アンドロモン

登録日:2022/04/07 Thu 14:38:44
更新日:2023/10/23 Mon 00:21:44
所要時間:約 5 分で読めます





エネルギー充填、コウゲキ開始!


『アンドロモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。


【基本データ】

世代 完全体
タイプ サイボーグ型
属性 ワクチン種
必殺技 ガトリングミサイル
胸部ハッチから発射される有機体系ミサイル。
スパイラルソード
アーム部分から発射されるエネルギー状の刃。
得意技 ウィークスラップ
勢いを乗せた強烈なビンタ。
グラスプハング

【概要】

「デジタルモンスターVer.3」で初登場した完全体のサイボーグ型デジモン。

サイボーグデジモンの試作型としてファイル島で開発されていた経緯を持つデジモン。
ボルトモンは同時期にサイボーグデジモンのプロトタイプとして製造されており、ボルトモンが肉体ベース、アンドロモンが機械ベースらしい。
つまり、機械パーツを有機質で結合していったような形なのだろう。

また、その体を構成する機械パーツの一部にはクロンデジゾイドが使用されている。
試作型のデジモンのため意思や感情は持っておらず、プログラムされた行動に忠実である。
…らしいが、アニメなどを見ている限り、まったくそのような様子は見受けられない。

また、このアンドロモンの開発で得られたデータと技術が、後にメタルグレイモンやメガドラモンなどのサイボーグデジモンに転用されている。

必殺技の『ガトリングミサイル』はメタルグレイモン等と同じく有機体系ミサイルを発射する。
ただし、ギガデストロイヤーとは若干デザインが違う。
その名の通りガトリングが搭載されている……ミサイルの口内に。
また、デジモン名物の誤植によって、『ガト ングミサイル』になっているカード(St-183)が存在する。

ファイル島以外(フォルダ大陸等)のアンドロモンは、ファイル島のアンドロモンのデータを元にバージョンアップされている。
そのため、ファイル島の個体より桁違いの強さを誇るという、おなじみの設定がある。

また、ムゲンドラモン開発の際には頭部プロテクターが流用された。
…膝アーマーに!!
また、その際のイラストで脳ミソは有機体であることが確認できる。


【派生種】

◆ハイアンドロモン

遂に完成した、超鋼(クロンデジゾイト)製の完璧なる機械戦士(サイボーグファイター)!!
世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 ワクチン種
必殺技 アトミック・レイ
両肩のタービンから放出されるエネルギーを両手の先で融合させて、相手を消滅させる光線を打ち出す。
得意技 コピーペースト
『ディーターミナル』で初登場した、アンドロモンを改良した究極体デジモン。

ボディを構成するパーツのクロンデジゾイド率が高くなっており、アンドロモンとは比較にならないほどの攻撃力・防御力を得ている。
アンドロモン時に見られた筋線維のような有機質はすべて、黒光りする装甲に覆われている。
また、アンドロモンの時点では未完であった思考を司るバイオ・シナプス回路にもクロンデジゾイド・パーツを追加。
それによって、“自ら思考し、目的を遂行する”能力を持たせることに成功した。
この特性とワクチン種という属性から、ウィルス種に対しての攻撃は、恐ろしいまでに正確かつ強烈である。

必殺技の『アトミック・レイ』は、
右肩の青い中性子制御タービンから放出される中性子エネルギー

左肩の赤い原子制御タービンから放出される原子エネルギー
を両手の先で融合させて、相手を消滅させる光線を打ち出す、というヤバ目の設定を持つ。


【関連種】

◆ボルトモン

感情の奔流が制御不能のパワーを生む、哀しき械人(サイボーグ)
世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 データ種
必殺技 トマホークシュタイナー
巨大なバトルアックスを投擲する。
得意技 バトルトマホーク
暴走
アンドロモンと同時期に造られたとされる試作型(プロトタイプ)サイボーグデジモン。
初登場は『デジモンペンデュラムVer.3 ナイトメアソルジャーズ』。

上述したように肉体ベースの人造人間、もとい人造デジモンであり、アンドロモンに欠落していた感情も持っていた。
パワーに関してもアンドロモンよりも優れていたため、これらの要素から(同じ試作型ながら)こちらが究極体に分類されている所以であろう。

が、制御が難しく暴走してしまい、闇に葬られてしまった過去を持つ。


…と言ったかは不明だが、誰かのエゴによって造り出され、勝手に存在を否定された悲しみの闇の中を彷徨う悲運のデジモンである。


◆ガードロモン

ネットに不法侵入者は許さない! 発見したら追尾し破壊
世代 成熟期
タイプ マシーン型
属性 ウィルス種
必殺技 ディストラクショングレネード
不法侵入者を、世界の果てまで追い詰めて破壊してしまうミサイルを発射。
得意技 ワーニングレーザー
両目から発射するレーザー。
レッドアラート
自爆技。
コンピュータネットワークの防御壁で守護を遂行するマシーン型デジモン。
元々は「ネットキーパー」たるギロモンと共に防御壁を不法進入してくるものを撃退していた。
だが、その防御能力に目を付けた悪質なハッカーが、コンピュータウィルスを感染させて手駒とし「ウィルスバスターズ」等から身を守るために利用している。
基本的に「防御」のプログラム命令しかないため『侵入者を防ぐ』という目的が果たせれば立場は問わないらしい。
また、専守防衛が主方針なので、不法侵入しない限りガードロモンから攻撃をしかけることはないという。

必殺技は『ディストラクショングレネード』。ミサイルのくせに警笛を吹き鳴らしてから突っ込んでいく。
やはり、防衛が目的なので警告の意味があるのだろうか。

後述するアニメ『デジモンテイマーズ』などから、アンドロモンの成熟期として扱われることが多い。
また、『超進化シリーズ』でガードロモン↔アンドロモンの玩具が発売されたことがある(海外限定)。
見事なガワ変形を披露している。

アニメ『デジモンアドベンチャー』でもメタルエンパイア軍団に属している……
が、本編ではムゲンドラモン麾下には登場せず、なぜかピエモン配下に貸し出されて過去編でのみ登場した。
メカノリモンとともに飛行能力を披露している。

2016年発売の『デジモンワールド -next 0rder-』では、クロンデジゾイト鉱山の警備を行っているという設定の金のガードロモンが登場した。
度重なる違法採掘者の激しい襲撃に耐えられるよう、空気中に漂うクロンデジゾイトの粉塵データを取り込んで変化したもの。
その影響か、属性も「フリー」に変わっている。
装甲の耐久性が通常より向上し、『ディストラクショングレネード』も僅かながら出力を上げることに成功している。
ただ、全体的な重量も増加し、機動力は低下してしまった。


◆メカノリモン

乗り組み員を守りながら、危険な作業もできる高性能メカ!
世代 成熟期(最初は完全体)
タイプ マシーン型
属性 ウィルス種
必殺技 トゥインクルビーム
胴体正面のレンズ部分から発射されるビーム。相手の動きを止めてしまう。
ジャイロブレイク
メカパワー炸裂のコークスクリューパンチ。
得意技 レッドサン*1
ガードロモンと同じく、ウィルス種でマシーン型の成熟期デジモン。
デジタルワールド初の乗り物型デジモンで、非力な小型デジモンがコックピットに乗り込んでパワードスーツのように扱う。
逆に、誰かが乗り込んで操縦してくれないと、メカノリモン単体では活動できない。
メカノリモン自体には自我がなく、それでいてウィルス種という特性から、操縦するのもやはりウィルス種であろうと推測されている。

パワーはかなりのもので、必殺技も遠距離用の「トゥインクルビーム」と近接戦用の「ジャイロブレイク」の二種類を備え、アニメ版ではさらに飛行能力まで見せた、成熟期としてはかなり強力なデジモン。
しかし開発途中らしく、酷使しすぎると電脳核(デジコア)がオーバーヒートしてしまうとか。

開発途中、意志や感情がなくコックピットからの命令に忠実……と言う設定や、
銀色の外装と、一部漏れている配線、長い腕、そして顔に当たる部分に皮膚のない肉とぎょろりとした目玉が覗いている……と言う容姿がアンドロモンと似ている。
むしろ見た目においてはガードロモンより似ているだろう。
ちなみに「太い胴体」「一つだけの目玉」「扁平型で長い腕」と言った見た目から、デザイン元は「天空の城ラピュタ」のロボット兵かも知れない。

アニメ版では操縦席にはバケモンが乗っていた。確かにウィルス種だが……非力なのか。それでいいのか成熟期。
ゲンナイも一体を強奪。アンドロモンと違い、設定に準じてゲンナイの操縦通りに動いている。
この個体が奪われたのは過去編だが、ゲンナイは本編時点でもメカノリモンを所有し続けている。
またデジモン紹介が45話と48話のそう離れていないあいだに二回もあった。ミスだろうか。

初登場はセガサターン専用ソフト「デジタルモンスターVer.S」。
実は本作でのみ「ゴキモンからのみ進化可能な、もんざえモン枠の完全体デジモン」だった。


◆ムゲンドラモン

世代 究極体
タイプ マシーン型
属性 ウィルス種
上述の通り、頭部プロテクターが膝アーマーに流用されている。
詳細は個別項目にて。


【関連作品でのアンドロモン】

PSソフト『デジモンワールド

ファクトリアルタウンの責任者として登場。
異変によって影響された様子はなく、至って理知的な言動をする。
だが工場の浄化機能が正常に働いておらず、排水に有害物質が混ざっていることを主人公が指摘するも「ギロモンがシステムを管理しているので異常はない」と相手にしなかった。
実際にはギロモンは狂って暴走しており、主人公がギロモンを鎮めると自分のミスを認めて謝罪してくる。
その後は壊れたデータの修復作業を行っており、時間が経ってから会いに行くとファイル島の根幹に関わる重要な情報を教えてくれる。

育成デジモンとしても登場。優秀な技を多く覚えるが、歩く音が結構うるさいのが難点。


アニメ『デジモンアドベンチャー

CV:梁田清之
第05話「電光!カブテリモン」でアニメ初登場。
ファクトリアルタウンの歯車に挟まれて機能停止している状態で発見される。
また、選ばれし子供達が初めて遭遇した完全体デジモンでもある。
救出しようとした際に、太一が謝って触れたレバーによって黒い歯車が体内に侵入。子供達に襲い掛かる。

「ニンニュウシャ…ハッケン……」

某殺人マシーンもかくやという勢いで子供達を襲撃し、グレイモンガルルモンの二体も圧倒する。
なお、この戦いでガトリングミサイルのガトリングも使用。
その後、進化を果たしたカブテリモン相手にも地上VS空中という不利をものともせず善戦するが、右脚にメガブラスターを受けてしまってな…。
黒い歯車を排出し、正気を取り戻す。

デビモン戦後のイカダを作るシーンでは、ファイル島で出会ったデジモンの多くが協力してくれたが、残念ながら彼は不参加。


長らく登場の機会はなかったが、ダークマスターズ編の中盤、第49話「さらばヌメモン」で再登場。
ムゲンドラモンの砲撃で地下に落ちた子供達(この時分断されており、太一と光子郎のみ)と合流。
そこで、長らくダークマスターズに対するレジスタンス活動を行っていたことが当人の口から語られる。
直後に現れたムゲンドラモンに対して、疲労で進化できないパートナーデジモンたちに代わって単身で迎撃。
ムゲンドラモンの正面からの突進を数秒とはいえ食い止め、その後も子供たちが合流するまで渡り合う。
さらにバードラモン、エンジェモン、エンジェウーモンが参戦して共に戦うが、さすがに究極体ムゲンドラモンにはスパイラルソードも通じず、ムゲンキャノンの連射で弾き飛ばされた。

ウォーグレイモンがムゲンドラモンを撃退した後も太一達と同行。
先のムゲンドラモン戦で、腕からワイヤーを伸ばして近くに人がいないかを探っていた能力を見せていたが、
今度は光子郎と協力してスパイラルマウンテンの構造を解析。「デジタルのモンスター」らしい能力を披露した。
また、この能力でムゲンドラモンやレディーデビモンの接近も把握している。
……が、その後繰り広げられた女の戦いにはさすがのアンドロモンも唖然としていた。

ダークマスターズ最強戦力、ピエモンとの戦いにも挑む。
ピエモンの術でデジモン達や子供達が人形に変えられていく中、他の子供らを逃がすために殿としてピエモンを足止めする。
当然、力量差は埋められず、最終的には人形に変えられてしまうが、その際の

 遠距離からの『スパイラルソード』
  ↓
 クロンデジゾイドのボディを活かし、ピエモンと切り結ぶ
  ↓
 相手の剣をかいくぐった鉄拳でピエモンを殴り飛ばす
  ↓
 バックステップがらの『ガトリングミサイル』

の流れはスピード感も相まってカッコいい。
カラオケのイメージクリップ内で採用されていたため、本編を見たことなくてもこのシーンだけは知っているという人もいるかもしれない。


最後の暗黒デジモンとの戦いの後は、子供達と共に復活した「はじまりの街」に帰還。

「どうでしょう、皆さん。記念に写真を撮りませんか?」

この際、メモリーに残された写真データが、後に大事な役割を果たすのであった。


黒い歯車をピンポイントで摘出することでかろうじて停止したり、再登場後も究極体と渡り合ったり多彩な能力を見せたりと、第一線で戦いながらレオモンホエーモンピッコロモンのように戦死もせずかませ犬になることもなくと、
本編で最初に登場した完全体ながら、完全体でもトップクラスの実力と格を保ち続けた強豪デジモンであった。


アニメ『デジモンアドベンチャー02

第07話「ヒカリノキオク」にて、前作と同一の個体が登場。

前作同様、作中で最初に登場した完全体。
アーマー体の攻撃でもダメージが通らず、逆にフレイドラモンとペガスモンをスパイラルソードの1撃で戦闘不能にするなど高い戦闘能力も健在。

一人デジタルワールドに取り残されてしまったヒカリを追い詰める。
が、ヒカリと太一の必死の呼びかけで、メモリーが復帰。

そうだ…みんなで……記念写真を撮ったんだ……

自力でイービルリングの制御から脱出し、リングを破壊する。

その後は、ガトリングミサイルでダークタワーを破壊。
再び街をカイザーの手に落とさないことを子供達に約束する。

第19話「合成魔獣キメラモン」では、カイザーがメカノリモンに乗って、暗黒の渦にあるデビモンのデータの回収に向かった。


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』

前作『デジモンワールド デジタルカードバトル』の続編(ストーリーの繋がりはない)。
本作から導入された機能「カード合成」の管理者をアンドロモン達が務めている。
ストーリーを進めるにつれて新しい街が解放され、より機能の充実した合成ショップも使用可能になっていくのだが・・・

アンドロモン1号「よく来たな、おれはこの合成システムの管理者の一人[1号]だ。」

アンドロモン2号「よく来たわね、あたしはこの合成システムの管理者の一人[2号]よ。」

アンドロモン3号「来やがったなコンチクショー!おらぁよこの合成システムの管理者の一人[3号]よ!」

1号はまだ普通なのだが、2号は(字面では分かりにくいが)女性型(瞳パッチリでまつ毛も見える)。
3号はちゃっきちゃきの江戸っ子のべらんめぇである。
意思や感情は持っていないという設定はどこへ…。

しかも、ストーリーを進めると1号の店でも全カードの合成はできるようになるのだが、合成結果の表示の仕様は変わらない。
そのため、必然的に3号の店の使用率が高くなり

「来たな、コンチキショーー!すべてのカードの合成が可能だってなもんでい、バッキャロゥ!!」

と優しく迎えられるテイマーが後を絶たなかった。


使用可能カードとしてもアンドロモンとガードロモンが前作に引き続き登場。
いずれも暗黒属性
アンドロモンは暗黒属性のレベル「完」の中では必要進化Pも少なく、また○攻撃「スパイラルソード」と△攻撃「ガトリングミサイル」の威力にほとんど差が無いため、割と安定した1枚。
その分、他の暗黒レベル完に比べれば全体的なステータスは控えめで、特殊効果も「なし」ではあるが、
もともと暗黒属性の特徴が「全体的な能力が高いが、必要進化Pが高め」と言うものであり、その中で「控えめな能力」のアンドロモンは、他属性の完全体とも十分渡り合えるだけのスペックとバランスの良さがある。
序盤に暗黒デックを組みたいのであれば、大いに役に立ってくれるであろう。

また、ガードロモンはレベルⅣ。
特筆すべきは、必要進化Pが 20 という驚異の軽さ。
暗黒の単色デックを組んだとしても、場合によっては1ターン目から出すことすら可能。
その分、ステータスは控えめ(とくにHPがかなり少ない)だが、レベルⅢと比べれば高いステータスを誇る上、
×攻撃特殊能力の「自爆」などと合わせて専用デックを組めば活躍してくれること請け合いである。
進化時点のHPが少ない点も、「相手よりHPが少なければHPを大回復する」という大回復フロッピーなど、フォローできるカードは多い。

なお、本シリーズにはメカノリモンは登場しない。


アニメ『デジモンテイマーズ

CV:梁田清之
第31話「ガードロモンとの友情!僕も戦うテイマーヒロカズ」で初登場。
ゲコモンの村を支配するオロチモンから村を解放するために戦いを挑んでいた。
※留姫のD-アークには「データ種」と表示されていたようだが、本来は上述の様にワクチン種。

「自分で言うのも恥ずかしいが…正義のアンドロモン!!」

だが、当のゲコモン等からは「(両者が)戦う度にこの世界が壊れ、修理するのはいつもゲコモンゲコ!」と良い目では見られていなかった…。

その後、博和らの治療を受け、傷が治るとともにガードロモンへと退化。

その後はオロチモンに攫われた樹莉を救出するため、ゲコモンと和解&協力。
戦闘に参加することもなかったが、アドバイスによってオロチモン打倒へのきっかけを作った。
そして戦闘終了後、博和の下にD-アークが出現。彼のパートナーとなる。

以降は再進化することはなかったが、博和と共に啓人らのサポートを行う。
現実世界には戻った際には、博和の姉から家の敷地内に入らないように厳命されていたらしい。

また、最終話でデジモンらが退化しデジタルワールドへ帰還する際にはカプリモン(幼年期Ⅱ)の姿になっていた。


また、クルモンの「シャイニング・エボリューション」によって進化し、デ・リーパーとの戦いに馳せ参じたデジモンの1体としてボルトモンが登場。

劇場アニメ『冒険者たちの戦い』では、レナモンプテラノモンとの戦闘時に、ボルトモンの「バトルトマホーク」カードをスラッシュし、使用した。


アニメ『DIGITAL MONSTER X-evolution

CV:梁田清之

NEWデジタルワールドの峡谷で登場。
所謂、イグドラシルに『選ばれたデジモン』として、ブロッサモンやハヌモン、トコモンらと登場。
ウォーグレイモンXの要請に応じて、ガルダモンXやコクワモンXら『逃げ延びてきたX抗体デジモン』との交渉の場についた。

……というのは表面上の事で、実は裏でイグドラシルに通報をしていた。

その結果、派遣されたオメガモンによって、ガルダモンXとコクワモンXは抹殺されてしまう。

だが、オメガモンはアンドロモンらも抹殺する指令を受けていたため、それに気付くと逃走を図る。
ウォーグレイモンXはオメガモンを止めるためドラモンキラーを発射するが、意に介さずにオメガモンはグレイソードを一閃。

その結果、グレイソードから弾き飛ばされたドラモンキラーに背後から胸を刺し貫かれ、死亡した*2

同じ声のアンドロモンが、かつてはレジスタンス活動に身を置いていたのに対して、本作ではレジスタンスを通報するという、やや皮肉な立場に置かれてしまった。


アニメ『デジモンクロスウォーズ

一期ではトワイライトの雑兵としてガードロモンが大量に登場。
また、ブルーメラモンが回想シーンでボルトモンの部隊と対峙していた。

二期ではサイバーランドのバグラ軍雑兵として数体のアンドロモンが登場…したかと思われたが、本物ではなくデスジェネラル・スプラッシュモンの分身「ドリッピン」が操る人形だった。


漫画デジモンクロスウォーズ

レイクゾーンの戦いの後、いつの間にかクロスハートに加わっていた。


アニメ『デジモンアドベンチャー:

CV:ボルケーノ太田
第12話「リリモン開花」で登場。初代から遂に声優が変わり、元バンダイのデジモン担当(現在は声優で芸名もデジモン宣伝時のものから)になった。
ちなみに、本話の作監は直井正博氏だが、彼は旧デジアドのアンドロモン回の作監でもある。

古代遺跡の地下へ落ちてしまったミミとパルモン。そこには、うち捨てられたデジモン達の残骸が積み重なっていた。
何とか地上へ戻ろうとするミミだったが、遺跡内の兵器工場でスクラップに埋もれていたアンドロモンがサウンドバードモンに操られ再起動、ミミらを襲撃する。

工場内にいたガードロモン(やハグルモン)は本来仲間のはずだが、ガードロモン2078号がミミを助けたために彼とも敵対する。

その強さが旧デジアド以上に描写されており、グレイモンなどの成熟期はもちろん、完全体で自分より巨体のメタルグレイモンとも同等以上に渡り合っている。

最終的には、某人造人間の様に、身を呈してミミを護るガードロモン2078号の頭を踏み潰して機能停止させた事でミミの怒りを買い、トゲモンがリリモンへ超進化するきっかけを作ってしまった。

リリモンからは頭部に踵落としを受け、また、花びらや花粉によるジャミングで照準が定められなくなったところに、フラウカノンを受ける。
その際発生した植物に覆われ、再び機能停止した。植物に包まれて機能停止するロボット…まさかね…。

旧デジアドとは異なり、その後再起動もせず、敵対したまま出番を終えることとなった。
だが、機能停止する前に正気は取り戻したような描写が見られる。
最終回では、そこから出て来たデジタマによって、ガードロモン2078号と共に再びハグルモンとして転生したと思われるシーンがある。


第54話「さすらいの戦鬼リベリモン」では、ボルトモンが登場。
荒野を彷徨うデジモンで、リベリモンから何度も戦闘を挑まれていた模様。
回想シーンでは、世代差もあり、リベリモンを圧倒していた。

本作ではバトルトマホークの重量が強めに描かれ、ボルトモンをもってしても引き摺ったり、投擲後にキャッチする際に大きく後ずさったりしていた。
また、身体から電撃を放ったり、腕のワイヤーを外して高速回転させてから殴るような技も披露した。

リベリモンに再度戦闘を挑まれた際も有利に戦いを進めるが、リベリモンの『ヴァンキッシュミサイル』で投擲したトマホークを受け止め損ないダメージを負う。
そして、リベリモンと拳をぶつけ合うことになるが体を砕かれ撃破された。

海神「投擲武器は気を付けねばいかんぞ」
ボルトモン「オマエと一緒にしないでくれ…」






どうでしょう、皆さん。記念に項目を作成しませんか?



……そうだ…みんなで……項目を追記・修正したんだ……。


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最終更新:2023年10月23日 00:21

*1 旧カードゲームのSt-960でのみ設定されているB攻撃。ただし、それ以前のカードではB攻撃は「ジャイロブレイク」のため、ホルスモンからの誤植の可能性もある。ただし、該当弾にホルスモンはラインナップされていない。

*2 ウォーグレイモンXに庇われたトコモン以外も同時に全滅