ショイグモ(ピクミン)

登録日:2021/01/23 Sat 18:36:49
更新日:2023/08/06 Sun 13:57:35
所要時間:約 4 分で読めます





ショイグモとはピクミン2及びピクミン4に登場する原生生物。
丸くて小さい胴体に二本の触角と四本の細長い脚が生えているクモっぽい生物で、その名の通り物を「背負う(しょう)」習性を持つ。

いずれもショイグモ科に属しており、洞窟を住処としている。


【特徴】

背負える物は大小問わず様々で、お宝はもちろん昼寝をしているオリマーたちも背負ってしまう。原生生物の死骸を背負うこともあるが、背負うだけでエサにはしない。
背負うことで擬態していると考えられており、ショイグモ科の生物は背負った物に応じて習性が変わるという珍しい特徴がある。
細い足に似合わず、ピクミン30匹でようやく運べるほど重いお宝さえ背負える力持ち。

草の汁を主食とする大人しい生物なので、(一部を除き)積極的にピクミンを襲うことは無いが、ある程度攻撃すると反撃してくる。
さらに、これまた一部を除き基本的にオリマー達から逃げるように動くことも特徴。そのせいで落下する可能性のある洞窟ではこちらの行動次第で自滅してしまうことも。*1

一定のダメージを与えると背負っているものを落とせるが、ショイグモ自身にはダメージが入らない。よってショイグモにダメージを与えるには、何も背負っていないときに叩かなくてはならない。
背負っているかどうかに関わらず、脚を叩いてもダメージが入らないので、ピクミンは胴体に投げつける必要がある。でもオリマーたちのパンチは明らかに胴体に当たっていないのにダメージ入るけどね。
また、小型のショイグモは紫ピクミンの衝撃波を受けると必ずマヒし背負った物も一撃で落とすので、サクレショイグモ以外は紫ピクミンで挑むと割合楽に倒せる。

ゲームに慣れてない頃は、

ショイグモがお宝を背負う→ピクミンの攻撃でお宝を落とさせる→本体を叩く前にお宝を拾われる→ピクミンの攻撃(以下略)

のループでなかなかダメージを与えられずに手こずることもしばしば。

直接的な探索の障害とはならないが、自分が背負えそうな物なら、運搬中であろうとピクミンごと背負ってしまう点は地味に厄介。
これによって運搬が妨害されると余計な手間が掛かるので、迅速な行動が要求される水中の城*2などではちょっとウザい。
お宝を運搬する体勢のまま、お宝ごとショイグモに背負われているピクミンの姿は非常にシュール。


【種類】

ショイグモは様々な体色のセオイカナエグモという種がほとんど*3で、ベニショイグモなら火・ルリショイグモなら水・ムラサキショイグモなら毒など、体色に応じた属性の攻撃方法を持つ。
一見その攻撃に耐性を持つピクミンで対処するのが正攻法に思えるが、先述の通り総じて紫ピクミンが天敵なので、サクレ以外は紫で挑む方が割と手軽だったりする。

『4』ではサクレ以外の四属性のショイグモが再登場し、新たに氷属性のハクショイグモが新登場。

ベニショイグモ
和名:セオイカナエグモ

赤色のショイグモ。自身に危険がせまると体内に溜め込んだ可燃ガスを吐き、顎を火打石の要領で使うことで着火する。
フレアガードを入手するまではオリマーもダメージを受けるので注意。

古くなると自然発火するのでお早めに。



キショイグモ
和名:セオイカナエグモ

黄色いショイグモ。気色悪いクモではない。体内に発電器官を備えており、危険を察知すると周囲に放電する。
黄ピクミン以外のピクミンが電気に触れると即死するので、ショイグモの中では危険な部類に入る。オリマーのパンチか紫ピクミンで倒すのが安全か。

『4』では電気が即死ではなくなったので危険度は低下。しかしやはり鬱陶しい。

から揚げにしてレモンを絞って食べる。
海外版では感電、最悪爆発の危険性があるため調理免許が必要とされている。



ルリショイグモ
和名:セオイカナエグモ

青色のショイグモ。攻撃されると透明の体液を撒き散らして身を守る。
この液体をピクミンが浴びると、顔に液体が纏わりついて青ピクミン以外は呼吸ができなくなってしまう。
オリマーたちが液体を浴びてもダメージは無いが、オリマーメモによるとスーツのパッキンがサビてしまうので注意した方が良いとのこと。

水っぽくて味が薄いので塩を多めに。
逆に海外版では麻痺毒があるため食べられない扱いである。



ムラサキショイグモミドリショイグモ
和名:セオイカナエグモ

紫色のショイグモ。危険を感じると体内で合成した二種類の液体を合成し、毒ガスを生み出して噴出する。白ピクミン以外がこのガスを吸うとパニックを起こす。
他のショイグモより体力が多いので微妙にしぶといが、ピクミンは毒では即死しない上にオリマーたちも完全にノーダメージなので、四属性のショイグモの中では一番マシな方。電気以外はどれも同じようなものだが。

ピクミン4では毒属性のイメージカラーが紫から緑に変更されたのに伴い、ムラサキショイグモに代わってミドリショイグモが登場。
行動パターンや性質はムラサキと全く同じ。

火にかけても毒ガスの成分が消えないので食べない方が良い。


ハクショイグモ
和名:セオイカナエグモ

『4』にて新登場の白いショイグモ。寒冷地に棲息しており、危険を感じると口から冷気ガスを吐き出す。ハクショイ!
もちろん氷ピクミン以外がこの冷気を浴びると凍結してしまうのだが、氷ピクミンは攻撃力が低い上に序盤は数を揃えづらいためその意味でも少々手古摺るかも知れない。
ちなみにオリマーメモによると、セオイカナエグモは餌や共生細菌の影響で本来の白い体色からそれぞれの色に変化するのだが、このハクショイグモは寒冷地に棲息する関係上その菌の働きが鈍いらしい。

脚に果汁を染み込ませてアイスバーに。


●サクレショイグモ
和名:セオイカナエグモ

黒い体に黄色と黒の縞模様の脚を持ち、バクダン岩を背負ったショイグモ。
爆発物を背負っているところから察せるように、ショイグモの中でも特に攻撃的な種。

詳しくはこちら



ヘラクレスオオヨロヒグモ
和名:ヤタシオオヨロヒグモ

ピクミン2におけるラスボス的存在であるピクミン駆逐兵器大怪虫。
上記のセオイカナエグモとは違う種で、ショイグモ科の中では最大のもの。

詳しくはこちら




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最終更新:2023年08月06日 13:57

*1 お宝を背負った状態で落下した場合、その地点の付近に再出現する。ちなみに昼寝したオリマーを背負ったまま落下した場合、一緒に落ちたキャラはお宝と同じように戻ってくるが、眠ったまま一切行動できなくなる。

*2 一定時間が経過するとアメボウズが出現し、お宝の回収が困難になってしまうので、それまでの間に回収を終えるのがセオリーとなっている。

*3 オリマーメモによると、セオイカナエグモには体色や性質が違うものが数種類確認されているが、これらはどれも遺伝子に大きな差異はなく、発生の段階でそれぞれのタイプに分化した同種とのこと。