Su-25(攻撃機)

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&font(#6495ED){登録日}: 2010/03/04(木) 11:23:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 概要 用途 攻撃機 乗員 1名 初飛行 1975年2月22日 運用開始 1981年 設計者 スホーイ設計局 寸法 全長 15.36m 全幅 14.36m 全高 4.80m 翼面積 33.70㎡ 重量 空虚 9,500kg 運用 14,600kg 最大離陸 17,600kg 動力 エンジン R-195x2 推力(A/B) 44.13kNx2 性能(Su-25TM) 最大速度 950km/h 航続距離 2,500km 最大運用高度 10,000m 上昇率 58m/s 翼面荷重 584 kg/㎡ 燃料容量 3600L 1150L増槽x2または820L増槽x4 離陸滑走距離 750m(空母発艦時は175m) 着陸滑走距離 600m 武装 固定武装 AO-17A 30mm機関砲x1 爆弾 500kg、250kg爆弾x8~10 ミサイル Kh-25ML、Kh-29L、S-25L、R-60 その他 GSh-23L 23mm連装機関砲コンテナSPPU-22 K-36射出座席標準装備 電子装備 ASP-17BTs攻撃用照準システム、照準用AKS-750カメラ、クリョンPSレーザー指示測距器 電子妨害システム SPO-15 SIRENA-3レーダー警戒受信機、GARDENIYAレーダー妨害装置、ASO-2Vデコイ・ディスペンサーなど。 航法機器 RSBN戦術航空航法装置、MRP-56Pマーカービーコン受信機、RV-1ラジオ高度計、その他色々な電子機器。 通信機材 SRO-2敵味方識別装置、SO-69航空交通管制自動無線応答装置、VHF/UHF無線機など。 NATOコードネーム フロッグフット (Frogfoot) Su-25(ロシア語:Су-25スー・ドヴァーッツァチ・ピャーチ)は、ソ連のスホーイ設計局が開発した攻撃機(シュトゥルモヴィーク)である。 ソ連での愛称はグラーチュ(Грач:ミヤマガラス)。 Su-25は近接支援用の亜音速航空機であるために、主翼は直線翼に近く、前縁の後退角は19度、後縁の後退角はつけられていない。 主翼配置は肩翼であり、エンジンも主翼付け根にあり。A-10の競争試作機であるYA-9と形状が酷似している。 固定兵装はAO-17A 30mm2砲身機関砲1門、装弾数は250発。(なぜ攻撃機でありながらたったの250発しか弾を持っていないのかは不明。因みに発射速度は毎分3000発)最大4400kgまで爆弾などを搭載できる。 アフガン侵攻の初期にはアメリカがムジャヒディーンに提供したスティンガーによる撃墜が相次いだため、 両エンジンの間にチタン板を入れて片方のエンジンが被弾してももう片方のエンジンが影響を受けないように改修した結果、重装甲による高い生存性を証明した (改修後の機体はスティンガーによる撃墜はないとも言われている)。 同機はSu-24攻撃機とは違った任務を持つ。 それはSu-24が高速性能、航続性能で優れていて、比較的敵機との距離がある場所から攻撃したり、敵の司令部を叩くのとは違い、 Su-25は敵の放火の中、低空で敵戦車部隊を直接攻撃するのである。 そのような用途から、Su-25は頑丈で信頼性のある機体へと仕上がった R-195エンジンを二基搭載しているのだが、このR-195は戦闘機・攻撃機の分類の全ての種類のエンジンの中で最も頑丈である 実際、チェチェンやアフガンで被弾する事態が発生しても多くの場合でエンジンは無事であった このエンジンは後部で冷却空気が取り入れられてエンジンの排気温度を下げて、航空機の赤外線放出量を最小限に食い止めている コックピットの装甲は厚さ2.4cmにもなり、地上からの対空砲火にも凌ぐ Su-25の多くの特徴の中で、特筆すべきは非戦闘時も超タフであるということ Su-25は脚周りが非常に強力で&font(#ff0000){整備されていない滑走路、または平地に離着陸が可能である} さらに燃料は通常の航空機用の灯油から&font(#ff0000){戦車用の軽油}まで、&font(#ff0000){さまざまな燃料で航行する事が出来る} #center(){&font(#ff0000){さまざまな燃料で飛行する事が出来る}} その気になればウォッカなどでも飛べるのかもしれない すなわち燃料が尽きれば地上部隊の補給基地周辺に着陸させて、戦車用の燃料を給油して再度出撃も可能なのだ 結果的に&font(#ff0000){「どのような状態の戦場でも確実に動く」}と非常に高性能な攻撃機として多くの派生型を産み出している。 発展機のSu-25T、Su-25TMは相当な改修が施されている。 Su-25との違う点をあげると、攻撃目標が橋、コンクリートなどの強固な建物、レーダーサイト、防空システム、艦隊、ボートなどであること それに伴い、レーダーのグラスコックピット化、夜間攻撃能力向上、ECMの能力向上、ジャマーの能力向上、大幅なアヴィオニクスのアップデート、新型HUD、赤外線放射を最大限に抑えたエンジン、TVシステムの装備などで性能を向上させた。 これによりSu-25T、Su-25TMは通常のSu-25とは別の機体といって良いほど改修されていて、この類の攻撃機の中では最強クラスを誇る。 ◆主な派生型 □Su-25K 初期量産型 フロッグフットA □Su-25UB 複座練習型 フロッグフットB □Su-25UBK Su-25UBの輸出型 □Su-25UT 操縦訓練型 操縦訓練のみに使用 □Su-28 Su-25UTの量産型 なのに&font(#ff0000){量産はされていない} □Su-25UTG 空母着艦訓練型 着艦フック付き □Su-25UBP UTGの陸上訓練型 □Su-25T 改修型 橋やコンクリート建築物、レーダーサイト、艦隊も攻撃可能 さらにグラスコックピット化されている □Su-25TM Su-25Tの発展型 □Su-25TK Su-25TMの輸出型 □Su-39 同上 追記、編集お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 戦車用の軽油が使えるったって軽油使ってる戦車なんてT-80系列だけだよね… -- 名無しさん (2014-09-04 03:45:36) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}: 2010/03/04(木) 11:23:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 概要 用途 攻撃機 乗員 1名 初飛行 1975年2月22日 運用開始 1981年 設計者 スホーイ設計局 寸法 全長 15.36m 全幅 14.36m 全高 4.80m 翼面積 33.70㎡ 重量 空虚 9,500kg 運用 14,600kg 最大離陸 17,600kg 動力 エンジン R-195x2 推力(A/B) 44.13kNx2 性能(Su-25TM) 最大速度 950km/h 航続距離 2,500km 最大運用高度 10,000m 上昇率 58m/s 翼面荷重 584 kg/㎡ 燃料容量 3600L 1150L増槽x2または820L増槽x4 離陸滑走距離 750m(空母発艦時は175m) 着陸滑走距離 600m 武装 固定武装 AO-17A 30mm機関砲x1 爆弾 500kg、250kg爆弾x8~10 ミサイル Kh-25ML、Kh-29L、S-25L、R-60 その他 GSh-23L 23mm連装機関砲コンテナSPPU-22 K-36射出座席標準装備 電子装備 ASP-17BTs攻撃用照準システム、照準用AKS-750カメラ、クリョンPSレーザー指示測距器 電子妨害システム SPO-15 SIRENA-3レーダー警戒受信機、GARDENIYAレーダー妨害装置、ASO-2Vデコイ・ディスペンサーなど。 航法機器 RSBN戦術航空航法装置、MRP-56Pマーカービーコン受信機、RV-1ラジオ高度計、その他色々な電子機器。 通信機材 SRO-2敵味方識別装置、SO-69航空交通管制自動無線応答装置、VHF/UHF無線機など。 NATOコードネーム フロッグフット (Frogfoot) Su-25(ロシア語:Су-25スー・ドヴァーッツァチ・ピャーチ)は、ソ連のスホーイ設計局が開発した攻撃機(シュトゥルモヴィーク)である。 ソ連での愛称はグラーチュ(Грач:ミヤマガラス)。 Su-25は近接支援用の亜音速航空機であるために、主翼は直線翼に近く、前縁の後退角は19度、後縁の後退角はつけられていない。 主翼配置は肩翼であり、エンジンも主翼付け根にあり。A-10の競争試作機であるYA-9と形状が酷似している。 固定兵装はAO-17A 30mm2砲身機関砲1門、装弾数は250発。(なぜ攻撃機でありながらたったの250発しか弾を持っていないのかは不明。因みに発射速度は毎分3000発)最大4400kgまで爆弾などを搭載できる。 アフガン侵攻の初期にはアメリカがムジャヒディーンに提供したスティンガーによる撃墜が相次いだため、 両エンジンの間にチタン板を入れて片方のエンジンが被弾してももう片方のエンジンが影響を受けないように改修した結果、重装甲による高い生存性を証明した (改修後の機体はスティンガーによる撃墜はないとも言われている)。 同機はSu-24攻撃機とは違った任務を持つ。 それはSu-24が高速性能、航続性能で優れていて、比較的敵機との距離がある場所から攻撃したり、敵の司令部を叩くのとは違い、 Su-25は敵の放火の中、低空で敵戦車部隊を直接攻撃するのである。 そのような用途から、Su-25は頑丈で信頼性のある機体へと仕上がった R-195エンジンを二基搭載しているのだが、このR-195は戦闘機・攻撃機の分類の全ての種類のエンジンの中で最も頑丈である 実際、チェチェンやアフガンで被弾する事態が発生しても多くの場合でエンジンは無事であった このエンジンは後部で冷却空気が取り入れられてエンジンの排気温度を下げて、航空機の赤外線放出量を最小限に食い止めている コックピットの装甲は厚さ2.4cmにもなり、地上からの対空砲火にも凌ぐ Su-25の多くの特徴の中で、特筆すべきは非戦闘時も超タフであるということ Su-25は脚周りが非常に強力で&font(#ff0000){整備されていない滑走路、または平地に離着陸が可能である} さらに燃料は通常の航空機用の灯油から&font(#ff0000){戦車用の軽油}まで、&font(#ff0000){さまざまな燃料で航行する事が出来る} #center(){&font(#ff0000){さまざまな燃料で飛行する事が出来る}} その気になればウォッカなどでも飛べるのかもしれない すなわち燃料が尽きれば地上部隊の補給基地周辺に着陸させて、戦車用の燃料を給油して再度出撃も可能なのだ 結果的に&font(#ff0000){「どのような状態の戦場でも確実に動く」}と非常に高性能な攻撃機として多くの派生型を産み出している。 発展機のSu-25T、Su-25TMは相当な改修が施されている。 Su-25との違う点をあげると、攻撃目標が橋、コンクリートなどの強固な建物、レーダーサイト、防空システム、艦隊、ボートなどであること それに伴い、レーダーのグラスコックピット化、夜間攻撃能力向上、ECMの能力向上、ジャマーの能力向上、大幅なアヴィオニクスのアップデート、新型HUD、赤外線放射を最大限に抑えたエンジン、TVシステムの装備などで性能を向上させた。 これによりSu-25T、Su-25TMは通常のSu-25とは別の機体といって良いほど改修されていて、この類の攻撃機の中では最強クラスを誇る。 ◆主な派生型 □Su-25K 初期量産型 フロッグフットA □Su-25UB 複座練習型 フロッグフットB □Su-25UBK Su-25UBの輸出型 □Su-25UT 操縦訓練型 操縦訓練のみに使用 □Su-28 Su-25UTの量産型 なのに&font(#ff0000){量産はされていない} □Su-25UTG 空母着艦訓練型 着艦フック付き □Su-25UBP UTGの陸上訓練型 □Su-25T 改修型 橋やコンクリート建築物、レーダーサイト、艦隊も攻撃可能 さらにグラスコックピット化されている □Su-25TM Su-25Tの発展型 □Su-25TK Su-25TMの輸出型 □Su-39 同上 追記、編集お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 戦車用の軽油が使えるったって軽油使ってる戦車なんてT-80系列だけだよね… -- 名無しさん (2014-09-04 03:45:36) #comment #areaedit(end) }

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