W11K

登録日:2009/06/08 Mon 12:45:41
更新日:2023/12/18 Mon 10:33:23
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auが2003年年秋冬モデルとして発表したCDMA 1X WINファーストモデル端末。


京セラ製だが、同時発売だった日立製のW11Hの兄弟機である。

そのため操作性や機能はW11Hと同様である。

唯一の違いは、「au design project」端末であること。

INFOBARを手掛けた深澤直人氏がデザインを担当、ベース機種W11Hの丸みを帯びた形状とは全く違う多面的な形状をしている。ついでに折り畳み式。
つまり触るとカクカクツヤツヤしている感じになる。イメージ的には皮むきしたジャガイモ。なんかダサくね?

色は「KURO」「AKA」「SHIRO」の三種類。一部では「AKA」のモデルはその色とカクカク具合からシャアザクだのガンキャノンだの呼ばれていた。
じゃあ「SHIRO」は白い悪魔なんですかね…

「adp」モデルの中ではWINサービス対応であることを強調するために唯一型番のみが名前となっている。

内臓コンテンツも端末デザインに合わせてデザインされている。
待ち受け画面はPCのデスクトップアイコンっぽい「フレームメニュー」である。
明るすぎてちょっと見にくいと感じられることもある。

ちなみにW11Hと同様miniSDを使用する際は、電池カバーをminiSDジャケットに交換する必要がある。
正直ややこしい上に交換ジャケットはちょっとでかくて重くなってしまうので微妙な評価。

デザインを優先したためかボタンが使いにくく押しづらいという点も辛いか。

対応サービスは高速大容量通信(最大下り2.4Mbps、上り144kbps)でブロードバンドコンテンツを使えるWINならではのEZチャンネル、EZアプリ Phase3、EZ着うた、EZムービー、EZ@naviに対応している。

EZアプリでそれまで仕様だったBREWではなくJavaを積んでるのでアプリ拡張性は当時の観点ではかなり広がった。逆にBREW対応やEZナビウォークは備えていない。

データフォルダはminiSD抜きでも20MBにまで達しており、EZムービーなど容量の大きいコンテンツにもちろん向いている。

メール機能はこの高速使用に加えて5000文字まで表記、フォルダ容量も上記のように高いので抜群に使い勝手が上がった。

端末右側面の「気くばりスイッチ」はスライド式で即座のマナーモード切り替えを行うが、この切り換えはカスタマイズ設定可能。

31万画素のカメラはヒンジ部で回転するこれまたW11Hと同タイプ。
側面のカメラキーで即座の起動に対応しており、スライドで動画対応にもなる。

明るさを感知して音量をいじる「気くばりセンサー」もついている。

充電台は三角柱型の縦置き式でこれもなかなかスタイリッシュ。

使用キャラクター
西園寺世界スクールデイズ【PC版】)
初春飾利とある科学の超電磁砲【アニメ版】)


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最終更新:2023年12月18日 10:33