モノブロス

登録日:2021/09/05 (日曜日) 20:42:00
更新日:2024/03/02 Sat 02:29:45
所要時間:約 42 分で読めます




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孤高の一本角
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*1




モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。

◆もくじ



◆概要



*2
分類:竜盤目 竜脚亜目 重殻竜下目 角竜上科 ブロス科*3
種族:飛竜種
別名:一角竜
危険度:☆5


限られた地域の砂漠でのみ生息が確認される大型のモンスター。
「ブロス科」と呼ばれる、陸上生活に特化した進化を遂げた飛竜種に属する。
角竜ディアブロスの近縁種であり、砂に磨かれた褐色の巨体と非常に発達した襟巻きと角など、かの種と酷似した特徴を持つ。

が、よく見れば異なる点も多い。
ディアブロスの口は草食種とは思えないワニのような形状で、細かい牙のほかに上へせりだした大きな二本牙が上顎に生えているのが特徴的だが、本種の口はまるでオウムのようなクチバシ状になっている。
後頭部の襟飾りも顔の横まで覆っている彼方に対し、こちらは縦に長く、より巨大。
そして何より、眉間の中心から螺旋状に伸びた長大な一本角が目を引く。
体型こそほとんど同じだが、頭部の形状はまるで異なる。

大きな襟飾りは、自身をより巨大に見せ敵を威嚇するためのもの。また、求愛目的で使用する場合もある。

尻尾先端の形状もハンマーのようなディアブロスに対し、こちらはメイスのように棍棒状で、鋭く長い棘が何本も生えている。


気性は荒く、縄張りを侵されると対象に執拗なまでの攻撃を加え、徹底的に排除しようとする。
しかし、ディアブロスと比べればまだ温厚な方で、どんな生物だろうと目に入った瞬間襲いかかり根絶やしにする…というほど問答無用な性格ではない。
こういった気性の違いから、『砂漠の暴君』と称されるディアブロスに対し砂漠の戦士とも称されるという。

とは言え、あくまで「ディアブロスと比べて」大人しめと言うだけで、ブロス科らしく多種と比べれば頭抜けて獰猛なモンスターであるのは間違いない。
怒りによって興奮状態に陥ると、襟飾りの薄い部分に充血した血管が浮き出し、特徴的な赤い模様が現れる。この状態のモノブロスは非常に危険で、それこそ手がつけられなくなるほど暴れ回る。


ディアブロス同様、戦闘においては発達した脚力を活かした高速の突進攻撃、そして翼爪を用いて地中を掘り進み、相手の足元から一気に突き上げる奇襲攻撃を得意とする。
またディアブロスと違い、突き攻撃といったまるで槍術のような戦い方も行う。

他の飛竜種のように属性弾を作る内蔵器官をもたないため、いわゆる「ブレス」を使った攻撃はできないが、代わりに発達した肺を有しており、そこから発せられる大音量の雄叫びは大気を揺るがし、聞いたものの耳をつんざく。

強力な武器であるその一本角は、一見しただけではくすんだ赤茶色のようにも見えるが、付着した砂を落としていくと鮮やかな赤い色をしているという。
今まで貫いてきたモンスターの血を吸ったかのようなその色から真紅の角と称されている。


モノブロスはその性格上群れを作ることを嫌い、単独で生活している。それ故か個体数は少ないとされており、発見例自体も非常に少ない。
彼の孤高の一本角という異名は、こういった生態からつけられたものである。


また、モノブロスの心臓には失われた剣の斬れ味を完璧に復元する成分が含まれるとされているらしく、心臓はモノブロスハートと呼ばれ、明確に武具への素材として使用することができる。

食性は草食で、主食はディアブロスと同様にサボテン


モノブロス亜種


*4
種族:飛竜種
別名:白一角竜
危険度:☆5


清潔感の漂う白銀色の甲殻に身を包んだモノブロスの亜種
もともと通常種は個体数が少なく、限られた砂漠にしか生息が確認されていないため、亜種であるこちらは殊更に目撃例が少ない極めて稀な存在。

性格は通常種に輪をかけて獰猛であり、一度目に映った生物を外敵と判断したが最後、完全に仕留めるまで執拗に追い回す。
砂上・砂中の運動能力は通常種を凌駕しており、特に興奮状態ともなれば、その巨体からは想像もつかない速度で突進を繰り出し、長い角であらゆるものを串刺しにする。
その凶暴性から、相対したハンターからは白銀の悪魔と謳われ、恐れられている。

存在の希少性、危険度の高さ故に素材の価値は相当に高い。
甲殻は研磨することで宝石のように輝くとされ、ハンターでなくとも欲しがる者は跡を絶たない。特に一本角はもはや美術品の如く扱われている。


かつてボウガンを携え、各地の飛竜を次々と狩り、『伝説のガンナー』とさえ謳われたハンターに重傷を負わせ、引退に追い込んだという逸話をもつことでも知られる。


◆『ココットの英雄譚』



ココット村にはモノブロスと死闘を繰り広げたハンターにまつわる伝説がある。

時はまだ「モンスターハンター」という稼業が満足に発展しておらず、モンスターの狩猟文化が十分に確立していない作中より遙か昔の時代にまで遡る。
当時はミナカルデ街がその先駆けになっていたが、ハンターを中心とした社会を作っている村も存在していた。ココット村もその一つである。

ある日、巨大なモノブロスがココット村の周辺に出没。人々を恐怖に陥れた。
このモノブロスを打ち倒すため、竜人族の青年がたった一人で戦いを挑むことになる。
当然、現在のように資材も設備も満足に整備されていない時代での狩猟は困難極まりなく、戦いは実に7日7晩に渡ったという。
砂漠という過酷な環境、食糧も水も尽き果てた最後の戦いの中、遂に青年はその一本角をへし折り、モノブロスを見事に討ち取った。


青年は『ココットの英雄』として、のちの時代にも広く語り継がれることになる。
そしてこの英雄譚に登場するこの青年こそ、現代のココット村の村長その人である。


これが契機となり、ハンター業は一気に発展し、作中の時代に至る。
つまりモノブロスの狩猟は、『モンスターハンター』の先駆けとも言えるのである。

今となっては一般的になったハンター業だが、この伝説から現代のハンター達にとってもモノブロスを単身で討伐することは『英雄』の必須条件であるとされており、ハンター界隈における一種の不文律として今なお長く引き継がれている。

そのためか、ギルドにモノブロスの狩猟依頼が出される時は決まって「必ず単独で狩猟しなければならない」という制約が課せられている。
なお亜種の狩猟についても通常種と同じく、この制約は適用されている。

『英雄』の名を欲するハンターは数多くいるが、その戦闘力の前に引退を余儀なくされた者、あるいは命を落としてしまった者は、毎年の様に報告されているという。


◆テーマ曲




「真紅の角/モノブロス」


初代モンスターハンターから登場しているフィールド「砂漠岩地」(MHP2Gからは「旧砂漠」)の汎用BGM。

昨今の乾燥地帯のBGMはアラビアンな印象に加えて荒々しい雰囲気が漂うものが多いが、こちらは抑揚の少ない緊迫したフレーズが終始続いている。途中から無機質なコーラスの様なものも含まれており、かなり不気味。
こちらが倒れるまで執拗に突進を繰り出すモノブロスとの戦闘が上手く表現された曲である。


テーマ曲ではあるが、ゲームとしてはあくまで汎用曲として扱われている。
そのためドスガレオスガノトトス等との戦闘でも流れた。しかし砂中や水中からハンターを追い詰める画として全く違和感がない。


初代からMHPでは「砂漠岩地」、MH2にて新しく「砂漠」が追加された後の作品からは「旧砂漠」として登場してきたが、MHP2Gを最後にモノブロスともどもリストラ。
その後、長い期間を経て、MH4Gにてモノブロスと共に堂々の復活を果たした。

最初期の曲ということもあり人気の高い曲。旧砂漠と共にこの曲が復活した際は、特に古参のハンターから喜ばれた。
が、肝心の旧砂漠は段差やら急斜面が大量に追加され見る影も無くなってしまい、多くの古参ハンターが涙した


◆登場作品

【MHP2G以前】



初代MH、MHG、MHPではメインモンスター、リオレウスを退け、一流のハンターとして成長した主人公の前に立ちはだかるオフラインの実質的なラスボスとして登場した。

主人公が拠点とするココット村にて、かつてハンターであった村長がたった一人で挑み、村を救った伝説。
そんな伝説をなぞるかの様に、再び現れたモノブロスに立ち向かうことになる。



戦闘スタイルとしては、陸戦に特化したリオレイアと同じような具合であり、それほど厄介な仕様は無く、至ってシンプル。
威力の高い攻撃を掻い潜り、こちらの攻撃を与えていくモンハンの基本的な動きで対処できる。
が、怒り状態になると特に敏捷性が大幅に強化される。油断していると矢継ぎ早な攻撃にあっという間にキャンプ送りにされかねない。

注意すべき行動は何と言っても「突進」、そして「地中潜行」。

突進はリオス種と比べて予備動作が分かりやすいが、速度、威力は段違いに高い。
モノブロス自身が巨体であるという点と、翼爪を下に向けて走る姿勢から思った以上に範囲が広いため、ガードできる武器種ならともかく、咄嗟に繰り出されると回避しづらい。至近距離で繰り出された場合は思い切って足元に潜り込むように回避しよう。
閃光玉が有れば突進を封印できる。が、怒り状態だと激しく暴れるため使い所には注意。
また、突進した先に岩や壁があると、勢い余って角が突き刺さってしまい、隙を見せる様になる。角を破壊する大チャンスであるため積極的に狙って行こう。なお、角を破壊すると、当然というか刺さることはなくなるため注意。

地中潜行は地面に潜ってからハンターがいた位置に飛び出してくるため、動き回っていれば当たることはない。飛び出すまで時間があるので、落ち着いて武器をしまって対処しよう。
音爆弾が有れば驚いて地中から半身を飛び出し、しばらく隙を見せる。角を破壊するために頭を集中的に狙うも良し、ダメージを稼ぐために柔らかい翼膜や胴体を狙うも良し。ただし、怒り状態になると音を意に介さなくなるため注意。

また、他には「咆哮」も注意すべき点である。
音圧は【大】で、喰らってしまった時の硬直はかなり長い上、効果範囲が他のモンスターと比較しても相当広い。
平常時はモノブロスの動作の長さもあり、喰らったとしても特に問題はないのだが、怒り状態ともなると動作が早まり、こちらが硬直している所へ平然と攻撃を仕掛けてくる。
予備動作は見切れないほど速い訳ではないが咄嗟に繰り出されると対処できない場合が多いため、戦闘時はいつ出してきてもおかしくないと警戒しておきたい。


なお、この頃の亜種は通常種の色違いのレア個体のような扱いであったため、行動は全く一緒。弱点も一緒なので対処は通常種と同じで良い。
ただし、通常種と比較すると怒り状態時の敏捷性の強化幅が著しく高い。一旦怒り出すとあの巨体が相当すばしっこく動き回る。



ココット村発祥の不文律は、ゲーム内にも現れており、メインシリーズで登場した際は決まって村クエストにしか登場しない。
つまり、集会所と違い多人数でクエストを受注することができず、自ずと単身での狩猟を強いられることになる。
これは「村」の概念も無いMHFでも尊重され、「参加人数1人」の制限が掛けられている。

また、こういった裏返しから、上位ランクのクエストは集会所でしか受けられなかったこともあり、MHP2以前の作品では上位以上のランクでモノブロスは登場しなかった。

MHP2Gでは村上位の導入により、念願の上位への参戦を果たす。
が、初顔合わせはよりにもよって村上位2番目の緊急クエスト、しかも通常種と亜種の二頭同時クエストである。
緊急クエストなために該当ランクより一段劣る武具で戦わされるハメになり、頭を抱えたハンターも多いだろう。
また同作では上位の亜種は単独クエストが存在せず、二頭同時クエストかガノトトスとの抱き合わせの大連続狩猟のみとなっている。

ただ村クエストでは単身ということもあって体力に下降補正が加えられている他、モノブロス自身特にトリッキーな動作をしてくることもないモンスターであるため、順当にストーリーをこなしてきたハンターならば、攻略は難しくないだろう。


MHP2G時代の亜種は古龍や超大型を除くモンスターの中では体力の基礎値が最高となっていた。
具体的には6000。2位のディアブロス亜種やガノトトス亜種は4400なので1.5倍近い差があるのだ。
だが村クエストの仕様上、体力に下降補正がかかり、上位でも連続狩猟クエストにしか登場しないため、やっぱり体力に下降補正がかけられてしまう。
体感的にはそこまでタフには感じられないだろう。


単身狩猟が前提であるためか、状態異常に対する耐性は低め。
特に毒に対する耐性が低いため、突進や地中潜行で攻撃できるチャンスが少ないモノブロスには割と有効である。


ストーリーを進めていくと、ディアブロスは大抵モノブロスの後に登場してくる。
モーションとしては大した違いはないはずなのだが、「ディアブロスの弱いバージョン」という印象をもっていたハンターは多い。
あちらはG級にも登場してくるためだろうか。


【MH3〜MH4】



メインシリーズであれだけ存在感を出してきたにもかかわらず、MH3でリストラ通告。
しかも近縁種のディアブロスの方はしっかり参戦しているというのがまた何とも言えない。 

MH3系列は「モンハンの原点回帰」として一新されたシリーズであり、新規モンスターを取り入れ、数多くの既存モンスターを削っていく必要があった中で、ディアブロスと比較して、「ココット村」と縁深いモノブロスは登場させ辛かったのかもしれない。


その後、MH4でまたまたモンハンシリーズは心機一転。
乾燥地帯のフィールドが登場しなくなったために、ディアブロス諸共リストラとなった。
これにてブロス科は仲良く長期休暇…と思いきや、なんとディアブロスは竜人問屋にて素材のみではあるが参戦(?)が確認。裏切り者め

ディアブロスの装備は大剣使いを中心に需要の高い装備でもあるため、本竜が不在の中でも辛うじて存在をアピール。
反面、モノブロスはもうどんどん影が薄く…


【MH4G】



…そしてMH4の拡張版としてMH4Gの発売が決定。そのプロモーション映像第2弾にて、かつてのフィールド「旧砂漠」が改悪リニューアルされて登場することが判明する。

映像はドスゲネポスが部下を引き連れ、アプケロスを追いかけるシーンから始まる。
部下をけしかけて獲物を壁際に追い詰め、飛びかかろうとした次の瞬間、


テーマ曲「真紅の角」と共に、地中から突如としてドスゲネポスを急襲するモノブロスが登場。


実に6年越しの復活。
ディアブロスも復活していたが、同映像では最大の目玉としてメインを張っていた。


ストーリー上では、ドンドルマへの古龍来襲に備え、街の強化の要となる指揮官の砂上船に接近する形で出現。
主人公は指揮官の救出のため、衝突する事になる。

プロモーション映像でのムービーはモノブロスとの初邂逅にて使用されるもの。
まるでモノブロスがドスゲネポスを串刺しにしているかのように見えるが、よく見るとドスゲネポスは角と鼻先の間に引っ掛かっていることが分かる。
モノブロスはドスゲネポスを顔に引っ掛けたまま引き摺り回し、部下ごと壁へ叩きつけ、まだ終わらんとばかりに突進を繰り出し、今度こそ角で串刺しにしようとするが、紙一重で躱される。
その時、たまたま主人公がいた足場にモノブロスの突進が直撃。衝撃で振り落とされた主人公に対象を移し、咆哮をあげて襲いかかる…といったムービーとなっている。

一度目に映った生物には執拗に攻撃を加える獰猛性が垣間見えるムービーである。
一方で一見すれば串刺しにされたはずのドスゲネポスが平然と逃げていく姿に衝撃を受けたハンターもいたとか



村クエストの仕様により、今まで上位個体までしかいなかったモノブロスだが、今作の「高難度クエスト」の登場に伴い、とうとう念願のG級への進出を果たした。
亜種に至ってはG級個体のみの登場となっている。



戦闘能力はと言うと、今まで「劣化ディアブロス」という印象があった過去作から一転。
ディアブロスには無い専用モーションが多数追加され、明確に区別された行動を取るようになった。

具体的に、あちらと比較すると突進の頻度が少なくなったが、こちらに向かって走ってくるような移動モーションを多用し、
ある程度近寄るとお馴染みの突き上げ攻撃やタックル、角を用いた新規モーションなど、多彩な攻撃を仕掛けてくる。
特に移動モーションは単純に距離を詰めるだけで無く、ハンターの側面や後方に回り込もうとする性質があるため、位置取りを狂わされて対処を誤ったり、向かってきたところを返り討ちにしようとして思わぬ痛手を負うことになりかねない。

突進の頻度こそ少なくなったが、こちらとの距離を積極的に詰めてこようとするため、壁際なんかに追い詰められた日には冗談抜きでハメ殺しに遭う可能性が非常に高い。
怒り状態ともなれば速度が上がり、一層攻撃の間隔が狭まる。
今作の旧砂漠は狭いエリアもあるので尚更危険。


亜種に至っては通常種に輪をかけて別物と化しており、劣化なんて言ってられないぐらいの難敵に大変身を遂げている。

まず突進。
真っ直ぐ突っ込んでハンターを通過するや否や、ドリフトしながら反転、そのまま再度突っ込んでくるようになった。
このドリフト後の突進はかなりホーミング性能が高く、武器をしまって全力ダッシュしていても相当意識しなければ普通に轢かれてしまう。武器を出している状態ならば尚の事であり、真面目に回避性能の向上を視野に入れておく必要があるレベル。
もちろん最初の突進を迂闊に緊急回避した日には待ってましたと言わんばかりに吹っ飛ばされる事になる。

更に新規モーションとしてクラウチングスタートのように発進する突進が追加。
おもむろに両翼爪を地面に据え、一瞬力を溜めた後、思わず目を疑う超スピードで突っ込んでくる。今作のモンスターの中で最速なんじゃないかというぐらい本当に速い。
この突進の恐ろしい所はそんな超スピードが初速からであるという点と、発進まで正確に軸合わせしてくるという点。
この2点が合わさる事により、仮に至近距離で発進態勢を取られた場合、少しでも反応が遅れると容赦なくぶっ飛ばされることになる。ガードできる武器種なら兎も角、そうでない武器でしまうのが遅れたら…
更に厄介な事にこの突進、発進態勢から突進終了までスーパーアーマー状態となっている模様。
発進態勢を見て閃光玉を投げて目を眩ませようが部位破壊しようが、関係あるかと言わんばかりに問答無用で突っ込んでくる。

こんな凶悪な突進を追加された上で、最も恐ろしいと言えるのは、過去作からの特徴だった怒り状態時の敏捷性の高さ。
ただでさえ速い突進の速度がもう凄まじいことになり、クラウチングスタート突進ともなれば何が起こったのか分からないままキャンプ送りにされてしまうレベル。

この超スピードに咆哮の組み合わせは相変わらず脅威であり、過去作から頻度が落ちたとはいえ、いざ竦んでしまうと追撃確定という極悪さをもつ。

総じて、村クエストの存在でありながら今作のモンスターの中でもかなりの強敵に仕上がっている。たかだか通常種より多少動きが速いぐらいだろうと油断してるとえらい目に遭う。
反面、あんまりにもスピードが早くなりすぎた影響からか、各種突進のホーミング性能は通常種よりも低め。
とはいえいきなり繰り出されて避けられないようでは元も子もないため、本種との戦いにおいては「回避性能」スキル、余裕があれば「高級耳栓」の採用もおすすめである。


亜種ともに、主に移動モーションの存在から、飛竜骨格でありながらまるで獣竜種の如き戦闘スタイルを取ることが特徴である。
今までのように突進にだけ注意していれば良いとタカを括っているとあっという間にキャンプ送りにされかねない。

一方で、今まで必需品であった閃光玉や音爆弾は今作も問題なく使える。特に閃光玉は怒り状態であってもかなり大人しくなるように調整されたため、過去作以上に有用である。
また、状態異常耐性についても相変わらず低めであり、特に麻痺に対してはかなり弱くなった上、拘束時間もかなり長い。
どうしてもついていけない場合は状態異常属性の武器を担いでみると良いだろう。特に麻痺に関しては使用してくるモンスターも多い。

ちなみに、地中潜行における攻撃については亜種ともに特に変更がない。これに関しては相方のディアブロスの方が大きく強化されている模様。



MH4からの目玉要素として狂竜ウィルスの存在が挙げられるが、意外な事に狂竜症を発症した個体が亜種ともに現れていない。
もともと個体数も少なく、他の生物もいないような砂漠に生息するため、感染しにくいのかもしれない。仮に感染したとしても人の目につく前に死亡している可能性もある。
もし仮に発症個体がいれば変速スピードの応酬で相当厄介なモンスターになっていただろう…

なので極限個体もいない。
代わりに相方のディアブロスが極限化。なんとクラウチングスタート突進等、モノブロスの専用行動を平然と使用してくる。せっかくの区別要素が…


他のMH4系列の要素と言えば、「未知の樹海」を舞台とした「探索」、およびそこから派生する「ギルドクエスト」。ここで、モノブロスはG級探索に出現こそするが、モノブロスの狩猟を対象としたギルドクエストは存在しない。
ギルドクエストは他のハンター達にも共有でき、協力できる仕様となっているため、例の不文律に反することになるためだろう。
もしすれちがい通信やらでモノブロスが登場するギルドクエストが手に入った場合、100%改造クエストである。注意しよう。


【MHX以降】



MH4Gの次回作として、MHXの発売が決定。
ディアブロスの存在もあるため、2作続けて再登場は流石に難しいかと思われた。
が、今作では旧砂漠、並びにヤドに本種の頭骨を使用したダイミョウザザミの続投も決定、
更には新たなフィールドとしてMH2時代の「砂漠」が追加。
更に更になんと本種とは縁深いココット村が復活。

これはもうモノブロスの続投は約束されたようなもんですよと言わんばかりの要素がてんこ盛り。最早心配すらしていないハンターも多かった。

プロモーションにてなんの発表もなかったのが気になるが、ははーんさてはサプライズ参戦だなといざMHXの村クエストを進めていくと、


モノブロスがいない。


あれ?じゃあ依頼クエストかなとそれぞれこなしていくと、


モノブロスがいない。


どこにもいない。


…そう、まさかまさかの



モノブロス、リストラ



と相成ったのである。 

ここまで要素を盛り込んでおきながら、ここまで土壌を整えておきながら、誰が再びリストラされる事になると予想できただろうか。
謎である。

とはいえ、今作は砂漠ステージが揃っておきながらディアブロスすらリストラされているという前代未聞の状態になっている。
そういう事情もあったため、ハンター諸氏は何か泣く泣く削るより他ない理由があったのかも知れない…
と不満は残しつつ、とりあえずは自身を納得させ、次回作の登場に期待した。



そしてそして次回作、拡張版のMHXXが登場。
今作では相方のディアブロスが堂々の復活。
更に同期モンスターのラオシャンロンが復活。
ついでにダイミョウザザミのお仲間、ショウグンギザミのヤド元であるグラビモスが復活。

さぁもう後はモノブロスだけ、という状態になった今作。
さて蓋を開けてみると、



モノブロス、堂々の不参戦



という事になっていました。
本当に謎である。

しかも今作、初代モンスターハンターに登場したモンスターは彼を除いて全員参加している。
酷すぎる。何がどうしてこうなった。


この後、MHWorld、MHRiseとシリーズは続いていくが、相方のディアブロスが続投していくのを尻目に、こちらは一切出番が無くなってしまった。

ちなみに、同じく単身狩猟限定であったナナ・テスカトリはMHWorldでマルチプレイにも対応したことで登場を実現している。
モノブロスの不文律は相変わらず破られることはなかったが、これが良い事なのかどうなのか…
まさか絶滅したんじゃあるまいな


MHRiseでは、大型拡張コンテンツである『Sunbreak』において、本種の頭骨をヤドにするダイミョウザザミがMHXXぶりに復活することが判明。

「もしかすると…」と淡い希望を抱いたハンターもいたが、案の定モノブロスが復活することはなかった。
しかし相変わらず角だけは「古びた真紅の角」と言う形で登場。ダイミョウザザミのヤド破壊または捕獲以外では入手できないため、それなりに特殊な立ち位置になっている。

ちなみにMHWorld以降はグラフィックがかなりリアルになっており、ダイミョウザザミもかなり現実味に溢れた見た目に、さらにヤドにされているモノブロスの頭骨も非常にリアルにリデザインされている。
だからどうしたと言う話ではあるが。


【MHST/MHST2】



MHSTでは、クリア後ではあるものの、通常種と亜種の両方に登場の機会が与えられた。

個体数の少なさを反映してか、通常種はある程度遭遇が期待できるのは帰巣を狙えないダンジョン内で、帰巣を狙える「クバ砂漠」で見かける機会は非常に少ない。
…素材に関しては後にDLサブクエストによって救済されているのだが。

また、運良くモノブロスと遭遇しいざ交戦となった場合の野生の個体もまた特徴で、通常種はパワー/スピード/テクニックの3竦みのどれかを必ず仕掛けてくる。
野生の個体は怒り状態など行動パターンが変化するトリガーを持っている場合もあるが、通常種は怒りはあれど行動パターンが変化することは無い。

オトモンの方はというと、一応パワータイプではあるが、アクティブスキルは3竦みのそれぞれ対応するものを習得し、更にパッシブスキルも真っ向勝負に特化したスキルが付き、完全に真っ向勝負に特化したオトモンになっている。
そのため、真っ向勝負にならないアクティブスキルを得意とする相手にはやや厳しく、攻撃が当たりにくくなるバフ/デバフスキルを持っている場合は更に厳しくなる。

亜種は発売当初は伏せられていたが、DLサブクエストの解禁を以て参戦した。
亜種は通常種と打って変わってパワー中心だが、怒り時にテクニック攻撃を織り交ぜて2回行動という行動パターンの違いと、「急所突き」という即死系スキルが特徴。
サブクエストの巣で亜種のタマゴが入手できるが、タイトルアップデート第2弾以降は通常の巣からもタマゴが入手できるようになった。
オトモンの方も通常種とは活躍のさせ方が異なり、即死系の「急所突き」、および強力なスキルのお約束である命中率の低さを補う「ロックオン」を習得するため、真っ向勝負にならない方が強みを生かせるようになっている。



MHST2では通常種、亜種の両方がクリア前から登場するように登場時期が前倒しされた。

各フィールドの中で格上の強さを誇る「キングモンスター」枠であり、確実に遭遇できるようになっている。
確率は55%程度と不安はあるが、討伐直前にペイントボールを投げつけておけば帰巣も狙える。

行動パターンはMHST2の他のモンスター同様パターンが単純化されており、通常種の場合は通常状態がスピード攻撃の真っ向勝負、潜行状態が真っ向勝負にならないアクティブスキル、怒り時がパワー攻撃の真っ向勝負、亜種は通常種の通常状態と怒り状態のパターンが逆という具合。
真っ向勝負はダブルアクションを駆使すれば攻撃を止められるし、潜行状態は「音爆弾」を投げつけるか、狩猟笛の「爆音の歌」スキルで強引に解除できるため、実は他のキングモンスター、特に通常種と同タイミングで挑戦できるティガレックスに比べれば突破は難しくない。

亜種の「急所突き」は「デスホーン」に名を改め、他のオトモンに「伝承の儀」で渡すことが出来るようになっている。
共闘探索では一掃攻撃が出来ず戦闘速度も2倍固定で演出カットが出来ないため、即死技である「デスホーン」が重宝されている。
また、「ロックオン」も引き続き習得するが、「デスホーン」の命中率改善はそれ自体の遺伝子強化によってするもののため、実は「デスホーン」とのセットは意味が無い。

メインシリーズでは活躍の場がなかなか与えられなくなってしまったモノブロスだが、MHST2はハンティングアクションではない外伝作品であるし、パートナーの立場にもなる世界観もあってか、例の不文律は及んでいない。

…開発陣はいずれはメインシリーズのモンスターは全員登場させたい、と発言していたので、どうやら『ストーリーズ』に関してはモノブロスも安泰のようだ。


◆攻撃手段

【MHP2G以前(攻撃)】



  • 威嚇
    • 地面を片脚で蹴り、尻尾を叩きつけ、唸り声を上げて威嚇する。
      • 怒り状態移行時は確定で使用。
        攻撃チャンスだが、片脚の蹴り、尻尾の叩きつけには攻撃判定がある。
      • ダメージは微弱なため別に気にするほどでもないのだが、尻尾を喰らうと何故かモノブロス前方にぶっ飛ばされる。
        特に怒り移行時はそのまま追撃を貰いかねないため、尻尾狙いの時は注意。
      • 尻尾を切断していると尻尾の判定は消失する。
      • ハンターを発見した時も威嚇するが、こちらは怒り移行時のバサルモスの咆哮と同じく、身体を前面に押し出すように吼えるモーション。ただし、同じモーションなだけでバインドボイス効果は無い。

  • 咆哮
    • 上体を起こし、天を仰ぐように咆哮。割れるように甲高い絶叫を上げる。
      • ブロス科の名物の一つ。
        音圧は【大】で、他モンスターと比べて遥かに範囲が広く、喰らってしまうと極めて長い時間竦んでしまう。
        平常時はモーションが終了して次の行動に移るまでにギリギリ拘束が解けるが、敏捷性が強化される怒り状態ではそうはいかない。
      • 恐ろしいことに気絶値が設定されている。咆哮自体にダメージはないが、場合によっては竦んだ瞬間気絶ととんでもない展開になることも。
      • 怒り状態移行時に咆哮するモンスターは多いが、モノブロスは威嚇するだけで咆哮はしない。
        が、戦闘中になんの前触れもなく発してくるため不意を突かれやすい。
        特に怒り状態時はいつ放ってきてもおかしくないと思って行動しよう。

  • 突進
    • 翼を広げて唸り声を上げた後、頭を低くして構え、角を突き出した状態で勢いよく突っ込んでくる。
      • ブロス科の名物にして最大の技。速度はリオレイアなどの他飛竜の比ではない。
        若干のホーミング性能があるが、そのスピードの高さゆえに攻撃判定自体は一瞬なので、回避性能を積んでいれば、前転ですれ違うように回避可能。
      • モノブロスの十八番と言うこともあって使用頻度が高く、ヘタをするとシャトルランのようにあっち行ったりこっち行ったりされ、こちらの攻撃がままならなくなることもしばしば。
      • 突進の先に高台や特定の岩があると、角が突き刺さってしまい、しばらく抜けなくなってしまう。大チャンスなうえに落とし物まで手に入るため、積極的に狙っていきたい。ただし、角を破壊すると刺さらなくなる。
        ちなみに刺さった瞬間、高台には震動が発生するため、喰らってしまうと攻撃チャンスが減ってしまう。高台に乗って誘き寄せる時は注意。
      • 閃光玉で目を眩ませればこの技を封印できる。が、怒り状態時は激しく暴れるため、使い所は一長一短。ガンナーならば話は別。積極的に狙っていこう。
      • 突進終わりはスライディングでブレーキをかけるか、ハンター直前で急停止し、後述の角突き上げに派生してくるパターンもある。

  • 角突き上げ
    • その場で一瞬身を引き、角で突き上げる。
      • 喰らうと真上に跳ね飛ばされる。攻撃判定は見た通りモノブロスの顔ぐらいしかないため、真正面にいない限り当たることはない。

  • 地中潜行
    • 角と翼爪を使って地中に潜り、ハンターの位置付近へ潜行、そのまま勢いよく飛び出し、角で突き上げる。
      • ブロス科の名物の一つ。
        潜る際の角に当たると微弱ダメージ、潜る瞬間に風圧【大】が発生。飛び出しを喰らうと大ダメージとともに真上にかち上げられる。風圧を喰らってしまうと飛び出しの回避が難しくなるため注意。
      • 飛び出してくる場所は、尻尾が潜り切った際にハンターがいた直線上。
        常に移動していれば回避できるが、抜刀移動が遅い武器では引っ掛けられる可能性が高い。地面に潜ってからこちらの位置に移動するまでラグがあるため、できれば武器をしまってダッシュしたい。
      • ガードしても防げるが、きちんと飛び出してくる位置を向いてないとめくられる可能性がある。飛び出してくる直前に砂埃が上がるのでその位置を確認しよう。
      • 音を頼りにこちらを捕捉しているため、音爆弾が有効。付近に向かって炸裂させると驚いて上半身だけ中途半端に飛び出し、身動きが取れなくなってしまう。
        絶好の攻撃チャンスだが、頭を振り回してるため角破壊が少々狙いにくいか。
        怒り状態時は無効化してくるので注意。
      • 落とし穴、シビレ罠を設置しているとこの技で下から突き上げ、破壊してくることがある。罠にかけるときはタイミングを慎重に。

  • 尻尾回転
    • 体を半回転させ、尻尾で薙ぎ払う。
      • 160°ぐらいの回転を2回。他の飛竜種も使用する基本攻撃。
        攻撃判定は移動する壁のようなイメージで、明らかにハンター身長より高い位置で尻尾が振り回されているのに、尻尾下を通過するとぶっ飛ばされる。まぁこれは他の飛竜種にも言えることだが。

  • 尻尾振り
    • その場で尻尾を使い、後ろを打ち払う。
      • 右→左と扇形に打ち払うが、左へはモノブロスの前方まで振るため、左側の範囲が大きい。
      • 予備動作が皆無に近いため、突発的に出されると食らいやすい。それを狙ってか、特に突進、地中潜行後は高確率で使用してくる。
        遠くに行ってしまったモノブロスを後ろから追いかけているとものの見事に薙ぎ払われるため注意。
      • 尻尾を切断していると範囲がかなり縮小する。

  • タックル
    • 片足を軸にして一瞬力を溜め、そのまま身体を突き出すように体当たりを仕掛けてくる。
      • ガノトトスでお馴染みの攻撃。出が早い上に攻撃範囲が広く、高威力と3拍子揃った技。
        ただしガノトトスと違い見た通りの攻撃範囲で、体の反対方向に攻撃判定があったりはしない。

  • 噛みつき
    • 前方に噛み付く。
      • 威力は低く、滅多に使用してくることもないため、特に注意する必要はない。ちなみに勢いをつけて噛み付くため尻尾が振れるが、この尻尾に当たると何故かモノブロス前方まで吹っ飛ばされる。


【MH4G(攻撃)】



  • 威嚇
    • モーションに特に変更なし。
      • 脚、尻尾に攻撃判定があるのも相変わらず。

  • 咆哮
    • 2パターンに増えた。
      • 一つは天を仰ぐように咆哮するお馴染みのもの。
        もう一つは、過去作でハンターを発見した時に行う威嚇モーションにバインドボイス効果が付与されたもの。こちらは新規になる。
      • 後者は天を仰ぐものより遥かに動作が短いにもかかわらず、音圧は据え置きの【大】であるため、過去作を経験した人はいきなり先手を取られるかもしれない。
      • 乗られた状態で行うのも後者。

  • 突進
    • モーションに変更なし。 
      • 今作では後述する旋回追跡の存在があるため、頻度は過去作に比べて低めに落ち着いている。
        突進後は以前のスライディングよりも角突き上げに派生させる確率が高くなった。
      • 壁に誘導すると角が突き刺さる弱点も健在だが、特定のオブジェクトに限定されるようになった*5
        対象外の高台や段差に突き刺さった場合、地中へ潜行するという荒技で抜け出し、そのまま高台、段差上のハンターに反撃してくる。
      • また、今作の旧砂漠では突き刺せるオブジェクトに破損の概念がついてしまったため、何度も使用することはできない。

  • ドリフト突進
    • 亜種限定行動。
      突進で通り過ぎた後、両脚を使って向きを変え再度突っ込んでくる。
      • ティガレックスを彷彿とさせる折り返し突進。当然、最初の突進を迂闊に緊急回避した日にはものの見事に2発目に轢かれる。
      • だがこの技の警戒すべきところはそれだけではない。まず恐ろしいのはそのホーミング性能の高さ。
        抜刀状態の移動程度ではほぼ間違いなく引っ掛けられるレベルで、武器をしまう余裕すらそれほどないため、ガードできない武器種はフレーム回避か回避性能スキルの運用が視野に入る。
      • ならガードできる武器なら問題ない…と思いきやこの突進、通常の突進より威力がかなり高く、ガード性能が低い武器種ではノックバックしてる最中に後ろからぶっ刺されることになる。
        ランス、およびガンランスなら反動を受けこそすれ、ギリギリ後ろを向いて対処可能。ただそれでもガード性能スキルは必要になる。
      • 性能も威力も通常の突進と異なるにもかかわらず、出し始めは普通の突進と見分けがつかないのもまた厄介な点である。
      • ちなみに、ドリフト突進後は確定でスライディング停止。

  • クラウチング突進
    • 亜種限定行動。
      翼爪を地面につき、片脚で地面を蹴りつけた後、猛烈なスピードで突っ込んでくる。
      • まず目を見張るのはそのスピード。誇張抜きで今作登場のモンスターの中で最速かというレベルで、ステージの端から端まで瞬く間に爆走してくる。しかもその速度が初速からと言うのだから溜まったものじゃない。
        それほど勢いが凄まじいためか、突進先にツタ登りが必要なほどの高台があっても、その勢いのまま駆け上がってくるから恐ろしい。
      • ホーミング性能もかなりのものなのだが、発進するまでかなり正確に補足してくるのが特徴で、特に怒り状態時ならば全力ダッシュでギリギリセーフ、段差や傾斜に少しでも捕まればアウトというとんでもないレベル。しかもこの発進態勢、ハンターが真後ろにいようがいきなり反転して構え出す。
        予備動作は分かりやすいとはいえ見てから回避できませんでした的な展開になることが多いため、納刀が遅い武器種は回避性能の運用が冗談抜きでオススメ。
      • 更に更に、一旦この発進態勢をとると、突進終わりまでスーパーアーマー状態となるらしく、閃光を喰らわせようが部位破壊しようが一切怯まずに突撃してくる。
      • 幸いにもドリフトで折り返してくることはないため、緊急回避やガードをしても安心。また使用後は確定で威嚇するため、上手く対処できれば反撃のチャンス。
        ただ怒り状態ではランダムになってしまうため注意。

  • 地中潜行
    • モーションに変更なし。
      • 相方のディアブロスの方には様々な強化モーションが追加されたが、こちらには特に何の変更もない。
        地面に潜ってから飛び出しまでの時間が長くなったため、過去作よりも回避しやすくなっている。

  • 旋回追跡
    • 新規モーション。
      予備動作なしで、ハンターに向かって走り出す。
      • モノブロスに当たると微弱ダメージを受けるが、厳密には攻撃ではなく移動モーション。ただそれだけなのだが、今作のモノブロスが強化された最大の要因とも言える要素である。
      • こちらに向かって単純に走り寄るパターンと、こちらの背後に回り込むように旋回しながら走ってくるパターンがある。
        また、あくまで移動扱いなため、軸合わせもせずにいきなり走り始める。
      • この動作で厄介なのは、ハンター付近に接近した後、後述するすべての技に派生してくるという点。
        何を繰り出すかによって回避のタイミングが異なるため、慣れていないといざ近付かれた時の対処が難しい。
      • 攻撃の合間合間にとりあえず感覚で使用してくる上、軸合わせも必要としないため「攻撃を躱されたと思ったらいきなり背後に回り込まれて反撃をもらった」という展開になりやすい。結構な速度で走り回るので下手に追いかけて攻撃しようとするとかえって危険である。
      • MH3系列をプレイしたハンターなら既視感を覚えるかもしれないが、獣竜種の行動に似通った特性をもっている。
        ならば一番無難な対処方法は、獣竜種よろしく、その場から一歩も動かないこと。
        近付かれればいきなり仕掛けてくるが、裏を返せば近付くまで何もしてこないため、動かず待ち構えてガードなり回避の準備をしておけば、少なくとも不意をつかれることはない。
      • この行動の存在で突進の頻度が低くなったため、モノブロスを追いかけっこする機会はほぼ無くなった。むしろ今作で追いかけられるのはハンターの方である。

  • 角突き上げ
    • モーションに変更なし。
      • 相変わらず判定は狭いが、旋回追跡から放ってくることもあるので過去作よりは喰らい得る機会も増えた。

  • ぶちかまし
    • 新規モーション。
      一瞬体を引いた後、間髪入れずに角を突き出すように飛び込んでくる。
      • 基本2度放ってくる攻撃で、それぞれ最大90°ほど向きを変えてハンターを捕捉する。前進しながら放つため意外と結構な距離を離される。
      • 予備動作が非常に短いのが特徴。見てから回避するのはかなり難しい。おまけに判定は上半身から上とそれなりに広い。
        喰らった部位でハンターの動作が異なり、胴体だと単純に吹っ飛ばされ、頭部だと真上にカチ上げられる。
      • 使用頻度が相当高いので壁際にまで追い込まれると、場合によっては何連発もされハメ殺しの憂き目にあう。威力が控えめなのが救いか。

  • 尻尾回転
    • 尻尾を地面に擦りつけながら薙ぎ払うようなモーションに変更。
      • モーション変更で過去作よりは納得できる判定になった。もともと予備動作がない攻撃なので、旋回追跡で派生されると不意を突かれやすい。

  • 尻尾振り
    • モーションに変更はなし。
      • 突進や地中潜行後に高確率で使用するのは相変わらずだが、旋回追跡から派生される場合は軸合わせもせずにいきなり放ってくるため、こちらも不意打ち感覚で吹っ飛ばされる可能性大。

  • タックル
    • モーションに変更はなし。
      • 一瞬溜める動作から、旋回追跡で派生される技の中では回避のタイミングがワンテンポ遅い。うっかり回避しようとすると引っ掛けられやすい。

  • 噛みつき
    • モーションに変更はなし。
      • 尻尾に当たると何故かモノブロス前方まで吹っ飛ばされるのも相変わらず。


◆破壊可能部位



    • 角が折れる。
      • 角の上位、G級素材は破壊報酬でしか手に入らないため、積極的に狙っていきたい。
        頭の肉質は固い方だが、閃光玉で目が眩んでいる時、壁に突き刺さった時、音爆弾で地中から引き摺り出した時など狙い目は多い。
      • ちなみに角を破壊すると壁には突き刺せなくなる。

  • 尻尾
    • 切断可能。
      • 剥ぎ取り回数は2回で、延髄や尾甲が手に入る。ちなみにどちらもディアブロスからも入手可能。
      • リーチが短くなるので尻尾回転、尻尾振りなどの一部の攻撃は避けやすくなる。

  • 背中
    • 背中の甲殻が砕け、ヒビが入る。
      • 乗り攻撃が追加されたMH4Gから破壊可能に。
        判定は胴体と共有しているらしく、無理に背中を狙わなくても破壊できる。耐久値も高くないため、気がついたら壊してた、なんてことも。
      • 得られる素材は主に堅甲、重甲など。特に破壊しないと得られない素材があるわけでもないため、さほど気にしなくてもいい。


◆弱点属性・部位



【MHP2G以前】

  • 弱点属性
    • 通常種は雷=氷>火。
      • 総合的に見れば同程度に有効だが、雷は柔らかい部位に、氷は硬い部位に効きやすくなっている。
        火は多少通る程度なのであまりお勧めしない。
    • 亜種は通常種と変わらない。

  • 弱点部位
    • 通常種は斬撃なら尻尾>翼膜。打撃なら首>尻尾。射撃なら尻尾>首。
      • 背中、翼、頭は特に硬いが、それ以外の部位なら割とどこを狙っても柔らかい。次点で硬い脚でも40%は通る。
      • 斬撃と打撃に比べて、何故か射撃に対して著しく弱いのが特徴で、特に尻尾は射撃なら120%通るという意味不明な数値になっていた。
    • 亜種も通常種と全く変わらない。肉質も全く一緒。射撃に対する耐性が異様に弱いのも一緒である。
      よくそんなんで伝説のガンナー倒せたな


【MHP4G】

  • 弱点属性
    • 通常種は雷>氷>火。
    • 過去作から氷の耐性が若干上がった。ただ本当に少し上がっただけなので、氷を担いで行っても良い。
    • 亜種も通常種と一緒。

  • 弱点部位
    • 通常種は斬撃なら尻尾先端>翼膜=尻尾。打撃なら首>翼膜=尻尾。射撃なら尻尾先端>首。
      • 過去作と比べて全体的に肉質が硬くなった。とはいえ、それでも良心的な範囲であり、背中、翼、頭以外なら相変わらずどこも柔らかく、弱点特効が発動する部位も多い。
      • 尻尾は上半分と下半分で判定が分かれており、上半分はかなり硬い背中判定である。狙う際は付け根あたりを狙うと良い。
      • 射撃に対して弱い傾向も変わっていない。流石に過去作みたいにアホほど通るとまではいかないが、それでも尻尾先端は80%、次点の首は70%も通り、最低ラインの頭と背中ですら35%とそれなりに通る。
    • 亜種は通常種と全く同じ。


◆武器



モノブロスの甲殻の色が反映されたと思しき暗めの褐色をベースに、一本角の真紅色が刃にあしらわれた武器群。
亜種素材を用いたものは清潔感あふれる純白の武器となる。

片手剣、ランス、太刀とラインナップは少なく、
特にガンナー用武器は亜種素材を用いたヘビィボウガンのみで、それ以外は残念ながら存在しない。
他に彼の素材を使用した武器は、双剣とハンマーがあるが、ディアブロス素材との混成武器である。

モノブロス自体は属性攻撃を持たないが、なぜか生産できる武器には属性を帯びているのが特徴。
MH3以降では無属性武器を属性武器として目覚めさせる「覚醒」というスキルがあるのだが、このスキルがまだ無かったMHP2G以前でこのようになっていたのはモノブロス武器だけである。


通常種武器は属性。

MHP2以前は、正直に言ってしまうと扱いは悪かった。
村クエストの仕様から下位素材しか手に入らないため、基本的にそこで強化が止まってしまう上、強化にはレア素材のモノブロスハートが大量に要求される。
それで苦労して作ったとしても、とてもではないが上位には持っていけず、下位限定と割り切って使うにしても費用対効果が悪い有様だった。

が、MHP2Gでは村クエストに上位が出現。
上位モノブロスが現れたおかげで、ようやく上位への進出に敵う性能をもつことができた。
更に更に、ラスボスのウカムルバス討伐後にはなってしまうが、モノブロスの上位素材とG級の採取素材を注ぎ込むことで、上位武器をG級性能にまで底上げした「G武器」の作製が可能に。
他のG級武器と比べると性能は若干劣り、火属性武器としてもライバルが多いのは否めないが、G級クエストへも充分実用的な武器となった。

MH4Gでは、正真正銘のG級個体が登場。
念願のG級進出を果たした。
性能はと言うと、斬れ味こそ低めなものの、物理重視の属性武器としては一線級と言ってもいいものに進化。
物理特化でなおかつ火属性、ということもあり今作のラスボス、ゴグマジオスとの相性もいいのがまた魅力である。
ただ、片手剣だけは相方のディアブロス武器の強化過程武器という扱いになってしまい、G級武器への進出は叶わなかった。


亜種武器は、または属性。
…なぜ水属性なのかはこの際置いておくとして、モノブロスの第一弱点である氷属性を帯びているとは何事だ。
外見からイメージされるのは分からなくもないが、不思議である。

さて性能の方は、MHP2以前ではぞんざいな扱いだった通常種武器とはうって変わって優秀だった。
他のモンスターの素材を使うことで上位相当に強化できることが多く、しかもそのほとんどが該当ランク内では高性能。
MHP2GでのG武器も水や氷属性のライバルが少なかった都合もあり、採用されやすい。ラスボス戦後では優秀なものも出てくるためやはり遅れをとるが、ストーリー攻略用の武器としては頼りになる。

MH4GのG級武器も優秀な部類。
今作は氷属性の強力な使い手がいるため氷属性武器としては少々分が悪いが、それでも全然優秀。
水属性武器としては相変わらずライバルが少ないため、こちらも一線級の武器として採用できるものとなっている。


余談だが、ガンナー用武器は前述した通りヘビィボウガンだけで、しかも亜種素材からしか作製できない。
モノブロス亜種といえば、かの「伝説のガンナー」とは因縁深い存在。
唯一作れるのが亜種素材からだけというのは中々面白い。

…が、肝心の性能は通常弾こそそこそこ入るものの、貫通弾と散弾は2発ずつしか入らないというとんでもないシロモノ。しかもこれMHPで改善されてこの結果であり、デビュー作のMHGでは1発ずつしか入らないというムチャクチャさであった。

オマケに設定資料集『ハンター大全』では、「徹甲榴弾や拡散弾が全レベル2発装填可能」などと大ウソが書いてある始末。
本来はそれぐらいの性能に仕上げたかったのかもしれないが、何らかの設定ミスが生じてしまったのか…

しかしそんな亜種ヘビィボウガンも、MH4Gではかなり強化され、貫通弾と散弾の装填数は4発にまで上昇し、攻撃力もかなり跳ね上がった。
総合して、今作のヘビィボウガンの中では中堅といった部類だが、装填数の高さからかなり快適に運用できる一丁となっており、過去作の汚名を見事に返上している。


◆防具



通常種防具は武器と同じく、暗めの褐色をベースに真紅色の角が至る所から生えたような刺々しい見た目の全身甲冑。
特に上位〜G級装備の胴用防具はモノブロスの頭部がそのままついたかのようなデザインとなっており、かなり凶暴な面構えとなっている。

一方で亜種防具はもちろん全身がまっさらな純白色。
見た目は角を丸ごと加工したかのような頭用装備が特徴的で、当時の亜種防具では珍しく、通常種防具とは全く異なるデザインだった。
通常種のように胴用装備にモノブロス亜種の頭部は付いていない。ちょっと惜しい気もする
名前も通常種とは異なり、モノデビルという名を冠する。「白銀の悪魔」という異名から来ているのだろうか。

ちなみに、亜種防具ともに、初代MHでは何故か腰と脚用装備がなかった。
全身揃ったのはMH2からである。


さてモノブロスシリーズは、
MHP2G以前では「攻撃力UP」「見切り+」「火事場力+」などの攻撃系のスキルを備え、マイナススキルとして「悪霊の加護」がつく。
G級装備でもモノブロスの上位素材にG級の採取素材が必要になるだけで、比較的作りやすい。
ただ「火事場力+」に「悪霊の加護」の相性はかなり悪いので、装飾品で打ち消したいところ。
欠点はやはり、G級装備としては防御力がやや劣るという点。G級序盤では実用的な範囲である。

G級個体が登場したMH4Gでもスキル傾向は変わらないが、新たに「覚醒」「探知」まで発動し、防御力もG級終盤に着ていけるほど強化された。そのスキル系統から、汎用性も高い。


モノデビルシリーズは、
MHP2Gでは工夫が必要になるが、通常種防具のスキルに加え「斬れ味レベル+」が備えられる装備となっている。更に「火事場力+」はデフォルトで通常種よりも強力と非常に優秀。

MH4Gでもスキル系統は変わらない。
他に「斬れ味レベル+」が発動する防具が登場するのはこの防具が作製できるタイミングからだいぶ先になるので需要は高い。単純に火力アップが見込めるスキルも備えているのも魅力的。
作製難易度は高いが、それに見合った高性能な防具であると言える。


と、ここまで性能を紹介したが、最新と言えるMH4Gでの性能は特に悪い点はなく、優秀な部類と言って良い。良いのだが…

問題は見た目であり、なんとどうした事か相方のディアブロシリーズと全く同じデザインとなってしまった
したがってMH4Gのディアブロシリーズは砂色、黒色、暗褐色白色の4色展開という無駄にバリエーションに富んだ服みたいになっている。
しかもMH4Gだけに留まらず、MHSTのモノブロ装備/モノブロU装備にもこれが引き継がれてしまっている。

ディアブロシリーズの胴用装備はディアブロスの顔を模したようなデザインな上、頭用装備や胴用装備にはねじれた双角がしっかりついているため、何をどう見てもディアブロシリーズにしか見えない。
一直線にそびえ立つ一本角のイメージが台無しである。
過去作のデザインを普通に使い回せば良いものを、何故なのか…

と思っていたら、実は発掘で過去作と一緒の見た目をした防具がノーマルデザインとしてしっかり登場しており、しかも完全新規のユニークデザインまで登場している。
ただし、あくまで発掘防具のため狙ったスキルを一式で揃えるのはほぼ不可能。この頃はまだ重ね着なんて洒落たものも無かった。
せめてノーマルデザインを生産防具にして欲しかった…


◆余談



  • 名前の由来
    • 「悪魔(Diablo)」とギリシャ語の「2(Di)」をかけた双角のディアブロスの名前の一部を、恐らく単純に「1(Mono)」に変えたものと思われる。
    • また近縁種だから「兄弟(Bros)」の意味合いも含まれているのではないか、という説もあるがこちらははっきりとしていない。

  • モチーフとなった生物
    • ディアブロスと同様、トリケラトプスに代表される「角竜類」に分類される恐竜だろう。
      特にモノブロスは鳥のクチバシのような口元や、縦に長い襟飾など、元ネタの見た目にかなり近い。
    • 角や襟飾の形状を見るに、ディアブロスは「カスモサウルス類」、モノブロスは「セントロサウルス類」の形態に近いか。
    • 「怒ると襟飾に模様が現れる」という設定があるが、角竜類の一部には襟飾に威嚇用の模様をもっていた種がいたという。恐らくその生態を参考にしたと思われる。

  • ディアブロスとの関係
    • 前述した通り、モノブロスとディアブロスは非常に近縁な種である。
      ディアブロスには黒い体色の亜種が存在するが、あれは繁殖期に入った雌が周囲への警告色として黒く変色し、獰猛化した個体であるため、厳密にいうと亜種ではない。
      むしろ生物学的に「ディアブロス亜種」と呼べるのはモノブロスなのである。
      だから毎作品で出し抜かれているのだろうか

  • ダイミョウザザミとの関係
    • ダイミョウザザミは柔らかい腹部を守るため、自分に合ったサイズの頭骨を背負っているが、特にモノブロスの頭骨がお気に入りなのだそう。
      現に作中で登場するダイミョウザザミのヤドは全てモノブロスのものである。
    • ヤドを破壊すると、破壊報酬として「真紅の角」が結構な確率で手に入る。明らかに風化しきっているのに、角だけは武具に使用できる状態でいる辺り流石の硬度である。
      モノブロスと比べてはるかに難易度の低いモンスターであるため、角が欲しいハンターに狙われることも。が、MHXからは「朽ちた真紅の角」という固有素材しか手に入らなくなった。モノブロスが登場しないんだし当然である
    • しかしモノブロスは個体数が少ない、という設定があるのに、ダイミョウザザミは時に大繁殖するくらい結構な数がいて、そのどれもがモノブロスの頭骨を背負えているのはなんだか不思議である。
      もしかすると、大昔はモノブロスが沢山いたが、何かの拍子でかなりの個体数が死滅してしまった、というような歴史でもあるのかもしれない。

  • モノブロスハート
    • モンハンの世界では鱗や甲殻、皮や毛などを武具に使用することは一般的だが、臓器を使用するのはかなり珍しい。
      まして心臓なんてものまで利用できるあたり、流石はモンスターといったところ。
    • …それは別に構わないのだが、この素材、仮にも心臓なのにもかかわらず、確率によっては一度に何個も剥ぎ取れてしまうことがある。
      まぁそれは良いだろう。モンスターなんだ、心臓は実は3つぐらいありましたと言われても不思議ではない。
    • が、場合によっては落とし物で出てくることもある。落とし物のタイミングは角が壁にぶっ刺さった時。
      「びっくりしすぎて口から心臓が飛び出そう」なんて言われることはあるが、まさか本当に口から心臓が飛び出してきたとでも言うのだろうか。だとしたらいくらなんでもビビりすぎである。
    • もっと信じられないことを言うと、前述のダイミョウザザミのヤドを破壊すると、ごく稀に入手できてしまうことがあった。
      あれだけ骨が風化しきってるのに心臓は武具に使えるぐらい新鮮な状態なのかというか頭から心臓が取れるとはどういう了見なのだろうか。色々とツッコミ所満載である。
      とはいえこれは流石におかしいと気付いたのか、MHXでは入手できなくなった。気付くのが遅すぎる気がしないでもないが。
    • まぁ色々書いたが、要はゲームの都合である。
      別にモノブロスに限った話ではなく、同期にも頭がいくらでもある鳥竜とか眼が3個以上ある龍とかいるので、変に突っ込むだけ野暮だろう。










追記修正は下位装備・オトモ無しでモノブロスを討伐してからお願いします。

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最終更新:2024年03月02日 02:29

*1 画像出典:モンスターハンター4G、CAPCOM Co., Ltd、2014年10月11日リリース、monsterhunter.wikia.com

*2 画像出典:モンスターハンター4G、CAPCOM Co., Ltd

*3 ディアブロスと全く同じ

*4 画像出典:モンスターハンター4G、CAPCOM Co., Ltd

*5 旧砂漠:エリア7の中央の岩、エリア10の北側の岩