勇者ライディーン

登録日:2020/07/18 Sat 21:40:00
更新日:2024/03/14 Thu 20:04:06
所要時間:約 9 分で読めます





眩しい空を 輝く海を

渡せるもんか 悪魔の手には


『勇者ライディーン』とは、1975年にNET(現:テレビ朝日)系列で放送されたテレビアニメである。
企画は東北新社、アニメーション制作は創映社(現:サンライズ)。

▲概要

岸本吉功や山浦栄二ら元虫プロスタッフが知己の東北新社の出資を得て立ち上げたアニメーション製作会社「創映社」初のロボットアニメでもある。
企画に当たっては東映の『マジンガーZ』を強く意識し、同時に差別化のため当時としては珍しい「オカルト・神秘性」をテーマに扱った。
またロボットアニメとしては初めて「変形」という要素を取り入れており、これは『仮面ライダー』を参考に「機械的な強さだけではない超人性」という二面性あるキャラクターをロボットに持たせる意図があったとか。
ただし、オカルト要素に関してはNETの親会社である朝日新聞社が否定的だったこともあり、放送中に現場やスポンサーなどを巻き込んでのいらぬトラブルや対立が巻き起こることになってしまった。

このいざこざで富野喜幸氏は総監督を降板されてしまったが、その後新たに総監督に就任したのが後に『コン・バトラーV』『ボルテスV』『ダイモス』などの名作を生み出した長浜忠夫氏である。
なお、長浜氏は富野氏の技量を高く評価しており、彼が監督を降板させられてしまうことを最後まで惜しんでいたという。

タイトルに「勇者」とあって制作会社も現サンライズであるが勇者シリーズとは無関係である。
ライディーンの版権を持ってるのは東北新社だしスポンサーはバンダイ傘下のポピーだし。


▲あらすじ

1万2千年前にムー大陸の帝王ラ・ムーにより封印されていた悪の帝国、妖魔帝国が現代に復活。「悪魔の時代の完成」を目指し活動を開始する。
考古学者の祖父と父を持つ快活な少年ひびき洸は謎の声に導かれ、古代ムー帝国が残した巨大ロボットライディーンに搭乗。
妖魔帝国の魔の手から世界を守るため、そして囚われた家族を救うため戦うことを決意したのであった。
今、神の力と悪魔の力がぶつかる! 負けるな僕らのライディーン!!


▲登場人物


☆ムトロポリス

  • ひびき(あきら)
CV:神谷明
主人公にしてライディーンのパイロット。15歳の中学3年生。じゃあバイク乗れねえじゃん
考古学者の父・一郎とムー帝国の血を引く母・玲子を持つ。
サッカー部のキャプテンも務める熱血な2枚目美少年だが、天然ボケな一面も。

  • 桜野マリ
CV:高坂真琴→芝田清子
ヒロイン。サッカー部のマネージャーで、洸とは相思相愛で、彼が麗と接近していると嫉妬する一面も。
後に自身もコープランダー隊して洸のサポートに回る。
父親である東山博士と名字が違うことが時折あれこれと憶測を呼んだこともあったが、DVD-BOX特典の資料集に博士とは養子関係と記述されて長年の謎に決着がついた。

  • 神宮寺力
CV:井上真樹夫
コープランダー隊に所属するブルーガーのパイロット。通称「ミスター」。孤高でクールな性格だが、実際は洸同様熱血感で無鉄砲な一面も持つ。

  • 荒磯ダン
CV:山下啓介
洸の親友でサッカー部の副キャプテンを務める大柄な少年。後にスクラップロボボインダーを作り、ライディーンのサポートに回る。

  • 明日香麗
CV:江川菜子
霊感持ちの超能力少女。元暴走族で元シスターという多くの属性持ちなんともややこしい過去を持つ。
マリからは恋敵として見られていたものの、当の麗自身は洸を恋愛対象としては見ておらず、あくまでも仲の良い友達止まりだった。
実は冷凍睡眠から遅れて目覚めた洸の伯母という設定があった*1が、本編ではボツになっている。

  • 猿丸太郎
CV:西川幾雄
ムトロポリス所属の天才少年。通称「大先生」。ライディーンを解析して強化のための封印を見つけ出したり、スクラップからボインダーを作り上げたり等、要所要所で活躍している。

  • ひびき玲子
CV:日比野美佐子
洸の母。正体は1万2千年前のムー帝国の王ラ・ムーの娘レムリア。バラオ復活を予見していたラ・ムーにより冷凍睡眠装置で現代まで眠っていた。
現在は行方不明となっているが、実際にはラ・ムーの星を探すための放浪の旅に出ていた。


☆妖魔帝国

  • プリンス・シャーキン
CV:市川治
妖魔帝国の悪魔王バラオに仕える悪魔人の王子。
普段は仮面を付けているがその下は美形」という後の作品にもよく見られる美形悪役キャラクターの元祖。洸のライバル的存在となる。
実はラ・ムーの血を引いている(具体的な血縁関係は不明)のだが、それを知ること無くライディーンと戦い、一騎打ちの末敗北。
最後は妖魔帝国を称えつつ自ら切腹して果てた。
最後まで悪役ではあったものの、洸からは「もし味方だったなら」とその死を悼ばれた。

  • 祭官ベロスタン
CV:肝付兼太
妖魔帝国の祭祀長。化石獣復活を担当している。
「い~の~ち~さ~ず~け~よ~」

  • 豪雷巨烈
CV:加藤精三
復活したバラオがヒマラヤから蘇らせた側近。狡猾な頭脳派で、弟とは後継者を巡って争っていることもあり仲は悪い。
しかし激怒巨烈がライディーンに敗れた際には仇討ちに燃えるなど、なんやかんやで憎からず思っていた模様。
最期は自らを巨烈獣バンガーに変貌させムー遺跡での決戦に臨み、残る巨烈獣を総動員した大攻勢の果てにライディーンをあと一歩のところまで追い詰めるも
唯一の弱点であった目を射抜かれた隙に起死回生のゴッドバードを被弾。ラ・ムーの星を目前に無念の死を遂げた。

  • 激怒巨烈
CV:飯塚昭三
復活したバラオがゴビ砂漠から蘇らせた側近。好戦的な肉体派で、兄とは仲が悪く互いの足を引っ張り合うことすらあった。
ちなみに巨烈獣の出撃前の決闘の対戦成績は激怒巨烈の方が多かったりする*2
兄への妨害や無断出撃を度々やらかしてバラオから苛烈な制裁を受けたことも。
なお、そういったやらかしの一つが、後に『ラーゼフォン』屈指の鬱回「ブルーフレンド」の原案となった巨烈獣マダンガーにまつわる一件である。

  • 妖魔大帝バラオ
CV:滝口順平
妖魔帝国の帝王。当初はバラオ像に封印されており、ベロスタンの呪文に呼応して化石獣を産みだしているだけだった。
後にシャーキンの死とベロスタンの最後の祈りを受け復活。
敵拠点である妖魔島そのものでもあり、胸から上だけで180m、異形の下半身を含めれば全長800mという巨体の持ち主。


▲巨大戦力



フェード、フェード…フェード……!

んんん……はぁぁぁぁぁっ!!

ライディィィィン!
フェェェーーード・イン!!


ラァァァイディィィィィン!!


ライディーン
1万2千年前に古代ムー帝国で作り上げられた巨大ロボット。
普段は人面岩の内部に格納されており、洸が搭乗(フェード・イン)することで、彼の念動力がキーとなって稼働する。身長52m、体重350トン。軽いな。
動力は神秘のエネルギームートロン。洸とは命を共有しており、ライディーンが破壊されると洸も死んでしまう(逆に言えばライディーンが復活すれば洸も蘇生する)。
フェード・インする際には頭部分から入り込み、そこから内部シャフトを降りてコックピット(人間の心臓部分)まで降下させる。
ちなみに飛び込む前に乗り捨てたスパーカー(バイク)はしっかり格納してくれる親切仕様。
様々な武装を内蔵しており、一部封印されていた武器も存在する。ちなみに人間が作った武器を後付けで内蔵することは不可能*3

モチーフはツタンカーメンのマスクとベルボトムのジーンズ。
外見が日本の侍の鎧兜に似ているのは、マジンガーZが西洋の鎧に似ているから「なら和風だ!」という発想らしい。
名前の由来は、江戸時代に圧倒的な巨体で活躍し伝説となった実在の力士「雷電為衛門(らいでんためえもん)」から。

玩具展開では通常版のほか、1977年にDX超合金よりリリースされたブラックバージョン(通称:ブラックライディーン)の存在がマニアの間では有名であり、
所謂玩具展開における色替えアナザーバージョンの始祖とも言われている。
漫画『ゴッドバード』では、このブラックバージョンをモチーフにした、黒いカラーリングの月のライディーン*4が作中に登場している。

☆主な武装

  • ゴッドミサイル
腹部に格納されているミサイル

  • ゴッドゴーガン
左腕をの形状に変形させ、背中から出した矢を放つ。封印解除後は剣のように使う「ゴーガンソード」にもなる。
射出時に矢へエネルギー場を纏わせる際の効果音が大変にファンシーだと一部で評判。

  • ゴッドブロック
右腕のプレートを円形に変形させてにする。封印解除後は高速回転して防御力を上げる「ゴッドブロック・ビッグスピン」にもなる。

  • ゴッドブーメラン
右腕のプレートを三日月型に変形させ投擲する。封印解除後はブースターで射出される「ジェットブーメラン」にもなる。

  • ゴッドブレイカー
右腕のプレートから刃を伸ばしとして使用する。封印解除後はエネルギーの刃を発生させることも可能となった。

  • 念動光線ゴッドアルファ
全身からエネルギー光線を放つ。初期は洸の体力を大きく消耗させていたが、後に克服した模様。

  • ゴッドバード
鳥を模した飛行形態へと変形する。この状態で敵に突撃・粉砕する「ゴッドバードアタック」がライディーンの必殺技
封印解除後は頭部を分離させて射出する「ヘッドカッター」も使用可能になった。
ちなみに分離した胴体は新たに巨大な刃を展開して突撃する。

  • ゴッドボイス
封印されていた強化武器の一つで、ライディーンの最強技。胸から強烈な超音波を放ち、あらゆる物体を粉砕する。洸の体力も大きく消耗する諸刃の剣。
真の威力を発揮させるには「ゴッド・ラ・ムー」と叫ばねばならず、普通に使った場合はガラスすら破壊できない。
実は完全無欠の破壊兵器というわけではなく、一部の巨烈獣に凌がれてしまったこともある*5
ちなみに番組冒頭で提示されたライディーンの図解に「ゴッドボイスの機構が存在してない」のは一部で有名な話。
この矛盾は漫画『ゴッドバード』にて上手く伏線回収されている。

  • ラ・ムーの星
ライディーンのエネルギー源であるムートロンの増幅装置であり、海底に眠るムー遺跡の中枢部分。
その増幅能力たるや尋常ではなく、全長52mのライディーンを300m近くの巨体に変貌させ*6、バラオとの最終決戦に重要な役割を果たした。
しかし能力の発動には大量の念動力を注ぎ込む必要があり、単身での起動を図ったレムリアは我が子の前でその命を散らしてしまう。

ブルーガー
コープランダー隊の重戦闘機で、ライディーンの支援を行う。上部には分離して単独行動できる小型戦闘機「スピットファイター」が格納されている。

スパロボあるあるだが、原作では補給装置や修理装置にあたるような描写は無い。

ボインダー
ダン率いるサッカー部の部員達が操縦するガラクタメカ。設計・開発したのは猿丸。
ボスボロット的なムードメーカーで、基本役立たずだがたまに予期せぬ大活躍をすることも。
名前の由来は胸部に仕込んだバネ仕掛けのパンチンググラブ二基から連想されるもの可愛さやエロさの欠片も無い外観だけど
動力は石炭。そのため劇中では燃料切れを起こした際に服を脱いで炉にくべて動かしているシーンもある。※マリもしっかり剥ぎ取られました

ドローメ
集団で出てくるタコクラゲのような外見の下級の妖魔獣。もっぱらブルーガーのメインの相手orライディーンの前哨戦役。

殆どのスパロボ作品では気力上げのエサとして認識されているような雑魚で、フォルムも特徴的なためライディーンの敵キャラと言えばドローメかガンテかと言うほど有名だが、
一部では、ライディーンの準最強の必殺技である「ゴッドバードでドローメが落ちないほど硬い」と別な意味でも有名だったりする。
というのも、その作品では全体的に火力が低めであることと、ライディーンはむしろ便利な機体であり、強化改造も良い意味で後回しにされがちなため、この様な事態が起こりやすかった。
ぶっちゃけ、ゴッドバードで落ちない=他の機体でも落とすのに難儀するほど硬いというだけなのだが。ドローメごときで全体がそれってなおさら異常じゃねぇか!と言われるとぐうの音も出ない

化石獣
前半における妖魔帝国の主戦力。ベロスタンが儀式を行なって隆起した岩塊を素体とし、バラオ像から放たれた怪光線によって活動する。
生物的な物や機械的な物など外観も様々で、ライディーンそっくりのギルディーンなども存在する。

巨烈獣
後半の主戦力で、豪雷巨烈&激怒巨烈が作り出す戦闘兵器。
化石獣と比べものにならない巨大な力を持っており、一度はライディーンと洸を死に追いやっている*7
初期の頃はそれぞれの巨烈獣を対決させ、勝った方がライディーンと戦っていた。後にバラオの手でそれぞれの巨烈獣を合体させた「合体獣」も現れるようになった。
漫画『ゴッドバード』では巨烈獣同士を戦わせるデモンストレーションは「負けた方の魂をバラオに捧げる儀式」として解釈されている。


▲関連作品

ここまで何度も触れている漫画『ゴッドバード』は、現実の年代(当時2010年)に合わせて本作の35年後を舞台とした作品で、時を超えた洸らやライディーンも登場する。
多くのロボット漫画を手掛けた長谷川裕一による作品で、過去作である長浜ロマンロボ3作のクロス作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の続編も兼ねていることでこの3作とさらには『ダルタニアス』が出演するというちょっとしたスパロボと化していた。

『超者ライディーン』『REIDEEN』は本作を元に作られたアニメだが、いずれもストーリー的なつながりは全く無く、ほぼ名前だけと言ってよい。
この内『REIDEEN』は、2014年に『勇者ライディーン』とコラボしたパチスロ作品として『CRダブルライディーン』が発表されている。
ラーゼフォン』は本作をオマージュしたと明言されているアニメだが、あくまでリスペクト程度で極端に似通っているわけではない。エヴァっぽい印象の方が強い。
僕のライディーン』というタイトルの漫画もあるが、これは本当に無関係。


▲外部作出演

スーパーロボット大戦シリーズには『第3次スーパーロボット大戦』に初参戦。その後も合計14作品に参戦している。ただし近年はご無沙汰でソシャゲの『DD』が久しぶりのまともな参戦。
参戦当初は「魔帝国」と誤植されるわ、とりあえずシャーキン倒したら全く再現されなくなるわ、ゴッドボイスを10回以上使うと最終決戦に参加できないわと散々な扱いだった。
ゴッドバードを放つとき、「照準セット!」と叫んでいるにもかかわらずそれでも外すのを覚えている人も多いだろう*8
その後は徐々にオリジナル系含めた他作品とのクロスオーバー方面で存在感を発揮し始め、
「念動力」がオリジナル系の根幹設定に採用され、ライディーン自身の意識とリンクを図って宇宙怪獣の情報を入手しようとする大実験*9が行われたり(αシリーズ)、
12000年前にムーを襲撃した者達が妖魔帝国ではなく外宇宙の侵略者(IMPACT)という設定になったりとファンタジー寄り設定を活かした作劇がされていく。
中でも一番印象的なのは『MX』における立ち回りだろう。原作終了後扱いではあるが、同時参戦の関連作『ラーゼフォン』との絡みを軸としており、
原作終了後である事を逆手にとってラ・ムーの星の存在を重要アイテムとして起用。「制御方法が確立されている無限力」として地球内外を問わない様々な勢力がこれを狙っており、終盤は実質ラ・ムーの星を巡る争いでもある…という厚遇ぶり。
『ラーゼフォン』も本筋の中核を担うポジションになっているため、そこと密接な立場である洸とライディーンも当然存在感を示す。
特に美嶋玲香(『ラーゼフォン』の重要人物)がライディーンに声を掛ける完全オリジナルのボイス付イベントは多くのファンを驚かせた。

ロボットガールズZ ONLINE』では、東映が一切関わっていないにもかかわらず擬人化キャラ「ライディ」として期間限定で登場(敵も一部登場)。
やはり長浜ロマンロボ第0作だからであろうか。


▲その他パロディ・オマージュ

  • 音楽グループ・YMOの代表曲『RYDEEN』は、本作に因んで名づけられたもの。スペルが違うが*15、これは商標に引っ掛かることを防ぐため。
    元々為衛門に因んで「雷電」と名付けた曲だったが*16、『勇者ライディーン』の評判が(当時彼らが活動拠点にしていた)アメリカにも伝わってきたことを受けて、急遽このタイトルにしたそうである。

  • 『機動戦士ガンダム』42話では、モブとしてダイターン3と共に地球連邦軍のジム軍団に交じって登場している。



なぜだろう なぜだろう 心が燃える

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最終更新:2024年03月14日 20:04

*1 ライディーンと意味ありげに呼応するのはそのため。

*2 全13戦のうち6勝5敗2引き分け。

*3 ガトリングミサイル砲を搭載するためにレーザーカッターを照射したものの、レーザーの出力を上げ過ぎてミサイル砲が融解してしまっても尚傷一つつかなかった。

*4 本家ライディーンはこれと対になる存在として「太陽のライディーン」と呼称されている。

*5 重傷を負った状態での連戦の果てに使用を敢行しており、洸の著しい衰弱が影響していた可能性はある

*6 実はこの巨体の方が本来の姿で、普段はパイロット保護のためにパワーセーブを行っているらしい

*7 ムートロンの力で蘇生するが。

*8 この現象はαで見直しが図られ、「照準セット!」は攻撃が命中した時のみに発動する特殊演出へと格上げされた。

*9 貴重な情報が手に入る可能性は高いもののライディーンとの精神接続は洸であっても重篤な精神汚染のおそれがあり、同じ念動力者であるリュウセイらSRXチームは実験に対して懸念を表明していた

*10 ラーゼフォンにおける一連の事件の発端。

*11 本来の玲香はラーゼフォンの奏者以外には知覚できないし、奏者ではない者に玲香側からコミュニケーションを取ろうとするのは異例中の異例である

*12 恐らく旧宇宙に属するあらゆる意思が介入しない原初混沌の状態に還元し、文字通り全てをゼロから再開しようとしていたものと思われる。 何が目的かと言われれば恐らくそれは「知りたかった」からだろう…

*13 MUの出現等で現行世界が傷つきすぎていたという事情もある

*14 ちなみにこの時ライディーンは300m、真聖ラーゼフォンは50mちょいなのでライディーンの手の上に乗れるサイズ差である。

*15 勇者ライディーンは「RAIDEEN」。

*16 現在はほぼアルファベット表記で固定だが、初期の頃は漢字で表記されることもあった。