キュルビヌュ

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登録日:2012/10/02 Tue 23:13:46
更新日:2024/03/31 Sun 22:36:21
所要時間:約 3 分で読めます




キュルビヌュは、FINAL FANTASY Ⅶに登場するモンスターである。





LV…30
HP…3200、MP…300
EXP…700、AP…150、ギル…1000



竜巻の迷宮に出現する。
シリーズ通しても実に発音困難なネーミングの持ち主。
ステータスを見る限り、特に変わった所は無い。

姿はサイコロのような正方形6面体で、各面にはそれぞれ違った絵柄が描かれている。
攻撃の際は自ら飛び上がって転がり、出た面に応じた攻撃を行う。
対応表は、
  • 剣…通常攻撃
  • 炎…ファイラ
  • 氷…ブリザラ
  • 時計…スロウ
  • ハート…HP回復
  • 注射器…MPが少なくなると出るらしく、MP吸収


さて、このキュルビヌュというモンスター、確かに面白い性質を持っているが、ぶっちゃけそれだけで雑魚モンスターなのにラスボスより強いとかそんなこともないし、レアなアイテムを落とす訳でもない。
単独項目が立てられる程でもない情報量しか持たないモンスターが何故単独項目が立てられているかと言うと、このキュルビヌュ、リアルタイムで10年以上本当にゲームに存在するのか疑問に思われていた程の超レアモンスターだったから*1


解体真書にはグラフィックとステータスもキッチリ載っているので、データ上に存在することは確認されていた。
Vジャンプブックスからの攻略本では、極めて運よく遭遇できたらしく、ハートの面を向けたスクショが掲載されていた。
データ解析などでキチンとエンカウントテーブルが存在しているのも確認されている。
しかし動いている映像も、戦闘中の画像も、全く確認されてこなかった。
さながらFF7における未確認生物や都市伝説のようなモンスターだったのだ。





それほどまでに存在を疑問視され、長らくこのアニヲタwikiにおいてこのモンスターの項目も自信なさげな記述になっていた理由は、出会える場所が
一度クリアすると入れなくなる「竜巻の迷宮」のジェノバ・DEATHと戦うフロア、僅か1マップ(しかもそんな広くない)のみという「誰が分かるかそんなモン!」という出現範囲の狭さ。
同じく竜巻の迷宮に出現するトンベリはイベントフロアに出現するよう設定されてしまったせいで危うく没モンスター化しかけたが、闘技場でよく見かけるため労せず遭遇できる*2
正真正銘の没モンスターとしては、魔晄キャノンに出ると同じく解体新書に記載された「魔法吸収マテリア」というモンスターがおり、こちらはデータのみの存在であり実際に会う事は叶わない。
(宝条かプラウド・クラッドあたりのお供として出す予定だったのだろうか?)
プレイヤーの中には、発売当時から実際に遭遇したことがあるという人もちらほら存在していたが、なにせ出現マップが限られ過ぎている事からガセネタ扱いされる事も多かったようだ。




出現範囲の狭さ、出現率の低さ、期間限定の三重苦で、PS版では意識しなきゃ絶対出会えないレベルのモンスターであったが、
Windowsダウンロード版ではエンカウントテーブルの都合上、出現するマップでセーブ→ロードしてウロウロしてれば出会えるようになったらしく、目撃できるケースは増えた。
裏を返せばそれまではこの項目の作成者のように存在を疑問視する人や、全く知らなかったという人は多かったようである。





バグかも知れない。フラグミスかも知れない。しかしその実態はトンベリよりはマシかもしれなかった、そんな超レアモンスター。
だが、FF3に出てくる三色ドラゴンのようにとんでもないアイテムを落としていくわけでもない、レアなだけのモンスター。
存在そのものが、一種のロマンのようなものである。

お暇な方、他の人が体験した事の無い体験をしてみたい方。
その気があるなら、あっと言う間に通り過ぎがちな竜巻の迷宮で、しらみつぶしの旅をしてみてはいかがだろうか?










追記・修正…特に実際に目撃した方の追記修正、歓迎致します。

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最終更新:1970年01月01日 09:00