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4. 型と値と変数
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4. 型と値と変数
Javaプログラミング言語は静的に型付けされた(statically typed)言語です。これはコンパイル時にどの変数の型もどの式の型も分かっているということを意味します。
Javaプログラミング言語は強く型付けされた(strongly typed)言語でもあります。型はその変数が持つことが可能な値を制限し、それらの値を用いた演算を制限し演算の意味を決定します。強く静的な型付けはコンパイル時にエラーを発見するのに役立ちます。
Javaプログラミング言語の型は2つのカテゴリー、プリミティブ型と参照型に分けられます。プリミティブ型にはboolean型と数値型があります。数値型には整数型であるbyte、short、int、long、char型と、浮動小数点型であるfloat、double型があります。参照型にはクラス型、インタフェース型、配列型があります。特別なヌル型もあります。オブジェクトはクラス型のインスタンスとして、もしくは配列として動的に作成されます。参照型の値はオブジェクトへの参照です。配列を含むすべてのオブジェクトはObjectクラスのメソッドをサポートします。文字列リテラルはStringオブジェクトで表されます。