ルーティ・カトレット

登録日:2022/01/03 Mon 00:27:51
更新日:2024/03/03 Sun 13:25:50
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レンズのためならどこまでも。

危険を顧みず突っ走る!

…それがレンズハンターの生き様よ。




ルーティ・カトレットとは、テイルズオブシリーズ第二作テイルズ オブ デスティニーのヒロインである。



【プロフィール】

年齢:18歳
身長:157㎝
体重:46㎏
CV:今井由香、小松由佳(2019年以降)


【概要】

本作のヒロインで、相棒のマリーと共に遺跡等から古代の遺物であるレンズを収集して金を稼ぐ「レンズハンター」を営む少女。
孤児であり、幼い頃はクレスタという町の孤児院で育った。捨てられていた時に傍らにソーディアンアトワイトが置かれていた。
以後、アトワイトは幼少期からの付き合いからマスターになっている。



【容姿】

瞳もショートヘアと同じ黒色で、服装も赤いアクセントが施されたへそ出しのショートパンツ。一見活発的だが、非常に露出度の高いものである。
スタイルに関しては「スレンダー」と評されているが、設定上の3サイズは83・56・83とそれなりのものである。
なおD2では巨乳であり、とても3X歳とは思えないほど若々しい。
昔のテイルズイベントに今井由香女史が出演することになり、スタッフが「せっかくだからルーティのコスプレしますか?」という問いに
「胸ないんでいいです」と返したことがある。


【人物】

非常にお金にがめつい守銭奴で、現実的な性格。
サバサバしており遠慮のない物言いで相手を怒らせることもしばしば。スタンを田舎者呼ばわりしたりリオンをクソガキ呼ばわりしたりと兎に角フリーダム。おかげでリオンから「ヒス女」と呼ばれたほど。
特に金に関しては「鬼のルーティ」「強欲の魔女」とあだ名される程であり、公式からも「おそらくはゲーム史上最も金に汚いヒロイン」なんて書かれていたりする。

しかし根は優しく面倒見の良い性格であり、育った孤児院の子供達を実の家族のように可愛がっている。
そもそもレンズハンターになったのも、孤児院の経営を助けるためである。
仲間想いな所もあり、特に以前から一緒に活動していたマリーに対してはよく気を遣い、中盤以降はスタンを励ましたりもしている(本人はガラじゃない・もう二度とやらないと言っているが)。

リメイク版では手厳しい毒舌の多くが削除、或いはマイルドに改変され表情が更に豊かになり、特にスタン相手のツンデレ要素が増えた他、金持ちの慈善稼業や理想主義を嫌悪し事あるごとに嫌味を言うなど貧困層出身ならではの一幕が追加されている。
ドケチ根性も悪い意味で進化しており道中の食事を野草やらで誤魔化そうとするのは序の口、倒れた仲間へのライフボトルをケチってパナシーアボトルじゃ駄目?と言い出したりしてはそのたびにアトワイトに諫められている。



【キャラクター性能】

アトワイトを使用した水属性の晶術と各種回復術を用い、パーティの回復役を一手に引き受ける。
また、ハンターとして培った技術であるアイテム強奪や素早い剣技を得意とし、
シーフとヒーラーを合わせたような性能となっている。

特に彼女を代表する技として「サーチガルド」がある。
これは地面に座り込んでガルドを探し、運次第で少量だが見つかるという技。
当然捜索中は無防備であり、回復など他の行動をとることもできない。
ちなみに見つかると「見つけたっ!」と喜んで飛び上がるが、その際に攻撃判定がある。
リメイクでは使用後に治癒術の回復量が上がる効果がついた。

この「サーチガルド」は長らく彼女専用技だったが、「イノセンスR」でイリアが、「ヴェスペリア」のパティが習得した。




【秘奥義(ブラストキャリバー)】


トリックスター


派手にいくわよ!

逃がさない!

いっただき♪

Lv1ブラストキャリバー。
相手を空中に打ち上げ、高速で切り刻んだ後、ガルドを盗む。


ライフディスチャージ


全てを癒す導きを示さん…

悠久の海に集え!

ライフディスチャージ!

Lv2ブラストキャリバー。
巨大な水球を破裂させて敵を攻撃しつつ、味方全員のHP全回復&戦闘不能を回復する。


インブレイスエンド


氷霧に彷徨え!

凍牙に果てよ!

冷気に抱かれて刹那に沈め!

インブレイスエンド!


Lv3ブラストキャリバー。
敵を複数の氷の刃で攻撃し、粉砕する。


以下、ネタバレ注意。





















【家族】


彼女の父親は大企業オベロン社総帥のヒューゴ・ジルクリストで、弟はエミリオ・カトレットーー後のセインガルド客員剣士・リオン・マグナス
ルーティはある日豹変したヒューゴから逃がすために、母クリスの手でアトワイトと共に孤児院へと送られたのだった。

ゲーム本編後半にてヒューゴは超巨大なレンズ「神の眼」を奪い天上人の拠点ダイクロフトを復活させ、リオンもその片棒を担ぐことになってしまい最終的に散る。
「世界を滅亡させる男」の家族となってしまったルーティは悩むも、スタンの励ましで立ち直り、父と戦う決意をする。

だが、ヒューゴは本来優しい性格であり、作中の非道な行いは彼に取り憑いた天上人の王・ミクトランの仕業であった。
僅かに残されたヒューゴの残留思念は、娘のピンチを救うことになる。


その後、スタンやルーティ達はミクトランを倒し、神の眼を破壊するが、アトワイトらソーディアンとは永遠の別れとなるのであった。




【他作品での活躍】



デスティニー2

本編の続編のため、前作の功績から彼女も英雄とされている。
その後スタンと結婚し、本作の主人公であるカイルを設ける。
孤児院の経営は続けており、カイルもロニを始めとする孤児たちと親しく、カイルは孤児院の名であるデュナミスを苗字にしている。
夫であるスタンは一緒には暮らしていないが、カイルには旅に出たと教えているが…

また、スタンの妹であるリリスから「秘技・死者の目覚め」を受け継いでおり、どんなねぼすけでもたたき起こせる。
ヒロインのリアラは当初英雄を探していたが、孤児たちの世話をする彼女を覗き見て、自分の求める英雄ではないとして声はかけなかった模様。
ちなみにあるスキットでのカイルの台詞から、操られていたとはいえ自分達と敵対し、世間では悪人扱いされている父と弟(カイルにとっての祖父と叔父)については息子やロニには教えていないと思われる。


PSP版では闘技場でカイル限定で戦うことができ、現役時代と変わらぬ俊敏さを見せる。
水属性の技を多く使ってくるのでアクアマントを身に着けておくと楽だがHPを減らすとサーペントエッジ→ブラッディローズで連携してくるので注意。
倒すと称号「母を超えた息子」を取得できる。


なりきりダンジョンシリーズ

2と3に登場。
2では 大体敵として対峙してるような印象。
序盤のレンズ採取の依頼を受けると確定でマリーと組んで主人公に襲いかかってきて、勝敗に関わらずレグニアの村に移る。
シナリオ後半、シナリオクエストとして浮遊死都への動向を依頼してくるが…?
ある程度好感度を上げるとお宝探しという名の修行に誘ってくれる。主に知力と素早さが上がる他Aランクをとると彼女のルーツであるレンズが貰え、Sランク以上だとコングマンのルーツであるチャンピオンベルトが貰える。

たまにダンジョン内におり話しかけると有料でパーティを回復してくれる(1回きり)…のだが、 なんと所持金の1割というフンダクルも真っ青な金額を要求してくる
殆ど金が貯まってない時ならまだしもやり込んで十万~百万単位のガルドを所持してるととんでもない額になってくる。
「2」では着替えをすると少しずつTPが回復しセーブ陣の上ならダンジョン内でも制限なく着替えられ容易に全快可能なのでわざわざ大枚はたいて彼女に頼る必要性がない。

また後半以降は掘り出し物とされるアイテムを入手しようとすると同じくマリーと組んで襲いかかってくる。
この時同作品のキャラが同行してるとちょっとした会話が追加される。
彼女は兎も角マリーがかなり手ごわく強制的に戦闘になるので消耗してる状態だと全滅しかねない。
敗北すると当然アイテムを横取りされた上でレグニアの町に送還されてしまうので注意。
一応ルーティからはレンズを、マリーからはきんのフライパンが盗める。

彼女自体の性能は速さ成長に特化してる事以外はそれなり、といったところ。
剣技はスナイプエアとブラッディローズしか覚えないので接近戦はやや苦手。晶術は攻撃系だとアイストーネードとブリザードを覚えるがよほど知力を上げたり弱点を突かないと微妙。ヒールとリカバーも覚えるので「はやくち」を覚えさせると便利。
初期状態から鍵開けを覚えてるので一部のダンジョンでは活躍する。
依頼を反故にする覚悟があるなら上記の依頼で手に入るレンズを使えば序盤から彼女になりきる事も可能。

レディアントマイソロジーシリーズ

全作品に登場。本編同様孤児院のために金を稼いでいる設定。
スタン同様未来の息子と変な仮面被った弟やその仲間達に出会って一悶着あるのが定番となっている。
3のOPではアニスやノーマとお宝の取り合いをしていた。


エクシリア2

闘技場のパーティ戦にて、クレス・ミント・スタンと共に戦いを挑んでくる。
ミントと共に回復術を使ってくるので早めに倒さないと長期戦に持ち込まれてしまう。


NAMCO×CAPCOM

スタンともに操作キャラの1人として参戦。
二人一組のユニットとして活躍する。
当作では「風のクロノア」のクロノア&ガンツ、「ドルアーガの塔」のギル&カイと共に異世界班として活躍する。


テイルズ オブ ザ レイズ

プレイヤーキャラの1人として登場。
本作の展開中に担当声優の今井氏が声優業を引退したため、新たに小松氏が担当することになった。
未来の息子に出会う点は今までのクロスオーバー作品と同様だが、本作ではそこから一歩踏み込み、カイルが自分とスタンの息子であることを知ってしまうという展開が描かれる。



【余談】

シリーズでも数少ない主人公と結婚したヒロインである。
彼女の次にゴールインしたカップルを見るには『アライズ』まで待たねばならなかった*1

テイルズ オブ ファンタジアアーチェ・クラインの母親は、スーパーファミコン版では「ルーティ・クライン」であったが、このルーティとの混同を避けるためなのか、PS版以降では「ルーチェ・クライン」に名前が変更されている。


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最終更新:2024年03月03日 13:25

*1 「主人公と結婚したパーティメンバー」を含むなら、『グレイセスf』のシェリアがいるが。