斎王琢磨

登録日:2020/12/09 Wed 21:07:05
更新日:2023/10/10 Tue 20:11:40
所要時間:約 3 分で読めます




次なる世界へ!!その為の破滅へ!!その引き金を私が引くのだよ!


斎王(さいおう) 琢磨(たくま)は『遊戯王デュエルモンスターズGX』の登場人物。


●目次

【概要】

占い師兼エド・フェニックスのマネージャーを務める男性。
白髪混じりの青い長髪が特徴。一人称は「私」。
生まれつき予知能力を持っていたため、妹の萌えない巫女斎王美寿知(みずち)共々迫害されており、タロットカードが示した破滅の未来を変えるべく自身と同じく親を失くしたエドと出会う。
エドからは信頼されていた。

その後、とある占い客が見せたカードの影響で「破滅の光」に体を支配されてしまい、「光の結社」を組織し世界の破滅を目論むようになる。
なお、洗脳時の斎王の顔芸色んな意味でものすごいのでよくネタにされる。
稀に一人称が「我」になり、顔色は悪化し、白目が薄黄色に置き換わり、頬がこけ、髪は逆立ち子安さんがノリノリになるわ等々……。

人物像は『タッグフォース2』では『極めて冷静。すべて見通している彼ならではの余裕と、運命が見えすぎているあまりの悲しさが同居して、不思議な雰囲気に包まれている』と評されている。
実際に洞察力はかなり高く、空気ネタで弄られはじめた三沢大地の頭脳を警戒し、彼には「光の結社」への勧誘を行っていない。結局三沢は存在感を求めて自分から入ったがな。

デュエルアカデミアに転入してからは服はオベリスクブルー制服*1を改造したものを着用している。
たぶん10代のはずだけど多い顔芸シーンと声優の怪演でそうは見えない


【使用デッキ】

タロットカードをモチーフとしたモンスター群で構成された【アルカナフォース】及び【アルカナフォースEX】を使用。
モチーフ元よろしく正位置が逆位置かで得るモンスター効果が異なる所謂ギャンブルデッキ。
だが、恐るべき運命力を持つ斎王は正位置ばかり出しデュエルを有利に進める。
詳しくは当然!!正位置ィ!!を参照。

最強のカードは「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」。
別にこの人関係ない

【作中での活躍】

2期

デュエルアカデミアに乗り込むと、「運命」という言葉で翻弄し、万丈目準天上院明日香等多くの生徒達を洗脳し「光の結社」の一員にする。
だが、彼をもってしても恐竜のDNAを持つというヘンテコ設定のティラノ剣山は洗脳できなかった。

修学旅行編では、なんと海馬瀬人と会って海馬ランドの使用許可を求めた。
その目的は妹の美寿知を海馬ランドの電脳世界に置き、十代とエドのどちらを運命の駒とするかを決定するためだったが、斎王の異変に気付いていた美寿知は十代とエドの両方に斎王本人の救出を求め、さらに斎王にこの件を報告することはなかった。

アカデミアで開催された大会・ジェネックスではオージーン王子とのデュエルに勝利し、世界を滅ぼす威力を持つレーザー衛星「ソーラー」の鍵を入手する。
ちなみに、このデュエルでは自分のターンが来る前にオージーンのライフを0にする「0ターンキル」をやってのけている。

その後、遊城十代の活躍で万丈目や明日香達は解放されてしまうも、計画を止めることはなく、エドとのデュエルでは新たに覚醒した「アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER」でD-HERO Bloo-Dもろとも撃破する。そして、顔芸もえげつない
しかし、十代とのデュエルに敗北し破滅の光の呪縛から解放。
予知能力は失ったものの、以前の人格に戻ることができた。

なお、終盤では「ソーラー」がネオスとスペースザウルスに破壊されるという前代未聞の超展開が起きたが、遊戯王ではよくあること

4期

3期では療養中だったので未登場だったが、影丸と共に再登場し自らが察知した異変を十代に伝える。破滅の光から解放されたので、顔芸は披露しなくなった。

2期で十代に負けた後、破滅の光から解放されて美寿知と共に輝かしい新たな人生を送ることができると期待したのだが、運命を予知できる強い力を求め続けることから脱却できずにいた。

だが、美寿知を人質にとられるとミスターTに断腸の思いで従うことになり、多数の爆弾が仕掛けられている海馬コーポレーションで強引に十代とデュエルを行う。
デュエル前に十代のデッキに「アルカナフォース0-THE FOOL」を仕込むどこぞの蠱野郎連想させる卑劣な行為を行ってまで勝利しようとするも、逆転され敗北。
ビルは爆発し美寿知と共にダークネスの世界へ消えていった。

ちなみに、デュエルの中で、自分が力を求めることから脱却できない愚かさについて、3期の十代が覇王十代という力に溺れたことを指摘したが、それらを経験し心が大人へと成長した十代には「力とは自分の欲望を満たすものではなく、大いなる使命を果たすためのもの」と反論されている。

十代とダークネスの決戦後は現実世界へ帰還し、卒業後のパーティーに参加した。


KCビルがどうなったのかは不明


【余談】

  • 担当声優
子安武人氏は前作『遊戯王DM』にてパンドラ役で出演していた。

デュエルリンクスでは登場しているが、本編後にも関わらず何故か光の結社時代のハイテンションがデフォ。
リンクスの設定的に、恐らくは当時のデータから再生されたコピーのようなものと思われる。

コイントスの結果次第で「サンダーボルト」を自分か相手に発揮する未OCGカード「スート・オブ・ソード X(テン)」も使用。

  • 原作文庫本8巻のあとがきで明かされた没設定
第二期では修学旅行で童実野町に行くことになり、そこで美寿知と戦うストーリーが展開されたが、これはかつてGXとDMのクロスオーバー映画を企画していたが没になったものをアレンジしており、斎王はその劇場版のボスになる予定だったことが文庫本8巻のあとがきで明かされた。
斎王が海馬コーポレーション本社で社長に会いに行くのも本編では展開の一つとして組み込まれており、実際に両者がぶつかり合うことはなかったがこの劇場版が仮に実現していたら斎王が海馬コーポレーションや童実野町を乗っ取り、遊戯と城之内、そして十代たちが組んでデュエルしていたことだろう。
ちなみに遊戯と十代が映画でコラボするのは、その数年後に後輩とともに実現することになる。

追記・修正は高い運命力を持ち、優れた顔芸ができる人がお願いします。

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最終更新:2023年10月10日 20:11

*1 亮などと同じ白を基調としたタイプ