クロエ・フォン・アインツベルン

登録日:2017/12/30 Sat 23:15:58
更新日:2023/11/26 Sun 21:39:06
所要時間:約 8 分で読めます





油断してたら殺しちゃうからね、お姉ちゃん




◇プロフィール
声優:斎藤千和
身長:133cm
体重:29kg
3サイズ:B61/W47/H62
属性:混沌・善


◇パラメーター
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
GO D C B C C C


◇スキル

クラス別スキル
対魔力:C

単独行動:B

保有スキル
心眼(偽):B

投影魔術:B


【概要】

登場は第二期『2wei!』からだが、厳密にいえば第一期でも数度登場している。
容姿は銀髪がややピンクがかっており、肌が浅黒い以外はイリヤスフィール・フォン・アインツベルンと瓜二つの褐色ロリ。
当初は彼女と同じ「イリヤスフィール」を名乗っており、正体不明だった頃は「黒イリヤ」と呼ばれていたが、後に「ややこしい」という理由でに「クロ」という安直すぎる名前を付けられた。
その後穂群原学園初等部に乗り込んだ際にイリヤ(元居た方)と二人で居るところを目撃され、それからは咄嗟に名乗った「クロエ」という名前を名乗り続けている。
愛称は仮称をそのまま使って「クロ」。

クラスカード回収を終えたにも関わらず狂ったままの地脈を正常化するため、遠坂凛、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト、そして二人に駆り出されたイリヤと美遊が円蔵山大空洞に赴いた際、
流し込んだ魔力が逆流して起きた崩落から美遊達を守るためにイリヤが『クラスカード:アーチャー』を使用、『熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)』を投影したが、その時視界が揺らぎ、気付くとそこにいた「二人目のイリヤ」
その時は唖然とする面々を置いてさっさと逃げ出したが、次の日登校するイリヤを「頭上から植木鉢を落とす」「無人ダンプを突っ込ませる」「野犬を嗾ける」等々様々な方法で殺害しようとした。
どうやら原典の残虐ロリ成分はこっちが持って行っていたらしい。

そんな残虐性の一方で、イリヤ襲撃の際、彼女を庇った美遊にディープキスをかましたほか、イリヤの友人である栗原雀花、森山那奈亀、嶽間沢龍子、桂美々、あろうことかのファーストキスまでもを根こそぎ奪っていったキス魔。
というか美々がソウルジェムを腐らせて堕天した理由の8割はクロのせい。…小5でシた初キスが同い年の同姓相手でしかもディープな方とかそら腐る。
普段の服装もイリヤのものに比べて随分と露出が多く大人っぽいため、もしかすると生来の性格、というより性癖なのだろうか…なんというロリビッチ。

イリヤから離れる際『アーチャー』のクラスカードを取り込んでおり、彼の戦闘能力を完全ではないが再現可能。当然各種投影宝具も使用できるほか、拘束・監禁しようにも解析魔術によって簡単に突破する。
その上願望機の「過程を省いて結果だけを得る」特性上魔法に近いとされる空間転移すら可能であり、突き詰めれば「英霊の現象」に過ぎず思考能力を持たない黒化英霊との戦闘経験しかなかったイリヤ達を追い詰めた。
…『Grand Order』に実装された際、当時のアーチャーが攻撃モーションでは一切使っていなかった弓をクロが存分に使いこなしていたため、そこ絡みで色々ネタにされもした。

彼女の目的は単純明快、「元居た"オリジナル(イリヤ)"を殺して、自分が”本物(イリヤ)"になること」
『死痛の隷属』によってイリヤの受けた傷やダメージが一方的に共有されるため遂行は不可能となったが、彼女がイリヤを殺そうとするのはどちらかと言うとオマケであり、
エーデルフェルト家に戸籍を偽造してもらってからは「普通の生活」を送るべくイリヤと美遊のクラスに「イリヤの従姉妹」として転入した。

暫くは上記の被害者達による「初ちゅー奪われまし隊(withイリヤ)」とドッヂボールをしたり、
イリヤが新技の開発中に給湯器(アニメでは風呂場の外壁)を壊したのでエーデルフェルト邸に風呂を借りに来たアインツ家の面々(主にリズ)にセクハラしたりと「日常」を過ごしていたが、
イリヤが無自覚に口にした、美遊達全員との出会いを否定することになりかねない「元の生活に戻りたい」という言葉に激昂、イリヤ達に矢を向け、再び敵対関係に戻った。


※以下ネタバレ















彼女の正体、それは願望機として生み出され、魔術師として、聖杯戦争の道具として生きるはずだったが封印されたイリヤスフィールの小聖杯としての機能が人格を持った存在――

――つまり平たく言うならば、stay night』のイリヤスフィール・フォン・アインツベルンになるはずだったものである。

というのも、この世界は「イリヤスフィール」の父親である衛宮切嗣と母親であるアイリスフィール・フォン・アインツベルンが理想を捨て、聖杯戦争に参加しなかった世界であり、
彼らはイリヤに「普通の女の子としての生」を与えるために聖杯としての機能や魔術師としての知識を封印したのだ。
しかし繰り返される戦闘とセイバー戦で死の淵に立たされたことで徐々にその封印が解け、大空洞崩落の際にカードを使ったことで、それを核にイリヤから分裂した。
セイバー戦でアーチャーのカードを夢幻召喚して戦ったのも、一時的に表面化したクロである。

より厳密に言うとまた異なってくるのだが、彼女とカードの関係を言葉で表すと「カードを取り込んだ」というより「カードが聖杯としての機能・知識を纏っている」という方が、状況的には正しい。
当然無理にカードを抉り出そうとすれば、彼女は死亡どころか消滅する。もしかすると消滅する前に死亡するかもしれないが、結果的には同じ話だろう。
しかも彼女の肉体は魔力でできているため、魔力量は特に何をせずとも減っていく。言うなれば魔力供給を受けられないサーヴァントと同じ状態であり、魔力量がゼロになっても肉体を保てず消滅する。
周囲の人間にキスしまくっていたのも、現界に必要な魔力を集めるために必要だったから。
この通り不安定な存在であり、カレン・オルテンシアからは「存在していることが奇蹟みたいな状態」と評された*1

「イリヤ」の目を通して自分には与えられなかった「当たり前の日常」を見続けていたクロにとって、イリヤの過ごす日常は何よりも欲しかったものであり、イリヤの異常を感じ取り一時帰国したアイリに
「人間としての生をイリヤに歩ませるなら、せめてわたしには魔術師としての生が欲しい。アインツベルンに返して欲しい」と要求するが、
「小聖杯」を奪い返そうとするであろうアインツベルンは切嗣の手によって既に滅ぼされており、遠坂家当主である凛ですら知らなかったほどに存在を抹消されていた。
己の居場所が何処にもなくなったと感じたクロは嘆くが、そこで魔力切れを起こし崩壊を始めてしまう。イリヤが魔力を渡しても、それは止まらない。

そのまま消滅を待つかと思われたが、イリヤはクロに望みを問いかける。願いを叶える聖杯なら、自分の望みを叶えろと。

クロの答えはただ一つ。「生きていたい」と、そんな当たり前のことを願い、奇蹟的にそれは叶えられた。

それからは変わらず魔力切れのリスクはあるものの、イリヤとアイリとは和解、「イリヤの従妹のクロエ・フォン・アインツベルン」として、ようやくアインツベルン/衛宮家の一員となった。

家ではイリヤ同様お兄ちゃん大好きっ子で、日々士郎の布団に半裸で潜り込んでは困らせている。制裁を受けるのは当然士郎。ラブコメ主人公(?)の常である。
和解はしたものの士郎の取り合いは続いており、学校の調理実習でパウンドケーキの料理対決をしたり、他にはどっちが姉かで言い争いをしたりと、まぁ楽しくやっているご様子。
誕生日はイリヤに被せてきた。本当は出生から機能封印までのタイムラグの関係でこっちのイリヤと同じ誕生日であり、イリヤから見れば8ヶ月早い計算になる。
初めに「お姉ちゃん」と呼んだのは本人的には皮肉だったそうな。
…士郎に関してはともかく、姉の座を掛けての戦いは完全にクロの圧勝なのは内緒。

良くも悪くも「普通の女の子」として育ってきたため精神面で不安定になりがちなイリヤに対し、時に言葉で、時に行動で諭す様は、ファン間でも姉判定を下されることが多い。
アンジェリカの「美遊を殺して世界を救うか、美遊を選んで世界を殺すか」という問いにも「女の子の命は世界より重い」と即答できるクロさんマジイケメン。
この世界の切嗣が世界の救済よりもイリヤの幸福を願ったことも、間違いなく大いに影響しているだろう。

また戦闘面においてもメインの戦力であり、アーチャーとしての技能を遺憾なく発揮している…が、アーチャーよりも弓を使った遠距離攻撃の割合が高い。
…いや、アイツが弓を使って戦ったシーンなんて、それこそ数える程しかないのだが…
技量・火力面で言えばパーティー内でも随一の戦闘力を持っているものの、限定展開(インクルード)や夢幻召喚でオールラウンドに立ち回れるイリヤと美遊には汎用性で一歩劣るため、
どちらかと言うとサポートに回りがちというのも、彼女が弓を多用する理由かもしれない。
一応一対一での戦闘では投影魔術を駆使して実に見慣れた『干将・莫邪』主体のバトルスタイルを取る。
ちなみに「約束された勝利の剣」は一応投影可能だが、「偽物(できそこない)偽物(ハリボテ)」止まりで真名解放はできない。「壊れた幻想」は使用可能であり、現状クロが出せる最大火力になる。

クロ個人の内面の問題か、それとも彼の力を完全には引き出せていないためか、固有結界無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)』は使用していない。
そもそも前述の願望機の機能のお陰で「なんとなく力の使い方がわかる」程度でしかないため、もしかするとUBW√の士郎のように「力の本質がわかっていない」というのが固有結界を展開できない、或いはしない理由と思われる。
事実過去に『アーチャー』のカードを使用していた副作用で彼と同等に近い技能を持つ人物と共闘した際には「この英霊(ちから)の使い方が解る」とモノローグでだが語っており、それまでと比べても戦闘技能が上がっている描写がある。

英霊の真名を知り、能力の扱い方を実践できる師匠が出来た今、彼女が剣の丘に至る日も遠くないだろう。


【関連人物】

もうひとりの自分であり泣き虫な妹(暫定)。
ただし「どちらが姉か論争」には正式な決着がついておらず、今でもモメている。

最初は敵対関係にあったものの、今では大事な友達のひとり。

両親。小聖杯としての記憶があるため、両親が何と戦い何を選んだのか理解している。

お兄ちゃん。大好きなので隙あらば猛アタックを仕掛ける。


【その他登場作品】

Fate/Grand Order


クロエ(弓)


なんだかいろいろとお世話になっちゃったみたいね。このままサヨナラってのも失礼な話だし、借りは返すわよ。
うん、きっと役に立つわ。

だって、姉の方が優秀に決まってるでしょ?


スマホゲーム『Fate/Grand Order』にも、妹(?)のイリヤと共に、プリズマ☆イリヤとのコラボイベント時に実装。クラスはもちろんアーチャー
ガチャで排出される☆5(SSR)のイリヤに対し、配布の☆4サーヴァントとしての実装となった。
CVはアニメ版と同じく斎藤千和氏で、イラストも原作と同じくひろやまひろし氏が担当している。

ストーリー中は諸事情であまり活躍しない。
騒動が済んだあといつもの2人と一緒に帰ったと思いきや、さらっと自分を分裂させてカルデアに居座った。
召喚時に「姉の方が優秀」とか言っちゃってるが、ゲーム中の性能は実際かなり優秀。
強いがそれ以上にクセが強すぎてイマイチ運用しにくいイリヤと違って回避、自己バフ、NPチャージと使いやすいスキルが揃っており、
カード性能もArtsが狂った性能を誇り、宝具である『鶴翼三連』も特にボス戦では役立つものになっている…と、配布とは思えないほど強力。
配布なのでイベントを進めれば宝具レベルMAXも難なく可能と、特にアーチャー不足に喘ぐマスターには有難いロリっ子。
ただし版権の都合で復刻は絶望的のため、イベントに間に合わなかったプレイヤーにとっての入手難度は恐ろしく高い。てか無理。
契約し損ねたお兄ちゃんは泣いていい。

......と思われたが、2018年に「空の境界」のコラボイベントが復刻した事で再入手の希望が芽生え、
そして遂に2019年1月下旬にプリヤコラボが復刻。
更に美遊が新たに実装された事で、仲良し魔法少女3人を揃える事が可能になった。やったねお兄ちゃん!
なお実装より2年以上も経っているが、騎ん時と並び最強クラスの配布サーヴァントという評価は未だ揺らいでいない。流石である。

スキルの中では特に「キス魔」が優秀で、スキルレベルMAXならばなんと50%もNPをチャージする。スター発生率アップの効果も最高クラスの倍率であり、ArtsのHit数が多いクロエにはNPとスターを同時に稼げてぴったりな上に回転率も悪くない。
回避とクリティカル威力上昇の「心眼(偽)」と各カード性能上昇の「投影魔術」もクセがなく使いやすい。地味に本家アーチャーと異なり心眼は「偽」になっている他、「投影魔術」の取得もこちらが先。
幕間の物語をクリアすることで、「キス魔」に「3ターンの間イリヤの強化成功率をアップ」という効果が追加される。効果を発揮する場面がかなり限られ過ぎるが、素で強いのでおまけ程度にとらえておこう。
2020年夏にはアーチャークラスで水着イリヤが実装され、こちらも確率で追加のバフがかかるスキルを持っている上、子供サーヴァントとシナジーがあるスキルも持っていてクロエと相性が良いため、
「キス魔」の追加効果が役立つ場面が以前よりも(一応)増えることとなった。

宝具『鶴翼三連』は、1ターン必中を付与した後の単体Arts宝具。
単体だけに高いダメージ量も魅力だが、クリティカル発生率ダウンのデバフや相手の回避を無視できる必中効果も特にボス戦では地味に重宝する。
Arts属性なので自前でアーツブレイブチェインを組めるため、「キス魔」と合わせれば短期間で再使用も可能。
NP獲得量上昇付与を持つノッブ等と組ませれば2ターン連続くらいは余裕、上手くすると3ターン連続使用も出来なくはない。

バトルモーションはやはりと言うか投影魔術を駆使した二刀流がメイン。まあ元が元だし…
一応Extraアタックではちゃんと弓を使う。
宝具モーションは転移魔術と投影魔術を合わせて『干将・莫邪』の攻撃を同時にヒットさせる。おまけに相手に投げキッス。地味に専用BGM付きだったりもする。

山を抜き、水を割り、なお墜ちること無きその両翼……『鶴翼三連』!

何気に簡易版とはいえ鶴翼三連に詠唱が入ったのは久しぶりである。


クロエ(讐)


アヴェンジャークロエ、参上!ちなみに『編集者』と書いてルビが『アヴェンジャー』ね。

さーて、スケジュールに遅れが出ている悪い作家様はどこかしら~?


イリヤに遅れること3年、彼女も水着サーヴァントデビュー…なのは良いのだが創作物への敬意から小さいながら『編集者』になった彼女の明日はどっちだ。
一応ちゃんと水着もある。

編集者に必要な力、それは……忍耐力!

耐久Aなのはそういうことである。

◯保有スキル

進捗いかがですか:B
作家に作業の進捗を伺うスキル。スキルか?
予定通り進行している作家にとってはただの進捗確認であるが、作業が遅れている作家にとっては致死性の呪言となりえる。
虚実入り乱れる作家の曖昧な返答から真実を見抜き、作家のケツを叩くのか印刷所に土下座をするのかを判断するのだ。

差し替え間に合いますよ:D++
どうしても完成原稿が間に合わない場合、いったん仮の原稿で入稿し、ゲラチェックの段階で完成原稿に差し替えるという禁断のスキル。
差し替えには料金が発生する場合もあり、事故も起こりやすいのでやめた方がいい。
にもかかわらず、このような悪行がどこかでは横行しているという……。

玉稿賜りました!:A
すべての原稿のチェックが終わり、校了となるスキル。
スキルってなんだ。
作家や編集者にとっては作業終了を告げる言葉だが、印刷所にとっては輪転機を回す開戦の言葉である。


◆人物(讐)
クロエには絵もお話も書けない。
それ故に、創作に対する敬意と憧れは強かった。

そんななか、サバフェスが帰ってくる!ことを知ったクロエ。
むせ返る熱気と、それを上回る創作の熱量。
ああ、今度はどんな本に出会えるのだろう……
などとウッキウキで待っていたのだが、なぜだか作家たちが一向に原稿を描いてくれない。

「久々のイベントで体力が心配。明日から本気出す」
「焦ってもネタは降りてこない。明日から本気出す」
「だるい。今日はゲームやって、明日から本気出す」


クロエは一念発起した。徹底的に作家をサポートし、読者に作品を届けることを己が使命と定め、作家がより良い作品を描くためなら何でもする。

スケジュールを立てたり、印刷所と交渉したり、企画を練ったり、あるいは食事や身の回りの世話をしたりと、創作外のあらゆる雑務を担当するちびっこ編集者の誕生である。



「編集者」になったこととイリヤの煽りが原因でアヴェンジャー適正を得たクロエ。
齢10歳ながらある意味地獄の役割である編集者としてハワトリア中を奔走する。

+ 『こうなったらやられる前にやってやる』
ちびっこ編集者は様々なサークルを掛け持ちし、ワガママな作家の機嫌を取りつつハワトリアを駆け回っていた。

それも全ては作家以上に作品の持つ力を信じていた気概ゆえ。
しかしそんなある時、『あれ、これ誰も救われてなくない?』と暗黒面に気づいてしまい自己矛盾を起こしてしまう。
そうして無意識のうちに『出版社も作家も読者もいなくなれば平和だよね!』と考えてしまったため、獣性が覚醒してしまった。

その名をデンジャラス・ビースト
ハワトリアにおける第三の災害、編集の災害である。

どういうことか分からないと思われるので簡潔に説明すると、

クロエが巨大化して街を破壊する怪獣になった。


どこから突っ込んでいいか分からないがこの通りのことが本当に起こった。トラウマ獣の再来
黒幕や元凶も想定外の人災である。

ちなみに巨大クロエに普通にマスターは潰されてしまった。キルスコア1。


ハワトリアのルールによりループが発生し何事もなかったかのようにマスターが復活して元に戻った後、この巨大クロエの対策会議が開かれることに。


「クロならいつか、あれくらいの迷惑はかけると誰もが思っていたはず」としれっとしれっと美遊にディスられたが、クロエを元に戻すべく討議を重ねた結果、「所定の同人誌をクロに見せる」ことで何とかしようという結論に。

その同人誌というのが今までサボって全然作業をしていなかったイリヤが作った292ページもある一大作品
これを完成させ、途中面倒くさい刺客と退けつつもダイヤモンドヘッドにいる巨大クロエに届ける。

そうしてクロエは元に戻った。同人誌内の誤字を見つけたために。



元に戻ったクロエは何が起きたか全く知らなかったが、美遊に全てを伝えられると狼狽。


もう編集はこりごりよ~~!!!!


この巨大クロエの騒動が後に事件解決の糸口になるのだが、それはまた別の話。

ちなみにイリヤが作った同人誌はまひろちゃんが実際に作った同人誌が元ネタ。ご丁寧にページ数もほぼそのまんま(奥付の分ページ数が異なる)。




◆性能(讐)
限定星4アヴェンジャー。
カード構成はQ3A1B1で宝具がQというアサシンによくある構成。カード性能はどれも高めだが、後述のスキルの仕様上カードは殆ど切らない
スキルは「進捗いかがですか」「差し替え間に合いますよ」「玉稿賜りました!」の3種。
「進捗いかがですか」は攻撃力・クリティカルアップ効果に加えて、全体に「攻撃時に自身に〔原稿完成〕状態(5T)を付与する状態」、自身にQuick攻撃時のダメージ前に自身のクリティカル威力をアップする状態を付与する。〔原稿完成〕付与効果のみ5T・5回の継続で他は3T持続する。
基本的なバフに加えて後述の第3スキル・宝具に影響する〔原稿完成〕状態を得る効果であり、アヴェンジャークロエを活かすに当たって最重要のスキルとなる。
「差し替え間に合いますよ」は味方にガッツを付与する効果に加えてターン終了時に控えに退避する効果を自身に付与する。
要するにガッツ付与付きセルフオーダーチェンジ。ミス・クレーンの宝具以来の効果であり、スキルではオンリーワンである。
スキルレベルに依存するのはガッツの回復量のみなので基本運用時はレベル1でも機能する。
「玉稿賜りました!」は全体に宝具威力アップに加えて〔原稿完成〕状態を全て解除しその数×10のNPを配布する。
条件を整えてやれば凄まじい量のNPを配布可能。全体宝具なら攻撃した相手の数だけ原稿が完成するので周回でもチャージしやすい。
宝具威力アップの効果はそれなりだが攻撃バフと合わせて火力の水増しには十分だろう。

宝具はQuick単体宝具で、ダメージ前にQuickアップが入り、相手のチャージを減少させる効果がある。さらに威力は〔原稿完成〕状態の数に応じて増加。
こちらも条件次第では高い打点を期待できるが、「玉稿賜りました!」でNPを溜めた直後は威力が出せないのがネックか。


総じて独特の使用感をしている、爆発力が高いサポーターといえる。
セルフオダチェン効果を活用したバフの追加、〔原稿完成〕状態を利用した大量NP配布、ガッツを利用したサポートなど色々なところに手が届く。各種カードバフに関わらないのでBuster、Arts、Quickいずれの軸でも無理なく採用できるのもポイント。
W構成の場合は〔原稿完成〕状態の恩恵を二重に受けられるので更にコンボの可能性が広がる。拡張性の高さから研究が進められており、今後の可能性は未知数と言えるだろう。


難点は癖の強さ。挙動が特殊なので適当に使うと想定外の事態を招きやすいので考えながらスキルを切るように心がけること。
単純に火力があと一歩足りない時にバフを撒いてから即撤退するだけでも優秀。ただしコストは軽くないのでスケジューリングには注意されたし。

進捗、いかがでしょう~?

は? できてない? 1ページも?

電話出ろ~~~!!

要件は分かってますよね?

言い訳じゃなくて、原稿くださ~い!

各種ボイスで作家の皆さんに精神的ダメージを与えてくる点も人によってはデメリットかもしれない。
締切はきっちり守りましょう。


追記・修正しないと殺しちゃうからね、wiki篭り

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • TYPE-MOON
  • Fate
  • プリズマ☆イリヤ
  • FGO
  • GO
  • 同人誌のエース
  • 妹かつ姉
  • 百合もOK
  • 双子
  • キス魔
  • ブラコン
  • まったく、小学生は最高だぜ!!
  • 斎藤千和
  • イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
  • イリヤ
  • クロエ・フォン・アインツベルン
  • クロ
  • アーチャー
  • 聖杯
  • 義妹
  • 従姉妹
  • 貴族
  • お嬢様
  • 銀髪
  • ハーフ
  • ホムンクルス
  • レズ
  • 百合
  • ロリ
  • 褐色
  • ロリコンホイホイ
  • もうロリコンでイリヤ
  • イケメン
  • 二刀流
  • 魔術師
  • 淫紋
  • どうも息子がお世話になってます
  • 褐色
  • ※小学生です
  • 水着鯖
  • アヴェンジャー

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年11月26日 21:39

*1 さらに恐ろしいのは、単独行動スキルがあり、「イリヤ」との”縁”があるアーチャーだからこそ「この程度」で済んでいるおそれがある点だろう。仮に他のカードを媒介にしていれば、最悪存在を成立させることすら困難なほど激しい魔力消費だった可能性すらある。