ブルーピーコック

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/30 Mon 04:03:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &color(red){※この項目の内容は本来永久に明かされることのなかった[[真っ黒な歴史>黒歴史]]の一つであり、一部憶測による表現が含まれています。} #center(){Project:&color(blue){B}lue &color(blue){P}eacock} 時は1950年代。 世では[[冷戦]]構造が確立し、各国は至る所で来るべき日(&color(red){第三次世界大戦})に備えて軍備拡大や宇宙開発に勤しんでいた(軍拡競争、宇宙開発競争)。 そんな中、イングランドはケント州ホールステッド砦にて、英国軍備研究開発機構(RARDE)が新たな兵器を作り上げることに成功した。その名も――― &color(brown){地雷型核爆弾} &color(light blue){ブルーピーコック} &color(blue){Blue Peacock} #aa(){     _ノ⌒ヽ   /⌒    \  / /゙゙゙゙⌒丶 ) `| / \ / | )  V (・) (・)|/ 「呼んだ?」  |  (_人_) |   \  `ー′/} 鳩は呼んでない。   ただ、ブルーピーコックは直訳すると&color(blue){青孔雀}になる。 名前は当時の英国兵器に付けられていたコードネーム(通称レインボーコード。色+名詞の組み合わせ)であるため、特に由来があるわけではない。 [[ザヨゴー!>橘朔也/仮面ライダーギャレン]]で倒された[[青い孔雀>伊坂/ピーコックアンデッド]]とは何の関係もない。 さて、察しのいい人は既に気付いているかもしれないが、実は当時の英国の開発する兵器というのはその多くが[[変態兵器]]と呼ぶに[[相応しいものばかり>英国面]]であった。 [[L85>L85A1]]しかり、[[パンジャンドラム]]しかり……。 それ故「どーせこれもそんな感じの失敗作」などと決めてかかる人もいるだろうと思われる。まあ心中お察しするが……。 ところがどっこい。 蓋を開けてみるとそこにはとんでもない核兵器が出来上がってしまっていた。 核地雷ブルーピーコック 1954年英国製 総重量:7.2トン 外装:鋼製 爆破形式:遠隔操作(有線)、時限起爆(8日間)、除去妨害装置 威力:[[ゴジラ]]&color(red){三代目と四代目が縦にすっぽり入る深さのクレーターが出来る程度。} なぁにこれぇ。 端的に説明すると、まず設計はイギリスで一番最初に開発された自由落下型核爆弾「ブルーダニューブ(美しく青きドナウ)」のものを流用している。 そのため小型化がなされておらず、やたら外身中身ともにファットになった。 爆破形式には有線による遠隔操作が採用されているが、&color(red){念を入れて}8日間の猶予の後に爆発する時限起爆装置を、 さらに&color(red){念には念を入れて}除去しようと手をかけると10秒後に爆発する除去妨害装置が取り付けられた。 うむ、[[いかに冷静でイカレてるか>ゲンスルー]]がよく分かる。 そして最後にその威力。地面に埋めるからとはいえ、&color(red){推定180m}もの穴を開けることが可能な爆弾とは……。 孔雀に由来するのはもしかしたらこれのせいかもしれない。 しかし、ここまで読んでこう考えた人もいるだろう。 &color(green){「こんな危ないの自国(自陣)に埋めたら[[世紀末>北斗の拳]]状態になるだろ。[[そんな地雷で大丈夫か?>ルシフェル(El Shaddai)]]」}と。   エーコック「[[大丈夫だ、問題ない。>イーノック]]地雷は&bold(){ドイツの}ライン川沿いに設置する予定だから」 英国紳士は自分の手ではおろか、自身の地をも汚す気など毛頭なかった。 ソ連が攻め込んできた際に、敗戦国であったドイツの地にブルーピーコックを埋めることで迎撃と長期間の占領妨害を企てていたのだ。紳士ェ……。 かくしてプロジェクト:ブルーピーコックは、ネタ兵器などという汚名を襲名することなく最終段階まで歩を進めることとなったのだ……&color(red){が}。 &font(#f09199){「ナニッ!?}&color(red){起爆しない可能性がある}&font(#f09199){だとッ!?」} 最後の最後で一つの問題が浮上した。 それは&color(blue){地中に埋めると機械(電子)部品などが低温にさらされてしまい、ヒエヒエになることで機能不全に陥ってしまう}というものだった。 [[「呼んだ?」>青キジ(ONE PIECE)]] 青くても雉は呼んでない。 まあそこは順調に計画を進めた紳士たち、冷静になって対策会議を開くことに。   &font(#f09199){K}「『問題』は!! このブルーピーコックにとって、最も重要な…『問題』は……!! こいつが『冷えても起爆するか』ということだ……」 &color(green){G}「しないっつーの。で、どうする?」 &font(#f09199){K}&color(gray){(くそっ、私の社会に対する姿勢ならば、こんな頭をかかえるような『トラブル』なんてありえないハズなのに……)} &color(orange){E}「グラスファイバー製の断熱材を爆弾内に入れるというのはどうだろう」 &font(#f09199){K}&color(gray){(ああ、今すぐ家に帰って眠りにつきたい……&br()寝る前に温かいミルクを飲み、20分ほどストレッチで体をほぐしてから羽毛布団に潜り込めば、ほとんど朝まで熟睡だ……)} &color(green){G}「お、いいね断熱材。コストは大丈夫か?」 &font(#f09199){K}&color(gray){「(そう、『温かい羽毛』布団に……『羽毛』……)} &color(orange){E}「大丈夫だ、問題ない」 &font(#f09199){K}&color(gray){(!)} &color(green){G}「よし、じゃあそれでけって   #center(){&font(#f09199){「}&color(red){鶏}&font(#f09199){だ」} &color(green){G}「えっ」 &color(orange){E}「えっ」} &font(#f09199){K}「聞こえなかったか?&color(red){ニワトリを一週間分の餌と一緒に放り込むんだ。}そうすれば地雷は寿命の8日間、凍えずに鶏から暖をとれるだろう!」 &color(blue){只}「鶏君といると、なんだか[[ぽかぽか>綾波レイ]]した気持ちになる」 &font(#f09199){K}「それに鶏は代えがきく上に低コストッ!」 &color(blue){鶏}「私が死んでも代わりはいるもの」 &font(#f09199){K}「フウウウウウウ~~~。これで完璧だ……さっそく部長に進言しなくては……[[とぅるるるるる>ヴィネガー・ドッピオ]] あ…もしもし。部長ですか…?」 &color(green){G}「な……ま、待てッ! そんなのが採用されたらブルーピーコックは&color(red){ネタ兵器}になり下がってしまうッ! 駄目だッ『ニワトリ案』を推させるなー――ッ!」 #center(){&font(#f09199){K}[[「いいや『限界』だッ! 推すねッ!」>吉良吉影]]} 以下余談。 ここまで読んだ聡明なwiki民ならお気づきだろうが、全世界で核爆弾が実戦に使用されたのはWW2の日本(広島、長崎)だけである。 つまりブルーピーコックが日の目を見ることはなかったのだ。 理由は二つ。 ・あとに残る放射性降下物の問題 ・同盟国に内緒で核をぶっ放す政治的リスク これらがあまりに大き過ぎるものだったため、結局1958年2月、この計画は終止符をうたれた。 一応1957年7月に英国陸軍は10発分のブルーピーコックを発注していたのだが……。 ……断じて鶏案が原因ではない。 また、現代日本でブルーピーコックというとネイルアートの一種のことになる。 追記・修正は鶏を愛でてからお願いします。 #include(テンプレ2) #include(テンプレ3) #aa(){     / ̄ ̄\    /    ヽ    (0) /‾ヽ (0)オチがないと    | ヽ_ノ  i  思った?    リ `ー′ |    / /⌒   | 残念! ‾ヽ_L/ ノ  |)ありました! \___/   ノ } 実はこの計画の関連文書が国立公文書館から世に晒されたのは、2004年の&color(red){4月1日}。そう、世界的に嘘をついていいあの[[エイプリルフール]]だったのだ。 そのせいで…… &color(orange){公文書館「機密解除しましたー」} &color(gray){メディア「おー。どれどれ? …………ぶはwちょw国立の公文書館がこんなエイプリルフールネタをやってくるとはwwwwだめだ腹いてぇw」} &color(orange){公「えっ」} &color(gray){メ「えっ」} ……国立公文書館は&bold(){わざわざ冗談ではないことを説明する羽目になった。}&s(){何故その日に機密解除したし。} また、ブルーピーコックは&color(red){『ニワトリで稼動する核爆弾』}というマヌケな二つ名を授かることとなった。 追記・修正はライン川沿いに核と共に鶏をせっせと埋めながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エイプリルフールだったために後に「あれ嘘じゃなくて本当です」って言ったとかそれ聞いた英国人はどう思ったんだ。「それはエイプリルフールであってほしかった」と思ったんじゃないのか -- 名無しさん (2014-02-08 17:11:00) - 少なくとも俺ならそう思うだろうな -- 名無しさん (2014-09-18 03:13:26) - 「10個のみ発注されたブルーピーコック」・・・・、これは「ロシアから流出した核兵器」並みに便利な設定としてミリタリー作品で拾えるんじゃなかろうか(真顔 -- 名無しさん (2015-06-13 10:26:57) - 「オチがないと思った?」存在そのものがオチてるじゃねーか -- 名無しさん (2016-10-13 14:32:22) - ピーコックなのにニワトリはとこれ以下にw -- 名無しさん (2016-10-13 14:35:51) - 鶏のせいでネタ臭がすごいが冷静に考えると超威力の核地雷というマジキチ兵器 -- 名無しさん (2017-05-19 18:39:09) - 鬱陶しい賑やかしだと思ってた鳥たちの乱入が大オチの伏線になってたとはw -- 名無しさん (2017-07-29 03:23:07) - 鶏の交換のために掘り起こしたら爆発しかねんとは思わなかったのだろうか -- 名無しさん (2017-11-27 15:20:23) - ↑一定時間後に自爆して処分されるようになってたらしいぞ(戦慄) -- 名無しさん (2018-01-14 22:48:17) - もう名前はk氏が睡眠から思いついた発想なんだからスリーピーコックに改名しろよ -- 名無しさん (2018-11-05 10:11:02) - 鶏が逃げたらどうするんだ? それとも、鎖か何かでつないでおくのだろうか? -- 名無しさん (2020-02-29 16:02:00) - 地下ウン百メートルに入れられるんだから逃げ場所なんか無いだろ。息もできなさそうだが -- 名無しさん (2020-06-05 10:29:57) - このとんでもない外道兵器が実際に使われること無くネタに昇華されたことは神に感謝するしかないだろうな -- 名無しさん (2020-06-05 11:25:52) - 当時のソ連軍なんて西側諸国からみたら、エイリアンよろしく地平線を埋め尽くす戦車の列で侵略してくるもの、にくきドイツ領で吹き飛ばせば、一石二鳥…鶏だけに -- 名無しさん (2020-08-31 11:16:07) - 待てよ……。エイプリルフールに公開……もしかしたら、実は完成版BP(鶏は使ってない)は実はすでに密かにドイツに埋め込まれていて、それを隠すために、あえてエイプリルフールに公開したのでは? そうすれば『エイプリルネタワロス』で、確実に闇に葬られるだろうから…… -- 名無しさん (2021-02-26 13:52:39) - イモ野郎ん家でソ連の悌団を核兵器使って吹っ飛ばしたろ!は当時のNATO基本戦略やししゃーない…しゃーない? -- 名無しさん (2021-04-03 11:03:35) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/30 Mon 04:03:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &color(red){※この項目の内容は本来永久に明かされることのなかった[[真っ黒な歴史>黒歴史]]の一つであり、一部憶測による表現が含まれています。} #center(){Project:&color(blue){B}lue &color(blue){P}eacock} 時は1950年代。 世では[[冷戦]]構造が確立し、各国は至る所で来るべき日(&color(red){第三次世界大戦})に備えて軍備拡大や宇宙開発に勤しんでいた(軍拡競争、宇宙開発競争)。 そんな中、イングランドはケント州ホールステッド砦にて、英国軍備研究開発機構(RARDE)が新たな兵器を作り上げることに成功した。その名も――― &color(brown){地雷型核爆弾} &color(light blue){ブルーピーコック} &color(blue){Blue Peacock} #aa(){     _ノ⌒ヽ   /⌒    \  / /゙゙゙゙⌒丶 ) `| / \ / | )  V (・) (・)|/ 「呼んだ?」  |  (_人_) |   \  `ー′/} 鳩は呼んでない。   ただ、ブルーピーコックは直訳すると&color(blue){青孔雀}になる。 名前は当時の英国兵器に付けられていたコードネーム(通称レインボーコード。色+名詞の組み合わせ)であるため、特に由来があるわけではない。 [[ザヨゴー!>橘朔也/仮面ライダーギャレン]]で倒された[[青い孔雀>伊坂/ピーコックアンデッド]]とは何の関係もない。 さて、察しのいい人は既に気付いているかもしれないが、実は当時の英国の開発する兵器というのはその多くが[[変態兵器]]と呼ぶに[[相応しいものばかり>英国面]]であった。 [[L85>L85A1]]しかり、[[パンジャンドラム]]しかり……。 それ故「どーせこれもそんな感じの失敗作」などと決めてかかる人もいるだろうと思われる。まあ心中お察しするが……。 ところがどっこい。 蓋を開けてみるとそこにはとんでもない核兵器が出来上がってしまっていた。 核地雷ブルーピーコック 1954年英国製 総重量:7.2トン 外装:鋼製 爆破形式:遠隔操作(有線)、時限起爆(8日間)、除去妨害装置 威力:[[ゴジラ]]&color(red){三代目と四代目が縦にすっぽり入る深さのクレーターが出来る程度。} なぁにこれぇ。 端的に説明すると、まず設計はイギリスで最初に開発された自由落下型核爆弾「ブルーダニューブ(美しく青きドナウ)」のものを流用している。 そのため小型化がなされておらず、やたら外身中身ともにファットになった。 爆破形式には有線による遠隔操作が採用されているが、&color(red){念を入れて}8日間の猶予の後に爆発する時限起爆装置を、 さらに&color(red){念には念を入れて}除去しようと手をかけると10秒後に爆発する除去妨害装置が取り付けられた。 うむ、[[いかに冷静でイカレてるか>ゲンスルー]]がよく分かる。 そして最後にその威力。地面に埋めるからとはいえ、&color(red){推定180m}もの穴を開けることが可能な爆弾とは……。 孔雀に由来するのはもしかしたらこれのせいかもしれない。 しかし、ここまで読んでこう考えた人もいるだろう。 &color(green){「こんな危ないの自国(自陣)に埋めたら[[世紀末>北斗の拳]]状態になるだろ。[[そんな地雷で大丈夫か?>ルシフェル(El Shaddai)]]」}と。   エーコック「[[大丈夫だ、問題ない。>イーノック]]地雷は&bold(){ドイツの}ライン川沿いに設置する予定だから」 英国紳士は自分の手ではおろか、自身の地をも汚す気など毛頭なかった。 ソ連が攻め込んできた際に、敗戦国であったドイツの地にブルーピーコックを埋めることで迎撃と長期間の占領妨害を企てていたのだ。紳士ェ……。 かくしてプロジェクト:ブルーピーコックは、ネタ兵器などという汚名を襲名することなく最終段階まで歩を進めることとなったのだ……&color(red){が}。 &font(#f09199){「ナニッ!?}&color(red){起爆しない可能性がある}&font(#f09199){だとッ!?」} 最後の最後で一つの問題が浮上した。 それは&color(blue){地中に埋めると機械(電子)部品などが低温にさらされてしまい、ヒエヒエになることで機能不全に陥ってしまう}というものだった。 [[「呼んだ?」>青キジ(ONE PIECE)]] 青くても雉は呼んでない。 まあそこは順調に計画を進めた紳士たち、冷静になって対策会議を開くことに。   &font(#f09199){K}「『問題』は!! このブルーピーコックにとって、最も重要な…『問題』は……!! こいつが『冷えても起爆するか』ということだ……」 &color(green){G}「しないっつーの。で、どうする?」 &font(#f09199){K}&color(gray){(くそっ、私の社会に対する姿勢ならば、こんな頭をかかえるような『トラブル』なんてありえないハズなのに……)} &color(orange){E}「グラスファイバー製の断熱材を爆弾内に入れるというのはどうだろう」 &font(#f09199){K}&color(gray){(ああ、今すぐ家に帰って眠りにつきたい……&br()寝る前に温かいミルクを飲み、20分ほどストレッチで体をほぐしてから羽毛布団に潜り込めば、ほとんど朝まで熟睡だ……)} &color(green){G}「お、いいね断熱材。コストは大丈夫か?」 &font(#f09199){K}&color(gray){「(そう、『温かい羽毛』布団に……『羽毛』……)} &color(orange){E}「大丈夫だ、問題ない」 &font(#f09199){K}&color(gray){(!)} &color(green){G}「よし、じゃあそれでけって   #center(){&font(#f09199){「}&color(red){鶏}&font(#f09199){だ」} &color(green){G}「えっ」 &color(orange){E}「えっ」} &font(#f09199){K}「聞こえなかったか?&color(red){ニワトリを一週間分の餌と一緒に放り込むんだ。}そうすれば地雷は寿命の8日間、凍えずに鶏から暖をとれるだろう!」 &color(blue){只}「鶏君といると、なんだか[[ぽかぽか>綾波レイ]]した気持ちになる」 &font(#f09199){K}「それに鶏は代えがきく上に低コストッ!」 &color(blue){鶏}「私が死んでも代わりはいるもの」 &font(#f09199){K}「フウウウウウウ~~~。これで完璧だ……さっそく部長に進言しなくては……[[とぅるるるるる>ヴィネガー・ドッピオ]] あ…もしもし。部長ですか…?」 &color(green){G}「な……ま、待てッ! そんなのが採用されたらブルーピーコックは&color(red){ネタ兵器}になり下がってしまうッ! 駄目だッ『ニワトリ案』を推させるなー――ッ!」 #center(){&font(#f09199){K}[[「いいや『限界』だッ! 推すねッ!」>吉良吉影]]} 以下余談。 ここまで読んだ聡明なwiki民ならお気づきだろうが、全世界で核爆弾が実戦に使用されたのはWW2の日本(広島、長崎)だけである。 つまりブルーピーコックが日の目を見ることはなかったのだ。 理由は二つ。 ・あとに残る放射性降下物の問題 ・同盟国に内緒で核をぶっ放す政治的リスク これらがあまりに大き過ぎるものだったため、結局1958年2月、この計画は終止符をうたれた。 一応1957年7月に英国陸軍は10発分のブルーピーコックを発注していたのだが……。 ……断じて鶏案が原因ではない。 また、現代日本でブルーピーコックというとネイルアートの一種のことになる。 追記・修正は鶏を愛でてからお願いします。 #include(テンプレ2) #include(テンプレ3) #aa(){     / ̄ ̄\    /    ヽ    (0) /‾ヽ (0)オチがないと    | ヽ_ノ  i  思った? 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