群れなせ!シートン学園

登録日:2017/07/28 Fri 13:20:00
更新日:2024/03/19 Tue 08:04:27
所要時間:約 20 分で読めます





群れなせ!シートン学園とは、一時期このwikiをスマホから見た時にページ下部に掲載されていた例の広告山下文吾の漫画作品である。
オンラインコミック誌サイコミで連載中。
2020年1月よりTVアニメ版が放送開始。
原作の複数話をまとめた形になっており、一部順番が入れ替わり、最終回はオリジナル要素が強めとなっている。
opは賑やかで必見。フレーズの「んばば」というワードに反応した視聴者も多かった模様。
動物紹介の場面などやアイキャッチに実写が用いられているのも特徴。なお次回予告は動物の鳴き声である。
宣伝隊長に声優の津田健次郎氏が担当しアニメでは各話の♂動物の声をやっている。



あらすじ


人間と知性を持った動物が共存している世界にある学校「シートン学園」に通う数少ない人間の大の動物嫌いの男子生徒・間様人(まざま・じん)と、
彼を無理やり自分の「群れ」に引き入れたオオカミの少女・大狼ランカを中心としたドタバタコメディ(たまにラブコメ)である。



擬人化された動物が多数登場するのだが、なぜかどの動物もオスは獣人スタイル(モチーフの動物が立って服を着ただけ)でメスは獣娘スタイルである。
なお、生徒の動物は哺乳類で統一されている。(1話1P目でペンギンが映りこんでいるが)
(ファーブル学園?原作者も知らない設定みたいだし…)

また動物の豆知識が豊富に散りばめられており、

「キリンのセックスの9割はオス同士で行う」
「ハイエナはメスにもペニスがある」
「インパラが交尾できるのは年に3週間ほど」

といった役に立つ知識を身に着けることもできる。


上記のようなものだけでなく、動物好きならニヤリとできるネタが満載であるため動物好きな人にはオススメ。
加えてとにかく個性の強い登場人物も大きな魅力である。



登場人物


◇料理部


人・瞳・ランカが設立した部活動。
作中世界では動物は基本的に同じ種族同士で「群れ」を作るとされており、他種族の混合の「群れ」である料理部は異端的存在とされている。
例) 生徒会       :ハダカデバネズミの群れ
   ボクシング部    :カンガルーの群れ
   陸上部       :インパラの群れ
   園芸部       :イノシシの群れ
   美術部       :ゾウの群れ
   カードゲーム同好会 :ロバの群れ
   黒魔術同好会    :アイアイの群れ
   ホカホカ部     :ボノボの群れ
なお、料理部の影響で後にボクシング部がカンガルーとワラルーの混合の群れになったり、陸上部にメガネザルのマナコが入部したりと他の動物が異種族での群れを形成する切っ掛けとなっている。
学園でも学食では肉や草、生魚など素材しか出ないが工夫によっては料理がなじみない動物も料理を楽しむことはできるようだ。
料理が出来ないメンバーがいることは気にしてはいけない。


  • 間様人
CV:石谷春貴
主人公。人間の男子。そして本作最大のジンデレツンデレ。
名前を入れ替えると「人間様」になるが、これは彼の口癖でもある。
なお、「人」と書くとややこしいので以降は「ジン」と表記する。
昔クマに絡まれていた狼の女の子を助けようとして逆にボコボコにされて以来、大の動物嫌いになった。
ちなみにその時の狼がランカである。
動物嫌いな癖してやたら動物に詳しく、作中の知恵袋的存在。
当の動物本人以上にその動物に詳しかったりする。
その動物嫌い故、ヒロインズへの扱いは鬼畜ドS極まりなく、ハーレムもの主人公としてあるまじき次元にまで達している。
ランカをことごとく邪見にしたり首輪とリードをつけて四つん這いで散歩させたり
大勢の生徒の前で無表情でクロエのスカートをまくって尻を晒させたり
校内のアイドルとされているクルミを問答無用で崖の上から突き落としたりetc

また、瞳以外へのサービスカットなどにはほとんど反応しなかったり、動物は人間扱いしないという点ではかなり徹底している。

なんだかんだ言いながらもミユビを毎日おぶって運んであげたり、動物キャラに相談されたりしたら親身になって聞いてやったりと、優しい心が無いわけでは決してない。
(なお、なぜか動物女子よりも動物男子相手のほうが若干優しい)
また、「どんな動物相手でも分け隔てなく冷たく接する」という姿勢に心を打たれる(もしくはMに目覚める)者も多いらしく、
校内では男女問わず多くの生徒に慕われている模様である。女問わずである。
小さい頃の苦い経験からか、動物との戦闘や競技においては、無謀に突っ込むような真似はせずに、
唐辛子スプレーやボーラ*1などの文明の利器や人間としての特性を活かすなどの成長が見られる。それ、全部持ち歩いているの?

また、好きな人(瞳)のためには一途であり、その時に見せる行動力はかっこいい。


  • 大狼ランカ
CV:木野日菜
メインヒロイン。オオカミの少女。
ぼっちだったが、食堂でジンに少し優しくされたことから彼を気に入り、自分の群れに入れようとする。
結果的に料理部の部長になり、念願の群れを手に入れた。
「種族の違う動物同士でも群れを作れる」という理想を掲げており、実際どんな動物とも分け隔てなく仲良く接しようとする。
ジンとは一見対極ながらも、根底の思想は共通しているとも言える。
ジンたち群れのメンバーにはオオカミ特有の舌によるスキンシップを図ろうとするため、ジンには度々煙たがられている。
ちなみに料理はメシマズで作ったものは問答無用でモザイクがかったダークマターとなってしまう。
また、怒ると全身の毛が逆立ち、爪も伸びるが、戦闘力ははっきり言って低い。
しかし、勝つ為に料理部を陥れたチンパンジー相手をビビらせる辺り、仲間思う心次第では底知れぬ力を発揮できるようだ。

ジンに「最近影薄いな」と言われたことがある。

名前の由来はシートン動物記に登場する狼王ロボの妻である「ブランカ」。


  • 牝野瞳
CV:宮本侑芽
学園に通う唯一の人間の女子であり、ジンの好きな人。
名前がジン以上にひっかかるがもはや気にしてはいけない。

登場人物がことごとくおかしい本作において、数少ない常識人。
料理部の発起人であり、気配り上手で他人を思いやれるいい子。
時にはツッコミ役に回ることも。
だが他の生徒からは「年中発情期」という名で呼ばれている*2

バナー広告において競泳水着に着替えているところをチンパンジーに襲われるコマをクローズアップされてしまい、本作が成人向け漫画だと誤解される原因を作ってしまった一人。
実際はこのシーンは体育祭中に妨害を受けているだけである。

いい子だが、頭に「♀」の形のアクセサリーを付けているのはどうかと思う。
連作が進むにつれてどんどん胸が大きくなっている。
というかもう完全にお色気担当。 もっとやれ。

名前の由来はそのまんま人の雌。


  • 子守ユカリ
CV:久野美咲
コアラの女子。
女子生徒では唯一、鼻にも動物の特徴がある。
「かつて物心つく前に一度だけ食べた究極の料理」をもう一度食べたいという動機から料理部にやってきた。
(〜れす)など少し口足らずな話し方が特徴的。
コアラの握力は3億tの都市伝説から作中1番の怪力キャラになりさらっとバゴッとかバキッとかやってる。
これでも充分キャラが立ってるが…




なお、作中一の巨乳。アニメ版では猫口になり、よりコアラっぽい顔になっている。
コアラはオーストラリアにしか生存しないはずだが今のところは触れられてないものの、オーストラリア国旗の水着を披露している。


  • 獣生ミユビ
CV:小原好美
ミユビナマケモノの女子。初登場時はコケに全身を覆われていた。
実際のナマケモノと同じく、激しい運動をすれば死ぬ。食事をとりすぎても消化不良で死ぬ
教室から部室まで歩くだけでも死ぬため、ジンに背負って運んでもらっている。
ただし水泳だけは得意。ただし泳ぎ切ると死ぬ
結果的に登場すると1話に3回くらい死ぬ
ランカに部へ誘われたことに恩義を感じており、仲間の役に立ちたいと頑張る場面も多い。
心拍数が上がると動きが早くなるが、それは死が早まる事を意味する為、やっぱり死ぬ。(一応フタユビナマケモノは動きが早かったりするが。)


アニメでは動くたびに画面が早送りで再生され、やたらヌルヌル動いている。



  • 猫米クルミ
CV:徳井青空
猫(ラグドール)の女子。
中等部在籍時に3年連続ミスメスに選ばれた学園随一のアイドル。その美貌と愛嬌から何をしても許される存在であったが、自分のワガママをピシリとはねつけられた上にジンからは尻尾の動きから自分の本心を見抜かれていた
それをきっかけにジンと料理部にむしろ好感を持ったらしく、あまり顔は見せないものの気が向いたら部室に出向いている。
一度自分のテリトリーと決めた料理部に新入部員が入ってくるのは気に入らないらしく、彼女のせいでメイメイは一晩檻の中で過ごすことになった。
学園のアイドルの割には、崖から突き落とされたり、ボクシングの練習に付き合わされたり、ランカに追いかけまわさた挙句ペロペロされたりと何かと酷い目にあってる。

幽霊部員のため元々出番は少なめだったが、苺苺とアイドルキャラで被ったせいか最近はおまけコーナーぐらいでしか出番がない…
というか、アイドルというより純粋にネコよりのキャラになった
アニメでは出番が増えてる。ちゃんとセリフもある。

名前の由来は「ぬいぐるみ」。


  • 苺苺(メイメイ)
CV:芹澤優
『パンダ 来園!!』
ジャイアントパンダの女子。VIP待遇でやってきた留学生。
クルミ以上に我儘で自己中心的であり、自分がちやほやされるのが当然だと思っていたが、彼女もまた全ての動物を平等に差別するジンと出会って変化した。

生まれて初めて他人から冷たくされ、ジンに「クソパンダ」と呼ばれたことによってドMに目覚めた
「メェーー!!(歓喜)」

パンダは生まれながらの外交官であり、シートン学園でのレンタル期間が終了すると次の学園へ移ることが既に決まっている。
その為、彼女の意思とは無関係に学園を去ることは必然で避けられない運命であり…



  • 吸森チイ
吸血コウモリの女子。料理部の面々の進級後に入学した1年生。
血が主食にもかかわらず生き血を吸うのに抵抗を感じるというコンプレックスを抱えており、血が吸えるよう鍛えなおすという名目で両親によってシートン学園に入学させられた。

なんとか吸えるようになろうと、よりにもよって昼寝中のジンの血を吸おうとしたことを切っ掛けに料理部に入部する。

母親から『世の中には自分から血を吸わせようとしてくる変態がいる』、との注意を受けたことからドMパンダ苺苺に苦手意識を持っていたが、紆余曲折あり打ち解けた。
作品に登場する獣としては珍しく空を飛ぶことができ、苺苺を抱えて一緒に空を飛んだこともある。
そして、(苺苺が原因の事故ではあるが)苺苺を上空から地面に叩きつけた。

アニメでは、文化祭にて一瞬だけ入学前の彼女が映りこんでいる


◇その他の登場人物


  • 馬縞クロエ
CV:青山吉能
シマウマの女子。
初登場時は校内最大勢力であるウマの群れのリーダーであり、ランカやジンには高圧的に接していたが、
ジンに「シマウマは馬じゃなくてロバだろ」と指摘された挙句、
証拠を示すために大勢の生徒の前でスカートをめくられて縞パンの尻を晒される*4という屈辱を受けた挙句、
冴えないロバの群れに移籍を余儀なくされた。*5

その後、ロバの仲間たちとカードゲーム同好会を結成し、料理部の部室の一角を借りて活動している。
本当の仲間に出会えたからか、性格はかなり丸くなり、ジンやランカにも協力的になった。

マジック・ザ・ドンキーズ(MTD)なるカードゲームをプレイしているが、ルールが対戦相手へのダイレクトアタック(物理)可能というとんでもルールであり、日々足技を磨いている。
そのため、蹴りの威力がとんでもないことになっており*6、彼女がメインの回はカードゲームという名の格闘少年漫画になる。


  • 大狼フェリル
cv:田野アサミ
ランカの姉。オオカミの女子。
家族の群れを離れシートン学園に入学したランカを連れ戻すためにシートン学園に来た。
オオカミの群れを従える不良少女だが、重度のシスコンでありランカに嫌われることを何より恐れている。

ランカに対して身長(というより身体全体のサイズが)が異様に大きいが、
寒冷地で幼少期にランカに上着を貸し続けた結果、ベルクマンの法則により巨体化したため。
(ランカの身長が小さい遠因になってる気がする)

怒りに任せた一撃は地面を陥没させ、先生である恐竜たちとも渡り合えるほどの作中最強候補の一角。

他学園の生徒だが、ランカを見守る為に当たり前のようにシートン学園を出入りしている。
タイプは強いオスで、寺野先生に好意を抱いている。


  • 黒森ウルフ
cv:柳田淳一
シンリンオオカミの男子。フェリルの群れのNo.2。
硬派な不良であり、配下のオオカミたちからも慕われている。
フェリルに好意を抱いているものの気付かれる様子はなく、おまけに恋のライバルはティラノサウルスと、中々報われない。

実は3留中の20歳。


  • 斑刃イエナ
CV:津田美波
真の漢を目指している、ブチハイエナの女子
男子の制服を着て男子っぽい髪型をし、自分は男だと主張しているが、世界観の都合上女子であることは一目瞭然。
実は自分にペニスがあることから、最初は本気で自分を男だと思い込んでいた*7
諸々あって瞳が気になる様子、というか専属のSPみたいになってる。
えーと、つまりふたなりで男の娘で男装っ子でレズで俺っ子……
即ち、このキャラを頭に浮かんだ人は多いはず。


  • 肌野ミキ
CV:田村ゆかり
ハダカデバネズミの女子。シートン学園生徒会長。
部下のハダカデバネズミ(♂)達もみんなパンイチ。
ハダカデバネズミであるが故に、服を着ているほうが卑猥で、服を脱いでいるほうが正装という感覚の持ち主であり、
地下にある生徒会室では常に下着姿で生活している。
朝礼などでやむを得ず服を着て人前に出なければいけない時は激しい恥辱を感じる。
上記の価値観の割には異性の局部が見えそうになると赤面する年頃の少女らしい面も見られる。
また、彼らは真社会性の動物ではあるが、ミキ自身は部下を大切に思っているおり、部下たちも彼女を信頼しつつも意見する事がある為、現実のハダカデバネズミほどカーストが厳しいわけではない。


  • 獅子野キング
CV:杉田智和
ライオンの男子。
男ライオンの中でも立派なたてがみをしているため大きなハーレムを作っていたが、インパラの女子に食欲一目惚れしてしまい、
異種族同士で上手くいっているように見えるジンとランカに相談を持ち掛ける。
結果、自慢のたてがみを捨てることで彼女の心をゲットしたかに見えたが、発情期ではないからと断られてしまう。
その後、一見上手くいってるように見えたものの、彼女から部活に集中したいから距離を置きたいと言われていまい、
ショックからか見るも無残にハゲちらかしてしまい、多くの読者に衝撃を与えた。
異種族同士の恋愛に関しては『その感情は自分から自然に湧き出たものだから、不自然ではない』という持論を掲げている。

一時期、おまけコーナーでは本編そっちのけでシホ殿とのラブコメが展開され、こっちが本編だとか一部の読者に言われてた


  • 伊原シホ
cv:高野麻里佳
インパラの女子。キングが一目惚れした女の子。
当初は、当然すぎるがライオンであるキングを怖がり逃げ回っていたものの、
モブのライオンから助けてもらったことを切っ掛けに獣柄に惹かれるようになる。
当初は発情期でないからという理由で告白を断るも、後に交際を始めなんだかんだで相思相愛の関係に発展している。
陸上部に所属しており、後から入部したマナコとは友だちになった。

両親にキングのことを紹介した際はかなり困惑されていた。


  • 愛島ユビル
アイアイの男子。顔がこわい。
怖がられる自分の手を握ってくれたことから(体育の授業で組になったから、というだけだが)ジンに狂気じみた友情を感じ、
彼の力になるためにストーカーまがいの行為を行う。
その後、ジンから「体の形が違うのはそれぞれ得意なことが違うからだ。あと俺から見ればお前らは全員等しくケダモノだ」と言う暖かい言葉を聞き、
自分に自信を取り戻すと同時にジンをますます慕うようになった。
ホモキリン長鹿兄とはジンを取り合うライバルだが、いつの間にかストーカー仲間のような関係になっている
恐らく名前はアイアイ(islandに掛けている)+指が悪魔(デビル)の捩り。

初期から登場し、サブキャラとしては出番もある方のはずだがアニメではなぜか登場しない


  • 穴蜜テル
cv:本多真梨子
ラーテルの女子。非常にマイペースな性格
生態により物理攻撃に異常なまでの耐性を持ち、黒森の全力を受けても攻撃されたことにすら気づかず、
フェリルの怒りの一撃でようやく痛みを感じることが出来る程の鉄壁の防御力を誇る。牙の鋭い方が勝つ
ヒグマの群れに絡まれていたところ*8をフェリルに助けてもらったことを切っ掛けに、オオカミに憧れフェリルの群れに押し掛ける
ランカ以外の妹分はいらないという方針から相手にされていなかったが、
お姉ちゃんにもオオカミ以外の友達ができたとランカが勘違いしたため群れに入ることができた

上記の方針により、メスではあるが群れのオスオオカミと同じ学ランを着ている


  • 鏡マナコ
cv:佐倉綾音
メガネザルの女子。
些細なストレスで、壁などに頭を打ち付け自殺を図ろうとし、ミユビと別ベクトルでよく死ぬという厄介な本能の持ち主。
驚いたら死ぬ。恥ずかしいと死ぬ。嬉しくても死ぬ
跳躍力が凄く、自身の何倍もの高さをジャンプできる。そして、着地しようとせず死ぬ
メイメイのファンであり彼女が近づくだけで嬉しくて死にたくなるため、
ミユビとメイメイの協力のもと本能の克服を試み、以前と比べれば衝動をコントロール出来るようになった。
でも、やっぱり死ぬ

跳躍力を活かし、メイメイの紹介で陸上部に入部しシホ殿と友達になる。

登場すると大抵次のコマでは壁にめり込んでいる。


  • 白海カナ
cv:岡咲美保
シロイルカの女子。シートン学園の分校であるシー学園の生徒。
バンドウイルカの群れであるシンクロ部に憧れていたが、
シロイルカではバンドウイルカの激しい動きについていけないという理由で入部させてもらえずにいた。

料理部の協力で自分の得意分野が歌であることに気づき、
料理部とのショーの成功(?)とひたむきに頑張る姿勢からシンクロ部への入部が認められた。
その後、歌を通してアイドル的人気となり、一気にスター街道を駆け上がる。

晴れて入部できたが、ルカ先輩のスパルタトレーニングに日々恐怖している。


  • 坂東ルカ
cv:衣川理佳
バンドウイルカの女子。シー学園の生徒。
シンクロ部の部長。
右脳と左脳で別の人格を持っている。
過去にシロイルカの歌を取り入れた団体が失敗した事例などから、ルカのシンクロ部への入部を拒んでいた。
カナの歌声を聞いたことで、彼女の歌に合わせ泳ぎたいと心から思うようになりルカの入部を認めた。

カナと同様に陸上は苦手の筈だが、
体力作りのため陸でのトレーニングを続けたところ、陸の重力程度じゃ負荷を感じなくなったらしい。


  • 寺野先生
CV:玄田哲章
ティラノサウルスの男性。ジンたちのクラスの担任教師。
第一声は「席につけクソ哺乳類ども、食い散らかすぞ!!
生徒たちから恐れられる反面その強さで喧嘩が絶えないシートン学園の治安は
保たれている。
なお花壇を管理しているらしい。
案の定視聴者からは初代コンボイの声で喋る千葉トロンなどとネタにされてたり

この学園における教員は古代生物であり、他にも体育担当のプテラノドン、保険医のイグアノドン、ミユビの担任のアラモサウルスなどがいる。哺乳類も教員になることはできるようでのちにウーリークモザルの教員が登場している。
ちなみに校長はアノマロカリス


◇絶滅同盟EX団(私立ダーウィン学園)


  • 姉谷アン
cv:上坂すみれ
ネアンデルタール人の女子。
大食らいであり、常に謎の骨付き肉を持ち歩いている(何の肉だろう?)*9
同族を絶滅させた人間を恨んでおり、人間に復讐するため料理部に近づき群れを分断させようと目論んでいた。
当初は料理部を油断させるために自らを人間と装い近づいたものの、同じ人間と勘違いした瞳から友達になりたいと言われ次第に心を許していき、
EX団の目的と瞳たちとの友情との間で苦悩するようになる。

瞳は実はアンが人間でないことに気づいており、そのことに気付いた上で友達でいてくれたと知ったことから人間への復讐心を収め、瞳たちと本当の友達となった。(でもジンは嫌い)
瞳に対し友情以上の感情を抱いている節がある。


  • 氷上マン
cv:金田朋子
ケナガマンモスの女子。EX団のボス
見上げる程の巨体を持つ、ボスに相応しい威圧感をもった獣…



  • 安藤アンドリュー
cv:楠大典
アンドリューサルクスの男子。
巨大な顎を持つ史上最強の哺乳類!
と思われていたが、外見に反して臆病かつ見栄っ張りな性格*11
EX団で彼だけ人間に滅ぼされたわけでないため、
人間に特に恨みはなく、見た目の怖さが原因でぼっちでいたところをマンに誘われなんとなくで参加していた。

単身でシートン学園を襲撃に向かったところ、人間を見たことがなかったためジンを人間と判断できず、
イエナやチンパンジーの群れを人間と勘違いし襲ったところ返り討ちにされ、シートン学園に関わることが怖くなりEX団を退団した。

アニメでは退団しておらず、文化祭にも参加して和解後の料理部との交流会にも出席している。


  • 芭張アトラス
cv: 津田健次郎
バーバリライオンの男子。
人間に滅ぼされたことで強い憎しみを抱いており、文化祭にてジンを襲撃した。
駆け付けたキングと交戦し、一時は体格差からキング(ついでにホモアイアイとホモキリン)を圧倒するも、
シホ殿が傷つけられた怒りでスーパーサイヤ人覚醒したキングに敗北した*12

実は、バーバリライオンは絶滅しておらず、
そのことを知ってからは人間への復讐心も消え、好戦的な性格が一転して温和になった。


  • 揚揚(ヤンヤン)
cv:新井里美
ヨウスコウカワイルカの女子。
人間に復讐するため文化祭にて瞳に近づこうとした結果、ミスメスに参加することになる。
ミスメスの競技である大食い勝負にて出されたユカリの料理に対し、嗅覚が退化していたためその正体に気づかず完食してしまう。
ユカリに対し料理を絶賛した後、その正体を知らされ放心する。

その後、糞料理が病みつきになってしまった様子。


  • 輪島コマンドルスキー
cv: 伊原正明
ステラーカイギュウの男子。
絶滅した理由が理由のため、人間に対してEX団の中でも特に恨みを抱いている*13
人間に強い恨みを持つにもかかわらず、アンが人間と仲良くなった際は近種であるから仕方ないと見逃してくれたり、
マンが傷つけられたと知ると真っ先に立ち向かうなど根は非常に優しい性格。
シートン学園の文化祭を一番楽しんでいた。

アンやマンが人間への態度を改めた後も、絶滅させられた恨みを持ち続けている。



ちなみに哺乳類の登場人物が7割を締めるこの作品において、哺乳類以外の生物のキャラクターは(作中世界での希少性はともかく)かなりレアな存在である。
特に無脊椎動物で名前が付いているキャラクターは上述のアノマロカリスの校長ぐらいである。
なお、爬虫類であるヘビや魚類であるフグが普通に言葉を発している場面もあるが、彼らも作中獣物と同様に知性があるかは不明。

今なお現在進行形でキャラクターが増え続けているのも本作の特徴であり
ホモのキリンとかいい体のカンガルーとか巨乳のイルカとかホモのアイアイとかクソアザラシとかツンデレのメスライオンとかレズの原始人とかホモのラッコとかロリっ子家畜女3人組とかとか
個性的なキャラと豊富な豆知識と食糞ネタがこの漫画の面白いところなのだ。
ホモが多い気がする?何か問題でも?



追記・修正は動物に優しくしてからお願いします。


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最終更新:2024年03月19日 08:04

*1 東南アジアや南北アフリカで使われた投擲武器

*2 人間は哺乳類では例外的に一年中交尾できることに由来するネタ

*3 実際のコアラの離乳食である

*4 ジンは「ほら、シマウマの尻尾はロバの尻尾にそっくりだろ?」と言いたかっただけ

*5 なおこの件に関してジンは後に「ケツをさらしただけでそこまで恨まれる言われはねえ!!」などと、もうどっからツッコんでいいのかわからないコメントを吐いている。まあ動物だからね。仕方ないね。

*6 練習中にサンドバッグを貫通させる、ボクシング部部長だった赤袋先輩(アカカンガルー)の腕を一発で骨折させる、など

*7 ハイエナはメスにもペニスがある

*8 実際は、ヒグマのハチミツをテルが横取りしようとしていたのが原因。ヒグマたちはあまりにしつこいテルを小突いただけであり言うほど悪くなかったりする

*9 学食などでも普通に肉が売られており、ジンたちも注文しているため深く気にしないこと

*10 ジン曰く、マンモスは巨大生物というイメージによる錯覚。実は、ケナガマンモスはアフリカ象よりも一回り小さくしたサイズであり意外と小さいことのネタ

*11 巨大な顎は、肉食獣との戦いを避けるためにカメを食べるために発達したという説から

*12 シホ殿のことは軽く肉球で叩いただけであり、シホ殿は大きな怪我はしていない

*13 傷つけられた仲間を助けようとする習性から人間に都合よく乱獲され、発見から僅か27年という最速絶滅記録で絶滅してしまった。