ズィー・ズィー(ジョジョの奇妙な冒険)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/30 (月) 21:53:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(IndianRed){''おまえらには文字通りもう「道」はない''} &color(IndianRed){''逃げ「道」も助かる「道」もエジプトへの「道」も''} &color(IndianRed){''輝ける未来への「道」もない''} } &color(IndianRed){''ズィー・ズィー''}は[[ジョジョの奇妙な冒険]] 第3部[[『スターダストクルセイダース』>ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース]]の登場人物。 名前の由来はテキサス出身のロックバンド『ZZトップ』からで、第3部の格闘ゲーム『[[未来への遺産>ジョジョの奇妙な冒険(格闘ゲーム)]]』のPS版への移植に伴い新規に考案されたもの。 本編中にこの名前で呼ばれることはなかった。 テレビアニメ版での声優は岩崎征実。 目次 #contents *【概要】 インドを後にしたジョースター一行(+家出少女)は、パキスタンへと向かう国境の途中、奇妙な[[自動車]]に絡まれる。 その車は&font(#808080){窓が汚れて中の様子はうかがえず、} ただ開けた窓から[[丸太]]のようなやたら筋肉質の腕だけを突き出したスタイルで運転していた。 最初は付かず離れずで一行の乗るランドクルーザーに付きまとっていただけだったが、 変則的な運転で一行を誘導し向かってくるトラックと正面衝突させようとしたり、 ドライヴインで降りたと見せかけて&font(#ff0000,b){疑心暗鬼に駆られて無関係の一般人を暴行しようとした}[[ジョジョ>空条承太郎]]と[[ジジイ>ジョセフ・ジョースター]]と[[ポルポル君>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]を、 あざ笑うようかのように目の前を走り去るなど、悪意ある[[挑発]]をエスカレートさせていく謎のドライバー。 さらに追跡してきた一行の車にどういうわけか後方から追突、一気に崖下に突き落とそうとするが、[[花京院>花京院典明]]と承太郎の巧みな連携で逆に車ごと落下し大破。 [[スタンド>スタンド能力(ジョジョの奇妙な冒険)]]らしき攻撃が無かったことから、単なる異常者と一行は判断しかけたが・・・ #center(){&color(IndianRed){&bold(){『運命の車輪』!!これが我がスタンドの暗示!!}}} やはりドライバー=ズィー・ズィーは一行を狙うスタンド使いだった。 自動車型スタンド『運命の車輪』のおぞましい本性をあらわした彼は、先ほどまでの無口さからは一変、 ハイテンションな口調で口汚く一行を煽りながら猛烈なアタックをしかけてくる。 無関係なアンもいたのだが、お構いなしに攻撃をしかけた。 #center(){&color(IndianRed){&bold(){おまえらにはもう『道』は無い}}} #center(){&color(IndianRed){&bold(){逃げ『道』も!助かる『道』も!輝ける未来への『道』も無い!}}} さらに[[ガソリンを超高圧で飛ばす攻撃>油(武器)]]で手傷を負った承太郎に電気スパークで火を放つ!炎の中に消え行くジョジョの影これは・・・まさか・・・ #center(){&sizex(7){&color(Red){&bold(){勝ったッ!第三部完!}}}} [[メタ発言]]だーーーーーーッ!?(ドッギャアーz_ン!) #center{&font(#0000ff,b){ほーお、それで誰がこの空条承太郎のかわりをつとめるんだ?} &font(#0000ff,b){まさか、てめーのわけはないよな!}} 無論そんなわけはなく、承太郎は『[[星の白金>星の白金(スタープラチナ)]]』でトンネルを掘り、炎を鎮火していたのだった。 %%そしてメタ発言をメタ発言で返した%% #center(){&font(#0000ff,b){おめえさっき『道』がないとかなんとかいってたなあ} &font(#0000ff,b){ちがうね。『道』というものは自分で切り開くものだ}} #center(){&font(#0000ff,b){ということでひとつ この空条承太郎が…実際に手本を見せてやるぜ}} #center(){&font(#0000ff,b){道を切り開くところのな}} 颯爽と言い放った承太郎は星の白金のラッシュでドアごとズィー・ズィーを車外に叩き出した。 そこにいたのは・・・・・・ *【人物】 [[DIO>ディオ・ブランドー]]に金で雇われたスタンド使いの殺し屋で、[[エンヤ婆>エンヤ婆(ジョジョの奇妙な冒険)]]が送り込んだ7人の刺客の1人。存在自体は登場前から言及されていた。 終盤まで車窓から屈強な腕のみを出していたが、実際は''筋肉質なのは両腕だけで他は貧相という''奇妙な体格をしていて、無敵と思われた『運命の車輪』も依り代となっていたのは&color(brown){スクラップ同然のボロ車}。 車から引きずり出された途端弱気になり、[[命乞い]]をし始めた。 鍛え上げられた肉体やゴキゲンな愛車(&color(red){双方とも男性的なステータスの象徴である})など、 節々に歪んだマッチョイズムとコンプレックスが見え隠れする卑屈な男。 鍛えた腕だけを窓から出し、無敵の愛車から決して降りないという振る舞いからも、 &color(IndianRed){''『自分の優れた部分だけは得意げに見せびらかすが、短所は決してさらけ出さず、それを克服しようと努力することも無い』''}という情けなさがにじみ出ている。 *【そして・・・】 結局彼は許されず((いちおう、命だけは助けられたわけだが。))、散々笑いものにされた挙句、鎖で岩に逆さまに縛りつけられたまま「修行僧なので邪魔をしないように」と書かれた看板と共に放置された。 彼の愛車も、一応動くということでジョースター一行に略奪され、完全な再起不能となったのだった・・・チャンチャン♪ *【スタンド】 &color(IndianRed){''『運命の車輪』''}(ホウィール・オブ・フォーチュン) 破壊力:B スピード:D 射程距離:D 持続力:A 精密動作性:E 成長性:D ズィー・ズィーのスタンド。[[タロットカード]]の大アルカナ10番目のカード『''運命の車輪''』を暗示する。 これ以前に現れた[[フォーエバー>フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)]]の『力』同様、乗り物(このスタンドの場合は自動車)を触媒にすることで発現する、 『実体を持ったスタンド』で、本体が乗り込み、運転することで操作する。 車の外見は本体の好きなように変形・偽装が可能で、尾行には打ってつけ。 本格的な戦闘態勢に入ると、フロントなど各部から牙やスパイクが飛び出し、露悪的なシルエットの言葉通りのモンスターマシンの本性を表す。 能力は車の持つ機能をスタンドパワーで強化することであり、 上述の通り、元の車は廃車同然のおんぼろでも、ひとたびスタンド化すれば、 ・四輪駆動のランドクルーザーのタイヤが空回りするほどの[[戦車]]の如きトルク ・断崖絶壁からの落下や岩壁への激突で破損しても即座に元の形に復元する頑強なボディ ・カーステレオを通して相手の車に自分の声を届かせる ・ガソリンの雫を超高速で射出して標的を穿ち抜き、電気系統のスパークで火葬する など途轍もないスペックを武器にジョースター一行を窮地に追い込んだ。 特にガソリン攻撃の速度と命中精度は凄まじく、[[拳銃]]の弾丸すら見切る『星の白金』の動体視力でも最初は捉え切れなかったほど。 ただし、ズィー・ズィーがどんな状況でも車から降りなかったこと、オラオラのラッシュで強制的に下車させられた瞬間 元の車に戻ってしまったことやスペックの射程距離がDであることから、乗っている間しか効果が発現しない可能性が高い。 ちなみに&font(#0000ff){『破壊力B?もっとあるんじゃないの?』}という気もするだろうが、 3部のスタンドは『星の白金』と『[[世界>世界(ザ・ワールド)]]』以外のスタンドには意図的に破壊力Aを冠さない傾向があるのでしかたない。 [[魔術師の赤>モハメド・アヴドゥル]]だって[[クリーム>ヴァニラ・アイス(ジョジョの奇妙な冒険)]]だって破壊力はBである。 *【余談】 ・この回の&font(#ff0000){『運転手の顔の見えない正体不明の車が延々と追いかけてくる』}シチュエーションはスティーヴン・スピルバーグ監督の『[[激突!>激突!(映画)]]』、&br()&font(#ff0000){『潰れた車体が自力で復元する』}描写はジョン・カーペンター監督(原作小説はスティーヴン・キング)の『クリスティーン』が元ネタだと思われる。&br()特に後者は『悪霊に取り憑かれた自動車が暴れまわる』というかなりスタンドっぽい設定。 ・この回のシメで一行は二度にわたって情けない敵スタンド&本体の正体に大笑いする。特に承太郎の笑顔は見もの。&br()%%一般人に暴行しようとしたり、ズィー・ズィーの憐れな姿を見て大笑いしたりと、この回のエジプトツアー御一行様は下手な悪役よりもよっぽど外道な行動をしている。%% ・PS専用ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』で閲覧できる開発資料の中には『運命の車輪』と交戦した崖下のステージイラストがあり、&br()企画段階では彼もプレイヤーキャラクターとして使用できる予定があったことを臭わせている。&br()また、クリア後のエンディングで第3部登場キャラクターの原作カットが勢ぞろいする画面が出るが、&br()その真ん中で&color(IndianRed){''ビシッと『第3部完!』をキメてくれるのは誰あろう彼(の腕)である。''} ・近年問題となっている煽り運転だが、彼はそんな煽り運転が横行する2019年現在よりも''30年近く前に既にジョースター一行を滅茶苦茶煽っていた。''&br()[[後のヤンデレ>山岸由花子]]といい、荒木先生には先見の明があるようである。 ・三部に登場した敵スタンド使いのうち、ほぼ無傷で再起可能なまま退場できたのはまだ赤ん坊だったため許された[[マニッシュ・ボーイ>マニッシュ・ボーイ(ジョジョの奇妙な冒険)]]を除くとズィー・ズィーのみである((ダービー兄も肉体的には星の白金に右手の人差し指を圧し折られたことを除けば無事であるが、精神が崩壊してしまったため、再起可能かは不明))。 &color(IndianRed){勝った!アニオタWiki完!!} &font(#0000ff){ほーお、それで誰がこの項目を追記・修正するんだ?まさか、てめーのわけはないよな!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 途中でドライブインにいる関係ない人達に疑心暗鬼から絡むって展開もモロ「激突!」だな。 -- 名無しさん (2014-01-10 13:11:26) - もっとましな車に乗ってればスタンドも強化されたのかね? -- 名無しさん (2014-05-27 23:44:34) - うんにゃ、スタンドはあくまで本人の精神力がすべて。 -- 名無しさん (2014-05-28 00:27:08) - いや案外ましな車じゃなくてゴキゲンな車なら「スタンドなくても俺の車カッケェ!」って思考で最高にハイ!になってパワーアップしたかもしれん -- 名無しさん (2014-06-06 05:39:04) - ↑むしろそこで満足してイマジネーションが阻害される可能性大だな。餓えないとNG。それがジョジョの基本。 -- 名無しさん (2014-06-07 09:03:31) - アニメであと三話ぐらいで出てくると推測 -- 名無しさん (2014-06-07 09:29:33) - ↑果たして承太郎はあのニコっとした笑顔を見せてくれるのか……!?星の白金のしゃべりはなかったし、カットされてしまうのだろうか… -- 名無しさん (2014-06-20 16:38:48) - この話で笑わなくても太陽戦で笑うから問題ないよ -- 名無しさん (2014-06-23 10:20:44) - 破壊力よりもむしろ、自動車なのにスピードD(ニガテ)なのが納得できないよ。最高速は軽自動車以下のしょっぱさなのか、はたまたハンドリングが悪いとスピードの減点材料になるのか… -- 名無しさん (2014-06-23 10:53:23) - TVアニメ版のCVは岩崎征実さん。『遊戯王5D's』のリアリスト・ロットンを演じてた人だ。 -- 名無しさん (2014-06-28 10:23:11) - いやぁ、承太郎さんニッコリでしたね。でも割とカット多かったなぁ -- 名無しさん (2014-06-28 10:44:30) - ウッ クックックックックックッ フッフッフッ ホハハハフフフフヘハハハハフホホアハハハ ハハハハフフフ フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ ノォホホノォホ ヘラヘラヘラヘラアヘアヘアヘ -- 名無しさん (2014-06-28 10:54:08) - ↑×7…じゃあ小説版のサタニック・カプラーって列車に関するイメージでさえあれば他人のイメージまで吸収できるってつくづく滅茶苦茶凄い成長能力だったんだな… -- 名無しさん (2014-06-28 10:56:10) - 鎖で岩に縛りつけられ何者かに助けられるころには全身ムキムキになってたらいいな -- 名無しさん (2014-06-28 11:07:46) - カットは多かった気もするけど、テンポ良かったし、『激突!』っぽくなってたし、大画面で承太郎のニッコリ顔見れた良かったなw -- 名無しさん (2014-06-28 13:48:18) - あの笑顔をみると、彼がやっぱり17歳なんだとわかってホッとする -- 名無しさん (2014-06-28 14:00:16) - そういやこいつのガソリン攻撃って波紋で防げるのかね -- 名無しさん (2014-06-28 14:02:51) - ラッシュを喰らっても一応生還出来たんだ。十分に誇ってよろしい。 -- 名無しさん (2014-06-28 14:26:29) - ↑6 あれはアブサロムの文明に対する未練のなせる業だな。常に興味ごとの最新情報を取り込もうとするオタクの妄執にも似たものを感じる。 -- 名無しさん (2014-06-28 14:43:57) - 完璧に、ギャグ回だったな。家出少女何で再登場させたのかが分からない。 -- 名無しさん (2014-06-28 15:02:56) - ガソリン撃たれて平気なのか…? -- 名無しさん (2014-06-28 15:05:56) - ↑2ホラー映画ではお馴染みの絶叫女優だお -- 名無しさん (2014-06-28 17:24:06) - さっきニコニコの配信みたけど岩崎さん良かったわー -- 名無しさん (2014-07-04 00:04:54) - ステータスに関しては、「スタンドそのものの性能であって、改造された車の性能ではない」という見方が出て来てるな。 -- 名無しさん (2014-07-04 00:09:14) - さりげなく伝説の名言を残したキャラの一人 -- 名無しさん (2014-09-22 17:14:37) - ↑アニメでこの話をやった時、話数が13話だったこともあり、「最終回だ!!」ってコメントがあふれてたのに笑ったなwww -- 名無しさん (2015-04-23 08:59:10) - アニメでも原作でもあの笑顔大好き -- 名無しさん (2016-04-17 20:26:44) - パクリだったか -- 名無しさん (2016-08-27 05:07:38) - ↑スタンドを使ったピンチの切り抜けやドライブインでの主人公側のやりたい放題など元ネタに沿いつつ、承太郎達ならこう立ち回るって感じで上手くアレンジしてると思うよ。単純にパクリの一言で思考停止するのもどうかと。 -- 名無しさん (2016-12-02 01:32:48) - ↑10 黄の節制編ラストで再登場フラグ建てちゃったから仕方がない。先生もさっさと消化したかったんだろうね -- 名無しさん (2018-11-05 23:59:44) - メタ的な理由はさておき、彼はなぜ腕だけマッチョになったのだろう……?  -- 名無しさん (2022-01-02 15:09:33) - ズィー・ズィーの人生の物語の第3部が終わっただけ説 -- 名無しさん (2022-02-10 21:35:26) - 破壊力のくだりとか↑3とか主観で勝手言うやつ何なんだろ -- 名無しさん (2022-12-03 11:56:27) - ↑3 メタ的な理由と同様に他人を威圧したくて車外に出す部分だけ鍛えまくったんじゃない? -- 名無しさん (2023-03-17 22:53:57) - コブラジョジョだと弱点も無く普通に強くて中盤の壁的ポジション -- 名無しさん (2023-03-17 23:32:35) - 車には1トン以上もの質量があるのでそれを強化したから実質の破壊力が高い、というのはまあまあ納得できる -- 名無しさん (2023-05-10 17:31:50) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/30 (月) 21:53:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(IndianRed){''おまえらには文字通りもう「道」はない''} &color(IndianRed){''逃げ「道」も助かる「道」もエジプトへの「道」も''} &color(IndianRed){''輝ける未来への「道」もない''} } &color(IndianRed){''ズィー・ズィー''}は[[ジョジョの奇妙な冒険]] 第3部[[『スターダストクルセイダース』>ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース]]の登場人物。 名前の由来はテキサス出身のロックバンド『ZZトップ』からで、第3部の格闘ゲーム『[[未来への遺産>ジョジョの奇妙な冒険(格闘ゲーム)]]』のPS版への移植に伴い新規に考案されたもの。 本編中にこの名前で呼ばれることはなかった。 テレビアニメ版での声優は岩崎征実。 目次 #contents *【概要】 インドを後にしたジョースター一行(+家出少女)は、パキスタンへと向かう国境の途中、奇妙な[[自動車]]に絡まれる。 その車は&font(#808080){窓が汚れて中の様子はうかがえず、} ただ開けた窓から[[丸太]]のようなやたら筋肉質の腕だけを突き出したスタイルで運転していた。 最初は付かず離れずで一行の乗るランドクルーザーに付きまとっていただけだったが、 変則的な運転で一行を誘導し向かってくるトラックと正面衝突させようとしたり、 ドライヴインで降りたと見せかけて&font(#ff0000,b){疑心暗鬼に駆られて無関係の一般人を暴行しようとした}[[ジョジョ>空条承太郎]]と[[ジジイ>ジョセフ・ジョースター]]と[[ポルポル君>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]を、 あざ笑うようかのように目の前を走り去るなど、悪意ある[[挑発]]をエスカレートさせていく謎のドライバー。 さらに追跡してきた一行の車にどういうわけか後方から追突、一気に崖下に突き落とそうとするが、[[花京院>花京院典明]]と承太郎の巧みな連携で逆に車ごと落下し大破。 [[スタンド>スタンド能力(ジョジョの奇妙な冒険)]]らしき攻撃が無かったことから、単なる異常者と一行は判断しかけたが・・・ #center(){&color(IndianRed){&bold(){『運命の車輪』!!これが我がスタンドの暗示!!}}} やはりドライバー=ズィー・ズィーは一行を狙うスタンド使いだった。 自動車型スタンド『運命の車輪』のおぞましい本性をあらわした彼は、先ほどまでの無口さからは一変、 ハイテンションな口調で口汚く一行を煽りながら猛烈なアタックをしかけてくる。 無関係なアンもいたのだが、お構いなしに攻撃をしかけた。 #center(){&color(IndianRed){&bold(){おまえらにはもう『道』は無い}}} #center(){&color(IndianRed){&bold(){逃げ『道』も!助かる『道』も!輝ける未来への『道』も無い!}}} さらに[[ガソリンを超高圧で飛ばす攻撃>油(武器)]]で手傷を負った承太郎に電気スパークで火を放つ!炎の中に消え行くジョジョの影これは・・・まさか・・・ #center(){&sizex(7){&color(Red){&bold(){勝ったッ!第三部完!}}}} [[メタ発言]]だーーーーーーッ!?(ドッギャアーz_ン!) #center{&font(#0000ff,b){ほーお、それで誰がこの空条承太郎のかわりをつとめるんだ?} &font(#0000ff,b){まさか、てめーのわけはないよな!}} 無論そんなわけはなく、承太郎は『[[星の白金>星の白金(スタープラチナ)]]』でトンネルを掘り、炎を鎮火していたのだった。 %%そしてメタ発言をメタ発言で返した%% #center(){&font(#0000ff,b){おめえさっき『道』がないとかなんとかいってたなあ} &font(#0000ff,b){ちがうね。『道』というものは自分で切り開くものだ}} #center(){&font(#0000ff,b){ということでひとつ この空条承太郎が…実際に手本を見せてやるぜ}} #center(){&font(#0000ff,b){道を切り開くところのな}} 颯爽と言い放った承太郎は星の白金のラッシュでドアごとズィー・ズィーを車外に叩き出した。 そこにいたのは・・・・・・ *【人物】 [[DIO>ディオ・ブランドー]]に金で雇われたスタンド使いの殺し屋で、[[エンヤ婆>エンヤ婆(ジョジョの奇妙な冒険)]]が送り込んだ7人の刺客の1人。存在自体は登場前から言及されていた。 終盤まで車窓から屈強な腕のみを出していたが、実際は''筋肉質なのは両腕だけで他は貧相という''奇妙な体格をしていて、無敵と思われた『運命の車輪』も依り代となっていたのは&color(brown){スクラップ同然のボロ車}。 車から引きずり出された途端弱気になり、[[命乞い]]をし始めた。 鍛え上げられた肉体やゴキゲンな愛車(&color(red){双方とも男性的なステータスの象徴である})など、 節々に歪んだマッチョイズムとコンプレックスが見え隠れする卑屈な男。 鍛えた腕だけを窓から出し、無敵の愛車から決して降りないという振る舞いからも、 &color(IndianRed){''『自分の優れた部分だけは得意げに見せびらかすが、短所は決してさらけ出さず、それを克服しようと努力することも無い』''}という情けなさがにじみ出ている。 *【そして・・・】 結局彼は許されず((いちおう、命だけは助けられたわけだが。))、散々笑いものにされた挙句、鎖で岩に逆さまに縛りつけられたまま「修行僧なので邪魔をしないように」と書かれた看板と共に放置された。 彼の愛車も、一応動くということでジョースター一行に略奪され、完全な再起不能となったのだった・・・チャンチャン♪ *【スタンド】 &color(IndianRed){''『運命の車輪』''}(ホウィール・オブ・フォーチュン) 破壊力:B スピード:D 射程距離:D 持続力:A 精密動作性:E 成長性:D ズィー・ズィーのスタンド。[[タロットカード]]の大アルカナ10番目のカード『''運命の車輪''』を暗示する。 これ以前に現れた[[フォーエバー>フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)]]の『力』同様、乗り物(このスタンドの場合は自動車)を触媒にすることで発現する、 『実体を持ったスタンド』で、本体が乗り込み、運転することで操作する。 車の外見は本体の好きなように変形・偽装が可能で、尾行には打ってつけ。 本格的な戦闘態勢に入ると、フロントなど各部から牙やスパイクが飛び出し、露悪的なシルエットの言葉通りのモンスターマシンの本性を表す。 能力は車の持つ機能をスタンドパワーで強化することであり、 上述の通り、元の車は廃車同然のおんぼろでも、ひとたびスタンド化すれば、 ・四輪駆動のランドクルーザーのタイヤが空回りするほどの[[戦車]]の如きトルク ・断崖絶壁からの落下や岩壁への激突で破損しても即座に元の形に復元する頑強なボディ ・カーステレオを通して相手の車に自分の声を届かせる ・ガソリンの雫を超高速で射出して標的を穿ち抜き、電気系統のスパークで火葬する など途轍もないスペックを武器にジョースター一行を窮地に追い込んだ。 特にガソリン攻撃の速度と命中精度は凄まじく、[[拳銃]]の弾丸すら見切る『星の白金』の動体視力でも最初は捉え切れなかったほど。 ただし、ズィー・ズィーがどんな状況でも車から降りなかったこと、オラオラのラッシュで強制的に下車させられた瞬間 元の車に戻ってしまったことやスペックの射程距離がDであることから、乗っている間しか効果が発現しない可能性が高い。 ちなみに&font(#0000ff){『破壊力B?もっとあるんじゃないの?』}という気もするだろうが、 3部のスタンドは『星の白金』と『[[世界>世界(ザ・ワールド)]]』以外のスタンドには意図的に破壊力Aを冠さない傾向があるのでしかたない。 [[魔術師の赤>モハメド・アヴドゥル]]だって[[クリーム>ヴァニラ・アイス(ジョジョの奇妙な冒険)]]だって破壊力はBである。 *【余談】 ・この回の&font(#ff0000){『運転手の顔の見えない正体不明の車が延々と追いかけてくる』}シチュエーションはスティーヴン・スピルバーグ監督の『[[激突!>激突!(映画)]]』、&br()&font(#ff0000){『潰れた車体が自力で復元する』}描写はジョン・カーペンター監督(原作小説はスティーヴン・キング)の『クリスティーン』が元ネタだと思われる。&br()特に後者は『悪霊に取り憑かれた自動車が暴れまわる』というかなりスタンドっぽい設定。 ・この回のシメで一行は二度にわたって情けない敵スタンド&本体の正体に大笑いする。特に承太郎の笑顔は見もの。&br()%%一般人に暴行しようとしたり、ズィー・ズィーの憐れな姿を見て大笑いしたりと、この回のエジプトツアー御一行様は下手な悪役よりもよっぽど外道な行動をしている。%% ・PS専用ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』で閲覧できる開発資料の中には『運命の車輪』と交戦した崖下のステージイラストがあり、&br()企画段階では彼もプレイヤーキャラクターとして使用できる予定があったことを臭わせている。&br()また、クリア後のエンディングで第3部登場キャラクターの原作カットが勢ぞろいする画面が出るが、&br()その真ん中で&color(IndianRed){''ビシッと『第3部完!』をキメてくれるのは誰あろう彼(の腕)である。''} ・近年問題となっている煽り運転だが、彼はそんな煽り運転が横行する2019年現在よりも''30年近く前に既にジョースター一行を滅茶苦茶煽っていた。''&br()[[後のヤンデレ>山岸由花子]]といい、荒木先生には先見の明があるようである。 ・三部に登場した敵スタンド使いのうち、ほぼ無傷で再起可能なまま退場できたのはまだ赤ん坊だったため許された[[マニッシュ・ボーイ>マニッシュ・ボーイ(ジョジョの奇妙な冒険)]]を除くとズィー・ズィーのみである((ダービー兄も肉体的には星の白金に右手の人差し指を圧し折られたことを除けば無事であるが、精神が崩壊してしまったため、再起可能かは不明))。 &color(IndianRed){勝った!アニオタWiki完!!} &font(#0000ff){ほーお、それで誰がこの項目を追記・修正するんだ?まさか、てめーのわけはないよな!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 途中でドライブインにいる関係ない人達に疑心暗鬼から絡むって展開もモロ「激突!」だな。 -- 名無しさん (2014-01-10 13:11:26) - もっとましな車に乗ってればスタンドも強化されたのかね? -- 名無しさん (2014-05-27 23:44:34) - うんにゃ、スタンドはあくまで本人の精神力がすべて。 -- 名無しさん (2014-05-28 00:27:08) - いや案外ましな車じゃなくてゴキゲンな車なら「スタンドなくても俺の車カッケェ!」って思考で最高にハイ!になってパワーアップしたかもしれん -- 名無しさん (2014-06-06 05:39:04) - ↑むしろそこで満足してイマジネーションが阻害される可能性大だな。餓えないとNG。それがジョジョの基本。 -- 名無しさん (2014-06-07 09:03:31) - アニメであと三話ぐらいで出てくると推測 -- 名無しさん (2014-06-07 09:29:33) - ↑果たして承太郎はあのニコっとした笑顔を見せてくれるのか……!?星の白金のしゃべりはなかったし、カットされてしまうのだろうか… -- 名無しさん (2014-06-20 16:38:48) - この話で笑わなくても太陽戦で笑うから問題ないよ -- 名無しさん (2014-06-23 10:20:44) - 破壊力よりもむしろ、自動車なのにスピードD(ニガテ)なのが納得できないよ。最高速は軽自動車以下のしょっぱさなのか、はたまたハンドリングが悪いとスピードの減点材料になるのか… -- 名無しさん (2014-06-23 10:53:23) - TVアニメ版のCVは岩崎征実さん。『遊戯王5D's』のリアリスト・ロットンを演じてた人だ。 -- 名無しさん (2014-06-28 10:23:11) - いやぁ、承太郎さんニッコリでしたね。でも割とカット多かったなぁ -- 名無しさん (2014-06-28 10:44:30) - ウッ クックックックックックッ フッフッフッ ホハハハフフフフヘハハハハフホホアハハハ ハハハハフフフ フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ ノォホホノォホ ヘラヘラヘラヘラアヘアヘアヘ -- 名無しさん (2014-06-28 10:54:08) - ↑×7…じゃあ小説版のサタニック・カプラーって列車に関するイメージでさえあれば他人のイメージまで吸収できるってつくづく滅茶苦茶凄い成長能力だったんだな… -- 名無しさん (2014-06-28 10:56:10) - 鎖で岩に縛りつけられ何者かに助けられるころには全身ムキムキになってたらいいな -- 名無しさん (2014-06-28 11:07:46) - カットは多かった気もするけど、テンポ良かったし、『激突!』っぽくなってたし、大画面で承太郎のニッコリ顔見れた良かったなw -- 名無しさん (2014-06-28 13:48:18) - あの笑顔をみると、彼がやっぱり17歳なんだとわかってホッとする -- 名無しさん (2014-06-28 14:00:16) - そういやこいつのガソリン攻撃って波紋で防げるのかね -- 名無しさん (2014-06-28 14:02:51) - ラッシュを喰らっても一応生還出来たんだ。十分に誇ってよろしい。 -- 名無しさん (2014-06-28 14:26:29) - ↑6 あれはアブサロムの文明に対する未練のなせる業だな。常に興味ごとの最新情報を取り込もうとするオタクの妄執にも似たものを感じる。 -- 名無しさん (2014-06-28 14:43:57) - 完璧に、ギャグ回だったな。家出少女何で再登場させたのかが分からない。 -- 名無しさん (2014-06-28 15:02:56) - ガソリン撃たれて平気なのか…? -- 名無しさん (2014-06-28 15:05:56) - ↑2ホラー映画ではお馴染みの絶叫女優だお -- 名無しさん (2014-06-28 17:24:06) - さっきニコニコの配信みたけど岩崎さん良かったわー -- 名無しさん (2014-07-04 00:04:54) - ステータスに関しては、「スタンドそのものの性能であって、改造された車の性能ではない」という見方が出て来てるな。 -- 名無しさん (2014-07-04 00:09:14) - さりげなく伝説の名言を残したキャラの一人 -- 名無しさん (2014-09-22 17:14:37) - ↑アニメでこの話をやった時、話数が13話だったこともあり、「最終回だ!!」ってコメントがあふれてたのに笑ったなwww -- 名無しさん (2015-04-23 08:59:10) - アニメでも原作でもあの笑顔大好き -- 名無しさん (2016-04-17 20:26:44) - パクリだったか -- 名無しさん (2016-08-27 05:07:38) - ↑スタンドを使ったピンチの切り抜けやドライブインでの主人公側のやりたい放題など元ネタに沿いつつ、承太郎達ならこう立ち回るって感じで上手くアレンジしてると思うよ。単純にパクリの一言で思考停止するのもどうかと。 -- 名無しさん (2016-12-02 01:32:48) - ↑10 黄の節制編ラストで再登場フラグ建てちゃったから仕方がない。先生もさっさと消化したかったんだろうね -- 名無しさん (2018-11-05 23:59:44) - メタ的な理由はさておき、彼はなぜ腕だけマッチョになったのだろう……?  -- 名無しさん (2022-01-02 15:09:33) - ズィー・ズィーの人生の物語の第3部が終わっただけ説 -- 名無しさん (2022-02-10 21:35:26) - 破壊力のくだりとか↑3とか主観で勝手言うやつ何なんだろ -- 名無しさん (2022-12-03 11:56:27) - ↑3 メタ的な理由と同様に他人を威圧したくて車外に出す部分だけ鍛えまくったんじゃない? -- 名無しさん (2023-03-17 22:53:57) - コブラジョジョだと弱点も無く普通に強くて中盤の壁的ポジション -- 名無しさん (2023-03-17 23:32:35) - 車には1トン以上もの質量があるのでそれを強化したから実質の破壊力が高い、というのはまあまあ納得できる -- 名無しさん (2023-05-10 17:31:50) - 何気に使っていて楽しそうなスタンドだとおもう。煽り運転をする気はないけど -- 名無しさん (2024-02-14 06:51:44) #comment #areaedit(end) }

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