七辻姫子

登録日:2019/02/03 Sun 17:31:03
更新日:2024/04/09 Tue 23:13:21
所要時間:約 4 分で読めます






ば~か。バットは野球をする道具だぞ




七辻姫子とは、パワプロクンポケット14に登場するキャラクター。

【概要】


パワポケ最終作の彼女候補となる女性キャラクター。

遠前町にあるレストラン「ブランネージュ」でアルバイトとして働いている現役女子高校生。
バイトをし始めたばかりという雰囲気でもないので、それなりに長く勤めているようだ。
ブランネージュの店長である安藤とは良好な関係で、姫子は砕けた態度で彼に接している。

容姿は茶髪のロングヘアと少しキリッとした目付きが特徴的な美女。
また、自身の名前に関しては、自分で言うのも何だがとしながらも良い名前だと感じている。


性格も一般的な女子高生と言う感じだが、口調がやや粗い。
主人公を小学生と認識せずにぶつかられた時の怒鳴り方などを見るに、下手すればトラブルにすらなりそうである(主人公には後に怒鳴った事を謝罪しているが)。
このような粗い口調は、かつてブランネージュに勤めていた霧生夏菜を意識させる(作中でも霧生夏菜と対面する)。
そして語尾に時折「♥」マークが付くのも特徴で、書いた文字にも付けている描写がある。

バッティングセンターに通う趣味(ただし、幼い頃は嫌々だった)があり、マイバットを持参しているほど。
女性ながらも現役野球少年である14主人公にバッティング勝負で勝つほどのセンスを持つが、野球自体をやった経験はない。
バッティングセンターに通う趣味はプロ野球の熱狂的なファンである父親の影響だが、父親はその趣味が故に全国を駆け回っているので家に帰ってこない。
父親が帰ってこない事については幼少期は多少寂しさを感じていたようだが、今は特に何とも思っていない模様。

身体能力は高い一方で、テストの点数が低いことで少し気落ちしている事から学業面は良くないようだ。
また、猫好きという一面があり、作中でも「にゃんこ」「にゃーん」と言い出す場面がある。


攻略ルートに入る際は、用事で急いでいた主人公が仕事中に看板を動かしていた姫子に激突した事から面識を持つようになる。

激突の際に看板が破損してしまい、その事が店長である安藤から怒られはしなかったが、姫子は後日新しく作ることになる。
その時に通りかかった主人公が看板を直す作業を手伝う意思を選ぶことで、本格的に知り合う。
主人公と姫子はバッティングセンターやブランネージュでの食事で良好な関係を築き上げていき、姉弟のような関係となった。
交流が続くと、ノーマルエンドとして平凡かつ幸せに姉弟のような関係を続けている日々が描かれる。


◆グッドエンド


選択肢によって主人公が恋心を自覚すると、小学生である主人公なりの姫子へのアプローチが行われるようになる。
こうして交流を重ねる中で、主人公は姫子に対して自身の恋愛感情を告白。
告白に対して主人公を「マセガキ」と評した上で「嬉しくはないことはないが弟のように考えていたから難しい(要約)」と返答する。
それでも今すぐでなくても頑張ると決意した主人公の様子に対して、内心では「嬉しくない訳じゃないんだぞ」と喜びを見せていた。

世界大会直前では、応援に行けない身ながらも主人公を激励し、「勝利のおまじない」として目を閉じるように指示する。
その指示にキス展開を一瞬期待した主人公だが、キスをしたのはおでこ。
主人公は「知っていた」と落胆するが、姫子に対して絶対勝つと宣言してアメリカに旅立ったのだった。

エピローグでは、本編後の時期に再度主人公が姫子に告白。
その時は「ついに来た!というか遅い!」「弟扱いした手前からこっちから告白しづらいのに告白してくれない」「最近ますますかっこよくなってきた」と内心で想いが爆発。
思いを巡らせていたためか顔が火照る中でしばらく呆然としていたが、主人公の告白を受け入れたのだった。


【備考】


何かと奇想天外で複雑怪奇な彼女ルートシナリオが多いパワポケとしては珍しく、終始ほのぼの路線の彼女。

バッドエンドがなく、パワポケでは逆に浮くほどの終始爽やかで初々しい恋愛模様が展開される。
父親関連で何かありそうな予感を一瞬させてからも、結局特に重い事情は何もなかったというオチも、パワポケでは逆に浮いている。
特に暗い展開がない恋愛シナリオ自体は歴代で姫子だけという訳ではないが、パワポケ14でシリーズが完結している事から「普通な彼女」は姫子が最後である。


そして、何といっても姫子のシナリオとしての最大の特徴としては「おねショタ」要素であろう。
今までのパワポケでは様々な属性の彼女候補と主人公の組み合わせがあったが、恋愛要素が濃いおねショタというのは姫子が唯一と言っても良い。
パワポケ自体が歴代でも小学生主人公が少ないというのも影響しているだろうが……。
この点も14でシリーズが完結している事情から、恐らく今後もずっとオンリーワンな要素になるだろう。

なお、14の彼女候補では他にも年上の女性キャラとしては夏目准がいる。
しかし、あちらは姫子ルートと違って最後まで一切恋愛模様は展開されておらず、おねショタ感は薄い。おばシy…おや誰か来たようだ


ただし、この姫子というキャラクターは、地味ながら歴代パワポケ彼女候補の中でもトップクラスに難易度が高めに設定されている。
まず最初のイベントで時間切れが選択肢として正解と言う時点で嫌な予感がした人もいるだろう。
攻略においては「発生が面倒臭い必須イベント」「ターン数のこまめなチェックの必要性」「連続で会うとイベントが進まない」「好感度がランダムイベント発生しないと60でカンストする」など、嫌がらせのような仕様の連続である。
そのため、姫子に関して一部からは面倒臭い」「面倒臭いの女王など、割と散々な言われ方をされていたりする。





追記・修正は女子高校生におでこにキスされてからお願いします。

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最終更新:2024年04月09日 23:13