メジャーDS ドリームベースボール

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&font(#6495ED){登録日}:2011/11/20(日) 06:23:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){&bold(){新感覚のベースボールを体感せよ!}}} #center(){&blankimg(major.jpg)} 『メジャーDS ドリームベースボール』とは、2008年7月31日に発売されたニンテンドーDS用ソフト。 発売元はタカラトミー。開発元はアメディオ。 【概要】 タカラトミーから発売された、前作『[[メジャーWii 投げろ! ジャイロボール!!>メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!]]』に続く、ゲーム版「[[MAJOR>MAJOR(メジャー)]]」中継ぎピッチャーもとい第2作目。 物語は主人公「吾朗」が聖秀に入学するところから始まり、アメリカにてライバル「ギブソンJr」を抑えリーグ優勝して終了。 内容的には『ジャイロ』と次回作『クローザー』の総集と言ったところか。 さて、『[[ジャイロ>メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!]]』や『[[クローザー>メジャーWii パーフェクトクローザー]]』の出来の悪さを知っている人なら予想できただろうが、 本作もまた、他のゲーム版MAJOR同様クソゲー。 3つ合わせて「&font(#ff0000){ダメジャー三部作}」等と呼ばれることもある。 基本的にこのゲームはミニゲーム、試合、紙芝居の3つで構成されているのだが、各々に問題点が多数見受けられる。 【問題点】 (ストーリー) メジャー三部作全てに共通して言えることだが、購入者が原作を知っている前提でゲームが作られている為&bold(){ストーリーが極限まで圧縮されている}。 その為、繋ぎが不自然な箇所が多い。 ・まず始めに簡単な原作あらすじ解説のようなものがあるのだが、そこの飛ばしっぷりは特に酷い。&br()デッドボールを受け亡くなってしまった吾朗の父親(おとさん)に至っては特に何も語られず、&font(#ff0000){2コマ目であっという間に片付けられる}。 ・&font(#ff0000){感動するシーンも多くがカットされている}ので、愛読者どころか原作未読者の口からも不満の声が。 ・中途半端に原作を再現している為、全球コーナーに投げ分けて三振を取ったにも関わらず「&font(#ff0000){全部真ん中だったのに}」と言われたり、&br()100マイルの球をポンポン投げているにも関わらず「&font(#ff0000){何故100マイルを投げてこない!}」等と言われたりする。 (試合) 試合をフルイニングでプレイすることは無く、ストーリーに沿った試合シーンのみプレイすることになる。 シーンごとにミッションが設定されている(「ホームランを打て」「バントで送れ」等)。ミスるとゲームオーバー。 ・普通に投球しただけでは大したスピードは出ない。左上にある「気」アイコンをタッチすることで球速が跳ね上がる。&br()しかしその「気」アイコンは&font(#ff0000){1シーンにつき3回までしか使えない}という謎仕様。 ・&bold(){素早くスライドしなければならない場面が多い}為、タッチスクリーンが傷つく。 ・最初のほうは敵も弱く適当に投げても凡退してくれる為、&br()&font(#ff0000){100km/h前後の球で名門校の選手がくるくる三振する}というありえない感覚が味わえる。 ・ストライクゾーンが異様に大きく、&font(#ff0000){顔の高さのボールや地面スレスレのボールでもストライク}の判定。 ・&bold(){野球描写がショボすぎ}て、野球している感ゼロ。というよりルールをちゃんと理解しているのかも怪しい。 --ゴロが存在しない。 --盗塁死はない、そもそも盗塁自体ない。 --その他フェンス直撃・牽制・タッチアップ等といった、野球には当然存在する描写が試合シーン内では一切見受けられない。 【ミニゲーム】 ゲーム中には4つのミニゲームがあり、高得点を出すと「スキル」という能力増強アイテムが手に入る。 スキルは3つまで吾朗に装備させることが出来る。 (ミニゲームの種類) ●&bold(){グラウンドつくり} 吾朗を左右に動かし障害物を避けながら土を運んでゆく。 制限時間300秒以内に土を運びきるとクリア。 ●&bold(){じごくのノック} 次々と飛んでくる球を、グラブをスライドさせキャッチする。 キャッチし損ねると、もちろん1ミス。 ●&bold(){バッティングセンター} ピッチングマシンから飛んでくる球を次々と打ち返す。 ホームランを打つとより多くのポイントを獲得できる。 空振りすると1ミス。 ●&bold(){パワーピッチング} ジャイロボールを投げ、多くの板を割る。 ジャイロボールの投球操作をミスせず完璧に投げることが出来れば全ての板を破壊できる。 ……と、一見普通のミニゲームに見えるが、実際はどれも&font(#ff0000){簡単すぎて恐ろしくつまらない}。 高得点を出すと貰える「スキル」についてだが、貰えるものはランダム。 つまり&bold(){ノック練習をしたのに}&font(#0000ff){「打力+1を手に入れた」}とか、 &bold(){バッティング練習をしたのに}&font(#0000ff){「シュート+2を手に入れた」}等といった謎の能力上昇が頻繁に起こる。 また吾朗の能力はストーリーをクリアしてゆくと少しずつ自動で上昇してゆく。 後半になると(スキルに頼らずとも)吾朗の能力がMAX近くまで行く為、上手くスキルを付けてあげれば、 &font(#0000ff){165km/h近いジャイロと150km/hを超えるカーブ・フォーク・シュート、140km/h近いチェンジアップ}を兼ね備えたバケモノを作ることも可能。 まあそれでもモブキャラに打たれたりするが。 【余談】 他2作と違い致命的欠陥はない為、ダメジャー3部作の中では最も出来が良い。 もっとも「MAJOR」として見るとであり、「野球ゲーム」として見ると結局&bold(){失格}級の出来であることは間違いないが。 2008年KOTYはクソ野球ゲームが多いことで有名((「実況パワフルプロ野球15」が踏ん張った(旧作からの劣化がないわけではないが、KOTYの基準からすればクソゲーらしい個所は皆無)ため全滅は免れた))。 携帯機部門大賞はクソ仕様そのまま完全移植を成し遂げた『[[めざせ!甲子園]]』、 据置機部門大賞は言わずもがな『メジャーWii パーフェクトクローザー』。 両部門大賞を野球ゲーム&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){のような何か}}}が総なめするという事態に。 呪われていたのだろうか……。 因みに本作品と上記の『めざせ! 甲子園』の発売日は同じ。 更にこの日はあの格ゲー最底辺と名高いクソゲー『[[ウィンディ×ウィンダム]]』の発売日でもある。 あり得ないレベルのクソゲーが、同じ日に3つも重なって発売された事からこの日は一部で伝説として語り継がれている。 ……やはり呪われてたんだろうか。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 野球 -- 名無しさん (2014-08-07 23:10:12) - ダメジャー三部作の中継ぎをしっかりと務め上げたクソゲー -- 名無しさん (2014-12-21 00:40:03) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/11/20(日) 06:23:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){&bold(){新感覚のベースボールを体感せよ!}}} #center(){&blankimg(major.jpg)} 『メジャーDS ドリームベースボール』とは、2008年7月31日に発売されたニンテンドーDS用ソフト。 発売元はタカラトミー。開発元はアメディオ。 【概要】 タカラトミーから発売された、前作『[[メジャーWii 投げろ! ジャイロボール!!>メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!]]』に続く、ゲーム版「[[MAJOR>MAJOR(メジャー)]]」中継ぎピッチャーもとい第2作目。 物語は主人公「吾朗」が聖秀に入学するところから始まり、アメリカにてライバル「ギブソンJr」を抑えリーグ優勝して終了。 内容的には『ジャイロ』と次回作『クローザー』の総集と言ったところか。 さて、『[[ジャイロ>メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!]]』や『[[クローザー>メジャーWii パーフェクトクローザー]]』の出来の悪さを知っている人なら予想できただろうが、 本作もまた、他のゲーム版MAJOR同様クソゲー。 3つ合わせて「&font(#ff0000){ダメジャー三部作}」等と呼ばれることもある。 基本的にこのゲームはミニゲーム、試合、紙芝居の3つで構成されているのだが、各々に問題点が多数見受けられる。 【問題点】 (ストーリー) メジャー三部作全てに共通して言えることだが、購入者が原作を知っている前提でゲームが作られている為&bold(){ストーリーが極限まで圧縮されている}。 その為、繋ぎが不自然な箇所が多い。 ・まず始めに簡単な原作あらすじ解説のようなものがあるのだが、そこの飛ばしっぷりは特に酷い。&br()デッドボールを受け亡くなってしまった吾朗の父親(おとさん)に至っては特に何も語られず、&font(#ff0000){2コマ目であっという間に片付けられる}。 ・&font(#ff0000){感動するシーンも多くがカットされている}ので、愛読者どころか原作未読者の口からも不満の声が。 ・中途半端に原作を再現している為、全球コーナーに投げ分けて三振を取ったにもかかわらず「&font(#ff0000){全部真ん中だったのに}」と言われたり、&br()100マイルの球をポンポン投げているにもかかわらず「&font(#ff0000){何故100マイルを投げてこない!}」等と言われたりする。 (試合) 試合をフルイニングでプレイすることは無く、ストーリーに沿った試合シーンのみプレイすることになる。 シーンごとにミッションが設定されている(「ホームランを打て」「バントで送れ」等)。ミスるとゲームオーバー。 ・普通に投球しただけでは大したスピードは出ない。左上にある「気」アイコンをタッチすることで球速が跳ね上がる。&br()しかしその「気」アイコンは&font(#ff0000){1シーンにつき3回までしか使えない}という謎仕様。 ・&bold(){素早くスライドしなければならない場面が多い}為、タッチスクリーンが傷つく。 ・最初のほうは敵も弱く適当に投げても凡退してくれる為、&br()&font(#ff0000){100km/h前後の球で名門校の選手がくるくる三振する}というありえない感覚が味わえる。 ・ストライクゾーンが異様に大きく、&font(#ff0000){顔の高さのボールや地面スレスレのボールでもストライク}の判定。 ・&bold(){野球描写がショボすぎ}て、野球している感ゼロ。というよりルールをちゃんと理解しているのかも怪しい。 --ゴロが存在しない。 --盗塁死はない、そもそも盗塁自体ない。 --その他フェンス直撃・牽制・タッチアップ等といった、野球には当然存在する描写が試合シーン内では一切見受けられない。 【ミニゲーム】 ゲーム中には4つのミニゲームがあり、高得点を出すと「スキル」という能力増強アイテムが手に入る。 スキルは3つまで吾朗に装備させることが出来る。 (ミニゲームの種類) ●&bold(){グラウンドつくり} 吾朗を左右に動かし障害物を避けながら土を運んでゆく。 制限時間300秒以内に土を運びきるとクリア。 ●&bold(){じごくのノック} 次々と飛んでくる球を、グラブをスライドさせキャッチする。 キャッチし損ねると、もちろん1ミス。 ●&bold(){バッティングセンター} ピッチングマシンから飛んでくる球を次々と打ち返す。 ホームランを打つとより多くのポイントを獲得できる。 空振りすると1ミス。 ●&bold(){パワーピッチング} ジャイロボールを投げ、多くの板を割る。 ジャイロボールの投球操作をミスせず完璧に投げることが出来れば全ての板を破壊できる。 ……と、一見普通のミニゲームに見えるが、実際はどれも&font(#ff0000){簡単すぎて恐ろしくつまらない}。 高得点を出すと貰える「スキル」についてだが、貰えるものはランダム。 つまり&bold(){ノック練習をしたのに}&font(#0000ff){「打力+1を手に入れた」}とか、 &bold(){バッティング練習をしたのに}&font(#0000ff){「シュート+2を手に入れた」}等といった謎の能力上昇が頻繁に起こる。 また吾朗の能力はストーリーをクリアしてゆくと少しずつ自動で上昇してゆく。 後半になると(スキルに頼らずとも)吾朗の能力がMAX近くまで行く為、上手くスキルを付けてあげれば、 &font(#0000ff){165km/h近いジャイロと150km/hを超えるカーブ・フォーク・シュート、140km/h近いチェンジアップ}を兼ね備えたバケモノを作ることも可能。 まあそれでもモブキャラに打たれたりするが。 【余談】 他2作と違い致命的欠陥はない為、ダメジャー3部作の中では最も出来が良い。 もっとも「MAJOR」として見るとであり、「野球ゲーム」として見ると結局&bold(){失格}級の出来であることは間違いないが。 2008年KOTYはクソ野球ゲームが多いことで有名((「実況パワフルプロ野球15」が踏ん張った(旧作からの劣化がないわけではないが、KOTYの基準からすればクソゲーらしい個所は皆無)ため全滅は免れた))。 携帯機部門大賞はクソ仕様そのまま完全移植を成し遂げた『[[めざせ!甲子園]]』、 据置機部門大賞は言わずもがな『メジャーWii パーフェクトクローザー』。 両部門大賞を野球ゲーム&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){のような何か}}}が総なめするという事態に。 呪われていたのだろうか……。 因みに本作品と上記の『めざせ! 甲子園』の発売日は同じ。 更にこの日はあの格ゲー最底辺と名高いクソゲー『[[ウィンディ×ウィンダム]]』の発売日でもある。 あり得ないレベルのクソゲーが、同じ日に3つも重なって発売された事からこの日は一部で伝説として語り継がれている。 ……やはり呪われてたんだろうか。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 野球 -- 名無しさん (2014-08-07 23:10:12) - ダメジャー三部作の中継ぎをしっかりと務め上げたクソゲー -- 名無しさん (2014-12-21 00:40:03) #comment #areaedit(end) }

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