総裏大臣ヨゴシマクリタイン

登録日:2021/07/25 Sun 06:08:50
更新日:2024/04/14 Sun 18:31:32
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バスオンでい!

総裏大臣だなんてベラボーな奴が出てきたってえ時に、
範人と軍平は何やってるんでい!?


GP-47 内閣カイゾウ

ゴー・オン!


「範人!軍平!」








「我を倒すとは笑止…!我は全てに君臨する…11次元の全てを我が物とするのだ!!」



ヨゴシマクリタインは『炎神戦隊ゴーオンジャー』の登場人物。


【概要】

害地大臣ヨゴシュタインの父親にして「蛮機族ガイアーク」の頂点に立つ総裏(そうり)大臣。
初登場はGP-46で、キレイズキーが遺したムゲンゴミバコから危官房長官チラカソーネと共にヒューマンワールドへやって来た。
11ある全てのブレーンワールドを裏から汚染・蹂躙しようと企む。

一人称「我」で、口癖は「〜ナリナ」
声は息子と同じ(キタネイダス曰く「なんか聞いたような声」)だが、頭のピストンが3本だったり髭らしき物が生えていたりと外見にはいくつか相違点が見られる。

【人物】

温厚で仲間意識が強かった息子とは真逆の典型的な独裁者。
非常に冷酷な性格で、死んだ息子を「無能」とこき下ろし、部下を平気で捨て駒や道具扱いしている。
曰く「部下を使い捨てのウガッツ以上に思ったことがない」。キレイズキーとチラカソーネ涙目。
そんな性格なので息子との折り合いは悪く、ヨゴシュタインは自分の素性を一切語っていなかったので、キタネイダスとケガレシアはヨゴシマクリタインの存在すら知らなかった。

ボケ役だらけのガイアークではかなり異質な存在だが、「ガイアークはチェンジする時ナノーネ」というチラカソーネの宣言に「Yes we can」と答えたり、2大臣と乾杯する時に「ルネッサーンス!」と言うなど僅だがギャグシーンはある。
尤も、後述の非情な行為で薄まってしまっているが。

【戦闘能力】

本作のラスボスだけあって非常に強く、技名は政治にちなんだ物が多い。

「デンカノボウトウ」と呼ばれる棍棒状の武器を操るパワフルな戦いを得意とする。
炎神の中でもジャイアン族が希少なのは、かつて彼が起こした大殺戮によりジャイアン族を滅ぼしかけたためだと言われており、このことからキャリゲーターにとっては因縁の敵でもある。
必殺技は、浴びた者を波動レベルのの粒子に分解し、ヒューマンワールドから消滅させる金色のエネルギー波「正義解散」
ただしこの技はエネルギーを大量に消費するため連続で使用できず、その度にムゲンゴミバコから取り出したエネルギーで補給を行っている。

その他、デンカノボウトウから緑色の光線を発射する「強行採決」や、大出力の破壊光線「最終独裁宣言・ヨゴシマニフェストブレイク」といった技を武器とする。
直接攻撃のみならず搦め手技も得意で、他の蛮機族を操り無理矢理特攻させる「クグツカイライ政権」等も使う。

【活躍】

ヨゴシュタインに「デウス・ハグル・マギア」の設計図を与え、マシンワールドとヒューマンワールドの汚染を命じた。
自身はキレイズキーとチラカソーネを引き連れ、サウンドワールド・マジックワールド・プリズムワールドを滅ぼした。

ゴーオンジャーとはGP-47から本格的に交戦。
「正義解散」で走輔早輝・スピードル・バスオン・ベアールV・生きていたけど最終決戦には不参加だったゴローダーGT以外のメンバーを消滅させた。美味しいところを持っていかれたチラカソーネとケッテイバンキは泣いていい。
さらに、理想のゴミ世界を目指していたことで反旗を翻したキタネイダスとケガレシアにも致命傷を負わせる。

GP-FINALでも、ゴーオンジャーの初期メンバー3人を圧倒するが、デウス・ハグル・マギアを破壊され蛮ドーマ軍団の無限生産が出来なくなる。
自身は逆流したエネルギーを受けてパワーアップしたが、消滅したメンバーも復活させてしまい、合同必殺技「ゴーオン絆スペシャル」を受け敗北。
第三次産業革命を起こして巨大化する。

巨大化後は再生能力と高い攻撃力でエンジンオーG12を苦戦させたが、最期は「G12ファイナルグランプリ」に「ヨゴシマニフェストブレイク」をことごとくかわされ爆死した。


「我が負けるなど決してあってはならぬナリナ…!我は11次元の覇者、ガイアークの総裏大臣……!」

「アイムソーリー!!」

部下達を蔑ろにする独裁者が、仲間との絆の力に敗れるというある意味相応しい末路だった。
断末魔は言うまでもなく、謝罪を意味する「I'm Sorry」と「総理」をかけたダジャレだが、直前の発言からもわかる通り謝罪の意思は皆無。

199ヒーロー大決戦

黒十字王の力により、黒十字の総裏大臣 ヨゴシマクリタイン」としてまさかの復活。仮面怪人よろしく、黒十字軍のエンブレムが入った赤いベルトを装着している。
本編での冷徹なキャラとは一変、「ヨゴ映」なる撮影スタジオを作りゴーカイジャーゴセイジャーを倒す映画を撮ろうとするギャグキャラと化した。何気にアンテナバンキの回に登場したカメラマンウガッツが再登場している。
モネルカにデレデレになっている姿は最早別キャラ。というか息子の方に近くなっている。
もしかしたら、昔はこんな人だったのかもしれない。
あるいは、基本カオスなゴーオンジャー視点で見てたからシリアスに見えただけであり、シリアス世界観のゴセイジャーやゴーカイジャーの視点から見るとこういうキャラな可能性もある。

「人生2度目の………アイムソーリー!!

巨大戦では、チラカソーネ、キレイズキーと共に巨大化して現れたが、歴代1号ロボの猛攻に手も足も出ず、
大連王の大王剣・疾風怒濤で斬り裂かれて満身創痍になった所を、
エンジンオーとRVロボという自動車&ギャグ戦隊繋がりのゴーオングランプリとRVソード激走斬りを受けて倒された。
所詮は再生怪人らしくアッサリとした最期だったが、普通の怪人なら一撃で即死する技を3発受けてようやく倒された辺り、さすがは元ラスボスといった耐久力である。
特に、大王剣・疾風怒濤を受けて耐えた敵はヨゴシマクリタインが史上唯一である。

【余談】

名前の由来は「汚しまくる」と「総理大臣」。

中の人は6年前敵組織の首領の声を担当した。
そこにはチラカソーネ声の部下ケッテイバンキ声の部下もいた。


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最終更新:2024年04月14日 18:31