月ノ美兎

登録日:2018/03/10 Sat 01:33:10
更新日:2024/02/05 Mon 15:11:55
所要時間:約 16 分で読めます


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Dive_with_me!!! JK組 VTuber Virtual_to_LIVE WIXOSS Youtube Youtuber うさぎ かえみと だいさんじ にじさんじ にじさんじのばあちゃる枠 にじさんじのやべーやつ にじさんじ一期生 にじさんじ一期生←統合 ねづみどし むかで わたくしで隠さなきゃ アイドル インターネット老人 ウィクロス ウサギ クソザコ委員長 クソ雑魚パンチやめてください クッキー サブカルクソムカデ ザッソウイーター ソニー・ミュージックレーベルズ ツンデレ←設定上は バーチャルYoutuber バーチャルライバー ホモゲーのモザイク ムカデ ヨーロッパ企画広報担当 ライバー ルリグ 委員長 放課後ラジオ 映画研究会 月ノ美兎アーティスト生活向上委員会 洗濯機 清楚 清楚(Vtuber) 清楚(にじさんじ) 百足 納豆 胎児クッキーの人 銀盾 雑草 雑草ソムリエ




起立!気をつけ!



こんにちは、月ノ美兎です。



画像出典:Member - にじさんじ公式サイト 2018年2月7日掲載より
@nijisanji_app @MitoTsukino


月ノ美兎とは、いちから株式会社が運営するバーチャルライバー (以下ライバー) ユニット「にじさんじ」に所属するライバーの一人である。
担当イラストレーター (ママ) はねづみどし氏。




【立ったままパーソナルデータ】

年齢 16歳
身長 151cm
出身地 バーチャル東京
誕生日 9月24日
血液型 B型
学年 高校2年生
部活 映画研究部
好きな映画 中島哲也監督作品、ポン・ジュノ監督作品等、他多数
好きな食べ物 紅茶 (ストレートティー) 、モツ納豆、イチヂク
推しマーク うさぎ
ファンネーム 2020年現在存在しない(極初期は「クラスメイト」が公式ファンネーム扱いだったこともある)
配信時の挨拶 「起立! 気を付け!」 「こんばんワニノコ」
将来の夢 一流のバーチャルアイドルになること



【立ったまま概要】

いちから株式会社提供のバーチャルアイドルになって配信できるスマートフォンアプリ、『にじさんじ』の公式バーチャルライバー。
最初期の2018年2月に8人のうちの一人として登場した、委員長系キャラである。
リスナーからの愛称もそのまま「委員長」
そのキャラの濃さゆえデビュー後まもなく一気に頭角を現し、2018年4月には3D化、同年6月には初のソロイベントを開くなど、にじさんじ黎明期から数々のイベントや番組で活躍。
にじさんじというグループそのものを大きく躍進させるきっかけを作った立役者にして「顔」と言える存在であり、VTuber全体を見ても高い知名度を誇る。


にじさんじ公式サイトでは「ツンデレながらも根は真面目な学級委員」としてキャラ付けされており、初配信開始前のTwitterでもこれに忠実なツイートをしていた。


しかしなぜか第一回生放送で、リスナーからの「『ムカデ人間』みたことありますか?」と言う質問に、
あると回答し、なぜか知らない人のために『ムカデ人間』のあらすじを解説しようとし始めてしまった。*1
これを皮切りに、以後も「ハロウィン期間中、学校の先生を驚かせるために口の中に仕込んでおいた血糊を吐き出すというパフォーマンスを敢行」「そのときに使った血糊が余ってしまったため、それを練り込んでクッキーを焼いてみたところ世にも不気味な物体が出来上がってしまう」「『アマガミ』や『ラブプラス』のプレイ経験がある」「校庭の雑草を食べて全種コンプリートした」など、
「委員長キャラ」というには程遠い過去のエピソードを暴露。
更に「16歳の女子高生」という設定すら途中で放棄しかけ、流石に矛盾に自分で気づいたが、
修正するわけにも行かず「アマガミは8歳、ラブプラスは5歳でプレイしていた」と無理やり貫き通してしまう。
在学中という設定すら忘れて「学校時代」の思い出を語りだす・「未成年と間違えられて職質を受けた」などと言い始めてコラボ相手を大いに戸惑わせる等々、
「中の人などいない」というVtuberのお約束に真っ向から喧嘩を売りまくっている。
デビューから年単位の月日が経ってもそのスタンスは全く変わらず、ちょいちょいボロを出しつつも一貫して「16歳の女子高生」であると強弁主張し続けている。
時には完全に開き直って「夢の中の出来事」という名目のもと堂々と配信上でR18コンテンツを扱う*2ことも。


これだと清楚系というには程遠いのだが、既に「清楚系の皮を被ったなにか」という先輩格に
イルカアマゾンがいたことから、シロイルカともども『清楚系Vtuber』として受け入れられることになった。


いちおう、「委員長キャラ」は捨てておらず、一人称は『わたくし』で、基本真面目な言動に徹する…
と思いきや、「クソ雑魚パンチやめてください」だの「クソゲー乙」だのと妙な方面のボキャブラリーを使用しだすなど自由そのもの。
またプレイするゲームの多くがヨーロッパスタジオの理不尽極まりないゲームであり、
しかもそんなゲームのプレイにこだわるあまり、自分の顔を捨ててマウスを接続する暴挙にまで及ぶ(下記参照)。


にじさんじ勢の他キャラが割と普遍的なYouTuber像を固める中、そんなこと知ったことかと我道を突き進む。
そんな彼女に敬意を評して、ついた渾名は
  • サブカルクソムカデ
  • ヨーロッパ企画広報担当
  • 雑草ソムリエ
  • 借りてきたムカデ
  • にじさんじのやべーやつ
  • ホモゲーのモザイク
  • クソザコ委員長
etc……
ただ本人的には「みとみと」と呼んでほしいらしい。ウビバ以外誰もそう呼んでくれない
※にじさんじ人狼配信にてエルフのえるが「みとみと」と一番最初に呼んだと起源説を主張した。
同じにじさんじの後輩である剣持刀也からは「黒幕」呼ばわりされてしまった。


設定上はツンデレ。設定上は



【立ったまま委員長についての解説】

●サブカルクソムカデ

彼女がサブカルクソムカデやサブカルクソ委員長などと呼ばれるように至ったのはそもそも第一回目の記念すべき初放送。
彼女は映画研究会に所属しているという設定を語っていたが、そこで「ムカデ人間を見たことあるか」という質問に、
「見ました」とのっけから清楚とはなんだったのかなカミングアウトを行う。


更にムカデ人間のあらすじを知らない方のために滔々と説明を開始しだす。


その後もアマガミ、ラブプラスのプレイ経験を語る、コスプレで余った血糊をクッキーに使うという発言。
更に好きな食べ物には「紅茶とモツ」と全然清楚ではない回答をしたうえ、モツを例えるのに『赤子の拳』と表現する。
このせいで先述の血糊クッキーは「胎児クッキー」と認識されることとなった。


何で同時期にクソ4コマ原作のクソアニメが放映されている時にここまでストレートなサブカルクソ女ぶりを見せつけてしまったのか。
また、血糊に関してはレギュラー出演を果たした『バーチャルさんはみている』でもしれっとネタにされており、彼女が窓から外を眺めるシーンの背後には血糊らしき真っ赤な液体の入ったバケツが確認できる。


更に他のVtuberだけでなく、ニコニコ動画の投稿者『パンツマン』の動画やちゆ12歳の元サイトを見たことがあると発言。
『ゆめにっき』『タオルケットをもう一度』などのサブカルゲーをプレイ、ネットスラングは基本返していくスタイル。
かつて生放送でエゴサーの姫のものまねをしていたところ、まさかの視聴者にエゴサーの姫がいたということが発覚し、
しどろもどろになりながらファンであることをアピールした。


他に、LINEニュースのくっそどうでもいいニュースをスクショして待ち受けにするのが趣味で、
それを印刷してTCG化したいというくっそどうでもいい野望まで語っている。
そんな願いが通じたのかLINEニュースではないものの2019年8月から本当に委員長をはじめにじさんじライバー達がTCG化することとなった
……ちなみに委員長 (と樋口楓や静凛達JK組) はめでたくルリグとなった。
WIXOSSのアニメ的に間違ってないかもしれない。


ちなみに上述した内容はほぼ活動初期のエピソード。
詳細は割愛するが活動を続ける中でより象徴的かつインパクトのあるエピソードが多数生まれており、ムカデ関連の渾名は意外と早い時期に陳腐化している。
それでも委員長最初の清楚エピソードということで、他所の番組やイベントなどで紹介される際はこの辺に触れられる機会が多く、
委員長本人も愛着を持っていることを伺わせる言動がまま見られる。


●ヨーロッパ企画

委員長とかねてより因縁のある(?)団体。
正確にはヨーロッパスタジオ(ヨーロッパ企画ゲーム制作部門)。


委員長が配信中にプレイした珍ゲームを世に送り出したグループ。
どのゲームも殆ど実写取り込みで、クリックをすることで選択肢を選ばせるタイプのノベルゲーム調のものに、
いくらかのミニゲームやQTEが挟まったもの。
Steamでロシア産のゲームにそういうのが多いが、それを日本で作っているようなサークルといえばいいのだろうか*3


シュール展開や理不尽展開などが相次ぐ奇々怪々な謎ゲーが多く、どちらかと言えばゲームとしての中身よりノリを楽しむもの。
ゲーム性そのものは「クソゲー」の部類に入るのだが、委員長はなぜか、他のVtuberがSteamゲームを実況する中、
初期はとにかくヨーロッパ企画のゲームばかりをプレイしていたこともあり、
「ヨーロッパ企画広報担当」や「クソゲーの姫」「クソゲーハンター」などと呼ばれるに至った。
これだけ見るとタダの変なだけの団体に思えてしまうが、このヨーロッパ企画、本来は劇団であり、かつて「サマータイムマシンブルース」などの代表作をヒットさせた実績がある。
おそらくこれらのゲームも劇団としての自分たちのアピールのために作ったものと考えられる。


とあるゲームをプレイする際に、最初はパソコンのクリックを使っていたのだが、マウスがないと難しいとして、
マウスを接続する。がこのとき、配信するために使うiPhoneにポートを取られていたため、それを外してマウスを接続。
キャラが命のライバーなのに、あろうことかキャラを捨ててクソゲーを取るに至る。
それをコメントでこのまま指摘された際に、「これがバーチャルYouTuberなんだよなあ…」と、
当時まだ活動開始して1ヶ月も経っていない中で大物発言をするにいたる。
この大物発言はそのまま彼女自身に関する語録や渾名として定着。


ゲームのプレイ中に弱々しいパンチに大して「クソ雑魚パンチ」と呼んだことから、語録として定着。
これに限らず、(特にヨーロッパ企画の)ゲームプレイ中は時折苛立ちからか過激な発言が飛び出すことがあり、それらも語録入りしている。


うるせえ…死ね…3分と言わず今死ね…!


また別のゲームに至っては (元々BLゲーとはわかっていたが) まさかの実写でのホモシーンがあり、それが生配信中に流れ始めるという事態に陥ってしまう。ヘテロヘテロ。
その時普通ならそのままブラウザを閉じるなどして対応するはずなのだが、なんと委員長は自らの顔をモザイク代わりに使用する。


「わたくしで隠さなきゃ(使命感)」


この行動と発言はあまりに衝撃的だったために、語録に追加され、「ホモゲーのモザイク」「顔面セーフ」などという渾名が定着した。
Vtuberとしては惨事であるため、にじさんじを捩った『だいさんじ』や『にじさんじのやべーやつ』という呼び名も定着。
だいさんじはもはやにじさんじ所属ライバーのほとんどを指す気がしなくもないが。
なおにじさんじは、普通なら消して黒歴史化するところをモザイクを増量した再編集版をアップロードして対応した。
元動画はニコニコ動画に第三者によってアップロードされていたりする*4が、Vtuberは再生で活動費を稼いでいるので、まずYouTubeの公式版から見てね!


なおそれから約一年後、公式がYoutubeからBANされたことで有名なシノビリフレの実況プレイがアウト判定となり黒歴史となりかける出来事が発生。
その対策として、今度は何故か「鶏料理の画像で画面を隠す」という謎過ぎる修正を施したバージョンをアップロードし、事なきを得た。
後に配信中にも対応できるよう、「画面上部から大量の刺身こんにゃくが降り注ぐ」というこれまた意味不明なモザイクエフェクトを作成。
モザイク一つにも手を抜かないスタイルはなおも健在である。


●洗濯機

彼女の当初の配信スタイルは、「実家の洗濯機にPCとiPhoneを起き、そこに中腰で洗濯機にしがみついて」行うもの。iPhoneは洗剤のトップ、その後はアタックで支えていたらしい。
最初期は実家暮らしでありながらVtuberとして活動していることを家族に隠していたらしく、こっそりと配信を行うための場所として浴室を選んだ結果、こんなスタイルになってしまったのだそうな。
このため彼女の二次創作絵(みとあーと)は大概、洗濯機と共に書かれていた。
そのうえ何故か花王に目を付けられ、委員長本人が洗濯機と化すという意味不明なイベントまで開催された。
わたくしで洗わなきゃ。


ちなみに家族の理解を得たあとはリビングで、引っ越し以降は自室もしくは御学友宅からの配信がメインとなっている。


●雑草ソムリエ・虫食い

彼女はかつて校庭に生えていた雑草を食べてコンプリートしたと発言している。
それも、ちょっと口に入れたとかではなく、味を食べ比べて確かめるというもの。
その中でクローバーの茎は酸味が効いていてイケる、そして紅葉はヒトが食べるものではないと評価しており、
このことからサブカルクソ委員長の嫌いな食べ物は「紅葉」と認識されている。
誰も食わねえよ


そんな彼女をモチーフにした『クソゲー』を彼女のファンがよりにもよって作成し、それを彼女が実況した。
ゲーム名は『ザッソウイーター』で、彼女の好物であるクローバーを食べ進めスコアを競うゲームなのだが、
紅葉を食べるとダメージを負い、ムカデを食べるとその時点でのスコアが2倍になるという
「それ逆じゃねえの」と言わざるを得ないゲーム性。
ちなみに一般公開されているので誰でもプレイできる。そしてランキングのスコアが凄まじいことになっている。


なお本人はムカデはともかく蚕の幼虫など、いわゆるゲテモノ料理に挑戦したエピソードは多数ある。
そのせいで悪食というイメージを抱かれることもある委員長だが、当人も語っていた通りあくまで純粋な知的好奇心・探求心が動機のようだ。
「ライバーの嫌いな食べ物を食べて生活する」企画で虫喰わされた時は普通に嘔吐してたし

●死ぬまでにやりたいことリスト

初期から現在に至るまで委員長の配信を語る上で外せないのが、この「死ぬまでにやりたいことリスト」の存在である。
これは文字通り「死ぬまでには体験しておきたい」と委員長が思った様々な物事がメモされたノートで、
その内容は垢すり、ストリップショー観覧、お笑いのオーディションを受ける、暗闇バイクエクササイズ等々、単に珍しいものから意味不明なものまで多種多様。
このノートは委員長がVtuberとしてデビューする以前に作成されたもので、現在でも未消化の項目が多数残っている。
当然今なおその消化作業は続いているわけで、つまり上記のような奇抜なエピソードを現在進行形で生み出し続けているのだ。



そんなわけでこれらの体験談が雑談配信における主要なテーマとなっており、
独特の観点から行われる分析や感想、批評の数々はとても興味深い内容となっている(もちろんツッコミどころも多数)。
その卓越したトークもさることながら、委員長自らが描いた解説イラストを鑑賞できるのもポイント。
その内容の濃さゆえ、雑談配信を一番の楽しみにしているファンも少なくない。


●納豆

委員長の好物。
縁あって複数の納豆絡みのコラボをしているので記述する。
2018年11月にはAbemaTVの番組内で茨城県非公認キャラクターのねば~る君とコラボ。
きき納豆対決ねば早口言葉対決などの濃い絡みを見せた。
その翌月にはなんと水戸納豆のCMへの出演が決定。
このコラボは先の番組内で発表されたもので、同時に美兎と水戸納豆のタイアップ食品「美兎納豆」が発売された。
なお「わたくしが練った納豆なら美味しいはず」として納豆嫌いのライバーに練った納豆持って凸って喰わせる(喰わされる側にとって)地獄企画を執り行った事がある。

アイドルマスター シンデレラガールズ

男性のみならず女性プレイヤーも多い『アイドルマスター』シリーズ。
サブカル好きである委員長もプロデューサー(プレイヤー)であり、いくつか『スターライトステージ』(デレステ)プレイ実況動画を上げている…のだが、
島村卯月のソロ曲である『はにかみdays』のMVで案の定限界オタクっぷりを発揮したり、デレステの魅力をオタク特有の早口で喋り倒したり、
『アタシポンコツアンドロイド』等の楽曲を提供しているササキトモコ氏のすごさを熱弁したりと、ディープなファンっぷりを視聴者に見せつけている。
担当はパッツン前髪の悪戯好きパッションアイドル『喜多見柚』。
VTuberプロデューサーの嗜み(?)としてガシャを回しまくる動画も上げているが、クリスマス限定の柚のSSRゲットに挑んだ動画では、
話し相手として呼ばれたリゼ・ヘルエスタ*5が何十連回しても柚が引けずに壊れていく委員長に気を遣いまくり、リスナーから胃腸を心配されていた。
そして皇女殿下は自分で引かされたら秒でツモった結果殺害予告を喰らった


●音楽活動

ファンメイドの公式キャラクターソング『Moon!!』を歌って以来、時折YouTubeに歌ってみた動画をアップロードしている委員長。
にじさんじ1周年を記念して制作された楽曲『Virtual to LIVE』の歌唱メンバーの一人を務めた。
2019年11月には多くのにじさんじライバー歌唱のオリジナル曲を収録した『にじさんじMusic MIX UP!!』が発売。
委員長はJK組の二人と「Dive with me!!!」を歌っている。
翌月にはソニー・ミュージックレーベルズ SACRA MUSICからのメジャーデビューが発表された。



●Twitterアカウント凍結騒動

2019年9月の委員長の誕生日に起きた珍事。
こともあろうに委員長のTwitterアカウントが一時凍結されてしまったのだ
というのもTwitter規約では"13歳未満は使用できない"というルールがあり、登録された生年月日が13歳未満だとアカウントが凍結されてしまうことがあるから。
上記の通り委員長の年齢は16歳なのだが、バーチャル年齢は年を取らないので生年月日を"みんなに会えた日"の2018年に登録していた。
同日にアカウントはつつがなく復旧し、経緯もあって暖かいエピソードとなった。なんでもないようなことが幸せだったと思う。
なお凍結中はさしもの委員長もツイートできないので、代わりに一連の経緯は樋口楓のツイートで語られた。


●謎ノ美兎

画像出典: youtube - つきのみと没カット集
https://www.youtube.com/watch?v=o6-na8AVSqI より


ごくまれに動画に登場するレアキャラ。
美兎の格好をしたコスプレイヤーなのだが、肝心の見た目はラバーマスクとゴム手袋等で肌露出ゼロ、乱雑に着た衣装、外れかけたカツラというホラー映画に出てくる怪人じみた格好。
2019年のエイプリルフール配信で衝撃的なデビューを果たすも、あまりにも上級者向け過ぎた内容のためかアーカイブは非公開となってしまっている。
以後も主にエイプリルフールを中心に度々出演し、その不気味な見た目と無言で狂気じみた奇行を繰り返すキャラクター性で人気をかっさらった。
なお2023年現在、月ノ美兎のチャンネルにおける動画再生数ニ位となっているのは、謎ノが単独で出演している短編動画である。何故か海外ニキに大人気。
(ちなみに一位は誤爆撤回チキンレースという動画で、剣持刀也とのコラボ企画。)
そんなこんなで、本物の月ノ美兎とはチャンネル主導権を巡ってバチバチに火花を散らす仲である。

その強烈なキャラクターとバーチャルの軛に囚われない特性により、野球の始球式で投げたり、リアルイベントの会場をうろついていたりそしてスタッフや入場客に絡んだりと、主に現実世界で大暴れしている。
一応月ノ美兎とは別人という設定だった。2022~2023年頃になると本当に自我を持った別人になってしまったようで、リアルイベントで本人が知らないところで謎ノとの共演予定が組まれるという珍事も発生。
今となっては謎ノの全容・正体は最早美兎本人にすら把握できておらず、「みんなが思ってるより、謎ノ美兎ってわたくしの手から離れて独立してる」らしい。どうしてこうなった。



【他のVtuberとの関わり】

意外にも、先輩後輩同僚から分け隔てなく弄り倒されるウビバことばあちゃるを普通に扱うVtuberで、ばあちゃるにかなり好意的。
いやばあちゃるいじりは他のVtuberによる言わばツンデレネタなので、むしろ設定上はツンデレなはずの委員長のほうがおかしい対応かもしれない…。
これはおそらくばあちゃるが彼女の渾名について「おなじみ『みとみと』」とまったくおなじんでない呼称で呼んだことからか。
向こうも『炭酸の抜けたコーラ』『冷めたハンバーガー』『世界初しか取り柄のない男』『つまらない以外欠点のない男』など
結構な渾名が多いため、渾名が同じように多い委員長にはなにか思うところがあったのかも知れない。
そもそも渾名が多いネタって野獣先輩やヤニキ、某ネットに強い弁護士などのアングラネタに寄ることが多いため、
仮にも萌えキャラがその枠に行くのはまずいだろうとばあちゃるも機転を利かせてくれたのかもしれない


同期のにじさんじ一期生出身者からはいじられることが多く、委員長としてもデビュー時からの付き合いということもあって、お互い気の置けない仲となっている。
中でも静凛(しずかりん、通称しずりん)と樋口楓(ひぐちかえで、通称でろーん)の二人とは特に親しく、同じJKということで「JK組」名義でのユニット活動も多い。


ちなみにでろーんとの仲については、コラボ配信を重ねるにつれて視聴者から「かえみと」とカップリングで呼ばれるほどに


「kemt伏せ字を使えってのがなんかのマナーでしょ?」


仲が良い様子が百合好きの視聴者から注目されるようになり、二人もお互いを相棒として強く意識し、絆を深めていった。具体的なエピソードについては掘り下げると恐ろしく長くなるので割愛。
ちなみに同じJK組であるしずりんは一歩引いた立ち位置でこの状況を楽しんでいるようだ。


他の一期生出身者も割とイロモノ揃い特徴的ではあるのだが、特にJK組とかえみとはVtuberの中でもかなりの知名度と人気を誇っている。


また後輩にあたるにじさんじ二期生出身の剣持刀也とのやりとりも有名。
初絡みの際に名前を「力也さん」と呼び間違え、当人から幾度となく訂正されても「力也さん」と素で間違え続け、最終的には名字で「剣持さん」と呼ぶことで「これなら間違わない」として決着させた。
と思ったら剣持の「母親のような存在」という発言を受け、「剣ちゃん」呼びで母親の体で接するという謎の絡みを展開、「母ノ美兎」という新たなキャラに開眼した。


「お前は母には勝てないんだよォ!」


以降この親子漫才は二人が絡む際の定番となり、剣ちゃんからは「母親面をするな」と突っ込まれ続けているが、なんだかんだ受け入れ始めてる感もある
なお「母親なのに何故苗字のほうの愛称で呼ぶのか」という疑問には「複雑な家庭の事情」だと返している。
念のため補足しておくと常に「剣ちゃん」呼びというわけではなく、普段は前述の通り「剣持さん」と呼んでいる。
プレーンな見た目の男女、ハイテンポで噛み合った漫才、互いに長年にじさんじのトップ層に居るというのも含めて「みとうや」というコンビで扱われる事も多い。


他の二期生出身者とも直接的にも間接的にも絡みは多く、何人かとはコラボ配信の経験もある。


一方で二期生以降のライバーとは流石に人数が増え過ぎたことや、グループ統合以前の一時期は交流が制限されていたなどの事情もあって、いまいち絡みが薄い。
後輩たちからも偉大すぎる先輩として畏れられている節もあって、委員長も接し方に悩んでるようだ。
それでもにじさんじライバーの配信自体はしっかりチェックしており、定番ネタや有名なエピソード等は概ね把握している模様。
また凸待ち配信や大型企画などの多人数コラボを通じて、何人かの後輩と親交を深めている。
たまに開き直って大物ぶったりすることもあるが(というか実際大物なのだが)、いざ相手に恐縮されると「(低姿勢は)やめろ!」と逆ギレしたりしている。
とは言えデビューから5.6年も経ち多少話せる仲になった方は増えてきており、特に初期から月ノ美兎に憧れていると話していたにじさんじ所属の後輩であるリゼ・ヘルエスタとは数々のコラボやイベントを通してプライベートでも遊ぶほどの仲良しとなった。

また、彼女の姿に憧れてにじさんじを志し加入したライバーを『月ノ美兎チルドレン』と呼ぶ事がある。
該当者で有名なのは剣持刀也、鈴鹿詩子、卯月コウ、花畑チャイカ、リゼ・ヘルエスタなど。

その他、にじさんじ外のVtuberともコラボしており、イベントや企業案件などで共演するケースも多い。
中でも委員長にとって憧れの大先輩である電脳少女シロと絡む機会は特に多く、シロからもお気に入りの後輩の一人として非常に可愛がられている。
ファンからは二人揃って「清楚」の意味をまるまる書き換えてしまった存在として、サシのコラボ配信を割と真面目に期待されているのだが、なかなか実現しない。



他にも事務所の枠を超えた交流として、同じくにじさんじ所属の後輩であるリゼ・ヘルエスタ、個人勢の名取さな、774inc.所属の周防パトラと共にVWW(バーチャルワイドウェブ)というユニットを結成している*6
後述する関係性から「委員長欲張りセット」と呼ばれることも。
リゼのことはデビュー初期から目を付けて推しており、リゼのほうも委員長ガチ勢というか限界オタクだったため、割と早くから自身とシロのような関係を築いている。
名取とはデビュー時期も近く、感性的にもお互いにシンパシーを感じていながら親睦を深めるきっかけがなかったのだが、ユニット結成を機にめでたく煽り合う仲に。
パトラについては彼女のASMR配信を睡眠導入によく用いているとのことで、特別に撮り下ろしのASMR配信を送ってもらうなどしている。



【WIXOSSにおける委員長】

『WIXOSS』コラボではサーチとバウンスを得意とする白ルリグとして登場。
ゲーム中に条件を満たすと"登録者数カウンター"なるトークンカードが増えていき、トークンの増加につれてカードの効果が強力になっていく。
委員長のルリグはレベル増加に伴い自分のデッキ内にある特定のカードをドローするサーチ効果が強まるのが特徴。
またルリグカードを補助するキーカードではJK組のでろーんやしずりんとそれぞれペアを組んだカードが存在。
さらにルリグの必殺技として様々な効果を発揮するアーツのカードにも委員長をモチーフとしたカードが複数あり、「おるやんけ!」のファイト・ゴーストや「わたくしで隠さなきゃ」のマスト・ハイドなどが登場。
メインデッキに含まれるスペルカードに至っては某血糊クッキーを彷彿とさせるチャイルド・クッキーや委員長の妄想必殺技ウォーター・ボンバーが収録された。



気をつけ!着席!



月ノ美兎の追記・修正をお願い致します!


この項目が面白かったなら……\着席!/

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最終更新:2024年02月05日 15:11

*1 このエピソードのせいで勘違いされがちだが、「見たことがある」というだけで「好きな映画」として名前を挙げたわけではない(映画研究会の付き合いで友人たちと一緒に鑑賞したらしい)。むしろグロ・ホラーの類は基本苦手としている。

*2 競馬やストリップショーの体験レポ、パチンコの実況など。

*3 ただしこちらはブラゲー

*4 このまとめ動画「10分ちょっとで分かる月野美兎」シリーズのみニコニコへの転載は本人公認となっている

*5 デレステガシャに課金しすぎて破産したエピソード持ち

*6 命名は名取さな。