鬼灯(鬼灯の冷徹)

登録日:2020/10/03 Sat 00:17:49
更新日:2024/03/23 Sat 22:10:42
所要時間:約 10 分で読めます





休めよ日本人!



鬼灯(ほおずき)とは、漫画・アニメ『鬼灯の冷徹』の主人公。


CV:安元洋貴逢田梨香子(幼少期)

人物

作中世界における、閻魔大王の第一補佐官である鬼神*1
パッと見小柄に見られがちだが、周囲が規格外の巨漢である閻魔や筋肉質の鬼だらけなので比較で小さく見えるだけで、実際には185㎝程度と結構な長身かつ筋肉質。
女性にも見える端正な顔立ちで、特に初期は目が小さめかつ細め、額も広く描かれていたのでさらに性別不詳な外見だった。連載当初は「女性?」という声もアンケートで結構来ていたらしい*2
角は額に小さく生えており、本作の鬼では比較的珍しい一本角。また、耳は本作の鬼に共通しているとんがり耳。

服装は黒の着物である事が多く、背中にはホオズキが染め抜かれている。
基本的には常にこの格好だが、現世を視察に行く際などは洋服を着る事もある*3
大体どこにいる際も愛用の金棒を片手に持っている。ちなみにこれは呪いの品らしいが、本人はまるで気にしていない。

実質的な地獄のNo.2であり、影のNo.1。その黒幕的ポジションについては本人も自覚している。
なお、勘違いされがちだが、補佐官としてのポジションは他の十王の第一補佐官と同等であり、少なくとも裁判関連に関しては他の補佐官より上の権限を持っているという描写はない。
ただ、職責の関係上、他の第一補佐官よりもはるかに幅広い権限を持っているのは事実である。

本人曰く、「地獄の官房長官のようなもの」との事だが、実際の仕事の範囲は非常に幅広く、閻魔大王の裁判の補佐、地獄の管理(新人研修や不要な地獄の整理など)、外交(主に諸外国の死後の世界)、現世の視察、拷問の研究など枚挙に暇がない。
完全なワーカホリックであり、暇な時間もだいたい拷問の事を考えている始末である。
その割には本人は現世の日本人に「休め」と憤っていたりもするが(直前まで死因:過労の亡者が連続して過労死が多すぎるという事にキレていたのもある)。

一見すると、常に冷静沈着で無感情な人間のようにも見えるが、実際には割とキレやすく、すぐに手が出て、そして、恨みがましい面もあり、結構短気な側面が垣間見える。
地獄という労働環境の所為もあるが、結構な暴力第一主義で、「むしろ暴力で解決できるならその方が手っ取り早くていい」とすら考えている節がある。
無抵抗な人間に暴力を振るったりする事はさすがにないが*4、大義名分さえできればすぐに手を出す事が多い。

しばしば(タイトル通りの)冷徹かつ慇懃無礼でS扱いされるが、作者は「Sというわけではなく、変なところで正論を言う人のつもりで描いた」とコメントしている。
実際、他人をいじめて楽しむ趣味はあまりない。……単に一度敵対した相手には容赦ないだけであると思われる。本人も時々自嘲している。
なお、鬼灯本人は「真正のSとはイジメたいなどと言う前に相手を塵にする人(なので自分はSではない)」と主張しているが、実際のところ、鬼灯自身(塵にしようとまではしていないが)白澤やベルゼブブとエンカウントするなり会話前に粉砕しようとしている事がある為、本人の定義からすれば立派なSである。
一方で「Mが好きなのか?」と問われた際は、「いじめて喜ぶ奴をいじめて何が楽しいのか、抵抗する奴をへし折ってこそ」と答えており、色々と複雑な性癖持ちである。

また、真面目すぎるようで意外と悪ふざけに乗る事も多く、子供っぽい嫌がらせを仕掛ける事も多々ある。
特に意味のないくだらない嘘をついたりする事もあり、意外と根は軽い。
芥子ちゃんと一緒に『かちかち山』を熱唱したり、一休禅師と禅問答を行うなど、ノリが良い一面もある。

書類の不備から烏頭(テキトー自由人)派か葉鶏頭(きっちり几帳面)派かで意識調査した話では、本人の解答は葉鶏さん派であったものの、
幼馴染の蓬に言わせれば、「元来は自由人寄りの性格だが、環境と立場でしっかりとした振る舞いをせざるを得なくなった」らしい。

喜怒哀楽自体はしっかりあるのだが、仏頂面の所為で外からはそれが判断できない、というのが正確だと思われる。

ぱっと見近寄り難い印象こそあるが、どうしても反りが合わない人物以外には礼節を持って分け隔てなく接する上に、
エリート職で更に顔も整っている(言うとキレるが、白澤と印象が似ているらしい)と来ているので当然モテる。
バレンタインデーではかなりの数のチョコを貰っている。

原作の一部のカラーイラストとアニメ版第1シーズンのタイトルカードでは煙管を吸う姿が印象深いが、作中では喫煙する描写は少なく、鬼灯自身は喫煙家という訳ではないらしい。

能力

体力・知力・精神力の全てで隙がないほぼ完璧超人。

純粋な戦闘力面で言えばほぼ作中最強で、彼に適う相手はほとんどいない*5
後述の来歴(元人間)もあってか、鬼としての能力は家一軒持ち上げる程の超人的な体力(アニメ版では転がってくる巨大鉄球を一撃でホームランにしている)ぐらいで特殊な術式の類は一切使えないのだが、それでも他を圧倒する戦闘力を持つ。
慢心もなく、精神力面でも隙はない。危機察知能力が高すぎて不意打ちもまず効かない。

また、非常に器用であり、大抵のものは自力で作ってしまう。とはいえ専門性の高い道具に関しては技術課に一任しているが。

強いて弱点を上げるとすれば、「常に全力過ぎて何事も手を抜けない」事ぐらいだろうか。

そして、意外と演技力もない……いや、腹芸とかもできるのでできない事はないのだが、少なくとも「子供向けのキャラクター」を演じるのはド下手であった。
これも「全力過ぎて子供向けの演技ができない」という事なのかもしれない。

能力面以外での弱点としては、後述の過去から「家族の距離感」への理解が不足している事。
大雑把な知識としては理解しているが、根本的な感覚としてはわかっていない。とはいえ、本人は別に家族がいない事にコンプレックスなどは抱えておらず、自分が家族関係に理解が足りていない事もわかっているので、よほど請われたりしない限りは他人の家族関係に口を出す事はない。

来歴

元々は八岐大蛇が現世にいるぐらい昔の日本の集落で、「(ちょう)(召使の意)」と呼ばれていたみなしごだった。
ある年に日照りが続いた際、村人に雨乞いの生贄にされ、幼くして死亡。
その際、辺りを飛んでいた鬼火が彼の体に入り込んで生まれたのが鬼灯である。
その為、正確には純粋な鬼ではなく、「人間と鬼火のハーフ」

その後は黄泉の世界にやって来て、蓬や烏頭と知り合い、教え処(現在で言う学校)で学んだりしつつ、無秩序だった黄泉をまとめ上げようとする閻魔の下で働き始める事を考える。
ちなみに、その前にも閻魔と会っており、その際に「『丁』は意味が良くない名前だから、鬼火と丁で『鬼灯』という名前はどうか?」と提案されて名乗り始める。
つまり、閻魔大王は鬼灯の名付け親である。……なのに扱いが雑なのは……

教え処を卒業した後は、中国やインドの天界や死後の世界を回りつつ、裁判の仕組みなどを学び*6、日本に戻った後はしばらくヒラ獄卒を続けた後、閻魔の抜擢を受けて初代第一補佐官であったイザナミを更迭、二代目補佐官に就任した。
以降は長く閻魔の側近かつ影のNo.1として君臨し続けている。

なお、自分を生贄に捧げた村人についてはキッチリと死後に居場所を突き止めて復讐している。ただし、本人は恨みを持っている癖に顔はうろ覚えであり、現在の体制よりも前の死者である為十王裁判を受けておらず特定も難しかったとか。いいのかそれで。
ちなみに復讐の内容は「伊邪那美命の館の入り口の柱に括り付け火刑(刑期:鬼灯の気が済むまで)」
その後、茄子プロデュースでリニューアルされ、連中は大量の猫好々やねうねうの顔のオブジェクトに身体の大半を埋められた
アニメ第2期では更にバージョンアップしており、黒縄地獄*7の岩を削った塗料を使用した為、(うごめ)


趣味・嗜好

基本全ての思考が仕事に直結しているので、完全な意味での趣味は金魚草栽培ぐらい。ただ、コンテストで殿堂入りし、以降は審査員に選ばれるぐらいのめりこんではいる。
現世では「事故物件巡り」という大変悪趣味な嗜好があり、座敷童子やスカーレットとはこの趣味を通して知り合った。
また、現世のホラー映画などを集める趣味もある。
唐瓜と茄子と芥子ちゃんと一緒に潜水艦に乗って竜宮城に行った事もある*8

仕事人間ではあってもオフの時は全力で遊ぶ主義でもあるので、野外ライブに頻繁に足を運んでいる疑惑があるなど、完全に真面目一辺倒なわけではない。
劇中漫画『鬼卒道士チャイニーズエンジェル』に興味を持った際はエンジェル群青に惹かれていた。
そして、ディズニーとジブリに興味があるらしく、閻魔大王やお香と東京ディズニーランドについて語り合ったり*9、ジブリ映画のキャラクターの台詞を引用した事も。白澤に「ジブリマニア」と罵られた事もあった。

動物好き。初江王の様子を見て「こういうのもありなのか」と動物獄卒の採用を実行に移しており、また、同時にそれを1番推し進めている。そして、現世視察の際は動物園に寄り道して動物を眺めたりしている。
ただ、どちらかというと「かわいい動物が好き」というより「動物オタク」であり、変な動物や珍獣の類を好んでいる節がある。
だが、初江王と違い、流石に猫好好は好きになれない。白澤製というのもあるだろうが。

意外と料理は達者であり、10年修業して寿司が握れるようになったレベル。
ただし、普段の食事は閻魔殿の食堂や外食で済ませる事が殆どで、滅多に腕を振るう事はない。また、技術はあるが、「日常的に料理を作る」経験が圧倒的に足りていない為、「簡単で失敗しない料理をパパッと作る」事の方が逆に苦手。
そしてかなりの大食いで、シロと座敷童子がフードファイトに挑む回では謎のプルプル料理(煮凝り)を注文して完食した後に、大量の赤飯とぜんざいと山盛りのステーキを追加注文し、シロを悶絶させた。

(正しい意味での)辛党であり、清酒を何合も呷っても一向に酔わないレベル。というか作中では何度も飲酒しているが、一度も酔った姿を見せた事はない。
酒好きの割には意外と甘いものも嗜む方。ただ甘ったるい菓子は苦手。
(間違った意味での)辛党ではなく、辛い物は基本的に食べられない。これに関しては作中でも「そうは見えない」と度々指摘されている。
他に苦手な食べ物はプリンとトウモロコシ。
好物を聞かれた時、「オニギリ」と答えているので一応本人が自覚している好物は「米」だと思われる。

余談だが、食の好みは作者とほぼ一致しているらしい(自分と違う食嗜好のキャラクターだと、その嗜好を想像で描かなければならず大変な為)。

金棒

普段鬼灯が振り回しているトゲ付きの金棒。
思いっきり叩き付ければ床にヒビが入る程のパワーがある。ちなみに折れた事はない。
これは鬼灯の馬鹿力もあるが、実は曰く付きの呪いの金棒であり、金棒に選ばれたら凄くフィットするが、選ばれなかった場合はフィットせず、上手く扱う事が出来ない(持つくらいなら許される)。
移動時には風呂敷をこれに引っ掛けて持ち運ぶほか、主に閻魔大王と白澤を攻撃する際に使われる。


人間関係

その立ち位置もあって、顔は非常に広い。というか、作中に登場するほぼ全てのキャラクターと知り合い。
ただ、仕事人間である事も相まって、ほとんどの知り合いは仕事と直接的・間接的に絡む間柄であり、純粋な意味で「鬼灯の友人」と言える人物は意外と少なかったりする。
本当に仕事抜きの友人と言えるのは、完全な興味本位から知り合う事になったスカーレットぐらいだろうか。あと友人とは少し違うが、座敷童子も仕事抜きで付き合っている関係である。座敷童子とは作中では「姪っ子に甘いおじさん」と例えられるくらいの仲。
お香、蓬、烏頭は数少ない「幼馴染」と言える関係であるが、現在はいずれも鬼灯の部下となっている。ただし、男2人は仕事でも鬼灯にタメ口で接する。

基本的にほとんどの知り合いとの関係性は良好。ただし、白澤とベルゼブブとの相性は最悪。
ベルゼブブとは仕事上諍いを起こせない為プライベートで〆ている。

浮いた話は全くなく、女性関係には無縁とはいえ、女性に好かれる事が嫌なわけではない様子。なお、庁内の女性職員からの人気は非常に高い。
ちなみに好みの女性は「ミステリーハンター」*10もしくは「味噌汁(脳味噌仕立て)を飲める女性」。
また、石長姫のような「矯正しがいのある人間」を見ると燃えるタイプで、真っ当な優等生よりもこういった癖のあるタイプを好んでいる節がある*11

  • 閻魔大王
前述のように鬼灯の名付け親かつ上司……なのだが、鬼灯の態度はまるで尊敬しているようには見えず、「裏で操るのが楽しい」と堂々と傀儡宣言までされる始末。
ただ、仕事と名前を与えてくれた事には感謝しており、本人のいないところでは尊敬していると思しき節も所々でみられ、なかなか複雑な関係である事が窺える。

鬼灯が完全に敵視している数少ない存在。
ただ、第三者からみると「同族嫌悪」としか言いようがない(本人達は「似ている」と指摘される事すら嫌がっている)。
白澤とのくだらない賭け(次にトイレから出てくる女性のバストサイズが設定値より上か下か)の結果がグレーゾーンであり、それの結果で現在まで揉める羽目に。
最終的に本人に審議を確かめニューハーフとの回答が出たが、今度は「心が女なら女」「体が男なら男」で議論を交わす事に。
ただし、仕事関係で多種の薬を使うので、取引相手としては悪態を吐きながらも普通に接している。

  • 桃太郎
第一話では敵対していたが、その後は非常に丸くなり白澤の下で働くようになった為、鬼灯とも薬の配達などで頻繁に顔を合わせるようになる。
鬼灯との関係は良好。

  • ソフト○ンクのお父さんシロ蟹殺しの前科持ち柿助ただデカイ鳥のルリオ
桃太郎のオトモブラザーズ。地獄で働くようになってからは鬼灯の部下として頻繁に登場している。
シロは特に鬼灯に懐いており、荷物持ちとして現世に同行した事もある。ただし、現世では人目のつくところでは喋らないように釘を刺しているくらいで躾という躾は殆どしていない。
ちなみにシロの中のヒエラルキー*12は「鬼灯>桃太郎>自分>閻魔」。

  • 唐瓜茄子
小鬼の新人獄卒コンビ。
鬼灯の部下として、色々な地獄の仕事を経験している事が多い。
唐瓜は真面目な性格である一方、隠れMな本性やお香への恋心がバレており、応援してるんだか茶化してるんだかなスタンスでイジられる。
茄子は美術センスと、注意力散漫だがそれ故の視野の広さを評価されている一方、ミスも目立つ為鬼灯からキツメにどつかれたりした事もある。

  • 一子二子
現世で住むところがなくなったのを鬼灯が地獄に引き取ってきた座敷童子。一子と二子は鬼灯の命名(一郎とか二郎とかのノリ)。
ほぼ鬼灯にのみ懐いており、趣味や嗜好も鬼灯から多大なる影響を受けている。
閻魔殿では常に黒地にピンクの花柄の和服(一子)と白地に水色の花柄の和服(二子)で過ごしているが、密かに洋服が着たい願望を抱いており、鬼灯に洋服が欲しいとおねだりした事も。
鬼灯や周囲からは娘や姪のように扱われているが、本人達は鬼灯の嫁候補にカウントされなかった際に抗議する姿勢を取っていたりもする。

  • 烏頭
数少ない鬼灯が地獄で働き始める前からの知り合いである為、基本部下にも丁寧語で接する*13鬼灯がタメ口を使う事がある数少ない相手。
現在は上司と部下であるが、彼らの方も鬼灯にはあまり遠慮がない。3人共なにかしらの収集癖がある*14

  • お香
鬼灯の部下であるが幼馴染でもある。烏頭や蓬と違い、鬼灯の方も常に丁寧語。
麻殻(鬼灯達の恩師)からすれば「バカやってる男子を諫めるありがたい存在」だったという。
彼女を衆合地獄*15の幹部に選んだのは鬼灯自身であり、コネを疑われる事もあるが、飽くまで彼女自身の「女性からも慕われやすい性格(媚びない、威張らない、わめかない)」を買っての人事。見る目は正しかったようで現在では衆合地獄のNo.2である。
また、3人組同様に収集癖があり、彼女の場合は蛇。

  • ベルゼブブ
EU地獄のエリート官僚。鬼灯が完全に敵視している数少ない存在。
キャリアなので基本プライドが非常に高く、それを鬼灯にいいようにへし折られる事が多い。一方の鬼灯は完全な叩き上げなので、その点で既に差が見えている。更に妻のリリスに対し間男(=白澤)を仲介した為*16、一方的にライバル心等を抱かれている。
ただ、白澤に比べると一応は会食に招待したりと他国の地獄の高官である為か、それなりに丁重に交流している節もある。
また、サタンの館のメイドの服装に関しては趣味が合致している上、「上は大水、下は大火事、男にとってのこれなんだ?」というなぞなぞに「据え膳食う前に置ける脳と本能」と模範解答だった為にそっちの方面では意気投合している為白澤よりはマシ。

  • レディ・リリス
ベルゼブブの妻だが、夫と違い鬼灯との関係は非常に良好。というか本人が世界中のあらゆる男を好いているような性格なのだが。
鬼灯を誘惑する事もあるが、鬼灯本人にその気は一切ない。

  • マキミキ
元々は仕事関係なく知り合ったのだが、後にマキに金魚草大使を依頼したり地獄の広報を担当させたりと仕事を頼むようにもなっている。
なお、少なくともマキに関しては鬼灯を尊敬してはいるものの、同時に大変恐れてもいる。
ミキはマキを通じて知り合ったのだが、後に檎の知り合いという事が発覚した。

  • 小判
週刊誌の記者。基本ゲスパパラッチである為、鬼灯も原則的に警戒して対応している。
ただ、小判自身はかつて鬼灯に痛い目に遭わされた所為か、鬼灯絡みで下手な手を打つ事はあまりなく、鬼灯もその辺りは理解し小判の写真の腕も買っている為、何かしら脅しつつも仕事を回す事も少なからずある。
なお、金魚草コンテストは猫立ち入り禁止なので取材出来ない。
鬼灯様と芥子ちゃんが『かちかち山』をデュエットする様子は、彼曰く「呪いみてぇな混声合唱」らしい。

  • イザナミ
天国も地獄もない「黄泉の国」時代からの女王であり、初代補佐官。
仕事ぶりは良かったものの、イザナギと現世への憎悪から不要な地獄を作りまくった所為で、後釜候補の鬼灯から追い出された。
しばらくは嫌がらせが続いたが、鬼灯曰く「本来は聡明な人」という事もあり、明治時代辺りでは既に和解出来ていた。
創造神の片割れにして先代補佐官というだけあって、鬼灯のぶっ飛んだ思考に先回りできる数少ない人物。

  • 春一
八寒地獄の最奥、魔訶鉢特摩(まかはどま)地獄の獄卒で、「魔訶鉢特摩のブリザード」の異名を持つ超寒冷地仕様の鬼。
唯一フィジカルで鬼灯と対等に渡り合える可能性を示したが、おバカな上に超マイペースなので鬼灯に丸め込まれやすい上に、それが分かってからも「じゃあいいや」と諦めが早すぎる為、割と簡単に手綱を握らせている。

  • スカーレット=テイラー四世
アメリカの事故物件巡りで鬼灯が知り合った凶霊の少女。
当初は鬼灯をエイリアン扱い*17して露骨に迷惑がっていたが、自分を恐れず堂々と踏み込んでくる為か、後々普通に交流するようになる。
というか、年相応の無邪気さも多く見せるようになり、むしろ鬼灯を自分から歓迎する事も増えている。


「そもさん」
「せっぱ」
「鬼灯殿はどこにいて、どこに行くのか!」
「アニヲタwikiにいて、アニヲタwikiで追記・修正しています」

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最終更新:2024年03月23日 22:10

*1 作中で「鬼神」は「鬼の中でも高い地位の実力者」を指す。

*2 前身となる読み切り版では肩幅も狭く描かれている為、より女性と見間違いやすい。

*3 主に黒系の軽装で、角と耳を隠すためにキャスケットを被る。現世の会社など帽子の使えない場に潜入する際は人間への擬態薬の服用により角もなく耳も短くなるが、副作用の眠気に耐える為普段より目つきが悪くなる(ただでさえ擬態薬は高額で、副作用のない物はもっと高いらしい)。

*4 地獄の亡者は「刑罰執行中の罪人」なので除外。

*5 ただ、「逆らってはいけないもの」として『天使・キョンシー・魔女・鬼神』という諺がある通り、五道転輪王の第一補佐官にして彊尸のチュンには後れを取っている。

*6 ちなみにこの際、互いに名乗っていないが、白澤と二度目の邂逅を果たしている。一度目は幼少期、サクヤヒメの出産立会にて。

*7 下から2番目に厳しいとされる地獄で、主に盗みを裁く。茄子はここの岩から顔料を作って絵具にしたが、描いた絵が動き出した為に使用を止めたという過去がある。

*8 正確には茄子が紛失した閻魔帳を捜索する為、海に潜った。

*9 作中では「あのランド」とぼかされていたが…

*10 特定の芸能人を示すのではなく、地獄のでっかい虫にも物怖じしないような女性という意図。余談だが、第2期ナレーションの真地勇志氏は「世界ふしぎ発見!」のナレーションも担当している。

*11 獄卒の採用面接でも、「天才と紙一重のバカ」を重視している。もちろん「普通に優秀」はそれはそれで公正に評価してはいる。

*12 犬はヒエラルキー意識の強い動物であり、上と見た相手には絶対に逆らわないが下と見た相手はとことん見下す。シロは喋る上に正直な為、このヒエラルキー意識はモロに出る。その癖本人に悪気はない(習性に従ってるだけ)ので余計タチが悪い。

*13 ツッコミを入れる場合にタメ口を使う程度。

*14 鬼灯は上記の通りホラー映画や金魚草グッズ、烏頭は機械やそれ関係の本、蓬はアニメグッズ。

*15 下から3番目に厳しいとされ、主に男女関係での罪で堕とされる地獄。

*16 ただしベルゼブブ本人としては、リリスの浮気癖を止めるつもりはあまりない。

*17 華奢な姿と角がアメリカでのエイリアン観と合致したのが原因。