焼きたて!!ジャぱん

登録日:2020/05/07 Thu 04:08:17
更新日:2023/12/14 Thu 21:02:47
所要時間:約 20分で読めるのじゃ






イギリスパン、フランスパン、ドイツパンはあれど、日本のパン「ジャぱん」は無い!

ならば、これから作るしかない!

この物語は、熱き血潮が宿る「太陽の手」を持つ少年・東和馬が、 世界に誇れる日本人の日本人による日本人のためのパン、

「ジャぱん」を作っていく、一大叙情詩である。



週刊少年サンデーにて2001年から2007年まで連載されていた料理漫画

作者は橋口たかし。

●目次

ストーリー

米の産地・新潟県に住む少年「東 和馬」はある日、姉により街のパン屋に連れられその主人であるおじさんが作ったパンの味に感動。
「日本人のためのパン『ジャぱん』を作る」というおじさんの夢を聞かされた和馬は人並外れた温かい手「太陽の手」を持っている事もあり、
自分も『ジャぱん』を作るために独学でパン作りを学んでいった。

中学卒業後、大手ベーカリーチェーンである「パンタジア」の本店採用試験を受けた和馬は、
そこで「河内 恭介」「梓川 月乃」「諏訪原 戒」「松代 健」といった仲間やライバルたちや恩師と出会い、
更なるジャぱん作りに精を出していく事となる…。


概要じゃ!

タイトル通り、パン作りを題材としており、様々な工夫を凝らした創作パンが続々登場する。

現在はLINEマンガにて続編『焼きたて!!ジャぱん~超現実(スーパーリアル)~』が連載中。
一応、続編なのだが『焼きたて!!ジャぱん』は劇中劇として扱われている。*1
また、原作及び取材に『最上の命医』シリーズでタッグを組んだ入江謙三氏が加わっている。


リアクションじゃ!

一見すると真っ当な料理漫画ではあるが最大の特徴はリアクション。

原作序盤は大人しめであったのだが回を増すごとに連れて
やたらめったらリアクションがオーバーになっていき、

  • 「パンを食べた事で臨死体験を起こし天国に行く(評価は死ぬほど美味い)」
  • 「『銀河鉄道999』の世界に紛れ込む」*2
  • 「タイムトラベルを起こして歴史を塗り替える」
  • 超サイヤ人になる」
  • 「リアクションによりタイトルが『焼きたて!!ジャぱんですよ!』にしれっと変わる」*3
  • 「身体が動物や風船などの無機物に変わる」

と、何でもありになりまくり、もはや完全にギャグ漫画と化していった。
なお、こういう展開になったのはモナコカップ決勝戦で、タイムリープして過去を改変してからである。多分、そのせいで因果律が崩壊し、異世界になったんだろう。
確かに料理漫画やアニメはリアクションがかなり派手目に描かれる傾向が強いのだが、本作はそれが特に極まってしまった例である。
ちなみにリアクションは強引にこじつけたダジャレが多いのだが、それで派手な内容が多いのだからある意味で脱帽ものである。

最終的には「意志を持ったパンが人間の身体を乗っ取り人類征服を企む」「津波による被害を防ぐためにダルシムと化した河内が地球全土の大陸を浮遊させる」というトンデモ展開が描かれた。*4

……何を言ってるか解らないって?本当にこういう話になったんだよ!!

こんな漫画ではあるが、パンの知識や解説に関しては結構真っ当に描いており、この作品がきっかけでパン作りを覚えた読者もいるとかいないとか。
あと作者が作者なので可愛いヒロインたちお色気シーンにも定評があるよ!後に絵柄そっくりの18禁同人漫画が現れた。


アニメ版じゃ!

2004年10月から2006年3月までアニメ版がテレビ東京系列にて放送。全69話。

基本的には原作を踏襲しているが、制作が元祖リアクション料理アニメ『ミスター味っ子』を手掛けたサンライズという事もあってか、原作でリアクションが無かった箇所にもリアクションが追加されるなど、全体的に原作以上に派手な内容になった他、
放送時間の都合上、原作にあったお色気描写やカビの生えたパンを食べる場面など、過激な場面はカットされている。
そりゃ食事時にカビパン食べるシーン流したらクレーム入るだろうしな
他作品のパロディという名の悪ノリも増えており、制作が同じ後番組の片鱗も見受けられている。

途中で内容が原作に追い付いたため、最終回は「俺達の戦いはこれからだ!」的な場面で終わるものの
ギリギリの部分まで原作に合わせている。結果的には原作よりは料理漫画の体裁を最後まで一応保てたので結果オーライだったのかもしれない

また、番組スポンサーが山崎製パンであったため、タイアップとして劇中に登場したジャぱんを実際に再現した菓子パンと総菜パンを製造・販売し
一部地域以外のローソンやデイリーヤマザキ、ジャスコなどで販売された。
そのためにCMで今後のジャぱんのネタバレを食らうというニチアサ作品のような現象も見られたのだが

ちなみに何故か出川哲朗や服部幸應といった著名人が本人役でゲスト出演してたりもする。ゲスト声優も意外と豪華であり、わざわざリアクションのためだけにくまいもとこやたてかべ和也堀内賢雄が出演してたりも…。

各章

  • 序章
概要通り、東はおじさんのパンに憧れパンタジア本店採用試験に挑む。黒柳が担当の中、最終的に河内・諏訪原と採用のイスを賭けたパン勝負に挑む。
が途中河内の身の内話を聞き、同情した東は…。
後に中心人物になる三人の出会い。
型破りな発想とそれを実現する東、ど根性キャラ河内、どこまでも禁欲的な諏訪原のキャラはこの時点で仕上がっていた。

  • パンタジア南東京支店編
本店採用試験に落ちた東と、東を追って採用辞退した河内。寂れたパンタジア南東京支店にて、月乃・松代と出会い人が喜ぶパン作りを目指し切磋琢磨する。
南東京支店の向かいにある大パン屋「サンピエール東京本店」との客取り対決など、料理漫画らしい展開もあった頃。
当時はまだ店長も河内もかなりシリアスな面が強調された、人情ドラマ系キャラだった。

  • パンタジア若手選手権編
毎年行うパンタジアの若手全員が参加する大会。賞金や海外遠征の援助もあり成績次第では本店勤務も村八分もある。*5本店への栄転を目指し競う東と河内。
採用試験でのライバル・諏訪原や黒柳とコアラの再登場に加え、月乃の姉妹である水乃・雪乃など、物語の大筋に絡む主要キャラが大体出揃うのもこのあたり。

  • 世界大会(モナコカップ)編
パンダジア支配を目論む雪乃、そしてその裏にいた男にしてサンピエールオーナー・霧崎雄一の策略により、パンタジアは多額の負債と不信を被りサンピエールに買収されかける。
しかしパンタジア南東京支店だけは月乃名義のため、本店の意に沿わない独立行動がとれる。
そこでパンタジアを買い戻すべく、東たちは諏訪原と共に世界最大のパン祭典「モナコカップ」に日本代表として挑む。
各国代表との激戦、相手チームの野望や陰謀、三人の衝突と友情、司会役ピエロ・ボルネーゼの濃ゆいキャラと更に進化するカオスなリアクション…などなど、 ネタ・ガチ両面で本作の魅力が凝縮した章。
リアクションで歴史改変など、不条理で非現実的な展開がいよいよ顕在化してきた章でもあるが、この漫画の全盛期との声も高い。
あと河内の尊厳の全盛期でもある。シャチホコ戦のお前は輝いていた。

  • 焼きたて!!25編(アニメ版:焼きたて!!9編)
舞台が再び日本に戻った。アニメはここの途中で終了。
霧崎が「直接対決」を叩きつけたのを受け、パンタジア勢vsサンピエール勢の料理対決をテレビ番組『焼きたて!!25』として行うことに。
パンタジア陣営代表となった東・河内・冠が、芸能人や有名人など様々な刺客達と日本全国でその地の名産品を使ったパン勝負を繰り広げる。

主題がストレートな二大陣営の対決であり、パンの解説も充実してはいるためまだギリギリ料理漫画の体裁は保っている。この頃までは。
また、この頃から「体質が変化する」リアクションが増えている。

  • 魔王編
記者「視聴者の方からリアクションのインフレがひどすぎて危険、という批判が相次いでいますが、それについてはどうお考えですか?」
霧崎「……みなさんは本当に美味いモノを召し上がったコトがないんだな、というのが私の正直な感想です。」
  「本当に美味いモノを食べれば、人は感動して当たり前… みな幸せすぎておかしな行動をとってしまうものです。」
  「そういうコトすら理解できない人は、今度ウチが発売する予定のゴぱん… "魔王"を食べてみるべきだと思います!」

焼きたて!!25で勝利した東に、一瞬だけ正気に戻った霧崎が真実を告げる。
霧崎が開発した異常な習慣性を持つゴぱん「魔王」は、とうとう自ら意思を持って人類を乗っ取り始め、自身の尖兵「ヒューパン」を量産していた。パン人間かっ!

最初の犠牲者でもある霧崎はもちろん、全人類をヒューパンの脅威から救うため、東は究極のリアクションを引き起こせる究極のパン作りに挑む。

このあたりになるともう完全に「パンそのもの」ではなく「味覚の鋭い人間がパンを食った結果のリアクション」を目的にパンを作っている。

  • エピローグ
魔王討伐を祝して南の島・モルジブへとバカンスに訪れた一行。
ところが河内の布団には見知らぬ半裸の美少女が潜り込んでおり、地球温暖化で沈みゆく運命にあるモルジブを救ってほしいと懇願される。
少女の願いこそ「パンに不可欠な発酵時の炭酸ガス排出を削減することで地球温暖化防止を目論む」というそこそこ現実的なそうか?ものだったが、
居合わせた黒柳やピエロなどのリアクション感受性が高い人々は「リアクションを活用して世界レベルの変化を起こし、温暖化を根本的に解決する」ことを試み…
衝撃のラストに関しては誰もが唖然とした事だろう。


登場人物じゃ!

パンタジア南東京支店

  • 東 和馬
声:小林由美子
主人公。米どころ・新潟県生まれもあって元々パンは苦手だったのだが、恩師であるパン屋のおじさんのパンを食べた事で一転してパン好きに。以後は独学でジャぱん作りに精を出していた。
良くも悪くも既存の概念・常識に囚われない柔軟な発想で製作したジャぱんにより周囲を幾度となく驚かせる天才肌。
短時間かつ高温で焼成するベーパーアクションの取得や、焼いているうちに水分が飛んでしまう超低温長時間焼成の欠点をパンを水飴でコーティングして克服するといった技術力の高さを披露する一方で、
ナンやクロワッサンの存在を知らないなど知識面はかなりアンバランスとなっている。
マイペースながら心優しい性格なのだが、名前を間違って覚える事が多く、そのマイペースさが災いして毒舌をこぼすと言った無自覚な悪意になってしまう事も。
語尾に「~じゃ」と付けるのが口癖。


  • 河内恭介
声:阪口周平(幼少期:杉本ゆう)
「なんやて!?」が口癖の関西人。パンタジア本店勤務を目指しながらも毎度のように落ち、志半ばで倒れた父の遺志を継ぎ本店勤務を目指す青年。
和馬の相棒的存在であり天才肌揃いの周りに立ち向かうために努力を重ねるポップ的なポジションのキャラ…だったのだが、
ストーリーが進むにつれて扱いがどんどんぞんざいになっていき*6、最終的にヤムチャどころか斜め下を通り越して地中に埋もれたような扱いになってしまった。
リアクションで大抵いじられ役になることもあり、本作最大の被害者とも言える。どうしてこうなった…


  • 梓川月乃
声:大塚ちひろ(現:大塚千弘)
ヒロイン。パンタジアのオーナーの孫娘でありパンタジア南東京支店店長代理を務める現役高校生の少女。
しかし愛人の子供という身の上ゆえに周りから冷遇されて育ってきたなど薄幸気味。途中からいじられ役ばかりになるなど扱いがヒロインとは思えなくなるという点でも薄幸気味
可愛い。アニメ版は本職じゃない人が声をあててたので、棒読み気味。


  • 松代健
声:東地宏樹
パンタジア南東京支店店長。アフロヘアーとサングラス、無精ひげが特徴のマッチョガイ。素顔は結構美形。
若い頃に妹が自分の作ったパンを食べ乳製品アレルギーによる意識不明に陥った事で「知らなかったとはいえ危うく妹を殺してしまうパンを作る所だった」と後悔。
以後、乳製品アレルギーの人でも安心して美味しく食べられるパンを作るように日々努力を重ねている。
因みに若い頃の髪型はストレートのロンゲと現在と全く印象の異なるもの。
黒柳の師匠という事もあってか、この人も結構横暴な所があるがパン作りに対しての姿勢は真摯。
アニメ版2クール目エンディングは彼の独壇場。また、アニメのナレーションも兼任している。


パンタジア本店・他支店

声:子安武人
パンタジア本店幹部。類まれな味覚とパン職人としての高い技量を有するが、とにかく傍若無人。
ある意味この漫画の代表キャラクター。
アニメ版では中の人の熱演もあり大変カオスな事に。
詳細は項目にて。


声:井上麻里奈
ハーバード大学を弱冠16歳で卒業した若き天才であり、黒柳の後輩にあたる。
当初はライバルとして登場したが、後に和馬たちの味方となり正式に南東京支店へと移籍する。
名前の元ネタは当時の担当編集者。


  • 諏訪原戒
声:坂詰貴之
パンタジア本店採用試験者の一人であるパン職人で和馬たちの最初のライバル。
非常に強面で威圧感のある風貌で、武士を自称し帯刀する他プライドが高い性格であるなど古風な日本男児。
何故パン職人を目指したかと言うと、「武士と違い、人を生かす道である」からとの事。言ってる事は素晴らしいが、その時の顔は…
パン職人としてはかなりの実力者で、更に求道者で仁義を重んじるとかなりの好漢。だが、かえってその性格が仇となる事も…。
当初はプライドの高さ故に自己流で磨いたパン作りの技術にこだわるものの何度も和馬に負けて苦悩していたが、師範の教えを受け「世界中のパンの技術を盗んで自己流に昇華する」という考えの元「ルパン」と呼ぶパンを作るようになり、パン職人としての新たな道を切り開いた。


  • マイスター霧崎
声:速水奨
パンタジア本店総支配人であるパン職人。常に羽の付いた仮面をつけている。
松代とは同僚であり、彼に自身がライバル店であるサンピエールのオーナー・霧崎雄一の実の息子だという事を明かしている。
またフランス人とのハーフであり、パリには妹のソフィ・バルザック・霧崎(声:水樹奈々)が在住している。
リアクションは黒柳と比較すると静かだが十分奇抜。


  • 梓川水乃
声:池田千草
月乃の異母妹であるボクっ娘
当初は上述の理由で月乃を毛嫌いしていたが、最終的に和解した模様。


  • 梓川雪乃
声:湯屋敦子
月乃の異母姉。
パンタジア新宿中央支店店長であり、表面上は容姿端麗なパン職人であるが、その本性は裏表の激しい悪女であり、自分の気に入らない相手に対しては態度が豹変し、試合に勝つためなら対戦相手を妨害する事も辞さない。
水乃以上に月乃を嫌っており、彼女の母親が亡くなった際には遺灰を(月乃の目の前で)ゴミのように捨てていた。
更には原作では自分のSPを口封じという形で殺害した事もある等、作中でトップクラスの極悪キャラと言える。
一方では己の本性が原因で離反者を出す時もあり*7、時折間抜けな目に遭うなどコミカルな所もわずかにある。


その他ライバルなど

  • 模糊山剛
声:玄田哲章
パンタジア南東京支店のはす向かいにあるサンピエール本店店長であるマッチョなオネエ。
「菓子パンの神様」と呼ばれる程のパン職人で松代が嫉妬するほどの実力の持ち主だが、出世を重ねるうちに傲慢な性格となってしまった。
東との勝負に負けたことでオーナーの霧崎の怒りを買ってサンピエールを追放されたが、紆余曲折を経て水乃に拾われる。以後は打倒東を目指して変装しつつ度々勝負を仕掛けている。


  • S・H・ホコー(スペンサー・ヘンリー・ホコー)
声:桐本琢也
通称「シャチホコ」。パンタジア名古屋支店勤務のイタリア系アメリカ人であり日本語はペラペラだが名古屋弁を間違って覚えている。
モナコカップ編ではアメリカ代表「サンピエールUSA」の職人として登場。


声:関智一
モナコカップ編の司会者兼審査員であり作中の変人2号
彼もまた劇中の活躍が光るキャラクター。
詳細は項目で。


  • モニカ・アデナウアー
声:釘宮理恵
モナコカップアメリカ代表「サンピエールUSA」の職人。元々は飴細工を主とした菓子職人であり第59回世界菓子職人選手権の覇者になる程の高い実力を持つ。
諏訪原との対決を経て彼に恋心を抱くようになり、焼きたて!!25編では諏訪原のパートナーに。
星条旗ビキニには読者も視聴者もメロメロ
中の人は後にアニメ版1・2クール目のOPテーマをカバーしている。


  • シャドウ・ホワイト
声:青山穣
モナコカップアメリカ代表「サンピエールUSA」の職人。
元はパントマイマーの天才だったが霧崎にスカウトされると同時に「ゴぱん」の技術を厳しい特訓で伝授され、完全に真似できるようになった。


声:中田譲治
モナコカップフランス代表である「カイザー家」の長男。
ジャぱんらしい無茶苦茶なキャラ造形の一方で正々堂々とした高潔な精神の持ち主。


声:青野武
あの桃屋のCMの人。まさかの「ごはんですよ!」とのコラボレーションである。
漫画・アニメ共にきちんと許可を取っての出演であり、アニメ版ではさらに劇中で披露した「ごはんですよ!」を使用したトーストが実際に販売された事もあった。


  • 霧崎雄一
声:立木文彦
作中最大のキーパーソンであり作品のラスボス。
大手ベーカリーチェーン・サンピエールのオーナー。サングラスと立派な顎髭が特徴。
冷徹な性格であると同時に凄腕のパン職人であり、さらにマイスター霧崎の実の父親でもある。
劇中におけるヒールぶりはまさにダークなおっさん略してマダオ
素顔こそ明かされていなかったがある人物と顔立ちがそっくりだったため正体について早々に予想していた読者も多い。
だが、その秘密まで予想できていた読者は殆どいないだろう。
いてたまるか。


登場用語

  • 太陽の手
盛んな血行により人並外れた温かさを保ち続ける手であり、生地の発酵が進むパン作りに向いている。
後に上位種である「太陽の手ギガントス」や、上位互換とも呼べる「炎の腕」も登場した。

  • 太陽の手甲(ガントレット)
鍛えた筋肉(特に腕)により血行を促進させる、いわば「太陽の手」を疑似的に再現したもの。
松代が身体を鍛えているのもこの太陽の手甲を得るためであり、教えを受けた河内も身体を鍛えて太陽の手甲を取得している。
太陽の手の持ち主が太陽の手甲を得る事も可能。

  • 吹雪の手
「太陽の手」とは真逆の冷たい手。要はすっごい冷え性
パン作りには不向きだがバターを扱う菓子作り、特に極薄のバターを扱うタルト作りなどには最適。

  • 女神の手(ラマンデュヌデエス)
関節が人外レベルでよく曲がる手。超人的な捏ね上げで、「ソフトで芸術的な」パンを焼くことができる。
上位種に「女神の手ウルティマ」が存在する。

  • ジャぱん
和馬が独学で試作した日本人のためのパン。
種類は多く、劇中で続けて製作されたもの含めて61号まで存在する。



生地の焼成…じゃなく記事の追記・修正は太陽の手もしくは太陽の手甲でパンを作ってからお願いします。


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最終更新:2023年12月14日 21:02

*1 『かまいたちの夜』の1と2の関係に近い。

*2 あまりにそのまんまだったためか、アニメ版では『あくまでも宮沢賢治の世界』とパロディ的な描写となった。

*3 アニメ版ではさらに悪ノリに拍車がかかり、番組タイトルだけでなく新聞の番組表欄やアニメの公式サイトなどにも「ですよ!」が付くという有様であり、作中で多方面に大迷惑をかけまくったと自虐ネタとして触れていた。

*4 作者は以前にコロコロコミックでスト2のギャグ漫画を描いていただけに昔撮った杵柄だろう。

*5 諏訪原は「本店勤務にも関わらず予選落ちなんて醜態を犯したら、パンタジアでのキサマの未来は無いと思え。」と黒柳に釘を刺された。

*6 ただしこれは河内本人が他力本願な性格であるが故、あえて覚醒を促すために周囲は突き放した態度を取っていたというのもある。

*7 冠は勿論、諏訪原はパンタジア吸収の件で東たちに合流し、焼きたて!!25編ではパンタジアを裏切った事で水乃からも顰蹙を買っていた。