パンチラ

登録日:2018/06/02 (土) 22:50:00
更新日:2023/12/14 Thu 20:08:32
所要時間:約 47 分で読めます





パンチラとは、(主に)女性のパンツ(パンティ、ショーツ)がチラリと見えてしまう事である。
ゲイ、腐女子向けはこちら。






概要

普段は衣服に覆い隠されている下着が、ふとした拍子に露出してしまう現象。
いわゆる「チラリズム」の一種である。
構造上ズボンを着用した状態で発生する事は少なく、スカートを履いている時に起こる事がほとんどである。

過激すぎない適度なエッチさ、現実にも起こりうるというリアルさ、そして視覚に特化したフェチズムである事から、漫画やアニメなどの創作界隈ではお色気表現として用いられる事が多い。サービスシーンの定番中の定番である。
これを読んでいる人の中には、「○○のパンチラがきっかけで性に目覚めた」という方も多いのではないだろうか?



パンチラの魅力

女性にパンチラについて尋ねると、よくこんな事が言われる。

「なんで男の人ってパンツなんか見たがるの?」

「ただの布でしょ?」

確かにパンツはただの布だ。
ではなぜ人は布切れ1枚が見えただけで浮かれ色めき立ち狂喜乱舞するのだろうか。
その理由は人それぞれだが、おおむね以下のような理由が挙げられる。


①隠れていたものが見えるから

見えないはずのものが見えてしまう、というシチュエーションに興奮するパターン。
「普段はスカートに覆われていて見えない、女の子の秘密の部分を垣間見てしまった」という背徳感や、「他の男が知らないあの娘のパンツの色を俺は知っている」という優越感が性的な快楽へと変化するのだ。
これはパンチラのみならず、チラリズムに分類される他の様々なフェチにも当てはまる。
下着姿や全裸などのストレートな性的アプローチに比べて、「趣」があるのがパンチラの大きな特徴なのである。
その昔、エロ江戸時代だか室町時代だかそこらの時に女性の髪型に変化が起こり、それまで隠れていたもみあげが見えるようになり、男どもはそれにエロスを感じたという。現在では女性のもみあげ自体はあまりレアではなくなり、フェチでも無い限りそういうのはないだろう。隠れていたものに魅力を感じることの歴史はそこまで遡るのだ。つまりは日本人男性のはターゲットが変わったくらいで性癖そのものは言うほど変わっていないということ。


②パンツが可愛いから

ある意味最も分かりやすい理由。
女の子のパンツは下着としての機能性だけではなく、デザイン性も重視して選ばれがちである。
な模様が施されていたり、リボンフリルが付いていたり…。
パンツのデザインは形から色まで千差万別であるため、ファッション性を披露する場だと言えるだろう。
実際女性は男性に比べて「その下着どこで買ったの?」的な会話が多いし、友達と連れ立って下着を買いに行く機会も多い(らしい)。


③パンツを履いている女の子の人間性に触れられるから

②の派生。
下着は積極的に見せる衣服ではない分、より着用している女性のパーソナリティが映し出されやすい。
実はもうちょっと大人っぽい服が好きだけど、似合ってないとか言われそうで怖い」、「本当はもっと女の子らしい服の方が好みだけど、周りの目が気になる」みたいな事で悩む女の子は結構多い。
そんな時、人から見られないけれど様々な種類のものが存在するパンツは、格好の自己表現の場になる。
だからパンチラを目にした時に「あっ、あの娘はやっぱり可愛い系のパンツが好きなんだなー」とか「うわっ、見た目は大人しそうなのにあんなエロいパンツを…!?」みたいな、女の子の社会的な性格、特徴と照らし合わせたときめきが発生するのだ。


④女体を想起させてエロいから

男性の着用するトランクスなどとは異なり、女性の下着は身体にフィットするように作られているものが多い。
大事な部分は見えないようになっているものの、お尻の丸みなどのボディラインまでは隠しきれない。
そのためとまでは言わずとも、それに近い満足度をパンチラによって得られるのである。
またパンツのクロッチ部分からは、女性器から分泌されるフェロモンの香りが放たれている。
そんなフェロモンの根源である部分を覗き見ることで、女性器を直接見ずとも興奮してしまうのだ。


⑤女の子のリアクションが可愛いから

パンツを見られた事に気づいた時の女の子の反応に悦びを覚えるパターン。
基本的にパンツを見られる事は恥ずかしい、みっともないという認識が一般的なため、女の子も恥ずかしそうな表情を見せる事が多い。
この「恥じらい」はパンチラにおいて非常に重要なファクターとなっており、「恥じらいのないパンチラなどゴミも同然である」と言い切る変態強者もいる。
ちなみに、小学生の男の子がスカートめくりをする動機もこれである場合が多い。
要は「ちょっかい掛けて、好きな女の子のいろんな表情が見たい」のである。
詳細は後述。


代表的な例をいくつか挙げたが、もちろん理由は他にもいろいろある。
暇な人は「なぜ自分はパンチラでムラムラするのだろう…」と自問自答してみてはいかがだろうか?



パンチラのシチュエーション

スカートが筒状の構造をしている事もあって、パンツの見え方もいろいろ存在する。

  • 風チラ

風のいたずらによってスカートがめくれ上がり、中の下着が露わに…というパンチラ。
基本にして高い人気を誇るパンチラである。
風に煽られてスカートが翻る様は、エロさの中にどこか爽やかさを感じさせる。
自然現象の賜物だが、フィクションでは風属性の魔法や必殺技の余波、爆風によって発生する事もしばしば。
やや変則的なものとして、自転車に乗っている時にスカートをきちんとお尻の下に敷いていないと、スカートが風に煽られて大変な事になってしまうケースも。
屋外で発生するイメージが強いが、地下鉄の階段の方が下から勢いよく風が吹き上げていい感じにめくれ上がる。
パンチラどころかスカートが全開になってしまうレベルのものは、映画「七年目の浮気」の風チラシーンで有名なマリリン・モンローの名前を取って「モンローパンチラ」と呼ばれる。パンモロではない。


  • しゃがみパンチラ

しゃがんでいる時に見えてしまうパンチラ。
地面に落ちたものを拾う時などに発生する場合が多い。
下着越しとはいえ女性器が強調される体勢のため、非常にシコリティが高い。
女の子の大事な部分がプニッと自己主張する様はなんとも悩ましい。
ロングスカートであっても遭遇が見込める点も大きな特徴。
一方で「パンツが見えるようなしゃがみ方は下品」とする紳士も存在する。

もう一つのバージョンとして、しゃがんだ際に背中からパンツの上縁が見えるというパンチラもある。
こちらはスカートよりむしろズボンのほうが見えやすく、ガン見してもバレにくいためお得。


  • 座りパンチラ

座り込んだ時に見えてしまうパンチラ。地面に座る場合椅子に座る場合の2パターンがある。
前者は地べたに座る機会がそもそも少ないため、現実で目にする事は多くないかもしれない。遠足やバーベキューとかに出掛けた時など、ビニールシートに座る時に目にする程度だろうか。
学生ならば、体育館で行われる全校集会が狙い目。
変則型として「尻餅パンチラ」も存在する。曲がり角で女の子とぶつかってスカートの中を見てしまうのは学園ラブコメのお約束。

後者は電車に座っている時などに遭遇しやすい。
風チラとは逆にタイトスカートの方が見えやすいのが特徴。
知らない女性をあんまりジロジロ見るのは褒められた行為ではないので、チラ見する程度に留めておこう。
脚を組んだ状態だと、また違った角度からパンツを眺める事が出来る。
現実だとそうでもないが、フィクションで脚組みパンチラをする女性キャラは、高飛車もしくはドS属性が付与されている場合が多い。


  • M字開脚

座りパンチラの亜種。
体育座りの体勢で両脚を大きく開き、スカートの中をこれでもかというほど思いっきり見せつけるポーズ。正面から見ると両脚が「M」の形になっている事が由来。
下着はもちろん太腿までじっくり観察できるため、そのエロさは随一。
ただし脚を広げて座る姿を「だらしない」「下品だ」と感じる人もいたりするので、意外と好みは分かれやすい。
更なる亜種として、寝そべった状態で脚を高く上げて開く「V字開脚」が存在する。こちらは色気というより奔放さが際立つ。


  • Y字バランス

片脚で立ち、もう片脚を高く上げるポーズ。
正面や背後、真下からではなく側面からじゃないと目に出来ない珍しい構図。
チアリーダーや体操選手、バレエダンサーなど股関節の可動域を広げるトレーニングをしている人じゃないと出来ない。素人がやると脚の筋や股関節を痛めたりする。
もっと高く脚を上げると「I字バランス」になる。ここまで来るとスカートがずり上がり、正面からでもパンツが見えちゃう事も。


  • 屈みパンチラ

膝を伸ばしたまま前屈みになった時に、スカートの後ろ側が持ち上がる事で起こるパンチラ。
お尻の割れ目プックリした秘部を同時に楽しむ事が出来る贅沢なパンチラ。
しゃがみパンチラと同様に地面に落ちたものを拾う時や、自動販売機のお釣りを取る時に起こる…のだが、現実には膝を曲げて屈む人がほとんどなので、現実に遭遇する事は非常に稀。
どちらかというと、露出プレイ向きのシチュエーションかもしれない。

体育館の壇上に上がった状態でお辞儀をした場合、高低差も相まって下着を覗かれやすい。
学校の朝礼や集会などでスカートを短くしたまま礼をしてしまうと、全校生徒にパンツを晒してしまう羽目になる。
卒業式など特別なイベントの日にやらかそうものなら、父兄の皆様のカメラに生パンツを収められ、下着越しのお尻やお股の画像がデータとして永久に残り拡散され続ける事に…。


  • 四つん這いパンチラ

四つん這いになった状態で見えるパンチラ。
やっぱり地面に落ちたものを拾う時に起こりやすい。あとは雑巾掛けをしてる時とか、通気ダクトなど狭い通路を通る時とか。
屈みパンチラと同じ見え方の場合が多いが、こちらはシチュエーションがシチュエーションゆえに、かなり間近でパンツを拝む事が出来る。それこそ鼻先がパンツに触れるくらい間近で…


  • パンチラキック

スカートを履いた状態で繰り出されるキック。当然中身はつまびらかに。
蹴り方はハイキックを始め、回し蹴り、かかと落としなど様々。
脚の軌道を見切る事は出来ても、パンツに目を奪われればそのままクリーンヒットしてしまうという恐ろしい技。
無自覚にスカートの中身を晒して戦う女の子と、意図的にパンツを見せ付けて敵の油断を誘う女の子の2パターンに分けられる。
派生に「踏みつけパンチラ」もある。

ちなみにゲーム「メタルマックスシリーズ」では、そのまんま「パンチラキック」という名前の技が存在する。
男らしさが低ければ低いほど威力が上がる、という一風変わった技。
一見ネタにしか見えないが、男らしさを極限まで下げると戦車を破壊するほどの威力を誇る。女は強し。


  • 階段パンチラ

階段を上っている時に、下の方から見えてしまうパンチラ。
段差がパンチラに必要となる高低差を生み出し、自然とスカートを下から見上げる角度を作り出してくれる。風チラが自然の恵みなら、こちらは人工物の恵みといったところか。
駅の階段とかだと必然的に女子高生の利用者も多くなるため、目撃のチャンスが増える。
変則的なものだと、高い所にあるものを取るために脚立を押さえている時にも見える事がある。
なお、階段でスカートの中を覗き込もうとする行為は犯罪(迷惑防止条例)に該当するため、くれぐれも真似しないように。
たまに出会ったらラッキー、程度に思っておこう。

スケルトン階段(踏み板と踏み板の間に空間があるタイプの階段)をスカートで上ろうとすると必然的にスカートの中を隙間に晒す事になるため、階段の真下にいれば通常の階段パンチラとは違うアングルでのパンチラが起こりうる。


  • ローアングル

下の方から仰ぎ見るようなパンチラ。階段パンチラもこれの一種と言えるかも。
なかなか現実で遭遇する機会はない。考えられる状況としては、寝転んでいる自分の頭上を女の子が跨いで通過していく瞬間、とかだろうか。あるかそんな事。
特に真下からのアングルからとなると本当にレア。合法的な手段だと彼女に頼み込んで見せてもらうぐらいしか方法がない。
その一方で、逆さ撮り盗撮モノのAVは非常にメジャーなジャンルである。というかパンチラもののAVではこの系統がほとんど。
素人盗撮などと謳っているものも多いが、その実モデルに依頼して撮影しているものがほとんど(だと思いたい)なので、絶対に真似しないように。
ローアングルからのパンチラを主題にしたテレビ番組も過去には存在していた。

逆に二次元の世界ではかなり頻繁に見られる。
特別なイベントを起こさなくてもお色気描写で視聴者の満足度を獲得しやすいため、エッチな漫画やゲームでは脈絡の無いパンチラシーンが多発しがち。
脈絡のあるローアングルだと、「ロープやはしごを登っている時にふと頭上を見上げると…」みたいなケースが存在する。



その名の通り、スカートをめくる事によってパンツを露出させる行為。
手でめくるのは勿論、うちわで扇ぐ、釣竿で釣り上げる、エロ戦車出撃ーっ!など手法は様々。
掃除の時間に椅子を持ち上げたら、椅子の脚がたまたま近くにいた女子のスカートに引っ掛かって…なんて事も。
詳しくは当該項目参照。


  • たくし上げ

自発的に行われるセルフスカートめくり。
偶然性は皆無だが、女の子が誰かに命令をされていたり、逆に心を許している恋人に見せてあげたり…と、他のパンチラに比べてストーリー性が強い点が特徴。
パンツの前部分を見る事が出来る稀有なパンチラ。
手でスカートをめくり上げるパターンが最もメジャーだが、スカートの端を口で咥える、など通好みの亜種もいくつかある。
こちらも露出プレイの方がよく見かける…というか露出目的以外で出会う事はまず無いだろう。
座って縫い物をしている時に誤ってスカートまで縫い付けてしまい、縫った服を持ち上げた時にたくし上げっぽくなってしまう事ならあるかもしれない。


  • スカートめくれ

何らかの原因により、スカートがめくれたままになってしまう状態。
スカートが鞄に引っ掛かってしまうとか、寝転んだ拍子に裾がめくれてしまうとか。
前者は割と現実でもよく見かける。血眼になって探そう。
後者はエッチな抱き枕カバーに多い構図。
獣人系の女の子限定のパターンとして、尻尾がスカートを持ち上げて常にパンツ丸見えになってしまう、というシチュエーションもある。


  • 鉄棒パンチラ

鉄棒で遊んでいる時に発生するパンチラ。
縦回転の運動を中心とした遊具であるため、スカートを履いた状態で遊ぶとかなりの高確率で下着を晒す羽目になる。
前回りにせよ逆上がりにせよ、グルッと一周する際にパンツのお尻部分、股間部分、前部分を余さず披露してしまう欲張りなパンチラ。重力に従ってスカートがペロンと捲れてお尻が丸出しになる様は非常にいやらしい。

鉄棒に限らずブランコや滑り台、ジャングルジムなど、公園に設置されている遊具はスカートで遊ぶには危険極まりない構造のものが多い。
彼女のいる人は公園デートに誘ってみよう。
開放的な雰囲気もあり、彼女も恥ずかしがりながら逆上がりを見せ付けてくれる事請け合い。
運動にもなるしパンツも見られて一石二鳥である。


  • 回転パンチラ

クルッと回った時に見えるパンチラ。別名「ターンパンチラ」。
鉄棒パンチラが縦回転ならこちらは横回転。重力ではなく遠心力によってスカートが舞い上がり中身が衆目に晒されてしまう。
日常生活の中で回転する動作自体が少ないため、あまり目にする機会はない。
見映えが良いからかダンスの振り付けに回転系のステップが取り入れられる事が多いため、目にするとしたらダンス中のハプニングというパターンが多い。その為アイドル属性のキャラクターと縁深い。
…が、人前でダンスを披露する際には得てして重ね穿き、またはパニエでパンチラ対策されがち。
その為このパンチラを目撃出来るのは、スカート姿でターンを決める事の危険性を理解してない無防備な子スパッツを穿き忘れちゃうようなドジッ子パンツぐらいなら見られてもいいやというスタンスのおおらかな子パンツを見られる事にゾクゾクしてしまうエッチな子、のいずれかに限られる。

また野球やテニスのスイングをする時にもスカートがヒラリと舞ってしまうため、スポーツ少女とも親和性がある。


  • 反射パンチラ

地面の水溜まりや鏡に反射して見えてしまうパンチラ。別名「リフレクチラ」または「ミニにタコ」
…が、水溜まりに反射させてパンツを見るのは残念ながら物理的に不可能だそうな。ピカピカに磨き上げられた黒い床+強力な照明の組み合わせでのみ起こり得る。
パンツの見え方はローアングルと似たような感じだが、こちらは女の子サイドに「スカートの中を覗かれている」認識がほぼ全く無い点が特徴。
方向性は異なるが、TwitterなどのSNS界隈では鏡を使って自分のスカートの中を露わにする自撮り文化が流行ってたりする。もっと流行って。


  • パンチラジャンプ

ジャンプした瞬間に見えるパンチラ。
スカートがふわりと空気を孕んで膨らむ様は非常にエッチだが、現実的な話をするとその場でジャンプしたぐらいでパンツが見えちゃうほどスカートが舞い上がる事は皆無。
ちょっと高めの段差から勢いよく飛び降りたりすると、一瞬だけチラッと見えるかもしれない。
トランポリンでは高めの跳躍がしやすい事もあり、ミニスカートで跳ぶと非常に目の毒になる。
二次元ではアニメや漫画のアクションシーンに挟まれる事が多いが、あまりパンツ成分が多いとシリアスさが失われやすくなる諸刃の刃。
元気さや明るさとお色気を両立できるからか、一枚絵のイラストなどストーリー性を伴わない単作品にて描かれたりする事も多い。


  • 逆立ちパンチラ

逆立ちする事でスカートが捲れ上がってしまうパンチラ……というより最早パンモロ。
両手が塞がると同時にスカートが全開になる、防御を完全に諦めたスタイル。もちろん前からも後ろからも真上からも丸見え。
日常生活で頻繁に見られる動作でもないため偶発的に出会う事がほぼ無い、という意味ではたくし上げと似たような立ち位置にいる。
倒立自体それなりの筋力と体幹を求められる運動なので、体操選手や忍者系のキャラと相性が良い。


  • 縛りパンチラ

縄などで拘束されてしまう際に見えるパンチラ。
両手を縛られる事で、スカートを押さえられなくなってしまう。パンチラの直接的な要因ではなく、座りパンチラや寝転びパンチラとの複合パターンが多い。
身動きを取れない女の子の下着を隠したくても隠せない羞恥と屈辱の表情が味わい深い。
隷属の証や縛りプレイ(物理)として行なっている場合、縄が股座を通る様に縛られているパターンが多勢を占める。
股間を締め付けられる未知の快感から下着がじっとりと濡れていってしまうのはエロゲや官能小説の定番。


  • 逆さ吊りパンチラ

天井からロープなどで吊り下げられる事でスカートが捲れ上がってしまうパンチラ(モロ)。
縛りパンチラの亜種だが、見え方は逆立ちパンチラに近い。
こちらは敵に拘束されるパターンの他、地面に仕掛けられたスネアトラップに引っ掛かった際にも起こりうる。
罠に掛かるパターンの場合、縛りパンチラと異なり両手までは塞がっていない事が多い。
とはいえ足首の拘束を一人で解くのは無理があるし、不安定な体勢なのでスカートを押さえる事もままならない。
近くに仲間がいれば助けてもらえるが、縄を解かれている間は必然的にパンツを見られ続けてしまう。同性ならまだしも異性だと相当気まずい空気に……。


  • 水中パンチラ

プールなどで発生するパンチラ。風チラが風属性ならこちらは水属性
水着ではなく普段過ごしている様な衣服のまま水中に入ると、浮力の影響で衣類が浮いてしまう。
そのためフレアスカートやプリーツスカートだと、着水した瞬間スカートの布地が水面上に広がってしまうのだ。
この瞬間の水中は無防備にさらけ出された脚と下着のみという奇跡の様な状態になっている。花の様に舞い広がったスカートその中央で咲き誇るパンツはなんとも幻想的。
またスカートが水面下に沈んだ後も、水の抵抗力のおかげで非常に捲れやすく、捲れたままの状態が続きやすい。
水から上がった直後、スカートを絞っている時も地味にチャンス。
着衣泳自体の機会は絶望的に少なく、これまでに挙げたシチュの中でもブッチギリのレア度を誇る。目撃できた人は相当な幸運の持ち主。


  • ダブルパンチラ

二人の女の子のパンツが同時に見えてしまうシチュ。
一人でもレアなパンチラが二人分同時に発生するという超ラッキーなパンチラ。
見えるパンツが二倍なら恥ずかしがる女の子の反応も二倍、まさに一度で二度美味しいパンチラである。
三人の場合はトリプルパンチラと呼ばれる。

現実では滅多に見られない。お喋りしてる女子達のしゃがみパンチラ、座りパンチラで遭遇する事が多いだろうか。
二次元では華やかさが増すためか、ちょくちょく見られる。こちらは風チラが多い。女の子達がぶつかった拍子に倒れ込み、片方が尻餅パンチラ、もう片方が四つん這いパンチラ、みたいな構図もままある。
パンツの色はキャラの個性を出すためか、バラバラの色である事がほとんど。
逆に同じデザインのパンツの場合、仲良し同士のキャラである事が強調されやすい。


  • 集団パンチラ

ダブル(トリプル)パンチラの上位種。
少ないものでも4、5人、多いと10人以上のパンチラを一気に味わえるパンチラの饗宴。
ただし5人程度ならまだしも、2桁に達すると人数が多すぎて全員分のパンツを見る暇がない、という贅沢な悩みも。全力で記憶に刻みつけよう。

学校の集合写真では身長の差から女子が前列でしゃがみ込む(座り込む)場合が多いため、豪華さの割にそこそこの頻度で出会える。下手したらクラスの女子全員が生パンツを1枚の写真に収められていた…なんて事さえあり得る。
フィクションだと風チラパターンがほとんど。個性の薄さを物量で補える事から、モブキャラとの相性が非常に良い。

2018年8月現在のサブカル界における集団パンチラシーンの最多人数記録は、
アニメ「こいこい7」第1話の5分4秒頃から始まる、ヘリコプター墜落時の爆風に伴う集団風チラシーンの36人である。
(もっと大規模の集団パンチラがある場合には修正をお願いします。)



似たようなフェチ


  • パンモロ

パンツがモロに見えてしまう現象。
パンチラとの違いは見える面積のみだが、きのこたけのこ戦争張りに抗争が絶えないジャンル。
風情の無いパンモロなんかでオナニー出来るもんか!」「チラッと見えた程度で満足してんじゃねーよ!」などといった不毛な論争が今日も繰り広げられている。
なおパンチラとパンモロの基準は人によって異なるため、パンチラ画像スレにアップしたお気に入りの画像が「こんなのパンチラじゃない」「パンモロじゃん」って総叩きに遭った、みたいな話もザラ。


  • ノーパン

パンツを履いていない状態。
性器が剥き出しになってしまうため、見られてしまった時の羞恥の度合いはパンチラよりも高い。
より直球のエロさが売りだが、何か特別な理由でもない限りノーパンで出歩く事なんて無いので、現実で出会う可能性はほぼ0。お漏らししてしまった時とかぐらいだろうか?
漫画やアニメの場合だと、成人向け作品でもない限り直接的に女性器を描くのはアウトになるので、見えないアングルにするか謎の光などで隠されている事が多い。
こちらに関しても意見が割れやすく、「ただのパンチラよりも興奮する」「パンツの無い女体じゃそそらない」「むしろ脱いだ後のパンツ単体でシコりたい」など評価は様々。
ちなみに、ノーパンだった子がいたことが原因でスカートめくり禁止の学校があるとか。


  • はいてない

ノーパンとは似て非なる属性。
パンチラしてもおかしくないポーズなのにも関わらず、パンツが見えていない状況を指す。
パンツが見えているはずの構図に対し敢えてパンツを見せない事で、想像力を掻き立てさせる効果がある。
「このキャラはこのパンツを履いている」という正解を廃し、見る人それぞれにとっての「履いていてほしいパンツ」を当て嵌めさせるという柔軟性が特色。


  • レオチラ

スカートめくりや風チラなどでおお見えた!…と思いきや
「パンツだと思った?残念!レオタードです!」というもの。
スカートが短い某美少女戦士はこの形式を取ることで批判を回避し更に性癖を拗らせたオタクを多く生み出した。
パンツじゃないのかよ…となるかむしろご褒美となるかは人次第。
というのもレオタードは生地の関係上パンツ以上に肌と密着しやすいので
お尻の丸い形が丸わかりになりやすく、さらに激しく動くと食い込んで
ハミ尻+メコスジになりやすい等
場合によってはパンチラ以上にエロい状態になることもあるからである。
当然パンツじゃないのでこの属性を持つキャラはスカートを履いていようが
お構いなしにキックを使うし恥じらいを感じないことが多いので
あまり喜ばれないこともある。



パンツのデザイン

人によって様々なこだわりがあるのがパンツの色である。
世の変態共がパンツに向けるこだわりは、ある意味見え方以上に多種多様でバラバラ。
ここでは二次元でよく目にしやすいメジャーなパンツの色や柄、装飾などを挙げていく。



重ね穿き

パンチラの天敵となるのが「重ね穿き」である。
パンツを丸ごと覆い隠してしまう重ね穿きは、パンツァーにとっては不倶戴天の唾棄すべき親の敵の様な存在なのだが、一周回ってより悪化した進化した性癖と化す場合もある。
なおジャージなどを着用している場合はそもそもパンチラを見込めないことから「埴輪ルック」と蔑まれ、天敵以前にアウトオブ眼中となる。


  • 見せパン
重ね穿きの代名詞。他の重ね穿き用衣類の総称として用いられる事も多い。
パッと見は一番生パンツに近い。生地が若干分厚く面積が大きいのが見分けるコツ。
本物のパンツではないが遠目だと普通のパンツにも見えるので、なんだかんだ言って見えると嬉しい。


今や絶滅危惧種と化してしまった昔の体操服。
形状的には見せパンの一種と言えるかも。
とはいえ健康的なエロスの象徴として一勢力を築いているだけあり、なんだかんだ言って見えると嬉しい。
AVくらいしか見る機会が無いのが…


  • 短パン
現代の体操服。残念な事に、ブルマと比べて見た目の「パンツらしさ」が失われてしまった。
その引き換えに裾の隙間から生パンツがチラッと見えてしまう可能性が見込める事から、なんだかんだ言って見えると嬉しい。


  • スパッツ
肌の露出を徹底的に排した衣類。
形状がパンツとかけ離れている上、肌に密着する構造ゆえに隙間チラも望むべくもない。
しかしそのお陰でパンツのラインが浮き出てしまうという弱点を伴っているため、なんだかんだ言って見えると嬉しい。


  • アンスコ
アンダースコートの略称で、主にテニスプレイヤーやチアリーダーがスコートの下に穿いているアレ。
ヒラヒラのフリルが特徴。
スコートとセットで着用され激しい運動の中でチラチラする事から、通常の「パンチラ」に最も近い属性を持つ存在であり、なんだかんだ言って見えると嬉しい。


  • パニエ
スカートのふんわり感を出すために中に穿くモコモコのアレ。
フレプリ以降のミニスカートで非スパッツのプリキュアはだいたいこれを着用している。
本来のパンチラは完全防御されるが、スカートの中の白い布なのでなんだかんだ言って見えると嬉しい。


パンツを見られた女の子の反応

パンチラにおいてパンツの色と同じくらい重要なのが、女の子の表情である。こちらもやっぱり千差万別だが、一例として以下のものが挙げられる。

  • 恥ずかしがる

「今、見た…?///」

最も一般的なリアクション…というか、以下に挙げるリアクションとの複合パターンが多い。
頬を染めながらギュッとスカートを押さえる様は、それだけで至高のオカズになるほど。
女性に優しくするのが流儀なら「見てない」と嘘バレバレでも言ってあげよう。
より恥ずかしがらせたい外道は「バッチリ見た」と言ってやれ。


  • 慌てる

「きゃあっ! 見、見ないでっ!///」

こちらもメジャーなリアクション。
自分があられもない姿を晒している事に気付き、悲鳴をあげてスカートを押さえたり脚を閉じたりする。
悲鳴には「きゃっ!」「いやんっ!」「ひゃあ!」「うわっ!」「ちょっ!」など色々なバリエーションがあり、結構その女の子の人柄が表れる。
不意のハプニング色が強い反応ゆえ、風チラとの親和性が高い。


  • 微笑む

「もう、エッチなんだから♪」

照れ笑い。
ある程度親密な間柄の場合のみ見せてくれる表情。
パンツを見られた事を気にしていないかのような対応で、気まずい空気を払拭してくれる。
からかうような悪戯っぽい笑顔だったり、呆れ半分の苦笑いだったり、こちらもその人の性格が表れる。
好感度を充分に上げていた場合、確率で「もっと見ていいよ…///」に派生する事がある。


  • 謝る

「ごめんね、変なもの見せちゃって」

パンツを見てしまったこちらを責めるのではなく、逆に目汚しを謝罪する大人の対応。
懐の深さを感じさせてくれるリアクション。
自分自身の性的な魅力に気づいていない大人しめの女の子に多い。
「いえ、大変すばらしいものを見せて頂き…」と礼を言えれば立派な変態紳士。


  • 怒る

「こ、この変態っ!」

ツンデレタイプのキャラクターに多い反応。
人によっては同時に手や足が飛んでくる場合もある。
悪気なく偶然見てしまった時に怒られると理不尽な気もするが、そこは寛容な精神で許してあげよう。
向こうもパンツを見られた恥ずかしさでいっぱいいっぱいなのだ。
怒りに身を任せて放ってくるキックを上手く避ければ、再びスカートが翻りパンチラコンボが発生する。


  • 泣く

「ううっ、見られちゃったぁ…」

恥ずかしさのあまり泣き出してしまう。
気の弱い女の子に多いリアクション。
泣くという程ではなくとも、恥ずかしくて涙目になるキャラは結構多い。
エロに免疫、耐性のないキャラはなおさらである。
耳元でそっと「可愛いパンツだったよ」と囁いて優しく慰めてあげよう。


  • 誘惑する

「ふふっ、どこ見てるの?」

パンチラを気にも留めず、逆に「覗き足りないでしょ」と言わんばかりにスカートの裾を摘まんでみせたりしてくる。
小悪魔タイプのキャラや、悪友ポジションの女の子によくある反応。
このリアクションは恥じらいを含まない場合も多い。
普段いじられキャラの女の子が精一杯頑張って挑発してみるけど結局恥ずかしくなってしまう、みたいなパターンもたまーにある。


  • 興奮する

「なんか、ドキドキしてきちゃった…///」

自分のパンチラが周囲の男性達の劣情を刺激している、という事実に自らが昂り高揚する。早い話が露出狂のリアクションである。
「初めは恥ずかしかったけど、男の人にエッチな目で見られるのがちょっと気持ちよく感じるようになって…」みたいな流れで目覚める人が多い(らしい)。
大きく脚を開いたり前屈みになったり、偶然を装って積極的にスカートの奥を披露してくれるので、遠慮なく覗き込んであげよう。
クロッチが湿り気を帯びている場合もある。


  • 蔑む

「うわ、最悪…」

気持ち悪い虫ケラかゴミでも見るような目付きで見てくる。
あまり交流の無い男性や、社会的カーストの低い男性に見られた時の反応。
人によって好き嫌いが分かれるが、ドMには垂涎、感涙、気絶、挙げ句射精もののリアクションである。
ついにこの表情だけで一つのコンテンツが生まれてしまった。


  • 無反応

「…うん? どうかした?」

自分がパンチラしている、パンツを見られている事に気づいていないパターン。厳密には反応とはいえないかも。
恥じらいの表情を見られない一方、気づかれなければ何十分でもパンツを楽しみ続けられる。
無警戒な女の子を性的な目で見るという状況は、無知シチュに通じるものがある。
自分がパンツを見られている事に気づいた瞬間「…っ!!///」と耳を赤くしながら慌ててスカートを押さえる姿もまた一興。
しゃがみパンチラ、座りパンチラに多い。


  • 気にしない

「別にいいよ、減るもんじゃないし」

パンツを見られた事を知った上で気に留めない。
マイペースで他人の視線に無頓着、精神的に幼くパンチラが恥ずかしい事だと分かっていない、性的な事に慣れ過ぎて今更パンチラぐらいじゃ動じない、など気にしない理由は様々。
人によってはちょっと物足りなさを覚えるリアクション。
座りパンチラなど長時間の観察が可能な場合、最初は気にしていなくても見つめられ続ける事で羞恥心を喚起され、結局照れ臭そうにスカートを押さえながら「……見すぎ///」って嗜めてくれる場合もある。



パンチラに関連する作品

ここまで述べた通り、パンチラは多くの二次元作品でお色気描写として用いられてきた。
従ってパンチラした事のある作品全てを列挙するとスペースがいくらあっても足りなくなってしまう
そのため、ここではパンチラが作品の根幹に関わっている、パンチラで話題になった事がある作品の例をいくつか挙げる。



























ここまで紹介した作品以外にも、多くのパンチラが存在する。
是非あなただけのベストパンチラを探し出してほしい。




最後に


パンチラの捉え方は人によって様々である。
パンツの色から見える角度、面積に至るまで、男性一人一人にそれぞれの理想が存在する。
ここで忘れないで欲しいのは、あなたにとっての理想のパンチラが、他の人にとってのパンチラと同じとは限らない、という事である。
「純白の綿パンツが大好き」な人の影には「黒いレースのパンツを愛している」人がいるし、
「チラリズムこそ至高」と唱える人の横には「モロ見えこそ究極」と主張する人もいる。
みんな違ってみんな良いのだ。
どうかこの事を忘れないでいて欲しい。
あなたが出会う全てのパンチラは、あなた以外の誰も出会う事の出来なかった、唯一無二のパンチラなのだから。
そして、あなたに唯一無二の感動をもたらしてくれた女神達には、必ず感謝の言葉を述べよう。
「ご馳走様」と…





追記・修正は思い出のパンチラと共にお願いします。


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最終更新:2023年12月14日 20:08