第2話OP4

OP4「船長といっしょ」

シーンプレイヤー:ミヤザワ=カノン
マイヤも自動登場。他のPCは登場不可です。

 ※ GM社から秘密裏に「帝国の新型戦艦を破壊してもらいたい」と依頼され、それを引き受けるシーンです。
  なぜ、その作戦に参加しなければならないかは、各自で勝手に決めてOK(特に明かさなくて良いw)
  大事な点は「カノン」と「マイヤ」(おまけにグラーフもw)が揃っていないとダメな作戦、ということですね。
  報酬はきちんと支払われます。ゲーム的な数値ではないので、あまり交渉しても意味がありませんぜえへへ。


パトリック=ウォン:「やぁ、来てくれたね」 実に嬉しそうに。両手を広げて歓迎する。 > カノン
カノン:(夢に見たとおりね) 予知夢の内容については、《マインドロック》のせいで言えませんw
カノン:(あたしは大企業の重鎮に呼ばれるような身分じゃない。それはわかってるけど‥‥)

 ウィンカスターにあるゼネラルマテリアル社(GM社)の高層ビルの最上階を、カノンは訪れていた。
この階の主。パトリック=ウォンの執務室へと呼び出されたからだ。
意外なことに、キミ以外にも先客がいた。一人は、ミラーシェードをつけた背の高い男性。もう一人はマイヤだ。

パトリック=ウォン:「突然の呼び出しで戸惑ったかい?」
パトリック=ウォン:「だが、ちょっと他のヒトには頼めない、特別な用事があってね‥‥」
パトリック=ウォン:「さて。では、改めて自己紹介しておこう」
カノン:無言で頷きます
パトリック=ウォン:「私はパトリック=ウォン。このゼネラルマテリアル社で、情報処理部の長を務めている者だ」
パトリック=ウォン:「今後とも宜しく頼むよ、ミヤザワ=カノンくん」 人懐っこい笑みを浮かべ、手を差し出す。
パトリック=ウォン:「いや~ こんな若くて可愛いお嬢さんだなんて、全く思わなかったよ。びっくりだ」
カノン:無言無表情。どういう顔をしていいか分からない。握手します。

カノン:心配そうにチチッと鳴いた子リスに微笑み返し。
カノン:「どうぞ続きを。あたしのような無力な小娘に何を求めているかは知りませんが」
パトリック=ウォン:「結構」 にんまり。
パトリック=ウォン:「では早速、ビジネスの話に入ろうか」
ミラーシェードの男:「ようやく本題か。この顔ぶれを集めて、何をさせようというのだね?」

 壁に腕組みをして立っていた「ミラーシェードの男」が、カノンの隣に並び立つ。マイヤは反対側だ。

ミラーシェードの男:おっと。カノンはわたしにコネクションを持っていたな。
ミラーシェードの男:わたしはキミのことを知っていてもいいのかい? > カノン
ミラーシェードの男:もし、キミが「何らかの方法で」一方的にわたしを知っているだけなら、初対面扱いするが‥‥
カノン:どぞ。
ミラーシェードの男:ああ、ならば既に別件で知り合っているのだな。クエスターの少女、カノン。

ミラーシェードの男:「フ。久しぶりだな。レディ」
ミラーシェードの男:「キミの姿がここにある以上、今回の事件はかなりの騒動となりそうだ」
カノン:「御無沙汰です。‥‥“親方”?」 他意はないですw
ミラーシェードの男:「キミから愛情をこめて呼ばれるなら、どんな呼び方でも構わないさ」
ミラーシェードの男:「だが。できれば、わたしのことは“グラーフ”または“船長”と呼んでくれたまえ」
カノン:「わかりました、“船長”」

パトリック=ウォン:「おほん。では諸君。今回の依頼内容についてお話しよう」
パトリック=ウォン:「“シュヴァルツ=ヴァルフィッシュ”という名に、心当たりはあるかね?」 > ALL
マイヤ:ない
ミラーシェードの男:「‥‥確か、帝国の新型戦艦、だったか? そんなコードネームの建造計画があったはずだが」
パトリック=ウォン:「流石だね。グラーフ船長」
カノン:初耳の方向で。知っていても《マインドロック》の効果で言えないw
カノン:とりあえず相槌打っておきます。

パトリック=ウォン:「それは、ヨルムンガルド社が造り上げた、巨大な空中戦艦の名だ」
パトリック=ウォン:「プロジェクト名がそのまま艦名へと引き継がれた形だね」
パトリック=ウォン:「で、今回の依頼なんだけどねー」
パトリック=ウォン:「その新型戦艦、ちょっと行って、吹き飛ばして来て欲しいんだよ♪」 軽くw
ミラーシェードの男:「ヲイィッ?!」
カノン:「戦闘屋がいないこの場で、ジョークにしては笑えないわ」

 にんまり。ヒトの悪い笑みを浮かべ。パトリック=ウォンは頷いた。

パトリック=ウォン:「‥‥なにも、素手で殴り壊せって言ってるわけじゃないさ」
パトリック=ウォン:「このトランクを見てくれ」 ほいっと投げ渡す。
ミラーシェードの男:思わず受け取る。
カノン:「これは‥‥」 なんとなく『解ってます』な顔で。

パトリック=ウォン:「それは最新鋭の爆弾でね」
パトリック=ウォン:「機関部に仕掛けて起爆すれば、帝国の新型戦艦だろうと、一発でボンッ!さ」
ミラーシェードの男:「おわったっとっとっとッ?!」 両手でトランクをあたふた。
ミラーシェードの男:「そんな危険なモノを投げるなッ!」
パトリック=ウォン:「いや、それがねぇ‥‥ それの起爆スイッチがね。ちょいと特殊でさぁ」
パトリック=ウォン:「特殊なキーコードが必要みたいなんだよ」
カノン:「生体認証だとでも?」 無意識に言葉が口から出ています。自分でも意味は把握できていないw
パトリック=ウォン:「いや。生体認証なら、帝国にはそれを凌駕する技術(エイリアス)が存在する」
パトリック=ウォン:「‥‥ある意味、これは、もっとタチが悪い代物かもしれないね」

 器用に肩を竦めつつ。パトリック=ウォンは後頭部を掻いた。

パトリック=ウォン:「ぶっちゃけると、私では起爆できない。グラーフ船長、マイヤくん。キミ達にも無理だ」
パトリック=ウォン:「これは“ランダム生成されつつある暗号コードを的確に、その完成前に入力する”必要がある」
ミラーシェードの男:「だが、キミなら出来るだろう。ミヤザワ=カノン」
カノン:「あたしはテクノロジーの専門家じゃありませんよ?」
パトリック=ウォン:「詳細は知らないよ。ただ、キミを推薦してくれた人物が居てね」
パトリック=ウォン:「‥‥キミならば“まだ未生成な状態のキーコードを、完成前に察知する”ことも可能だと」
GM:GMから補足しておきましょう。これは「リターナークラスの持ち主ならば起爆できる」という意味ですね。

パトリック=ウォン:内心では、キミが伝説のオラクルか何かではないかと勝手に推測しているが、あえて口には出さないw
カノン:「‥‥無茶振りですね」 本音を言えばオラクルあるなら取りたかったですw
カノン:ああ、こうは言っていますが、カノンは依頼を受けることに納得しています。
カノン:彼女の脳裏には、ミッションに参加している自分の(未来の)記憶があるので‥‥w

ミラーシェードの男:「フ。なるほど」 きらーん☆
ミラーシェードの男:「つまり。わたしは彼女とこのトランクを新型戦艦へとエスコートし、連れ帰る役目なのだな?」
パトリック=ウォン:「御明察」 ぱちぱちぱち。軽く拍手。
パトリック=ウォン:「そして。頼れる護衛として。彼女、マイヤくんを推薦しておこう」 マイヤを手で示し。
パトリック=ウォン:実は、マイヤには「カノンの監視」も依頼している。
パトリック=ウォン:彼女が任務を途中で放棄して逃げ出した場合、機密保持のために動いてもらう予定。
カノン:何かひどいこと言われている‥‥w

カノン:それはそれとしてマイヤの方に目線を向けて軽く会釈。
ミラーシェードの男:「初めまして、かな? レディ」 > マイヤ
ミラーシェードの男:「わたしはグラーフ。グラーフ=シュペー。飛空艇“虚無の翼”二十三世号の船長だ」
マイヤ:私はレディと呼ばれる年齢ではない
ミラーシェードの男:「わたしの尊敬するクリエイターは、こういった」
ミラーシェードの男:「“心がキラキラしているなら、何歳だろうと少女です”と」
カノン:だれよ?!w > クリエイター

ミラーシェードの男:「輝きに満ちた心を持つキミを、わたしの船に招待させてもらいたい」 > マイヤ
ミラーシェードの男:「フッ」 きらーん☆ 決め顔で。
マイヤ:(歯の浮くような台詞‥‥ 私の好みではないな)

パトリック=ウォン:「まぁ、それでいいけど、ちゃんと任務も果たしてね?」
マイヤ:「GM社の将来有望なイケメンを紹介してくれるならな」
パトリック=ウォン:「いやぁ」 なぜか照れる。
マイヤ:「あ?」
パトリック=ウォン:「ぜ、善処しよう‥‥」 マイヤの視線の圧力にひるみ。
カノン:「世界を滅ぼすような危険なものを、そのままにはできないわ」
カノン:「できることをやるわ‥‥」 執務室を出ます。

GM:では、特に希望なければ、グラーフの強い要望で酒場に向かうことになるが‥‥(本編に全く関係ないムーヴ!w)
カノン:お酒飲めないけど行くのはOKですw

クエスト:「新型戦艦を破壊する」を獲得しました。 > カノン&マイヤ

シーンEND


GM:さて。OPは全て終了いたしました!
GM:ミドル1は「ローゼが脱走する」予定です。そこで他のPCたちと現場で合流する展開ですねー
リーリエⅡ:ほうほう
マイヤ:なーる
GM:つまり。既に「新型戦艦の中にどうやって侵入するか?」は達成した後、ということだなw
GM:なお情報収集判定で「実は下調べしていた!」もOKなのでー
GM:侵入前の出来事も自由に後ででっち上げてもOKよん?w
カノン:情報収集は頑張るよ。


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最終更新:2013年05月13日 22:06