両性愛

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/31(火) 23:02:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 両性愛とは、異性、同性を問わずに恋愛、性愛対象とする性的指向の事。[[英語]]ではバイセクシャル。 その歴史は古く、[[ギリシャ神話]]の[[神]][[ゼウス]]は妻である[[ヘラ>ヘラ(ギリシャ神話)]]の目を盗んでは地上の美少女、美少年にイタズラをしていたと言う記述があり、 アレクサンダー大王の愛妾も三人は男性だった。 更に[[古代ローマ>ローマ帝国]]の皇帝[[ネロ>ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス]]は三番目に結婚した相手は男性であり、新婚初夜には処女役として後ろから犯されご満悦だったと言う。 [[日本>日本国]]でも、古くは平安時代から男女を問わず性愛対象としていた人物は多い。 平安から[[戦国>戦国時代(日本)]]までは男色が上流階級のステータスとなっており、[[貴族]]や戦国大名は嗜みとして行っていた節もある。((平民出身で男色に馴染みがなく遠ざけていた豊臣秀吉に、心配した部下が美少年を手配したという逸話もある)) 著名な戦国大名を例に出せば、[[織田信長>織田信長(戦国武将)]]と森蘭丸の関係は有名だし、[[武田信玄>武田信玄.(戦国武将)]]は小姓へあてた浮気の言い訳を書いた手紙が残っている。 また、藤原頼長の日記『台記』には、筆者である頼長が誰とどういう風に男色したのかも細かく記されており、その中には「下の立場にいる人物が“ネコ”になるのが基本」などの当時のマナーも記されている。((もっとも、当の本人は立場が下の源義賢に強引に“ネコ”にされた時に『味わい深かった(意訳)』と記していたりする)) むしろ、日本に限らず、昔は両性愛が男性にとってはステータスであったと言う風潮があったようである。 一方で、女性が両性に性欲を感じる事は忌避されていたらしく、女性の両性愛についての文献は乏しい。 かのマリー・アントワネットもネガキャンの際にポリニャック夫人やランバル公妃などの取り巻きと ちちくりあっている風刺画やビラがまかれている。 さすがに[[ラノベ>ライトノベル]]等の作品で両性愛者のキャラクターや描写が存在するものは少ないが、倫理規定が緩かった80年代後半に書かれた『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』では、 何と&font(#ff0000){「趣味で少女を抱き、仕事で男に抱かれる」バイセクシャル遊女}が登場。 そのため同作品では濡れ場シーンがかなり多かった。   ■現代の両性愛 現代社会においてどれ程の人々が両性愛指向を持っているかは明確でない。 カミングアウトしないのがほとんどであるのは勿論、 「少し興味はある程度」「同性には恋愛感情は抱いてもセックスはしたくない」など両性愛をなんとなく自覚している人でもその線引きは非常に曖昧であり、 「どこからどこまでが両性愛か」と言う議論が未だに絶えないからだ。 また、異性愛、同性愛(無性愛、非性愛)などが本能に基づく生まれついての指向である場合なのが多いのに対し、 両性愛者は「元々同性愛者だったけど、世間体的に異性とも付き合ってそちらにも目覚めた」、 「元々異性愛者だったけど、同性愛にも興味があってやってみたら目覚めた」など後天的な覚醒も多い。   だが、世の中にある様々な[[セックス]]を多く体験出来る「資質」と「心」があるのはある意味で人生を楽しむ幅が広い人とも言え、 この点では幸運と言えるかもしれない。 だが、それと同時に同性へ本気で恋愛感情を抱いてしまった時の苦悩も、やはり大きいようだ。 恋愛もセックスも相手がいなければ成立しない。自分に「資質」と「心」があっても相手にもそれがなければけして結ばれはしない。 行きずりの関係ならばまだいいだろうが本気で恋愛感情を抱く人だっているのだ。 そして、デリケートな問題なのでなかなか周囲にも相談出来ないと言う悩みもある。 だが、幸いにして現代はインターネットの普及により遠方にいる「理解してくれる人」を探せるようになった。 本気で真面目に考え込んで悩んでいる方は是非とも両性愛者、同性愛者のコミュニティを探してみよう。   一方で、「異性愛者」「同性愛者」「なんとなく興味ある人」全てを性愛対象と出来るのを良い事に不特定多数の人間とセックスしてしまう人もいるが、 当然危ない行為である。性病についてのリスクをよく理解し、出来ればその悪癖は無くそう。   ■全性愛 「両性」にすら据らわれない更に広い性愛。英語ではパンセクシャル。 「両方の性を愛する性愛者」である両性愛者に対し、「全ての性を愛する性愛者」である。 一見する同じものだがハッキリと別ものらしい。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - STAR WARSのジャバ様も… -- 名無しさん (2013-10-31 16:57:13) - 同性が少し仲良くしただけでホモとtかキマシ -- 名無しさん (2014-02-03 18:32:44) - ガチムチ兄貴ことビリー・ヘリントンもこれ。 -- 名無しさん (2014-02-03 18:35:10) - なんで同性愛はそういうものだから仕方ないと言われるのに、バイは認められないのだろう。 -- 名無しさん (2014-06-30 21:48:15) - MGSシリーズのヴァンプもこの類に入るだろうな -- 名無しさん (2014-07-01 01:27:03) - ヴァンプより先にヴォルギンだろう -- 名無しさん (2015-03-23 12:37:05) - 「ゴクジョッ。」の大和田。亜矢にはレズビアンと言われてるが、男性との性行為を妄想するあたり、男性に興味がないわけではないみたい。 -- 名無しさん (2018-10-04 17:49:08) - オルフェンズのシノがこれって聞いた時は納得したわ。 -- 名無しさん (2019-01-25 09:47:02) - ↑5 最近は割りとオープンな風潮も増えてきたとはいえマイノリティではあるし、たまに話が出てきたと思えばノーマルな人にやらかす話が多かった(私見)からじゃないかと。どんな人でも他者に迷惑をかけると忌避されるってだけ。関係者が皆納得してるのなら問題ないと思うけど難しいしね -- 名無しさん (2019-01-25 10:17:25) - ↑6ともすれば「見境がない」「穴さえあれば何でもいい」という風に見られかねない(見える)しなあ。最近話題の「我以外皆異性也」と同じで周り全部を恋愛対象として見る奴には近づきたくないわ -- 名無しさん (2021-10-03 18:37:31) - 例えば同性(異性)の恋人がいる上で異性(同性)にも恋愛感情や性欲を抱けることを自覚している=一途とは程遠いという解釈や、両性愛者を自覚=同性異性何人も付き合いどちらにも満足している解釈になるからかな。要はマイノリティーには可哀想な純情一途であってほしいというマジョリティー側の都合のいい願望に反した偏見を抱かれているから。 創作に登場する両性愛者のイメージもあるかもしれない。 -- 名無しさん (2023-08-02 06:28:31) - 異性愛者は社会的にマジョリティとされている、同性愛者にはコミュニティがある。一方で現在の両性愛者は同性を好きになったときはホモ扱いされ、同性愛者コミュニティに身を寄せれば異性を好きになることがある浮気者扱いされる。そんなイメージ -- 名無しさん (2023-08-02 07:32:49) - 異性愛者だって「異性なら誰でもいい」って訳じゃなくて「異性の中で好みに合った人を好きになる可能性がある」わけじゃん。バイはそれが「同性または異性の中で好みに合った人を好きになる可能性がある」ってだけの話よな。その辺を根本的に理解してない人がまだまだ多いのだろう -- 名無しさん (2023-08-04 01:50:03) - ↑1↑4 「性別:両性」って個人がいないからなぁ……どうしても乱交って絵面になりやすい。 -- 名無しさん (2023-08-04 06:13:09) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/31(火) 23:02:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 両性愛とは、異性、同性を問わずに恋愛、性愛対象とする性的指向の事。[[英語]]ではバイセクシャル。 その歴史は古く、[[ギリシャ神話]]の[[神]][[ゼウス]]は妻である[[ヘラ>ヘラ(ギリシャ神話)]]の目を盗んでは地上の美少女、美少年にイタズラをしていたと言う記述があり、 アレクサンダー大王の愛妾も三人は男性だった。 更に[[古代ローマ>ローマ帝国]]の皇帝[[ネロ>ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス]]は三番目に結婚した相手は男性であり、新婚初夜には処女役として後ろから犯されご満悦だったと言う。 [[日本>日本国]]でも、古くは平安時代から男女を問わず性愛対象としていた人物は多い。 平安から[[戦国>戦国時代(日本)]]までは男色が上流階級のステータスとなっており、[[貴族]]や戦国大名は嗜みとして行っていた節もある。((平民出身で男色に馴染みがなく遠ざけていた豊臣秀吉に、心配した部下が美少年を手配したという逸話もある)) 著名な戦国大名を例に出せば、[[織田信長>織田信長(戦国武将)]]と森蘭丸の関係は有名だし、[[武田信玄>武田信玄(戦国武将)]]は小姓へあてた浮気の言い訳を書いた手紙が残っている。 また、藤原頼長の日記『台記』には、筆者である頼長が誰とどういう風に男色したのかも細かく記されており、その中には「下の立場にいる人物が“ネコ”になるのが基本」などの当時のマナーも記されている。((もっとも、当の本人は立場が下の源義賢に強引に“ネコ”にされた時に『味わい深かった(意訳)』と記していたりする)) むしろ、日本に限らず、昔は両性愛が男性にとってはステータスであったと言う風潮があったようである。 一方で、女性が両性に性欲を感じる事は忌避されていたらしく、女性の両性愛についての文献は乏しい。 かのマリー・アントワネットもネガキャンの際にポリニャック夫人やランバル公妃などの取り巻きと ちちくりあっている風刺画やビラがまかれている。 さすがに[[ラノベ>ライトノベル]]等の作品で両性愛者のキャラクターや描写が存在するものは少ないが、倫理規定が緩かった80年代後半に書かれた『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』では、 何と&font(#ff0000){「趣味で少女を抱き、仕事で男に抱かれる」バイセクシャル遊女}が登場。 そのため同作品では濡れ場シーンがかなり多かった。   ■現代の両性愛 現代社会においてどれ程の人々が両性愛指向を持っているかは明確でない。 カミングアウトしないのがほとんどであるのは勿論、 「少し興味はある程度」「同性には恋愛感情は抱いてもセックスはしたくない」など両性愛をなんとなく自覚している人でもその線引きは非常に曖昧であり、 「どこからどこまでが両性愛か」と言う議論が未だに絶えないからだ。 また、異性愛、同性愛(無性愛、非性愛)などが本能に基づく生まれついての指向である場合なのが多いのに対し、 両性愛者は「元々同性愛者だったけど、世間体的に異性とも付き合ってそちらにも目覚めた」、 「元々異性愛者だったけど、同性愛にも興味があってやってみたら目覚めた」など後天的な覚醒も多い。   だが、世の中にある様々な[[セックス]]を多く体験出来る「資質」と「心」があるのはある意味で人生を楽しむ幅が広い人とも言え、 この点では幸運と言えるかもしれない。 だが、それと同時に同性へ本気で恋愛感情を抱いてしまった時の苦悩も、やはり大きいようだ。 恋愛もセックスも相手がいなければ成立しない。自分に「資質」と「心」があっても相手にもそれがなければけして結ばれはしない。 行きずりの関係ならばまだいいだろうが本気で恋愛感情を抱く人だっているのだ。 そして、デリケートな問題なのでなかなか周囲にも相談出来ないと言う悩みもある。 だが、幸いにして現代はインターネットの普及により遠方にいる「理解してくれる人」を探せるようになった。 本気で真面目に考え込んで悩んでいる方は是非とも両性愛者、同性愛者のコミュニティを探してみよう。   一方で、「異性愛者」「同性愛者」「なんとなく興味ある人」全てを性愛対象と出来るのを良い事に不特定多数の人間とセックスしてしまう人もいるが、 当然危ない行為である。性病についてのリスクをよく理解し、出来ればその悪癖は無くそう。   ■全性愛 「両性」にすら据らわれない更に広い性愛。英語ではパンセクシャル。 「両方の性を愛する性愛者」である両性愛者に対し、「全ての性を愛する性愛者」である。 一見する同じものだがハッキリと別ものらしい。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - STAR WARSのジャバ様も… -- 名無しさん (2013-10-31 16:57:13) - 同性が少し仲良くしただけでホモとtかキマシ -- 名無しさん (2014-02-03 18:32:44) - ガチムチ兄貴ことビリー・ヘリントンもこれ。 -- 名無しさん (2014-02-03 18:35:10) - なんで同性愛はそういうものだから仕方ないと言われるのに、バイは認められないのだろう。 -- 名無しさん (2014-06-30 21:48:15) - MGSシリーズのヴァンプもこの類に入るだろうな -- 名無しさん (2014-07-01 01:27:03) - ヴァンプより先にヴォルギンだろう -- 名無しさん (2015-03-23 12:37:05) - 「ゴクジョッ。」の大和田。亜矢にはレズビアンと言われてるが、男性との性行為を妄想するあたり、男性に興味がないわけではないみたい。 -- 名無しさん (2018-10-04 17:49:08) - オルフェンズのシノがこれって聞いた時は納得したわ。 -- 名無しさん (2019-01-25 09:47:02) - ↑5 最近は割りとオープンな風潮も増えてきたとはいえマイノリティではあるし、たまに話が出てきたと思えばノーマルな人にやらかす話が多かった(私見)からじゃないかと。どんな人でも他者に迷惑をかけると忌避されるってだけ。関係者が皆納得してるのなら問題ないと思うけど難しいしね -- 名無しさん (2019-01-25 10:17:25) - ↑6ともすれば「見境がない」「穴さえあれば何でもいい」という風に見られかねない(見える)しなあ。最近話題の「我以外皆異性也」と同じで周り全部を恋愛対象として見る奴には近づきたくないわ -- 名無しさん (2021-10-03 18:37:31) - 例えば同性(異性)の恋人がいる上で異性(同性)にも恋愛感情や性欲を抱けることを自覚している=一途とは程遠いという解釈や、両性愛者を自覚=同性異性何人も付き合いどちらにも満足している解釈になるからかな。要はマイノリティーには可哀想な純情一途であってほしいというマジョリティー側の都合のいい願望に反した偏見を抱かれているから。 創作に登場する両性愛者のイメージもあるかもしれない。 -- 名無しさん (2023-08-02 06:28:31) - 異性愛者は社会的にマジョリティとされている、同性愛者にはコミュニティがある。一方で現在の両性愛者は同性を好きになったときはホモ扱いされ、同性愛者コミュニティに身を寄せれば異性を好きになることがある浮気者扱いされる。そんなイメージ -- 名無しさん (2023-08-02 07:32:49) - 異性愛者だって「異性なら誰でもいい」って訳じゃなくて「異性の中で好みに合った人を好きになる可能性がある」わけじゃん。バイはそれが「同性または異性の中で好みに合った人を好きになる可能性がある」ってだけの話よな。その辺を根本的に理解してない人がまだまだ多いのだろう -- 名無しさん (2023-08-04 01:50:03) - ↑1↑4 「性別:両性」って個人がいないからなぁ……どうしても乱交って絵面になりやすい。 -- 名無しさん (2023-08-04 06:13:09) #comment #areaedit(end) }

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