ジャミトフ・ハイマン

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/09 Mon 15:12:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){「わしだって大量殺戮者の汚名は着たくはないが。武闘派と言う輩は、宇宙が砂漠化しても生きていけると思っているようだな」}} ジャミトフ・ハイマンは「[[機動戦士Ζガンダム]]」の登場人物。 CV:TV版前半:池田勝、TV版後半・[[劇場版>機動戦士Ζガンダム A New Translation]]・[[0083>機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]版:西村知道 [[地球連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]独立組織「[[ティターンズ]]」の創始者にして最高司令官。階級は大将。 宇宙暦0087に発生した「[[グリプス戦役]]」において、主に政治面でティターンズを戦役終盤まで支え続けた。 #center(){&font(#0000ff){■[来歴]■}} 彼の出生地は不明だが、小説版では彼の祖先はフランスのスダン(セダン)出身で「ゼダンの門」はそれにあやかって付けたらしい。 地球連邦軍人として、主に軍政においての能力を見出されキャリアを重ねる。 [[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]][[0083>機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]の時点ではジーン・コリニー大将の部下で、軍財務高官として准将の地位にあった。 0083に発生した「[[デラーズ紛争]]」を最大限に利用し、軍内部の穏健派を粛清したり、対抗派閥の弱体化を図ったりと、コリニーや[[グリーン・ワイアット]]大将ほどの大物ではないながらも、陰に陽に画策していた。 更に&font(#ff0000){「[[ジオン残党>ジオン残党軍]]の脅威」という虚像を拡大することで}自己の権限を拡大。ジオン残党討伐という名目の元、自らの私兵部隊であるティターンズを創設する。 もっともデラーズ紛争、アクシズ勢力、後の[[シャア>シャア・アズナブル]]率いる[[新生ネオ・ジオン]]などの大きな勢力が台頭してきたり、 その他にも[[地球]]・コロニー・小惑星・[[月>月(天体)]]・火星など、いたるところに[[ジオン残党>ジオン残党軍]]が潜んでいる… というかメタ的に言うと後付けでホイホイジオン勢力を増やしていったためにかなりの勢力が残存していることになり、しかも彼らは毎度毎度悪質なテロや虐殺を引き起こすため、 実際には&font(#ff0000){「ジオン残党の脅威」}は虚像ではなく紛れもない実像なのだが。 特にUCでは中世時代の城、頓挫したグレイファントム級、水上にある村、平原、洞窟など至る所にジオン残党がいるのが確認できる。 ちなみに後に[[エゥーゴ]]のブレックスらはティターンズを&font(#ff0000){「ジャミトフの私兵」}と非難しているが、 エゥーゴとて元は&font(#ff0000){ブレックスやカーバイン会長の私兵}であり、その腹心であった[[クワトロ・バジーナ]]こと[[シャア・アズナブル]]も&font(#ff0000){自らの私兵集団である新生ネオジオン}を結成していること等を鑑みるに、この点に関してはどっちもどっちだったりする。 まあ正義とかどうとかよりも、ここらは政治的主張とかそういうものだろう。((とは言え、ティターンズは世間的にはれっきとした正規軍扱いで、連邦軍内に対し分不相応ですらある権限を持ちながらその実態がジャミトフの私兵集団であるという決定的な違いはあるが。)) というかこの発言はカミーユの両親を人質にしたと知ったエマが「''地球連邦軍って''こういう作戦もするの?」という問いかけに 「地球連邦軍ではなくティターンズというジャミトフの私兵はこういう卑劣なことをする」という意味での返事であって 「連邦軍全体」と「ティターンズ」はスタンスが別物であることをエマ(と視聴者)に説明するためのものなので私兵うんぬんに深くこだわる必要はない。 ティターンズ創設から後は、部隊の指揮・運営を腹心である[[バスク・オム]]大佐に一任し、自らはティターンズの権限拡大のために連邦議会における政治活動に専念する。 このころにはコリニー大将を超え、連邦における最大派閥の領袖となっていた。 が、バスクは彼の思惑を超えて暴走、30バンチ事件などのコロニー住民に対する虐殺行為を始め、数々の暴挙を行うに至り、ジャミトフはその隠蔽工作などの対処に忙殺されることになる。 その後もバスクを含めた現場指揮官の独断専行を許してしまう事態となってしまう。 グリプス戦役終盤には&font(#ff0000){作戦計画を事後通達で知らされる}という始末で、ジャミトフはティターンズの指揮権を事実上乗っ取られていた。 バスクにその意図があったかどうかは不明だが(※[[シロッコ>パプテマス・シロッコ]]は明確に狙っていた)、ジャミトフからすると革命を起こされた形である。 バスクらが行った毒ガス作戦などのコロニー住民に対する大虐殺に対しては&font(#ff0000){むしろ苦々しさすら覚えており}、その暴走を牽制する意味で「木星帰りの男」[[パプテマス・シロッコ]]を登用した。 シロッコの危険性に気付いていたにも関わらず重用せざるを得なかったのは、 もはや自らの手では暴走を止めることができなかったことと、信用に足る優秀な部下がいなかったためである。 [[グリプス戦役]]においても、バスクらの起こした「ジャブローの核自爆」や「グラナダに対するコロニー落とし」と言った暴挙に対し、完全に隠蔽しようと工作を行う。 &font(#ff0000){さらにそれらを都合よく利用してティターンズの権限を拡大。地球連邦軍全軍を指揮下に置くことに成功するも}、エゥーゴの反攻によって地球における拠点を[[次々に喪失していく>キリマンジャロ降下作戦]]。 と同時に、ティターンズに対する様々な人々の反感は更に増していった。 そしてエゥーゴ代表となった[[クワトロ・バジーナ]]大尉による「ダカール演説」が為され、その時の対処が「光ファイバーの通信施設の破壊」と強引かつ後手に回ったものであった上、 更に「街の被害を顧みない戦い方」や「街を守ろうとした友軍の[[アッシマー]]を撃った」シーンを映像に撮られ放映されたことで、連邦内でのティターンズの立場は著しく悪化、 &bold(){反地球連邦組織}のエゥーゴが連邦と合体してしまう事態を招いてしまう(題目はあれだが内実は&bold(){連邦内のスペースノイドを中心とした組織}なのでおかしくはない)。 逆に地球連邦の極右勢力にしてエリート部隊だったティターンズは、この一件以降完全に逆賊として扱われ、一部のティターンズ兵からも見切りを付けられてしまう。そういった人々は離脱したり、エゥーゴに寝返ったりした。 まあ、やっていることが余りにも非人道的、かつ味方をも省みないため、連邦の腐敗やジャミトフの真意どうこう以前の問題で、バレてしまってはこうなるのは当然の流れである。 その後、地球最大の拠点であったキリマンジャロ基地を喪失するに至り、宇宙へと移動。 [[ゼダンの門>ア・バオア・クー(機動戦士ガンダム)]]においては直接現地入りして総指揮を執るが、ティターンズ発足後は前線に出る事がなかったことも相まって、 既に宇宙における部隊指揮権はバスクとシロッコによって掌握されており、&font(#ff0000){神輿程度にしかならなかった。} 最終的には[[グワダン>グワジン級の後継艦]]におけるエゥーゴ、アクシズとの三者会談に臨み、そこで発生した騒乱に乗じてシロッコに謀殺された。 指導者を失ったティターンズは以後、更にバスクを謀殺したシロッコの私兵集団と化し、連邦内での立場を完全に喪失したことによって所属的にはただの武装集団となった。 当然のことだが、これは政治的な動きによるもので、ティターンズ兵個々の理念がそれに応じて変化したわけではなく、この動きに関する思いは個々によって異なる。 #center(){&font(#ff0000){そして宇宙世紀0088年2月20日。}} グリプスⅡ周辺で行われた最終決戦においてシロッコは戦死。 ティターンズ艦隊もほぼ壊滅したことで、ティターンズの名はジャミトフを追うかのように歴史から姿を消した。 #center(){&font(#0000ff){■[人物・能力]■}} 軍政家として短期的に見ればまさに宇宙世紀に名を残す逸物。 ティターンズが創設からわずか4年の間に地球連邦軍全軍をその指揮権におくことに成功したのは、ひとえに彼の政治力の高さを示すものであろう。 一方で狂信的な地球至上主義者であったが、その崇拝の対象は一般的なティターンズ将兵のような&font(#ffb74c){「地球連邦」}ではなく&font(#0000ff){「地球そのもの」}であり、 彼の最終的な目的は &font(#ff0000){「その強大な権力を行使することで、地球に巣食う特権階級(要するに地球連邦のこと)の粛清と、地球人類の強制的な宇宙への移住」}であったらしい。 実はこういう考え方は、敵であるエゥーゴの指導者・ブレックスのそれと似通っているところがあった(やり方こそ過激なものの)のである。 もっと言うと、「強大な権力で宇宙移民を推進し、もって地球環境を回復させる」という政略は地球連邦の発足当初からの目標である((なお地球連邦が移民政策を途中でやめたのは、全人類の宇宙移住より先に「地球環境が回復傾向を示したこと」と「地球環境維持のためにはある程度地球に残る人が必要だと分かったこと」が大きく、別に政府高官が残りたいという欲望を発揮したからではない。実際、アースノイドのほとんどは政府関係者ではないし、やがて地球連邦も月に首都を移すことになる。))。 [[一年戦争]]による地球の荒廃を真剣に憂いており、少なくともブレックスの言うような、 &font(#ff0000){「宇宙酔いが怖いという言い訳で既得権益にしがみ付く」連邦政府の高官}とは一線を画したものではあった。 そして、その理想を果たすためならば、自分の命さえ犠牲にする覚悟も備えている。((尤も、根底にあるその行動の原動力となっているのはアナハイム会長メラニー・ヒュー・カーバインへの対抗意識でしかないとも言われている)) #center(){&bold(){「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」}} 当然ながらこのようなアースノイドを全否定する主義主張を&ruby(アースフェデレーション){地球連邦}に属しながら馬鹿正直に掲げていられるわけがない上、 スペースノイドに対してもその本音を「自分たちが地球に住む特権階級になりたい」「なれないなら地球ごと破壊したい」と見抜いているために公然と蔑視しているので、勘違いされて当然である。 これはTV放送の視聴者も知る機会はほぼなく、[[ゲーム]]で描かれるまではマイナーな小説版に載っていた程度の裏設定。 後に「[[アクシズを落として地球環境を破壊し、全人類を強制移住させる>新生ネオ・ジオン]]」計画を立案、実行に移したキャスバル・レム・ダイクン(クワトロ)と奇しくも似た思想だとはいえる。 あちらは[[アムロ>アムロ・レイ]]と戦う動機付け、あるいはついでみたいな真意だが…。 更に後の[[マフティー・ナビーユ・エリン(組織)>機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]は主張がほぼ一致しており、手段を政治工作からテロリズムに変えたジャミトフといえる。&font(l){どっちも悪化しとるじゃないか。} そのため、ジャミトフ自身は「地球連邦政府」や「連邦軍」に対しては何ら価値を見出しておらず、むしろ腐敗しきった両者に対して嫌悪すらしていた。 その観点だけ見れば後にアクシズと同盟を模索したこともおかしくはないのだが、彼が表向き掲げていた主張と反するものであったことは間違いない。 当然周りから見れば完全に苦し紛れの行動としか取られなかった…というよりも事実ティターンズが一方的に崩壊する瀬戸際だったための苦し紛れの行動だった。 ただ、軍も政府も嫌悪していたが、自分の計画に巻き込まないために親族と絶縁したり、カミーユに連敗している事に落ち込み「生き恥を晒していると思っていますよ」とジャミトフに対して愚痴をこぼす[[ジェリド>ジェリド・メサ]]に対して「そこまで生き残ってきたのは君が幸運だからだ」とフォローしつつ「その幸運をわしにも分けてもらいたい」と励ましたり、ゼダンの門の一件では自身の負傷よりも部下の安否を気遣ったりと、(政治を抜きにした)個人的な性格は決して極悪人と言う訳ではない。 デラーズ紛争においては意図的に逃げ道を作っておいて、相手の行動を予測しやすくすることを考えるなど戦略的視野も持っており、狭い器量のお馬鹿司令官でもない。 小説版では[[ニュータイプ思想>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]にも理解しており、「人は、意思と感性の狭隘さを突破するだけで、ニュータイプになり得る」と語っていた。つまり「カミーユ的な[[超能力]]などなくても、意識の持ちよう次第で人類は新段階に進める」ということで、しかも彼の考えには「ニュータイプになれるのはスペースノイドだけ、アースノイドには無理」というような条件・差別もついておらず、その意味ではシャアや[[ジオン・ダイクン>ジオン・ズム・ダイクン]]以上に「ニュータイプとは何か」が分かっていた((シャアとジオン・ダイクンはニュータイプはスペースノイドにしかなれないとしていた。))とさえいえる。 一方で[[エゥーゴ]]についてはティターンズの敵として勢力拡大の口実作りという利用価値があるからか、明確な障害だと認識するのが致命的に遅かった感じでもある。 ただし、いくら真意が知られるとまずいだとか戦略的観点から動いていたとかの理屈はあれど、そもそも彼の真意もやり方も非常に独善的であり、 また、非人道的ではないにしても部下や戦場などへの配慮もほぼないため(盤面のコマ的な扱い)、政治・軍事の両方面で人望が無くなっていってしまった。 ティターンズの所業についてもバスクやジャマイカンの暴走が最も大きかったとは言え、問題のある人物であることは分かっていたはずなのに彼らを重用したこともまた責任転嫁できないところである。 というよりも&bold(){自身の想定を上回っていただけ}で、自身の秘めた計画からバスクが暴走すること自体は織り込み済みだったはずである。 また、彼の目的から仮にバスクが良識的な人物だったならば、ジャマイカンを始めとした別のスペースノイド絶対殺すマンをティターンズのトップに据えていたはずである。 アニメではあまり描写されないが、散々ジオンの虐殺・テロを受けてきた地球連邦には、ジオン憎しに凝り固まった人間などまだまだ居るだろう。 結局似た流れになる可能性が高く、苦々しく思ってはいてもティターンズの暴走と彼の真意が無関係だったとはとてもじゃないが言えない。 その最期においてもシロッコに不信感を抱いておきながら、 少数の護衛しかつけずに彼をも連れていって三者会談に臨んだのは、少したかをくくり過ぎていた(今の自分を殺せるはずがない、という)面がある。 所詮歴史の傍観者でしかない視聴者の感想とはいえ、もう少し警戒するべきであったと、多くのファンが思ったのではないだろうか。%%ギレンの最期と似通ってる気がする%% 結局のところ遠大な計画の割に、軍か政界で留守を預けるに足る同志が一人もいない、という状況がジャミトフと彼の計画にとって命取りだったということになる。その点についてどこまで自覚・想定していたかは描写されていない。 上述したようにジャミトフ自身が「老い」を気にする年齢だったこと、彼の信念が確立されたのがおそらく一年戦争の惨禍であろうことを考えると、自身の真の補佐官や後継者を育つのを待っていられなかった、という思いもあったと思われる。 短い寿命で遠大な計画を実践しなければならず、その理想を託すに足る後継者も見当たらない((バスクやジェリドはもちろんシロッコも彼の理想に感応するタイプではないし、シャアに対しては(仮に後のシャアの大義名分を知っても)ジオン残党と言うことで最初から当てにしないだろう。))、という矛盾こそがジャミトフを焦らせたのか。 彼の思い描く理想が彼の思った通りの過程で歩めば、ここまでの悪人扱いはされなかったかもしれない…。 だが感情論では当然として、感情論をなるべく排しても彼の下で行われた行為は非難が多い。 また、彼の思惑は兵士どころか一般市民すらもとことん無視したもの&bold(){(人を無理やり地球から追い出す)}なので、 結局のところ彼の真意が公になる&理想通りの流れになっていたとしても何も知らない民間人から見ればとばっちりで非難はまぬがれなかったと思われる。 ジャミトフ本人は「改革や革命は常に反対派からの攻撃に遭うものだ」と、非難を浴びることなど最初から想定内で、どう言われようと眉一つ動かさなかったであろうが。本人も議論で事を進める人物ではなさそうだし。 &bold(){[[「革命はインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」>アムロ・レイ]]}とはまさにこの事だろう。 ところが後発作品により、&font(#f00,b){地球人類を追い出さず且つ盛大な環境破壊を何度も受けているのに後々も地球は存続している}ため、環境問題を考える必要はあるが&font(#f00,b){こんな非人道的な計画を画策する必要は無かった}というオチがつく。 #center(){&font(#0000ff){■[ゲーム・その他]■}} 『[[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]]』では、原作における政治的な出番や、大きな軍事組織の総大将をやってた事からか 第一作の[[SS>セガサターン]]版から、条件を満たせば歴史を前倒して、一年戦争中にティターンズ結成を成し遂げる。 ちなみにこの一作目、友人関係ということなのか何なのかは不明だがバスクがジャミトフとタメ口で会話しており かなりレアなやり取りをしている…次回作の系譜以降修正された。 一見するとスペースノイド蔑視の典型的なアースノイドのような台詞が目立つが、ティターンズモードのエンディングでは シロッコ等が作中で語っていたジャミトフ本来の思惑であろう政策が実施され、かなり衝撃的な結末を迎える。 外伝作である『蒼き星の覇者』では、ジオン観点のゲームであるが故に話の途中で連邦がジオンに敗北するのだが、 その後連邦軍残党がタカ派(ジャミトフ)とそれに同調しないハト派(レビル)に分裂する。 [[マ・クベ]]編では選択次第ではジャミトフとその一派を仲間にすることができる((シャア達ジオンのNT部隊とは排他な選択であり、ジャミトフを引き入れるとNT部隊参戦フラグが経ってても敵に回ってしまうデメリットが生ずる))。 『アクシズの脅威&V』では、グリプス戦役のシナリオが強化されており、原作におけるジャミトフに近い台詞が多い。 選択や行動次第では「バスクの危ない提案を悉く蹴り、シロッコの機嫌を取って、バスクを排除し((排除しないとシロッコがヤザン達と共にアクシズに寝返ってしまい、ベストエンドが迎えられない))、アライメントをロウで維持することで、戦後の隠居を撤回して自身のために甲斐甲斐しく支えるシロッコと共に世直しをする」 という、あらゆるジャミトフの中でも凄まじい[[ハッピーエンド]]を迎えることができる。 ギレンの野望シリーズのアニメーションにも割と登場し、初代からのティターンズ結成から始まり、 歴史戦記的な描写の多い『独立戦争記』のアニメでは準レギュラーと言っても過言ではないぐらい登場する。 このように、あまり話題にならないが、ギレンの野望シリーズでは準主役と言っても過言ではない出番と活躍を見せる。 『[[スーパーロボット大戦>スーパーロボット大戦シリーズ]]』では属している組織の関係上、プレイヤー部隊の上役や別組織において、その政治的な能力で立ち回る。 プレイヤー部隊を立場的に追い込んだりして、途中まではとんとん拍子に事が運ぶのだが、 最終的には何らかの要因で立場が危うくなり、そのまま暗殺されたり戦死したりするのがデフォである。 作品によって、性格や言動、活躍度がまちまちであり、銀河規模に話が膨らんでいる情勢が見えずにただの悪党と化してるものから、 侵略された地球を救うための試行錯誤や思案の描写が多いものまで様々である。 特に『[[64>スーパーロボット大戦64]]』では既に異星人の侵略を受けて地球各地が占領されている、という設定もあって珍しく本来の設定に近いジャミトフが見られる。 『[[GC・XO>スーパーロボット大戦GC]]』『[[OE>スーパーロボット大戦Operation Extend]]』のように、「悪さをしようとしたので阻止され逮捕、そのままフェードアウト」とかいう扱いを受けたことも。 [[図鑑のはっちゃけ具合に定評のある某ゲーム>プロフィール(Gジェネアドバンス)]]では「ガンダム史上稀に見る悪党面の持ち主である」と書かれてしまっていた。 ビジュアルブック『MSグラフィカ』にもバスクと共にチラッと登場。 「U.C.0094年に発表された一年戦争の資料集」という体で書かれた書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』には連邦軍地上部隊全兵力の20%を投入してジオン・アフリカ方面軍を鎮圧した軍人として&b(){ハイマン将軍}なる人物が挙げられているが、ジャミトフとの関係は不明。 スペースノイド差別主義者だったようだが、0083年に准将だった人間にしてはあまりにも権限が強過ぎるので親類縁者の可能性が高い。 #center(){&font(#0000ff){「わしだって荒らしの汚名は着たくはないが。Wiki籠りと言う輩は、アニヲタwikiでアク禁をくらっても追記・修正できると思っているようだな」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,31) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やっぱ秀逸な項目だな -- 名無しさん (2013-04-04 01:26:56) - とあるSSでは頼りになる後輩がいたお陰で、生き延びて大出世 -- 名無しさん (2013-06-07 13:52:08) - 公的組織の連邦軍に1個人の強権的な私兵部隊がある→大問題。言い訳はできない。連邦の権力使って強制移民→大反発必至。とてもじゃないけど平和的には達成できない。下手すれば泥沼の大戦争。 -- 名無しさん (2013-06-07 13:59:43) - アムロに言わせれば「世直しのことを知らないん」だろう -- 名無しさん (2013-06-07 14:21:59) - 思慮深いってタグには違和感があるな。 -- 名無しさん (2013-06-07 16:56:37) - ジャミトフ閣下とハマーン様が手を組む可能性もあったのかな~ &br()お互い 身内に苦労しているけど -- 松永さん (2013-06-07 19:34:49) - シャアは地球をどうこうではなく、人類の強引なステップアップをさせるためにアクシズを落とそうとしたんだから比べるもんでもないと思うが。そもそもダイクンの思想もいまいち語られてないし -- 名無しさん (2013-09-26 09:54:02) - 彼について行ったのがバスクじゃなくて東方不敗だったら…(スパロボかGジェネでやってくれないかしら) -- 名無しさん (2013-10-08 21:45:31) - ファンがティターンズに持つ悪印象に反してそう悪どい人物じゃないんだよね。 -- 名無しさん (2013-12-05 20:56:33) - ジャミトフじゃなくてバスクの私兵だよね、ティターンズって -- 名無しさん (2013-12-10 11:12:08) - 唯一忠誠心に近い物を持ったと思えるネームドがジェリドっていう絶望感 -- 名無しさん (2013-12-10 11:43:58) - シャアとこの人がであっていれば、お互いに欠けてるものを補い合えて、政戦両方ともに無敵のコンビに成り得たかもしれない。 -- 名無しさん (2013-12-10 11:54:21) - ↑でもキリマンジャロで出会い頭に撃ってきたしな~ -- 名無しさん (2013-12-10 12:00:46) - ↑11 ジャミトフの目的は戦争による経済的貧窮を地球にもたらし、餓死や宇宙への逃亡・移民を促すことだから君の発言した通りの展開で成功なんだよ。 -- 名無しさん (2013-12-10 12:45:05) - ゴップ元帥に言わせれば、この人も青二才なのか -- パキスタン (2013-12-10 23:10:11) - ↑アナハイムとジャミトフ閣下が争ってる間に 自派を議会の最大派閥にしたんだから &br()モグラ畏るべし -- 名無しさん (2013-12-14 23:11:26) - ビジョンがあって、能力があるけど、人望がないって、参謀型の人間だな。日本史だと、石田三成や小栗忠順みたいなタイプ。 -- 名無しさん (2013-12-19 16:05:45) - 彼に必要だったのはティターンズやない、デビルガンダムや!(無茶) -- 名無しさん (2013-12-19 16:09:51) - ↑2 せっかくアースノイドを地球から追い出す具体的な方法考えてたのにカリスマがないせいで失敗したのが哀れだ。エゥーゴの登場とティターンズとの対立までは予定通りだったのにどこで間違えたのやら -- 名無しさん (2013-12-19 17:03:12) - 結論ジェリドが悪い…… &br()じゃなく、シロッコの女性君主主義じゃないが、カリスマだけのお飾りでも、神輿になれる誰かを用意すべきだったかもな &br()ほら居るじゃん。影響力も知名度も有るけど7年位軍内ニートやってる人とか -- 名無しさん (2013-12-19 17:12:05) - ジャンボミックスパフェデラックス -- 名無しさん (2014-01-15 01:32:42) - 地球のことも人間のことも考えずに理想に酔ってるインテリまがいのクズで良いと思う。 -- 名無しさん (2014-01-15 01:35:48) - ↑×3アムロなら選りすぐりのエース部隊でパイロットを纏める御輿には最適だが(ア・バオア・クーでアムロに誘導されたパイロットなら尚更)、ニュータイプ恐怖症を患っている上層部の他の人間が許さないだろ、それは。 &br()結局、軍政家としては超一流でも使える人材が訳ありのバスクみたいなのしかいなかったのが最大の不幸だな(最も、初めからバスクとそのシンパを時期を見て軍法会議で粛正する予定だったとしたら話は変わってくるが) -- 名無しさん (2014-01-15 02:28:47) - シロッコを心酔させれてれば話は違ったかもしれない、アイツならバスクを粛清する事もその後のティターンズの武力を引き受ける事も御輿を用意する事も出来ただろう -- 名無しさん (2014-01-15 03:06:14) - ↑若い女性(ハマーン)を口説け無かった彼には難しいだろうな。シロッコが心酔するのは自分だけだし。 -- 名無しさん (2014-01-15 04:28:29) - ※2のSSが気になる -- 名無しさん (2014-02-07 03:16:24) - ジョニーライデンの帰還でのゴップ、アナハイムジャーナルでのメラニー この二人に比べると目的といい手腕といい小物臭が半端ない。本人よりは作り手の個性の違いだけどね -- 名無しさん (2014-02-07 04:49:17) - まあ…だいたいガンダムは崇高でも革命的思想は常に体制に敗れるし、腐敗してるほうが生き残るんだから、ゴップみたいなのが力もつわ &br() &br() -- 名無しさん (2014-06-02 12:10:58) - 毒(シロッコ)をもって毒(バスク)を制しようとしたら、後から入れた毒によって死亡。毒に対する抗体を用意できてなかったのに毒をもって毒を制する方法をとったのなら、それはただのその場しのぎ。有能とは見えないな…… -- 名無しさん (2014-06-02 13:51:14) - 過激さはあるものの個人的には好きな首領。 -- 名無しさん (2014-06-02 14:57:49) - 少なくとも冷血動物ギレンや自分自身が俗物で意地を張ることしかできないハマーンよりは人間らしさがある -- 名無しさん (2014-06-14 00:00:26) - もしレビル将軍が生きていて真の目的や味ケていれば、強力なバックになってくれたかも。彼も地球に巣食う特権階級や味オてたし。 -- 名無しさん (2014-06-15 23:28:24) - シロッコは理解者だけど賛同者ではなかったのがね。 -- 名無しさん (2014-06-19 21:57:19) - シャアとジャミトフを足して2で割ったら完璧なのに -- 名無しさん (2014-07-21 11:47:37) - 確かに苦労人だな。暴走したバスクを粛清できれば、マシだったろうに。シロッコからも内心馬鹿にされてたろうな。 -- 名無しさん (2014-08-19 12:29:42) - こいつを「中立的に」持ち上げて俺カッコいいって連中が多くて引くわ・・・。 -- 名無しさん (2014-08-19 14:08:36) - ↑そんなこと言う悪い宇宙人にはバスク・オムが来るよ~ -- 名無しさん (2014-08-19 14:21:56) - スパロボ初出演は4次。単なる連邦牛耳りたい野心家。しかも最後は敵等にハマーンに殺された。 -- 名無しさん (2014-08-19 15:09:25) - 何だかんだ0083の上司もアレ、前線に艦隊送って敵艦隊の足を止めてればガトーがあそこまで突出することは難しかっただろうし。 -- 名無しさん (2014-08-19 16:23:51) - まあ、崇高な理想を内に秘めていたとはいえ、はたから見りゃデラーズ紛争を利用して小汚く成り上がった奴にしか見えんからな。成り上がる前に自分の理解者を探しとくべきだったとは思う。 -- 名無しさん (2014-09-18 23:33:58) - やり方と直属の部下はアレだが思想は理解できる。 -- 名無しさん (2014-09-18 23:51:09) - ダイクンが言うだけいって投げっぱにした思想をそれなりに現実的な手段で実行しようとしたという点政治家としてはシャアより格上だな。シャアとコンビでダイクンの後継者として動ければよかったが -- 名無しさん (2014-10-05 18:17:06) - シロッコにしてもシャアにしてもあるいはハマーンにしても、ニュータイプってやつは感覚が鋭敏なせいか一面非常に利己的に見える、負けだと判ればすぐポイー。忠誠心を持つタイプのニュータイプ・・・シロッコと同じ木星帰りのシャリア・ブルなんかが部下にいればよかったんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2014-11-09 03:23:31) - ↑というよりニュータイプは感覚が鋭敏なのと純粋過ぎるせいで、白と黒でしか物事を考えられないのが一番いけない点だと思う。光を求めすぎて、闇を頭ごなしに否定するから酷いとTV版のカミーユのような末路を辿ることになる。 -- 名無しさん (2014-11-09 03:54:10) - ↑それを考えると、妥協につぐ妥協の積み重ねでできている政治には、ニュータイプはまるで向いていないと言えるな。 -- 名無しさん (2015-01-01 14:31:52) - コイツと逆シャアのシャアのやろうとしたことってどうちがうの -- 名無しさん (2015-01-01 15:06:59) - 全人類の宇宙への強制移民だから最終目標は同じと言えば同じ。 -- 名無しさん (2015-01-01 16:51:04) - ↑3 ガンダムUCでニュータイプに政治を任せろといったけど大丈夫かねぇと思う。アムロたち歴代の主人公は人の善意を妄信して悪意と欲望(エゴ)を筆頭とした心の闇を否定しがちだし、実際シャアもニュータイプだけど中身はオールドタイプと言われてるように自分の価値基準そぐわない事柄を全否定しがちだったし・・・それはハマーンたち他の敵役のニュータイプたちにも言えることだけど。 -- 名無しさん (2015-01-08 03:55:56) - UCの話持ち出されてもその、困る -- 名無しさん (2015-01-08 10:49:35) - ↑x2連邦政府の体制は民主主義だ。民主主義である以上、選挙時にOTにばかり票が集中する等、民意がNTの参政を嫌がれば、NT参政は絵に描いた餅に成り果てる。 -- 名無しさん (2015-01-10 22:49:53) - ↑どれもこれも連邦政府のせい(極右)それからは地球内のアホども -- 名無しさん (2015-02-12 16:56:21) - 地球の環境の為にって言う理想は共感できても、その為に強制的に地球を出てけ言たら普通なら「ハァ?」と思うわなぁ。仮にティターンズが天下取ったとしてもいざ強制移住をやろうとした際組織の体質(アースノイド第一)的に反発出るんじゃ・・この人といいシャアといい極端な手段に走りすぎ。 -- 名無しさん (2015-02-12 17:24:01) - ↑どいつもこいつも極端な手段に走りすぎ、ということは、極端な手段に訴えないとどうしようもできないことにみんな気付いていたということではないだろうか。 -- 名無しさん (2015-02-14 22:52:43) - 私兵云々に関しては、地球連邦軍の一部分を切り取って、権力を発揮しつつ私兵化してるのが問題なのであって -- 名無しさん (2015-02-19 17:32:03) - 「革命はインテリが起こすがいつも過激な事しかやらない」本人の過激な行動はあくまで目的を果たす手段だが、往々にして過激な事がしたいだけの奴が集まるものだ。そうなるともうインテリは足抜けするか抹殺されるかしか無くなるのだ。どこぞの赤軍なんかもそうだったな。 -- 名無しさん (2015-08-24 11:20:41) - PSPギレンの野望のジャミトフ編Lawルートは良かった -- 名無しさん (2015-11-19 14:06:45) - アクシズと手を組んだ時は「あの・・設立目的は・・・」だったけどこの項目みて新たな見方ができた。 -- 名無しさん (2015-11-19 16:12:13) - でも、シャアの『アクシズ落としという強硬手段もダメ』、ジャミトフの『連邦政府の力を背景とした強制移民もダメ』としたら、一体どうやったら、人類を地球という重力の檻から巣立たせることができるんだろう? あのままじゃ、いつかは本当に人類に地球が食い尽くされちゃうよね? 教えて富野御大~!!(『滅びて』は却下) -- 名無しさん (2016-02-18 18:20:28) - その結果がGレコの前史じゃないか? -- 名無しさん (2016-02-18 19:02:28) - 善悪はともかく、組織のリーダーとしては一番まともに思える 他の人は大義というより私情に駆られすぎ -- 名無しさん (2016-02-18 22:11:08) - ゼダンの門脱出の際に自分の事はいいから将兵の心配をしろと言っていたのが印象的。単なる利己主義者ではないのは間違いない。 -- 名無しさん (2016-03-21 13:06:33) - バスクに任せちゃったのが大失敗であり、彼の限界だったか -- 名無しさん (2016-04-29 22:19:34) - バスクに任せて悪事をやらせないと、下手に善良な指揮官にやらせちゃうと内乱を起こせないからジレンマだよなぁ。 -- 名無しさん (2016-07-04 04:22:41) - もう少しバスクが手段を選ぶきれいな奴で、彼の『地球(アースノイドでなく)至上主義』を理解していれば…… -- 名無しさん (2016-07-04 07:30:34) - ↑5 ハマーン→シャアシャアシャアシャ(ry」 シャア→ララァを殺された恨みとアムロへのライバル心 鉄仮面→奥さんに振られて機械になろうとした ……うん、確かに。 あ、でもカガチは? あのひとは特に私情があったようには思えないけど。 -- 名無しさん (2016-07-04 07:33:46) - ↑私情はないがやったのは全人類巻き込んだダイナミック自殺だからな -- (2016-07-04 07:46:35) - 早すぎてロマンや理想を取っ払ったシャアかな -- 名無しさん (2017-04-28 08:57:28) - ギレンの野望によると、もしバスクを粛清してたらシロッコは忠実な腹心になってたみたい -- 名無しさん (2017-05-12 15:19:06) - ブレックスと腹を割って本音を語っていれば宇宙世紀は全く違う歴史になっていただろう -- 名無しさん (2017-05-12 15:43:19) - その辺を誤解なく分かり合えるのがNT、だから話し合っててもしがらみとかで頓挫したかもな -- 名無しさん (2017-09-07 09:08:47) - 本文のダカール演説後、エゥーゴが連邦と合体してしまうって所までは行ってなくね?ティターンズが完全に逆賊、というのもまだそこまで行ってない気がする。3者会談でジャミトフは「状況はそう簡単に変わるものではない」と言ってる、これは単なる強がりかもしれないけど、連邦政府とのパイプ自体は維持し続けているだろうし。 --   (2020-01-09 17:50:30) - つまり、共食いにいたってしまうまで、アースノイドの地球汚染を見て見ぬふりしていたってことか……。地獄でジャミトフが「そらみたことか」と、ブレックス、シャアと高笑いしてそうだ; > (2016-02-18 19:02:28) -- 名無しさん (2020-01-09 18:26:57) - ↑8ガンダムだけじゃなくドバ・アジバや黒騎士、ジョナサン&バロンズゥといった他の富野作品のボスも私情入りまくりやな。富野さんそっちの方が生々しくて描きやすいのかも -- 名無しさん (2020-06-15 20:17:09) - ↑そこは黒騎士よりもドレイクじゃね?主人公が討ったわけじゃないけど -- 名無しさん (2020-06-28 22:14:43) - いやあ、良いもの読んだ。バスクの影に隠れた影の薄い爺さん(悪人顔)ぐらいにしか思ってなかったが印象が90度くらい変わった。しかしこれ読んで思ったが、思想的にはジオニズムに近いのかな?そうだとするとグリプス戦役後ネオ・ジオンに合流した元ティターンズ兵はジャミトフ派で思想的な共通点が有ったから・・・みたいな妄想もできそう。 -- 名無しさん (2021-04-20 04:38:04) - >地球連邦の極右勢力  宇宙世紀に思想の左右なんてどれだけ重要なのか。だったらザビ家やそのシンパも「スペースノイドの極右勢力」になるがw。 -- 名無しさん (2021-09-19 16:20:07) - 彼のその歩みを止めるように説得する方法はなかったのかなぁ? -- 名無しさん (2021-09-19 17:12:23) - ↑ むしろジャミトフの計画を巧みに完結させる方法を見出したかったところ。そもそも「宇宙を開拓・移民して地球上の人口を(虐殺抜きに)減らし、以って地球環境を回復させる」というのは地球連邦政府の根本政策なわけだから、ジャミトフの理想はそのまま連邦本来の理想だったのだ……。 -- 名無しさん (2021-12-03 13:09:07) - ↑元財務官僚らしいから、それこそ若い頃に特権階級からの要請で宇宙移民計画の凍結を迫られて抵抗してたりするのかもね。 -- 名無しさん (2022-01-06 19:51:23) - この人には地球選民思想、スペースノイド差別も存在せず、むしろティターンズ的な人間達を憎んでた。そういう奴らを利用して、戦争起こしまくって経済的に壊滅させてしまいスペースノイド化への道を進ませて地球環境も保全という謂わば極右の仮面を被った極左。仮面被ったまま死んじゃったから作中キャラ達にも視聴者にも衝撃を与えられない不発弾になってしまったが -- 名無しさん (2022-08-05 09:44:17) - またスパロボ出ないかなぁ 最近のスパロボなら今度こそ補正を受けて生存、自軍を認めて隠居とかしてくれるかもしれん(その場合、バスクは多分死ぬが) -- 名無しさん (2022-08-05 15:20:38) - ↑2 『自分の手ごまとして集まった人間こそが自分が最も憎んでいた者達』と思うとポケモンのフラダリを連想させる(あちらは最終兵器で自らの手ごまのフレア団のアジトを吹き飛ばした)。あちらは選民思想っぽいのがあるが実質人類(とポケモン)滅亡考えたりしているから人類滅亡絶対とまでは考えていなくて地球第一なジャミトフとは本質的に相いれなさそうだが(というかジャミトフは目的達成したらティターンズをどうするつもりだったのだろうか) -- 名無しさん (2022-08-07 10:43:22) - ↑おそらく、目的達成と同時にティターンズ運営不能になり、その後始末でさらに経済疲弊…というところじゃないかと -- 名無しさん (2022-08-07 11:15:26) - 毎度思うけど地球が汚染されてるからって地球人を宇宙に追い出したら、今度は宇宙の星々が汚染されつくされるだけでは -- 名無しさん (2023-02-09 18:39:54) - その通り、エレズム(地球聖地論)だからそれでいい。人類発祥の地である地球は特別な存在だから汚すなって話 -- 名無しさん (2023-02-27 16:22:16) - 穏健な言い方をすれば「ちょっと汚れすぎたからいったん離れよ」なんだけど、究極的には↑のいう通りになるわね -- 名無しさん (2023-05-05 13:04:01) - クワック・サルヴァー「総帥!私は歩けます!」 -- 名無しさん (2023-05-12 22:05:56) - 農林水産省も、2~3年の輪番禁漁でも効果があるって発表してるしね>いったん離れよ -- 名無しさん (2023-05-15 00:22:59) - 編集が酷くなった。ジャミトフの記事なのに関係ない言い訳のような蛇足の嵐で読みづらい。「革命はインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」についてもジャミトフの場合シャアなどに比べてもむしろ非常に現実的な方法を取っているので該当しない。 -- 名無しさん (2023-06-28 16:23:53) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/09 Mon 15:12:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){「わしだって大量殺戮者の汚名は着たくはないが。武闘派と言う輩は、宇宙が砂漠化しても生きていけると思っているようだな」}} ジャミトフ・ハイマンは「[[機動戦士Ζガンダム]]」の登場人物。 CV:TV版前半:池田勝、TV版後半・[[劇場版>機動戦士Ζガンダム A New Translation]]・[[0083>機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]版:西村知道 [[地球連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]独立組織「[[ティターンズ]]」の創始者にして最高司令官。階級は大将。 宇宙暦0087に発生した「[[グリプス戦役]]」において、主に政治面でティターンズを戦役終盤まで支え続けた。 #center(){&font(#0000ff){■[来歴]■}} 彼の出生地は不明だが、小説版では彼の祖先はフランスのスダン(セダン)出身で「ゼダンの門」はそれにあやかって付けたらしい。 地球連邦軍人として、主に軍政においての能力を見出されキャリアを重ねる。 [[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]][[0083>機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]の時点ではジーン・コリニー大将の部下で、軍財務高官として准将の地位にあった。 0083に発生した「[[デラーズ紛争]]」を最大限に利用し、軍内部の穏健派を粛清したり、対抗派閥の弱体化を図ったりと、コリニーや[[グリーン・ワイアット]]大将ほどの大物ではないながらも、陰に陽に画策していた。 更に&font(#ff0000){「[[ジオン残党>ジオン残党軍]]の脅威」という虚像を拡大することで}自己の権限を拡大。ジオン残党討伐という名目の元、自らの私兵部隊であるティターンズを創設する。 もっともデラーズ紛争、アクシズ勢力、後の[[シャア>シャア・アズナブル]]率いる[[新生ネオ・ジオン]]などの大きな勢力が台頭してきたり、 その他にも[[地球]]・コロニー・小惑星・[[月>月(天体)]]・火星など、いたるところに[[ジオン残党>ジオン残党軍]]が潜んでいる… というかメタ的に言うと後付けでホイホイジオン勢力を増やしていったためにかなりの勢力が残存していることになり、しかも彼らは毎度毎度悪質なテロや虐殺を引き起こすため、 実際には&font(#ff0000){「ジオン残党の脅威」}は虚像ではなく紛れもない実像なのだが。 特にUCでは中世時代の城、頓挫したグレイファントム級、水上にある村、平原、洞窟など至る所にジオン残党がいるのが確認できる。 ちなみに後に[[エゥーゴ]]のブレックスらはティターンズを&font(#ff0000){「ジャミトフの私兵」}と非難しているが、 エゥーゴとて元は&font(#ff0000){ブレックスやカーバイン会長の私兵}であり、その腹心であった[[クワトロ・バジーナ]]こと[[シャア・アズナブル]]も&font(#ff0000){自らの私兵集団である新生ネオジオン}を結成していること等を鑑みるに、この点に関してはどっちもどっちだったりする。 まあ正義とかどうとかよりも、ここらは政治的主張とかそういうものだろう。((とは言え、ティターンズは世間的にはれっきとした正規軍扱いで、連邦軍内に対し分不相応ですらある権限を持ちながらその実態がジャミトフの私兵集団であるという決定的な違いはあるが。)) というかこの発言はカミーユの両親を人質にしたと知ったエマが「''地球連邦軍って''こういう作戦もするの?」という問いかけに 「地球連邦軍ではなくティターンズというジャミトフの私兵はこういう卑劣なことをする」という意味での返事であって 「連邦軍全体」と「ティターンズ」はスタンスが別物であることをエマ(と視聴者)に説明するためのものなので私兵うんぬんに深くこだわる必要はない。 ティターンズ創設から後は、部隊の指揮・運営を腹心である[[バスク・オム]]大佐に一任し、自らはティターンズの権限拡大のために連邦議会における政治活動に専念する。 このころにはコリニー大将を超え、連邦における最大派閥の領袖となっていた。 が、バスクは彼の思惑を超えて暴走、30バンチ事件などのコロニー住民に対する虐殺行為を始め、数々の暴挙を行うに至り、ジャミトフはその隠蔽工作などの対処に忙殺されることになる。 その後もバスクを含めた現場指揮官の独断専行を許してしまう事態となってしまう。 グリプス戦役終盤には&font(#ff0000){作戦計画を事後通達で知らされる}という始末で、ジャミトフはティターンズの指揮権を事実上乗っ取られていた。 バスクにその意図があったかどうかは不明だが(※[[シロッコ>パプテマス・シロッコ]]は明確に狙っていた)、ジャミトフからすると革命を起こされた形である。 バスクらが行った毒ガス作戦などのコロニー住民に対する大虐殺に対しては&font(#ff0000){むしろ苦々しさすら覚えており}、その暴走を牽制する意味で「木星帰りの男」[[パプテマス・シロッコ]]を登用した。 シロッコの危険性に気付いていたにもかかわらず重用せざるを得なかったのは、 もはや自らの手では暴走を止めることができなかったことと、信用に足る優秀な部下がいなかったためである。 [[グリプス戦役]]においても、バスクらの起こした「ジャブローの核自爆」や「グラナダに対するコロニー落とし」と言った暴挙に対し、完全に隠蔽しようと工作を行う。 &font(#ff0000){さらにそれらを都合よく利用してティターンズの権限を拡大。地球連邦軍全軍を指揮下に置くことに成功するも}、エゥーゴの反攻によって地球における拠点を[[次々に喪失していく>キリマンジャロ降下作戦]]。 と同時に、ティターンズに対する様々な人々の反感は更に増していった。 そしてエゥーゴ代表となった[[クワトロ・バジーナ]]大尉による「ダカール演説」が為され、その時の対処が「光ファイバーの通信施設の破壊」と強引かつ後手に回ったものであった上、 更に「街の被害を顧みない戦い方」や「街を守ろうとした友軍の[[アッシマー]]を撃った」シーンを映像に撮られ放映されたことで、連邦内でのティターンズの立場は著しく悪化、 &bold(){反地球連邦組織}のエゥーゴが連邦と合体してしまう事態を招いてしまう(題目はあれだが内実は&bold(){連邦内のスペースノイドを中心とした組織}なのでおかしくはない)。 逆に地球連邦の極右勢力にしてエリート部隊だったティターンズは、この一件以降完全に逆賊として扱われ、一部のティターンズ兵からも見切りを付けられてしまう。そういった人々は離脱したり、エゥーゴに寝返ったりした。 まあ、やっていることが余りにも非人道的、かつ味方をも省みないため、連邦の腐敗やジャミトフの真意どうこう以前の問題で、バレてしまってはこうなるのは当然の流れである。 その後、地球最大の拠点であったキリマンジャロ基地を喪失するに至り、宇宙へと移動。 [[ゼダンの門>ア・バオア・クー(機動戦士ガンダム)]]においては直接現地入りして総指揮を執るが、ティターンズ発足後は前線に出る事がなかったことも相まって、 既に宇宙における部隊指揮権はバスクとシロッコによって掌握されており、&font(#ff0000){神輿程度にしかならなかった。} 最終的には[[グワダン>グワジン級の後継艦]]におけるエゥーゴ、アクシズとの三者会談に臨み、そこで発生した騒乱に乗じてシロッコに謀殺された。 指導者を失ったティターンズは以後、更にバスクを謀殺したシロッコの私兵集団と化し、連邦内での立場を完全に喪失したことによって所属的にはただの武装集団となった。 当然のことだが、これは政治的な動きによるもので、ティターンズ兵個々の理念がそれに応じて変化したわけではなく、この動きに関する思いは個々によって異なる。 #center(){&font(#ff0000){そして宇宙世紀0088年2月20日。}} グリプスⅡ周辺で行われた最終決戦においてシロッコは戦死。 ティターンズ艦隊もほぼ壊滅したことで、ティターンズの名はジャミトフを追うかのように歴史から姿を消した。 #center(){&font(#0000ff){■[人物・能力]■}} 軍政家として短期的に見ればまさに宇宙世紀に名を残す逸物。 ティターンズが創設からわずか4年の間に地球連邦軍全軍をその指揮権におくことに成功したのは、ひとえに彼の政治力の高さを示すものであろう。 一方で狂信的な地球至上主義者であったが、その崇拝の対象は一般的なティターンズ将兵のような&font(#ffb74c){「地球連邦」}ではなく&font(#0000ff){「地球そのもの」}であり、 彼の最終的な目的は &font(#ff0000){「その強大な権力を行使することで、地球に巣食う特権階級(要するに地球連邦のこと)の粛清と、地球人類の強制的な宇宙への移住」}であったらしい。 実はこういう考え方は、敵であるエゥーゴの指導者・ブレックスのそれと似通っているところがあった(やり方こそ過激なものの)のである。 もっと言うと、「強大な権力で宇宙移民を推進し、もって地球環境を回復させる」という政略は地球連邦の発足当初からの目標である((なお地球連邦が移民政策を途中でやめたのは、全人類の宇宙移住より先に「地球環境が回復傾向を示したこと」と「地球環境維持のためにはある程度地球に残る人が必要だと分かったこと」が大きく、別に政府高官が残りたいという欲望を発揮したからではない。実際、アースノイドのほとんどは政府関係者ではないし、やがて地球連邦も月に首都を移すことになる。))。 [[一年戦争]]による地球の荒廃を真剣に憂いており、少なくともブレックスの言うような、 &font(#ff0000){「宇宙酔いが怖いという言い訳で既得権益にしがみ付く」連邦政府の高官}とは一線を画したものではあった。 そして、その理想を果たすためならば、自分の命さえ犠牲にする覚悟も備えている。((尤も、根底にあるその行動の原動力となっているのはアナハイム会長メラニー・ヒュー・カーバインへの対抗意識でしかないとも言われている)) #center(){&bold(){「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」}} 当然ながらこのようなアースノイドを全否定する主義主張を&ruby(アースフェデレーション){地球連邦}に属しながら馬鹿正直に掲げていられるわけがない上、 スペースノイドに対してもその本音を「自分たちが地球に住む特権階級になりたい」「なれないなら地球ごと破壊したい」と見抜いているために公然と蔑視しているので、勘違いされて当然である。 これはTV放送の視聴者も知る機会はほぼなく、[[ゲーム]]で描かれるまではマイナーな小説版に載っていた程度の裏設定。 後に「[[アクシズを落として地球環境を破壊し、全人類を強制移住させる>新生ネオ・ジオン]]」計画を立案、実行に移したキャスバル・レム・ダイクン(クワトロ)と奇しくも似た思想だとはいえる。 あちらは[[アムロ>アムロ・レイ]]と戦う動機付け、あるいはついでみたいな真意だが…。 更に後の[[マフティー・ナビーユ・エリン(組織)>機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]は主張がほぼ一致しており、手段を政治工作からテロリズムに変えたジャミトフといえる。&font(l){どっちも悪化しとるじゃないか。} そのため、ジャミトフ自身は「地球連邦政府」や「連邦軍」に対しては何ら価値を見出しておらず、むしろ腐敗しきった両者に対して嫌悪すらしていた。 その観点だけ見れば後にアクシズと同盟を模索したこともおかしくはないのだが、彼が表向き掲げていた主張と反するものであったことは間違いない。 当然周りから見れば完全に苦し紛れの行動としか取られなかった…というよりも事実ティターンズが一方的に崩壊する瀬戸際だったための苦し紛れの行動だった。 ただ、軍も政府も嫌悪していたが、自分の計画に巻き込まないために親族と絶縁したり、カミーユに連敗している事に落ち込み「生き恥を晒していると思っていますよ」とジャミトフに対して愚痴をこぼす[[ジェリド>ジェリド・メサ]]に対して「そこまで生き残ってきたのは君が幸運だからだ」とフォローしつつ「その幸運をわしにも分けてもらいたい」と励ましたり、ゼダンの門の一件では自身の負傷よりも部下の安否を気遣ったりと、(政治を抜きにした)個人的な性格は決して極悪人と言う訳ではない。 デラーズ紛争においては意図的に逃げ道を作っておいて、相手の行動を予測しやすくすることを考えるなど戦略的視野も持っており、狭い器量のお馬鹿司令官でもない。 小説版では[[ニュータイプ思想>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]にも理解しており、「人は、意思と感性の狭隘さを突破するだけで、ニュータイプになり得る」と語っていた。つまり「カミーユ的な[[超能力]]などなくても、意識の持ちよう次第で人類は新段階に進める」ということで、しかも彼の考えには「ニュータイプになれるのはスペースノイドだけ、アースノイドには無理」というような条件・差別もついておらず、その意味ではシャアや[[ジオン・ダイクン>ジオン・ズム・ダイクン]]以上に「ニュータイプとは何か」が分かっていた((シャアとジオン・ダイクンはニュータイプはスペースノイドにしかなれないとしていた。))とさえいえる。 一方で[[エゥーゴ]]についてはティターンズの敵として勢力拡大の口実作りという利用価値があるからか、明確な障害だと認識するのが致命的に遅かった感じでもある。 ただし、いくら真意が知られるとまずいだとか戦略的観点から動いていたとかの理屈はあれど、そもそも彼の真意もやり方も非常に独善的であり、 また、非人道的ではないにしても部下や戦場などへの配慮もほぼないため(盤面のコマ的な扱い)、政治・軍事の両方面で人望が無くなっていってしまった。 ティターンズの所業についてもバスクやジャマイカンの暴走が最も大きかったとは言え、問題のある人物であることは分かっていたはずなのに彼らを重用したこともまた責任転嫁できないところである。 というよりも&bold(){自身の想定を上回っていただけ}で、自身の秘めた計画からバスクが暴走すること自体は織り込み済みだったはずである。 また、彼の目的から仮にバスクが良識的な人物だったならば、ジャマイカンを始めとした別のスペースノイド絶対殺すマンをティターンズのトップに据えていたはずである。 アニメではあまり描写されないが、散々ジオンの虐殺・テロを受けてきた地球連邦には、ジオン憎しに凝り固まった人間などまだまだ居るだろう。 結局似た流れになる可能性が高く、苦々しく思ってはいてもティターンズの暴走と彼の真意が無関係だったとはとてもじゃないが言えない。 その最期においてもシロッコに不信感を抱いておきながら、 少数の護衛しかつけずに彼をも連れていって三者会談に臨んだのは、少したかをくくり過ぎていた(今の自分を殺せるはずがない、という)面がある。 所詮歴史の傍観者でしかない視聴者の感想とはいえ、もう少し警戒するべきであったと、多くのファンが思ったのではないだろうか。%%ギレンの最期と似通ってる気がする%% 結局のところ遠大な計画の割に、軍か政界で留守を預けるに足る同志が一人もいない、という状況がジャミトフと彼の計画にとって命取りだったということになる。その点についてどこまで自覚・想定していたかは描写されていない。 上述したようにジャミトフ自身が「老い」を気にする年齢だったこと、彼の信念が確立されたのがおそらく一年戦争の惨禍であろうことを考えると、自身の真の補佐官や後継者を育つのを待っていられなかった、という思いもあったと思われる。 短い寿命で遠大な計画を実践しなければならず、その理想を託すに足る後継者も見当たらない((バスクやジェリドはもちろんシロッコも彼の理想に感応するタイプではないし、シャアに対しては(仮に後のシャアの大義名分を知っても)ジオン残党と言うことで最初から当てにしないだろう。))、という矛盾こそがジャミトフを焦らせたのか。 彼の思い描く理想が彼の思った通りの過程で歩めば、ここまでの悪人扱いはされなかったかもしれない…。 だが感情論では当然として、感情論をなるべく排しても彼の下で行われた行為は非難が多い。 また、彼の思惑は兵士どころか一般市民すらもとことん無視したもの&bold(){(人を無理やり地球から追い出す)}なので、 結局のところ彼の真意が公になる&理想通りの流れになっていたとしても何も知らない民間人から見ればとばっちりで非難はまぬがれなかったと思われる。 ジャミトフ本人は「改革や革命は常に反対派からの攻撃に遭うものだ」と、非難を浴びることなど最初から想定内で、どう言われようと眉一つ動かさなかったであろうが。本人も議論で事を進める人物ではなさそうだし。 &bold(){[[「革命はインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」>アムロ・レイ]]}とはまさにこの事だろう。 ところが後発作品により、&font(#f00,b){地球人類を追い出さず且つ盛大な環境破壊を何度も受けているのに後々も地球は存続している}ため、環境問題を考える必要はあるが&font(#f00,b){こんな非人道的な計画を画策する必要は無かった}というオチがつく。 #center(){&font(#0000ff){■[ゲーム・その他]■}} 『[[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]]』では、原作における政治的な出番や、大きな軍事組織の総大将をやってた事からか 第一作の[[SS>セガサターン]]版から、条件を満たせば歴史を前倒して、一年戦争中にティターンズ結成を成し遂げる。 ちなみにこの一作目、友人関係ということなのか何なのかは不明だがバスクがジャミトフとタメ口で会話しており かなりレアなやり取りをしている…次回作の系譜以降修正された。 一見するとスペースノイド蔑視の典型的なアースノイドのような台詞が目立つが、ティターンズモードのエンディングでは シロッコ等が作中で語っていたジャミトフ本来の思惑であろう政策が実施され、かなり衝撃的な結末を迎える。 外伝作である『蒼き星の覇者』では、ジオン観点のゲームであるが故に話の途中で連邦がジオンに敗北するのだが、 その後連邦軍残党がタカ派(ジャミトフ)とそれに同調しないハト派(レビル)に分裂する。 [[マ・クベ]]編では選択次第ではジャミトフとその一派を仲間にすることができる((シャア達ジオンのNT部隊とは排他な選択であり、ジャミトフを引き入れるとNT部隊参戦フラグが経ってても敵に回ってしまうデメリットが生ずる))。 『アクシズの脅威&V』では、グリプス戦役のシナリオが強化されており、原作におけるジャミトフに近い台詞が多い。 選択や行動次第では「バスクの危ない提案を悉く蹴り、シロッコの機嫌を取って、バスクを排除し((排除しないとシロッコがヤザン達と共にアクシズに寝返ってしまい、ベストエンドが迎えられない))、アライメントをロウで維持することで、戦後の隠居を撤回して自身のために甲斐甲斐しく支えるシロッコと共に世直しをする」 という、あらゆるジャミトフの中でも凄まじい[[ハッピーエンド]]を迎えることができる。 ギレンの野望シリーズのアニメーションにも割と登場し、初代からのティターンズ結成から始まり、 歴史戦記的な描写の多い『独立戦争記』のアニメでは準レギュラーと言っても過言ではないぐらい登場する。 このように、あまり話題にならないが、ギレンの野望シリーズでは準主役と言っても過言ではない出番と活躍を見せる。 『[[スーパーロボット大戦>スーパーロボット大戦シリーズ]]』では属している組織の関係上、プレイヤー部隊の上役や別組織において、その政治的な能力で立ち回る。 プレイヤー部隊を立場的に追い込んだりして、途中まではとんとん拍子に事が運ぶのだが、 最終的には何らかの要因で立場が危うくなり、そのまま暗殺されたり戦死したりするのがデフォである。 作品によって、性格や言動、活躍度がまちまちであり、銀河規模に話が膨らんでいる情勢が見えずにただの悪党と化してるものから、 侵略された地球を救うための試行錯誤や思案の描写が多いものまで様々である。 特に『[[64>スーパーロボット大戦64]]』では既に異星人の侵略を受けて地球各地が占領されている、という設定もあって珍しく本来の設定に近いジャミトフが見られる。 『[[GC・XO>スーパーロボット大戦GC]]』『[[OE>スーパーロボット大戦Operation Extend]]』のように、「悪さをしようとしたので阻止され逮捕、そのままフェードアウト」とかいう扱いを受けたことも。 [[図鑑のはっちゃけ具合に定評のある某ゲーム>プロフィール(Gジェネアドバンス)]]では「ガンダム史上稀に見る悪党面の持ち主である」と書かれてしまっていた。 ビジュアルブック『MSグラフィカ』にもバスクと共にチラッと登場。 「U.C.0094年に発表された一年戦争の資料集」という体で書かれた書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』には連邦軍地上部隊全兵力の20%を投入してジオン・アフリカ方面軍を鎮圧した軍人として&b(){ハイマン将軍}なる人物が挙げられているが、ジャミトフとの関係は不明。 スペースノイド差別主義者だったようだが、0083年に准将だった人間にしてはあまりにも権限が強過ぎるので親類縁者の可能性が高い。 #center(){&font(#0000ff){「わしだって荒らしの汚名は着たくはないが。Wiki籠りと言う輩は、アニヲタwikiでアク禁をくらっても追記・修正できると思っているようだな」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,31) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やっぱ秀逸な項目だな -- 名無しさん (2013-04-04 01:26:56) - とあるSSでは頼りになる後輩がいたお陰で、生き延びて大出世 -- 名無しさん (2013-06-07 13:52:08) - 公的組織の連邦軍に1個人の強権的な私兵部隊がある→大問題。言い訳はできない。連邦の権力使って強制移民→大反発必至。とてもじゃないけど平和的には達成できない。下手すれば泥沼の大戦争。 -- 名無しさん (2013-06-07 13:59:43) - アムロに言わせれば「世直しのことを知らないん」だろう -- 名無しさん (2013-06-07 14:21:59) - 思慮深いってタグには違和感があるな。 -- 名無しさん (2013-06-07 16:56:37) - ジャミトフ閣下とハマーン様が手を組む可能性もあったのかな~ &br()お互い 身内に苦労しているけど -- 松永さん (2013-06-07 19:34:49) - シャアは地球をどうこうではなく、人類の強引なステップアップをさせるためにアクシズを落とそうとしたんだから比べるもんでもないと思うが。そもそもダイクンの思想もいまいち語られてないし -- 名無しさん (2013-09-26 09:54:02) - 彼について行ったのがバスクじゃなくて東方不敗だったら…(スパロボかGジェネでやってくれないかしら) -- 名無しさん (2013-10-08 21:45:31) - ファンがティターンズに持つ悪印象に反してそう悪どい人物じゃないんだよね。 -- 名無しさん (2013-12-05 20:56:33) - ジャミトフじゃなくてバスクの私兵だよね、ティターンズって -- 名無しさん (2013-12-10 11:12:08) - 唯一忠誠心に近い物を持ったと思えるネームドがジェリドっていう絶望感 -- 名無しさん (2013-12-10 11:43:58) - シャアとこの人がであっていれば、お互いに欠けてるものを補い合えて、政戦両方ともに無敵のコンビに成り得たかもしれない。 -- 名無しさん (2013-12-10 11:54:21) - ↑でもキリマンジャロで出会い頭に撃ってきたしな~ -- 名無しさん (2013-12-10 12:00:46) - ↑11 ジャミトフの目的は戦争による経済的貧窮を地球にもたらし、餓死や宇宙への逃亡・移民を促すことだから君の発言した通りの展開で成功なんだよ。 -- 名無しさん (2013-12-10 12:45:05) - ゴップ元帥に言わせれば、この人も青二才なのか -- パキスタン (2013-12-10 23:10:11) - ↑アナハイムとジャミトフ閣下が争ってる間に 自派を議会の最大派閥にしたんだから &br()モグラ畏るべし -- 名無しさん (2013-12-14 23:11:26) - ビジョンがあって、能力があるけど、人望がないって、参謀型の人間だな。日本史だと、石田三成や小栗忠順みたいなタイプ。 -- 名無しさん (2013-12-19 16:05:45) - 彼に必要だったのはティターンズやない、デビルガンダムや!(無茶) -- 名無しさん (2013-12-19 16:09:51) - ↑2 せっかくアースノイドを地球から追い出す具体的な方法考えてたのにカリスマがないせいで失敗したのが哀れだ。エゥーゴの登場とティターンズとの対立までは予定通りだったのにどこで間違えたのやら -- 名無しさん (2013-12-19 17:03:12) - 結論ジェリドが悪い…… &br()じゃなく、シロッコの女性君主主義じゃないが、カリスマだけのお飾りでも、神輿になれる誰かを用意すべきだったかもな &br()ほら居るじゃん。影響力も知名度も有るけど7年位軍内ニートやってる人とか -- 名無しさん (2013-12-19 17:12:05) - ジャンボミックスパフェデラックス -- 名無しさん (2014-01-15 01:32:42) - 地球のことも人間のことも考えずに理想に酔ってるインテリまがいのクズで良いと思う。 -- 名無しさん (2014-01-15 01:35:48) - ↑×3アムロなら選りすぐりのエース部隊でパイロットを纏める御輿には最適だが(ア・バオア・クーでアムロに誘導されたパイロットなら尚更)、ニュータイプ恐怖症を患っている上層部の他の人間が許さないだろ、それは。 &br()結局、軍政家としては超一流でも使える人材が訳ありのバスクみたいなのしかいなかったのが最大の不幸だな(最も、初めからバスクとそのシンパを時期を見て軍法会議で粛正する予定だったとしたら話は変わってくるが) -- 名無しさん (2014-01-15 02:28:47) - シロッコを心酔させれてれば話は違ったかもしれない、アイツならバスクを粛清する事もその後のティターンズの武力を引き受ける事も御輿を用意する事も出来ただろう -- 名無しさん (2014-01-15 03:06:14) - ↑若い女性(ハマーン)を口説け無かった彼には難しいだろうな。シロッコが心酔するのは自分だけだし。 -- 名無しさん (2014-01-15 04:28:29) - ※2のSSが気になる -- 名無しさん (2014-02-07 03:16:24) - ジョニーライデンの帰還でのゴップ、アナハイムジャーナルでのメラニー この二人に比べると目的といい手腕といい小物臭が半端ない。本人よりは作り手の個性の違いだけどね -- 名無しさん (2014-02-07 04:49:17) - まあ…だいたいガンダムは崇高でも革命的思想は常に体制に敗れるし、腐敗してるほうが生き残るんだから、ゴップみたいなのが力もつわ &br() &br() -- 名無しさん (2014-06-02 12:10:58) - 毒(シロッコ)をもって毒(バスク)を制しようとしたら、後から入れた毒によって死亡。毒に対する抗体を用意できてなかったのに毒をもって毒を制する方法をとったのなら、それはただのその場しのぎ。有能とは見えないな…… -- 名無しさん (2014-06-02 13:51:14) - 過激さはあるものの個人的には好きな首領。 -- 名無しさん (2014-06-02 14:57:49) - 少なくとも冷血動物ギレンや自分自身が俗物で意地を張ることしかできないハマーンよりは人間らしさがある -- 名無しさん (2014-06-14 00:00:26) - もしレビル将軍が生きていて真の目的や味ケていれば、強力なバックになってくれたかも。彼も地球に巣食う特権階級や味オてたし。 -- 名無しさん (2014-06-15 23:28:24) - シロッコは理解者だけど賛同者ではなかったのがね。 -- 名無しさん (2014-06-19 21:57:19) - シャアとジャミトフを足して2で割ったら完璧なのに -- 名無しさん (2014-07-21 11:47:37) - 確かに苦労人だな。暴走したバスクを粛清できれば、マシだったろうに。シロッコからも内心馬鹿にされてたろうな。 -- 名無しさん (2014-08-19 12:29:42) - こいつを「中立的に」持ち上げて俺カッコいいって連中が多くて引くわ・・・。 -- 名無しさん (2014-08-19 14:08:36) - ↑そんなこと言う悪い宇宙人にはバスク・オムが来るよ~ -- 名無しさん (2014-08-19 14:21:56) - スパロボ初出演は4次。単なる連邦牛耳りたい野心家。しかも最後は敵等にハマーンに殺された。 -- 名無しさん (2014-08-19 15:09:25) - 何だかんだ0083の上司もアレ、前線に艦隊送って敵艦隊の足を止めてればガトーがあそこまで突出することは難しかっただろうし。 -- 名無しさん (2014-08-19 16:23:51) - まあ、崇高な理想を内に秘めていたとはいえ、はたから見りゃデラーズ紛争を利用して小汚く成り上がった奴にしか見えんからな。成り上がる前に自分の理解者を探しとくべきだったとは思う。 -- 名無しさん (2014-09-18 23:33:58) - やり方と直属の部下はアレだが思想は理解できる。 -- 名無しさん (2014-09-18 23:51:09) - ダイクンが言うだけいって投げっぱにした思想をそれなりに現実的な手段で実行しようとしたという点政治家としてはシャアより格上だな。シャアとコンビでダイクンの後継者として動ければよかったが -- 名無しさん (2014-10-05 18:17:06) - シロッコにしてもシャアにしてもあるいはハマーンにしても、ニュータイプってやつは感覚が鋭敏なせいか一面非常に利己的に見える、負けだと判ればすぐポイー。忠誠心を持つタイプのニュータイプ・・・シロッコと同じ木星帰りのシャリア・ブルなんかが部下にいればよかったんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2014-11-09 03:23:31) - ↑というよりニュータイプは感覚が鋭敏なのと純粋過ぎるせいで、白と黒でしか物事を考えられないのが一番いけない点だと思う。光を求めすぎて、闇を頭ごなしに否定するから酷いとTV版のカミーユのような末路を辿ることになる。 -- 名無しさん (2014-11-09 03:54:10) - ↑それを考えると、妥協につぐ妥協の積み重ねでできている政治には、ニュータイプはまるで向いていないと言えるな。 -- 名無しさん (2015-01-01 14:31:52) - コイツと逆シャアのシャアのやろうとしたことってどうちがうの -- 名無しさん (2015-01-01 15:06:59) - 全人類の宇宙への強制移民だから最終目標は同じと言えば同じ。 -- 名無しさん (2015-01-01 16:51:04) - ↑3 ガンダムUCでニュータイプに政治を任せろといったけど大丈夫かねぇと思う。アムロたち歴代の主人公は人の善意を妄信して悪意と欲望(エゴ)を筆頭とした心の闇を否定しがちだし、実際シャアもニュータイプだけど中身はオールドタイプと言われてるように自分の価値基準そぐわない事柄を全否定しがちだったし・・・それはハマーンたち他の敵役のニュータイプたちにも言えることだけど。 -- 名無しさん (2015-01-08 03:55:56) - UCの話持ち出されてもその、困る -- 名無しさん (2015-01-08 10:49:35) - ↑x2連邦政府の体制は民主主義だ。民主主義である以上、選挙時にOTにばかり票が集中する等、民意がNTの参政を嫌がれば、NT参政は絵に描いた餅に成り果てる。 -- 名無しさん (2015-01-10 22:49:53) - ↑どれもこれも連邦政府のせい(極右)それからは地球内のアホども -- 名無しさん (2015-02-12 16:56:21) - 地球の環境の為にって言う理想は共感できても、その為に強制的に地球を出てけ言たら普通なら「ハァ?」と思うわなぁ。仮にティターンズが天下取ったとしてもいざ強制移住をやろうとした際組織の体質(アースノイド第一)的に反発出るんじゃ・・この人といいシャアといい極端な手段に走りすぎ。 -- 名無しさん (2015-02-12 17:24:01) - ↑どいつもこいつも極端な手段に走りすぎ、ということは、極端な手段に訴えないとどうしようもできないことにみんな気付いていたということではないだろうか。 -- 名無しさん (2015-02-14 22:52:43) - 私兵云々に関しては、地球連邦軍の一部分を切り取って、権力を発揮しつつ私兵化してるのが問題なのであって -- 名無しさん (2015-02-19 17:32:03) - 「革命はインテリが起こすがいつも過激な事しかやらない」本人の過激な行動はあくまで目的を果たす手段だが、往々にして過激な事がしたいだけの奴が集まるものだ。そうなるともうインテリは足抜けするか抹殺されるかしか無くなるのだ。どこぞの赤軍なんかもそうだったな。 -- 名無しさん (2015-08-24 11:20:41) - PSPギレンの野望のジャミトフ編Lawルートは良かった -- 名無しさん (2015-11-19 14:06:45) - アクシズと手を組んだ時は「あの・・設立目的は・・・」だったけどこの項目みて新たな見方ができた。 -- 名無しさん (2015-11-19 16:12:13) - でも、シャアの『アクシズ落としという強硬手段もダメ』、ジャミトフの『連邦政府の力を背景とした強制移民もダメ』としたら、一体どうやったら、人類を地球という重力の檻から巣立たせることができるんだろう? あのままじゃ、いつかは本当に人類に地球が食い尽くされちゃうよね? 教えて富野御大~!!(『滅びて』は却下) -- 名無しさん (2016-02-18 18:20:28) - その結果がGレコの前史じゃないか? -- 名無しさん (2016-02-18 19:02:28) - 善悪はともかく、組織のリーダーとしては一番まともに思える 他の人は大義というより私情に駆られすぎ -- 名無しさん (2016-02-18 22:11:08) - ゼダンの門脱出の際に自分の事はいいから将兵の心配をしろと言っていたのが印象的。単なる利己主義者ではないのは間違いない。 -- 名無しさん (2016-03-21 13:06:33) - バスクに任せちゃったのが大失敗であり、彼の限界だったか -- 名無しさん (2016-04-29 22:19:34) - バスクに任せて悪事をやらせないと、下手に善良な指揮官にやらせちゃうと内乱を起こせないからジレンマだよなぁ。 -- 名無しさん (2016-07-04 04:22:41) - もう少しバスクが手段を選ぶきれいな奴で、彼の『地球(アースノイドでなく)至上主義』を理解していれば…… -- 名無しさん (2016-07-04 07:30:34) - ↑5 ハマーン→シャアシャアシャアシャ(ry」 シャア→ララァを殺された恨みとアムロへのライバル心 鉄仮面→奥さんに振られて機械になろうとした ……うん、確かに。 あ、でもカガチは? あのひとは特に私情があったようには思えないけど。 -- 名無しさん (2016-07-04 07:33:46) - ↑私情はないがやったのは全人類巻き込んだダイナミック自殺だからな -- (2016-07-04 07:46:35) - 早すぎてロマンや理想を取っ払ったシャアかな -- 名無しさん (2017-04-28 08:57:28) - ギレンの野望によると、もしバスクを粛清してたらシロッコは忠実な腹心になってたみたい -- 名無しさん (2017-05-12 15:19:06) - ブレックスと腹を割って本音を語っていれば宇宙世紀は全く違う歴史になっていただろう -- 名無しさん (2017-05-12 15:43:19) - その辺を誤解なく分かり合えるのがNT、だから話し合っててもしがらみとかで頓挫したかもな -- 名無しさん (2017-09-07 09:08:47) - 本文のダカール演説後、エゥーゴが連邦と合体してしまうって所までは行ってなくね?ティターンズが完全に逆賊、というのもまだそこまで行ってない気がする。3者会談でジャミトフは「状況はそう簡単に変わるものではない」と言ってる、これは単なる強がりかもしれないけど、連邦政府とのパイプ自体は維持し続けているだろうし。 --   (2020-01-09 17:50:30) - つまり、共食いにいたってしまうまで、アースノイドの地球汚染を見て見ぬふりしていたってことか……。地獄でジャミトフが「そらみたことか」と、ブレックス、シャアと高笑いしてそうだ; > (2016-02-18 19:02:28) -- 名無しさん (2020-01-09 18:26:57) - ↑8ガンダムだけじゃなくドバ・アジバや黒騎士、ジョナサン&バロンズゥといった他の富野作品のボスも私情入りまくりやな。富野さんそっちの方が生々しくて描きやすいのかも -- 名無しさん (2020-06-15 20:17:09) - ↑そこは黒騎士よりもドレイクじゃね?主人公が討ったわけじゃないけど -- 名無しさん (2020-06-28 22:14:43) - いやあ、良いもの読んだ。バスクの影に隠れた影の薄い爺さん(悪人顔)ぐらいにしか思ってなかったが印象が90度くらい変わった。しかしこれ読んで思ったが、思想的にはジオニズムに近いのかな?そうだとするとグリプス戦役後ネオ・ジオンに合流した元ティターンズ兵はジャミトフ派で思想的な共通点が有ったから・・・みたいな妄想もできそう。 -- 名無しさん (2021-04-20 04:38:04) - >地球連邦の極右勢力  宇宙世紀に思想の左右なんてどれだけ重要なのか。だったらザビ家やそのシンパも「スペースノイドの極右勢力」になるがw。 -- 名無しさん (2021-09-19 16:20:07) - 彼のその歩みを止めるように説得する方法はなかったのかなぁ? -- 名無しさん (2021-09-19 17:12:23) - ↑ むしろジャミトフの計画を巧みに完結させる方法を見出したかったところ。そもそも「宇宙を開拓・移民して地球上の人口を(虐殺抜きに)減らし、以って地球環境を回復させる」というのは地球連邦政府の根本政策なわけだから、ジャミトフの理想はそのまま連邦本来の理想だったのだ……。 -- 名無しさん (2021-12-03 13:09:07) - ↑元財務官僚らしいから、それこそ若い頃に特権階級からの要請で宇宙移民計画の凍結を迫られて抵抗してたりするのかもね。 -- 名無しさん (2022-01-06 19:51:23) - この人には地球選民思想、スペースノイド差別も存在せず、むしろティターンズ的な人間達を憎んでた。そういう奴らを利用して、戦争起こしまくって経済的に壊滅させてしまいスペースノイド化への道を進ませて地球環境も保全という謂わば極右の仮面を被った極左。仮面被ったまま死んじゃったから作中キャラ達にも視聴者にも衝撃を与えられない不発弾になってしまったが -- 名無しさん (2022-08-05 09:44:17) - またスパロボ出ないかなぁ 最近のスパロボなら今度こそ補正を受けて生存、自軍を認めて隠居とかしてくれるかもしれん(その場合、バスクは多分死ぬが) -- 名無しさん (2022-08-05 15:20:38) - ↑2 『自分の手ごまとして集まった人間こそが自分が最も憎んでいた者達』と思うとポケモンのフラダリを連想させる(あちらは最終兵器で自らの手ごまのフレア団のアジトを吹き飛ばした)。あちらは選民思想っぽいのがあるが実質人類(とポケモン)滅亡考えたりしているから人類滅亡絶対とまでは考えていなくて地球第一なジャミトフとは本質的に相いれなさそうだが(というかジャミトフは目的達成したらティターンズをどうするつもりだったのだろうか) -- 名無しさん (2022-08-07 10:43:22) - ↑おそらく、目的達成と同時にティターンズ運営不能になり、その後始末でさらに経済疲弊…というところじゃないかと -- 名無しさん (2022-08-07 11:15:26) - 毎度思うけど地球が汚染されてるからって地球人を宇宙に追い出したら、今度は宇宙の星々が汚染されつくされるだけでは -- 名無しさん (2023-02-09 18:39:54) - その通り、エレズム(地球聖地論)だからそれでいい。人類発祥の地である地球は特別な存在だから汚すなって話 -- 名無しさん (2023-02-27 16:22:16) - 穏健な言い方をすれば「ちょっと汚れすぎたからいったん離れよ」なんだけど、究極的には↑のいう通りになるわね -- 名無しさん (2023-05-05 13:04:01) - クワック・サルヴァー「総帥!私は歩けます!」 -- 名無しさん (2023-05-12 22:05:56) - 農林水産省も、2~3年の輪番禁漁でも効果があるって発表してるしね>いったん離れよ -- 名無しさん (2023-05-15 00:22:59) - 編集が酷くなった。ジャミトフの記事なのに関係ない言い訳のような蛇足の嵐で読みづらい。「革命はインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」についてもジャミトフの場合シャアなどに比べてもむしろ非常に現実的な方法を取っているので該当しない。 -- 名無しさん (2023-06-28 16:23:53) #comment #areaedit(end) }

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