装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE

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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/29(土) 01:50:07 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[装甲騎兵ボトムズ]]シリーズのOVA作品。 『ボトムズファインダー』、『孤影再び』と共にボトムズ新生として制作された作品の一つ。2010年11月から「ボトムズフェスティバル」第1弾として先行イベント上映され、2011年2月からDVD及びBDが発売されている。 スタッフは本作がアニメ初監督作品となる五十嵐紫樟監督を始めキャラクターデザイン担当の久行宏和氏やメカデザイン担当の寺岡賢司氏など本作がシリーズ初参加となる人物が多く、『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』や『[[舞-HiME]]』のスタッフがメインとなっている。高橋良輔監督は原作者として名を連ねているのみ。 ATなどのメカニックは『ペールゼン・ファイルズ』や『幻影篇』ではCGが使われたのに対し、本作では手描きで表現されている。 なお本作は映像作品としては『機甲猟兵メロウリンク』以来のキリコ以外が主人公となった作品である。 ◆舞台設定  物語の舞台となる「鉄の街」は生物に有害な赤い酸の雨が降るほどに環境破壊が進んでおり、屋外には植物が生育できない。また巨大な宇宙船が突き刺さったまま放置されている。 一部の富裕層は「鉄の街」がある惑星を見限りより環境の良い別の惑星へと移住している。 時系列的には明言こそされていないが百年戦争終結後、すなわちTVシリーズとほぼ同時期と推測される。 なお、「鉄の街」がアストラギウス銀河の何処に存在するかは言及されていない(少なくともギルガメス星系内ではあるようだが)。しかし描写が酷似している事から一部のファンからウドの街ではないかと言われることもある。 ◆あらすじ 妹のドナと共に「鉄の街」に住むアービン・レスターは街から出て別の惑星に移住する為の資金を稼ぐべく、表向きは整備工場をしながら裏ではかつての戦友シラフと組み「ザ・ダーク」のリングネームを名乗り負け役専門のバトリング選手として活動していた。 いつもの様にペイガンというバトリング選手相手に「仕事」をこなしたアービン。その資質を見抜いたイシュルーナはアービンを手に入れようと目論む。一方、アービンが手加減していたと見抜きこれに憤るペイガンはアービンに固執し、やがて事態は思わぬ方向へと動き出す。 ◆登場人物 アービン・レスター 声:平川大輔 主人公。妹とともに「鉄の街」でAT整備工場「整備屋 アービン&ドナ」を営む青年。その裏で妹には黙ってシラフをエージェントに「ザ・ダーク」を名乗るバトリング選手として裏賭博バトリングに参加しているが、バトリングをただの遊びと称し専ら八百長バトリングの負け役を請け負っている。 その操縦技量は高く、ペイガンとの初戦では武器がアームパンチとヘヴィマシンガンのみながら機体の軽さを生かし翻弄している。 八百長バトリング以来ペイガンに狙われ、やがてその暴走に巻き込まれていく。 戦争中は兵士として従軍しており、その際ゲリラの襲撃に遭い、自分が生き残るために自部隊を含めその場にいた人間を一人残らず皆殺しにした経験が根深いトラウマとなっている。 ペイガン 声:福山潤 新人バトリング選手。その残虐な戦い方から「血塗れの死神」と呼ばれている。 バトリングは遊びと考えある程度手を抜いているアービンとは対照的にバトリングであっても戦場では生きるか死ぬかの勝負であると考えており常に全力で殺しにかかる。 それ故に自らを翻弄する技量を持ちながらも手加減しあまつさえ自らに勝ちを譲ったアービンに憤りながらも彼に固執、その執念がやがて最悪の事態をもたらす事になる。 ドナ・レスター 声:豊崎愛生 ヒロインその一。主人公アービンの妹。アービンと共に「鉄の街」で整備工場を営むが兄の裏の顔……「ザ・ダーク」を名乗るバトリング選手として活動している事は知らない。 コーヒーを入れるのが上手く常連客からも喜ばれている。 主人公の肉親が物語開始時点で死亡、もしくは最後まで言及されない事が多いボトムズシリーズでは珍しくちゃんと生存した状態かつ名有りで物語に登場している(他には『CRIMSON EYES』に登場するサグート・プロクロス等がいる)。 イシュルーナ 声:遠藤綾 ヒロインその二。裏世界でバトリングのマッチメーカーとして活動している若い女性。露出度の高いドレスを着ている事が多い妖艶な美女といった風情だが普段着姿の時は髪型がツインテールという一面も。 マッチメーカーとしてはかなりのやり手で、アービンの素質を見抜くと手口を使いシラフから強引にアービンのエージェントを譲り受けている。反面若さ故か詰めが甘い所があり結果的にペイガンの暴走を招くことになる。 シラフ 声:白鳥哲 「鉄の街」に住むアービンのかつての戦友。アービン同様街から一刻も早く出ることを望んでおり、表向きは整備工場にスクラップを納入しているパーツ屋だが、その裏ではアービンと組みバトリング選手として活動するアービンをマネージメントするエージェントとして活動している。 アービンを手に入れようと目論むイシュルーナにアービンのエージェントを譲り渡す。 暴走するペイガンを止めようとするが…… デニス 声:広瀬正志 アービンの整備工場の常連客。年配のバトリング選手でビートル系をバトリング仕様に改造したグレートペンチを愛用する。 アッセンブルEX-10の副官やその彼と一緒にランニングしたりツーショット写真を撮る程の仲が良い戦友とは恐らく関係ないし、別にレッドショルダー憎しで暴走したりはしない。 ◆メカニック 登場するATは先述の通り寺岡賢司氏がデザインを担当しており、どのATもそれまでのシリーズに登場した機種の派生機という設定になっている。 ◇ラピッドドッグ 名前の通りスコープドッグの派生機種。アービン及びペイガンの機体はこれをベースに改造を施したもの。 ドッグ・ザ・ダーク アービンの愛機。機体名はリングネーム。二段アームパンチという独特の機構を持つ。当初は負け役専門という都合上武装は最低限の物しか搭載していなかったが、ペイガンとの決戦時には火力・機動力を大幅に強化したハイパーブーストへと改造される。 ブラッディドッグ ペイガンの愛機。こちらもリングネーム。頭部の特殊カメラとセンサーが特徴的。アービンと戦う度に重武装化が進み、最終的にATの範疇を逸脱した巨大なアルティメットカスタムと化しアービンの前に立ちはだかる。 スワンプドッグ 戦時中アービンが搭乗していた湿地戦仕様機で脚部にスワンピークラッグ(かんじき)を装備している。 なお同用途のマーシィドッグが存在するが軍に制式採用されたのはこちらでありマーシィドッグはあくまで現地改造機という扱いである。 ◇ストレートトータス スタンディングトータスの派生機 ローバータートル アービンの部隊と交戦した反政府ゲリラが駆る湿地戦仕様機。腰にエアパージ(浮き輪)を装備する。 同用途のスタンディングタートルも存在するが、こちらはスワンピークラッグを装備しており制式採用されたのもスタンディングタートルの方である。 ◇マッスルビートル スタンディングビートル(ダイビングビートルの原型機)の派生機 グレートペンチ デニスの愛機。左腕に大型の鋏型クローを装備する。 別にイプシロンに追いかけ回されたりポリマーリンゲル液の配合に失敗して爆発したりはしないし、華麗な宙返りを披露したりはしない。 ◆主題歌 EDテーマ「星を求めて」 歌:結城アイラ  現時点においてボトムズシリーズで唯一女性が歌う主題歌である。 推奨BGM『炎のさだめ』 ボトムズが発する暗く巨大な引力が 最低野郎共のきな臭い火種を吸い寄せる 錯綜する萌えと硬派 目に見えぬ無数の導火線に火が走る 忌まわしくも懐かしいあの臭い、あの音が甦る 次回『編集』 アニヲタの集いが震える #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キャラデザが新しめなんで敬遠しがちに思うかもしれない、悪くないぞ。 -- 名無しさん (2014-09-25 10:08:38) - 主人公がトラウマ持ち、色んな相手から追い回される、でも敵個人に特別興味なし、って割とボトムズ(ってかキリコ)してる -- 名無しさん (2015-05-09 23:20:19) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/10/29(土) 01:50:07 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[装甲騎兵ボトムズ]]シリーズのOVA作品。 『ボトムズファインダー』、『孤影再び』と共にボトムズ新生として制作された作品の一つ。2010年11月から「ボトムズフェスティバル」第1弾として先行イベント上映され、2011年2月からDVD及びBDが発売されている。 スタッフは本作がアニメ初監督作品となる五十嵐紫樟監督を始めキャラクターデザイン担当の久行宏和氏やメカデザイン担当の寺岡賢司氏など本作がシリーズ初参加となる人物が多く、『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』や『[[舞-HiME]]』のスタッフがメインとなっている。高橋良輔監督は原作者として名を連ねているのみ。 ATなどのメカニックは『ペールゼン・ファイルズ』や『幻影篇』ではCGが使われたのに対し、本作では手描きで表現されている。 なお本作は映像作品としては『機甲猟兵メロウリンク』以来のキリコ以外が主人公となった作品である。 ◆舞台設定  物語の舞台となる「鉄の街」は生物に有害な赤い酸の雨が降るほどに環境破壊が進んでおり、屋外には植物が生育できない。また巨大な宇宙船が突き刺さったまま放置されている。 一部の富裕層は「鉄の街」がある惑星を見限りより環境の良い別の惑星へと移住している。 時系列的には明言こそされていないが百年戦争終結後、すなわちTVシリーズとほぼ同時期と推測される。 なお、「鉄の街」がアストラギウス銀河の何処に存在するかは言及されていない(少なくともギルガメス星系内ではあるようだが)。しかし描写が酷似している事から一部のファンからウドの街ではないかと言われることもある。 ◆あらすじ 妹のドナと共に「鉄の街」に住むアービン・レスターは街から出て別の惑星に移住する為の資金を稼ぐべく、表向きは整備工場をしながら裏ではかつての戦友シラフと組み「ザ・ダーク」のリングネームを名乗り負け役専門のバトリング選手として活動していた。 いつもの様にペイガンというバトリング選手相手に「仕事」をこなしたアービン。その資質を見抜いたイシュルーナはアービンを手に入れようと目論む。一方、アービンが手加減していたと見抜きこれに憤るペイガンはアービンに固執し、やがて事態は思わぬ方向へと動き出す。 ◆登場人物 アービン・レスター 声:平川大輔 主人公。妹とともに「鉄の街」でAT整備工場「整備屋 アービン&ドナ」を営む青年。その裏で妹には黙ってシラフをエージェントに「ザ・ダーク」を名乗るバトリング選手として裏賭博バトリングに参加しているが、バトリングをただの遊びと称し専ら八百長バトリングの負け役を請け負っている。 その操縦技量は高く、ペイガンとの初戦では武器がアームパンチとヘヴィマシンガンのみながら機体の軽さを生かし翻弄している。 八百長バトリング以来ペイガンに狙われ、やがてその暴走に巻き込まれていく。 戦争中は兵士として従軍しており、その際ゲリラの襲撃に遭い、自分が生き残るために自部隊を含めその場にいた人間を一人残らず皆殺しにした経験が根深いトラウマとなっている。 ペイガン 声:福山潤 新人バトリング選手。その残虐な戦い方から「血塗れの死神」と呼ばれている。 バトリングは遊びと考えある程度手を抜いているアービンとは対照的にバトリングであっても戦場では生きるか死ぬかの勝負であると考えており常に全力で殺しにかかる。 それ故に自らを翻弄する技量を持ちながらも手加減しあまつさえ自らに勝ちを譲ったアービンに憤りながらも彼に固執、その執念がやがて最悪の事態をもたらす事になる。 ドナ・レスター 声:豊崎愛生 ヒロインその一。主人公アービンの妹。アービンと共に「鉄の街」で整備工場を営むが兄の裏の顔……「ザ・ダーク」を名乗るバトリング選手として活動している事は知らない。 コーヒーを入れるのが上手く常連客からも喜ばれている。 主人公の肉親が物語開始時点で死亡、もしくは最後まで言及されない事が多いボトムズシリーズでは珍しくちゃんと生存した状態かつ名有りで物語に登場している(他には『CRIMSON EYES』に登場するサグート・プロクロス等がいる)。 イシュルーナ 声:遠藤綾 ヒロインその二。裏世界でバトリングのマッチメーカーとして活動している若い女性。露出度の高いドレスを着ている事が多い妖艶な美女といった風情だが普段着姿の時は髪型がツインテールという一面も。 マッチメーカーとしてはかなりのやり手で、アービンの素質を見抜くと手口を使いシラフから強引にアービンのエージェントを譲り受けている。反面若さ故か詰めが甘い所があり結果的にペイガンの暴走を招くことになる。 シラフ 声:白鳥哲 「鉄の街」に住むアービンのかつての戦友。アービン同様街から一刻も早く出ることを望んでおり、表向きは整備工場にスクラップを納入しているパーツ屋だが、その裏ではアービンと組みバトリング選手として活動するアービンをマネージメントするエージェントとして活動している。 アービンを手に入れようと目論むイシュルーナにアービンのエージェントを譲り渡す。 暴走するペイガンを止めようとするが…… デニス 声:広瀬正志 アービンの整備工場の常連客。年配のバトリング選手でビートル系をバトリング仕様に改造したグレートペンチを愛用する。 アッセンブルEX-10の副官やその彼と一緒にランニングしたりツーショット写真を撮る程の仲が良い戦友とは恐らく関係ないし、別にレッドショルダー憎しで暴走したりはしない。 ◆メカニック 登場するATは先述の通り寺岡賢司氏がデザインを担当しており、どのATもそれまでのシリーズに登場した機種の派生機という設定になっている。 ◇ラピッドドッグ 名前の通りスコープドッグの派生機種。アービン及びペイガンの機体はこれをベースに改造を施したもの。 ドッグ・ザ・ダーク アービンの愛機。機体名はリングネーム。二段アームパンチという独特の機構を持つ。当初は負け役専門という都合上武装は最低限の物しか搭載していなかったが、ペイガンとの決戦時には火力・機動力を大幅に強化したハイパーブーストへと改造される。 ブラッディドッグ ペイガンの愛機。こちらもリングネーム。頭部の特殊カメラとセンサーが特徴的。アービンと戦う度に重武装化が進み、最終的にATの範疇を逸脱した巨大なアルティメットカスタムと化しアービンの前に立ちはだかる。 スワンプドッグ 戦時中アービンが搭乗していた湿地戦仕様機で脚部にスワンピークラッグ(かんじき)を装備している。 なお同用途のマーシィドッグが存在するが軍に制式採用されたのはこちらでありマーシィドッグはあくまで現地改造機という扱いである。 ◇ストレートトータス スタンディングトータスの派生機 ローバータートル アービンの部隊と交戦した反政府ゲリラが駆る湿地戦仕様機。腰にエアパージ(浮き輪)を装備する。 同用途のスタンディングタートルも存在するが、こちらはスワンピークラッグを装備しており制式採用されたのもスタンディングタートルの方である。 ◇マッスルビートル スタンディングビートル(ダイビングビートルの原型機)の派生機 グレートペンチ デニスの愛機。左腕に大型の鋏型クローを装備する。 別にイプシロンに追いかけ回されたりポリマーリンゲル液の配合に失敗して爆発したりはしないし、華麗な宙返りを披露したりはしない。 ◆主題歌 EDテーマ「星を求めて」 歌:結城アイラ  現時点においてボトムズシリーズで唯一女性が歌う主題歌である。 推奨BGM『炎のさだめ』 ボトムズが発する暗く巨大な引力が 最低野郎共のきな臭い火種を吸い寄せる 錯綜する萌えと硬派 目に見えぬ無数の導火線に火が走る 忌まわしくも懐かしいあの臭い、あの音が甦る 次回『編集』 アニヲタの集いが震える #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キャラデザが新しめなんで敬遠しがちに思うかもしれない、悪くないぞ。 -- 名無しさん (2014-09-25 10:08:38) - 主人公がトラウマ持ち、色んな相手から追い回される、でも敵個人に特別興味なし、って割とボトムズ(ってかキリコ)してる -- 名無しさん (2015-05-09 23:20:19) #comment #areaedit(end) }

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