登録日:2020/09/05 Sat 14:32:50
更新日:2023/09/17 Sun 17:18:38
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白石知世子とは特撮テレビドラマ『
仮面ライダーOOO』の登場人物。
演:甲斐まり恵
【概要】
夢見町の多国籍料理店「クスクシエ」を経営する30歳の女性。
趣味は海外旅行で、多くの国の民族衣装を所持している。
アルバイトを募集していたところ、入り口を持ち前の怪力でこじ開けた
泉比奈を気に入り直ぐ様採用。
火野映司にも住み込みで働くことを条件に、屋根裏部屋を無償で提供している。
アンクについては、ガラが悪い見た目にも物怖じせずあっさり受け入れ、
「悪い大人達に育てられた非行少年」という映司の嘘を信じ込み、時々彼に正しい言葉遣いを指導するなど更正に躍起になる事もある。
ちなみに共食いになる為にアンクは鶏肉を頑なに食べようとしないが、それも「鶏肉が苦手なら」と克服させようとしている面も。
【人物】
非常に面倒見が良く、些細な事では動じない肝の座ったマイペースな性格。
ネコヤミーの宿主や
ガメルに店内を荒らされたり、ウニアルマジロヤミーの能力で不眠症になったりする等散々な目に遭うことが多いが、めげずに営業を続けている。
軍鶏ヤミーの宿主の下田智子の命令で、「映司とアンクを追い出さないとクスクシエの営業を停止させる」という通告を受けても、映司達の身を優先し、脅しに来た警備員を格闘術で返り討ちにしている。
というか、『OOO』のメインキャラクター達の身体能力が高すぎる。
若い女性だが一応おやっさんポジションにあたる。
非常にノリが良い一面もあり、「仮面ライダー放送1000回記念映画」では
棒読みが酷すぎて降板させられた後藤さんに代わり悪の組織の科学者や女幹部を生き生きと演じている。元々劇団に所属しており、女優志望だったとか。
一方で、経営者という立場からか金銭関係にはかなり厳しく、映司と比奈にアンクの食べたアイス代を請求したこともある。
真木清人の姉・仁美と容姿が瓜二つなせいか、真木から姉の面影を重ねられており、彼に密かに動向を探られている。
その後、シャチパンダヤミーの攻撃で負傷した真木を手当てし家まで送り届けると、自分と仁美が良く似ている事を知り彼の思い出話を聞く。
しかし、皮肉にも裏表の無い優しい性格が真木が忘れていた
「自分を邪険に扱った仁美の悪い性格」を思い出させてしまう。
その結果、自分の目的を再確認した真木は鴻上ファンデーションを離脱しグリードと手を組む事になり、事情を知らなかったとはいえ、真木が本格的に映司達と敵対する遠因となってしまった。
だが、真木の方も知世子に何か思うことがあったのか、最終決戦前に
キヨちゃんをクスクシエに置いている。
ちなみに真木の中の人は
次回作でコスプレ好きの人になっているが偶然だろうか。(
ジェミニ回)
長らく映司が
仮面ライダーオーズであることや、アンクの正体等は知らなかったが、劇中終盤で泉比奈から全ての事情を聞かされる。
世界って不思議なことがたくさんあるもの。アンクちゃんがメダルのお化けだって言われても、別に驚くほどのことじゃないわよ
しかし、驚く様子は一切見せず、映司とアンクとの関係に迷っている比奈にアドバイスを送る。
その後、恐竜グリードとの戦いに勝利し、空から落下してくる映司を項目冒頭の台詞を言うと比奈達と共に受け止めた。
『
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX』では久しぶりに映司とアンクと再会するも、店内に屑ヤミーが乱入する。
店が滅茶苦茶にされてしまうも、映司とアンクに思いっきり戦うよう励ますなど相変わらず2人を信頼している。
エンディングではめちゃくちゃになった店内を活かした新たなフェアを開催しようと考えるなど、相変わらず商魂のたくましさを見せていた。
【クスクシエ】
知世子が経営する多国籍料理店。
綴りは「Cous Coussier」。
住所は
東京都武蔵野市夢見町1丁目30番5号。
基本的には知世子1人で経営しており、映司と比奈、一時期は後藤もアルバイトをしていた。
アンクは店の手伝いをすることはないものの、ごく稀にコスプレをしている。
ちなみにバイトになる条件として
無茶苦茶重い重りを付けた扉を開けるという比奈しか出来なさそうなことを要求される。パワータイプを求めていたらしい。
仮に突破しても知世子さんが無茶苦茶重いミルク缶を持ち上げることを要求してくる為、ここのバイトになるのも一筋縄ではいかない。
比奈に紹介してもらって住み込みでバイトしている映司やアンク、後藤以外の従業員の姿が見えなかったのも、まさかこれを突破した人が一人もいなかったから…?
日替わりで様々な国際料理のフェアが行われており、その度にチラシや内装を変えたり店員がコスプレしたりするのが特徴。
また、クリスマスや新学期など一般的なイベントもある。
ちなみに、映司が牛の被り物を被ったり、後藤さんが天使のコスプレをしたりとささやかな笑いも。
以下クスクシエのフェア一覧
名称 |
登場回 |
海賊 |
第2話 |
インド |
第3話 |
江戸 |
第7・8話 |
ハロウィン |
第9話 |
タイ |
第11話 |
テキサス |
第13話 |
クリスマス |
第16話 |
エジプト |
第18話 |
スイス |
第19・20話 |
バレンタイン |
第22話 |
フランスデザート |
第23話 |
スペイン |
第25話 |
イタリアカーニバル |
第29話 |
新学期応援 |
第31話 |
泉比奈chan優勝記念 |
第35話 |
香港 |
第37話 |
ギリシャ |
第41話 |
ハワイ |
第44話 |
お江戸 |
『将軍と21のコアメダル』 |
竜宮城 |
『MOVIE対戦 MEGA MAX』 |
ちなみに、『MOVIE大戦CORE』では調査の為かブラジルのサンバを体験していたが、作中ではブラジルフェスは行われず。残念。
【余談】
演者の甲斐まり恵氏は、インタビューにて劇中のコスプレについては「わりと着たい服を選べた」とコメントしている。
また、知世子と仁美との二役については、「二役を演じることの苦労はなかったが、撮影時に衣装やメイクのチェンジが多くバタバタしていた」旨のコメントをしている。
- 若めの女性だけどおやっさんポジションっていう変わった立ち位置のキャラよね -- 名無しさん (2020-09-05 14:46:54)
- 次回作で真木のそっくりさんがコスプレ好きになりヒロインの父親になったのはある意味彼が辿るIFだったのではないか -- 名無しさん (2020-09-05 14:52:40)
- 終盤でオーズやグリードの事を知っても今までと同じ態度で接する器の大きさは、同時期放映していたゴセイジャーの終盤の天知博士と似通っていますね。もしかしたらこの人もオーズになれたかも?そして、店の方針のお陰で毎回比奈ちゃんの多彩なコスを披露させた立役者、本当にありがとうございました!! -- 名無しさん (2020-09-05 17:58:46)
- 相棒や2号ライダーすら裏切るようなギスギスした状態で主人公がやっていけたのはこの人と比奈ちゃんのおかげ -- 名無しさん (2020-09-05 18:03:43)
- 警官ボコボコにしたシーンがカッコ良過ぎる -- 名無しさん (2020-09-05 21:43:16)
- この人の行動次第では恐竜グリード産まれなかった可能性が・・・鴻上のおっさんが何かやらかすから変わらないか -- 名無しさん (2020-09-05 21:46:15)
最終更新:2023年09月17日 17:18