合によっては事件を「解決」していても、語ることなく沈黙する、という探偵役らしからぬ一面を覗かせている。
カルピスをコーラで割った「キューピット」を飲む。ウヘェ…(´Д`;)
今回、色々な意味で気が休まることがなかった。
・国枝桃子
演:水沢エレナ
N大工学部建築学科・助手。
不機嫌助手。なんと結婚する。お相手は私立高の数学教師。
・喜多北斗
演:小澤征悦
N大工学部土木工学科・助教授。
犀川の学生時代からの友人。スポーツタイプのイケメン。彼の誘いで犀川と萌絵は極地研を訪れる。萌絵や犀川と一緒に事件を推理していく。
研究室が「猛烈な哲学を感じさせる」ほど散らかっている。
ファジィの定義に関するたとえ話は秀逸。
・諏訪野
演:藏内秀樹
西之園家の執事。
折り目正しさは相変わらず。萌絵はタバコを吸うが、説教がイヤなので彼には内緒にしている。
・西之園捷輔
演:吉田鋼太郎
愛知県警本部長。萌絵の叔父。
萌絵に甘い。彼女に頼み込まれ、事件の報告書を期限付きで貸すのだが……。
【事件に関わる人々】
・木熊京介
演:平田満
極地研の教授。喜多のボス。学生への指導は厳しいが、日ごろはひょうきんでコンパ好き。萌絵曰く「ダンディ」。
・市ノ瀬里佳
演:市川由衣
極地研の助手。生真面目な眼鏡美人。
・丹羽健二郎
演:菊田大輔
極地研の大学院生。D2(博士課程2年生)。事件の被害者。かなりケチだった。失踪した増田の研究テーマを引き継いでいる。
・荒井正直
演:戸塚純貴
同大学院生。D1。大阪出身。あまり丹羽のことを良く言わない。
・服部珠子
演:吉谷彩子
同大学院生。M2(修士課程2年生)。事件の被害者。
・下柳久志
同大学院生。M2。萌絵のクラブの先輩。極地研の学生はすべて木熊教授つきだが、彼は「隠れ喜多研」である。リア充。
ドラマ版では未登場。
・北大路智也
同大学院生。M2。柔道部。無口でだいぶ年上。ドラマ版では未登場。
・船見真智子
演:松山愛里
同大学院生。M1。一浪しており服部と同い年。
・若林真二
同大学院生。M1。ロックバンドのヴォーカルをしている。ドラマ版では未登場。
・八川善太郎
同技官。偏屈で少々変わり者。ドラマ版では未登場。
・横木卓也
同事務官。木熊教授と仲がいい。趣味はゴルフ。ドラマ版では未登場。
・中森敬子
同事務官。感じのよい女性。ドラマ版では未登場。
・鈴村春江
同図書事務員。地味でちょっと暗い。ドラマ版では未登場。
・向井浩二
演:針原滋
同守衛。……なのだが、萌絵の無断侵入に気がつかなかった。
・小川昌三
同守衛。脚が不自由。ドラマ版では未登場。
・増田潤
演:久野雅弘
2年前に失踪した学生。当時はM2だった。失踪前は疲れた様子で、ノイローゼ気味だったという。
「すべてがFになる」同様、浅田寅ヲ作画で漫画化されている。
追記修正をお願いします。
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