【ヌエ】


名前/肩書き:ヌエ/夜の女王
性別:女
年齢:27
誕生日:春
身長:165cm
カップ:E
髪:赤系黒髪
瞳:藍
学歴:蛟龍第二高校2年で中退
出身:蛟龍町
職業:踊り子&娼婦
家族構成:父(自殺)、母(他殺)
住処:壱番街の隠れたマンション
一人称:私 二人称:あなた 三人称:あの子、彼
語尾:~ね、~でしょう、~よ
(丁寧な古風な女性という感じ)
好きな物:坊ちゃん、サクランボ、野菜
嫌いな物:八咫鴉、蛟龍町、肉
信仰:八咫鴉信仰(軽いもの)
趣味:性行為、ダンス

壱番街の歓楽街の主要なストリップ劇場の一つ、『以電子』の一番人気の踊り
子兼娼婦。歓楽街を利用する者、働く者に根強い人気があり、夜の女王と呼ば
れている。八咫鴉の元恋人。艶やかで怪しい雰囲気満載の美女。

大人っぽく常に微笑を絶やさないミステリアスウーマンかと思えば、子供っぽ
くふてくされたりする、男心を掴むのが上手い女性。挑発的な態度をとること
もあるが、根は優しく、劇場の娼婦たちの人望を集めている。
八咫鴉が子供の頃から付き合いがあり、三代目とキュウビを除けば、一番八咫
鴉と親しかった人間であり、キュウビよりも付き合いが長い。

夏の放火魔事件の後に、怪我したヤタを心配して廃バスを訪れイナバと初めて
出会う。仕組んでイナバをAV女優にさせようとしたが、本人いわく「気の迷い
」で、根はいい人である。たぶん。
元恋人とはいえ、未だに体の関係は続いているらしく、八咫鴉が彼女の隠れ家
や歓楽街に出入りすることも少なくない。イナバと仲直りしてからは、ヌエが
廃バスに立ち寄ることも。
子供の頃から知っているせいか、八咫鴉を振り回しては楽しんでいるようだ。
娼婦のため、いろいろな情報を知っていて、それを回すことも多い。

基本はロングの黒髪ストレートだが、時にはウィッグなどで全然別人になるこ
とも。どんな女にもなれる強みが、彼女を夜の女王に仕立て上げている。白柳
会に弱味を握られていて、体を武器に得た情報を売ることも少ないが、本人自
体は街や八咫鴉に関わる全てのいざこざに興味がない。彼女が興味を示し、深
く執着するのは八咫鴉本人についてのことだけである。
一度来た客でもきちんと名前と顔を覚えるほど、頭脳明晰で、相手の理想の女
になるための努力を惜しまない。
趣味は、性行為とダンス。趣味がそのまま仕事になっている稀有なケースであ
る。男の相手が多いが一応バイ。

自ら進んで娼婦になったのではなく、高校生の時に親の借金が原因でやむを得
ず身を落とすことに。しかし、持ち前の努力で今の地位にまで成り上がった。
今では自分の仕事に全く嫌悪を抱いておらず、むしろ楽しいと思っているよう
だ。借金は全て返してあるが、白柳会にいいように飼われている現状。それで
も一時期よりは自由になったとか。
彼女が街に関わる時は大抵が八咫鴉に関わることである。未だに惚れていると
いうよりは執着している。
根はやさしく、気配りができるのだが、嫉妬深く陰湿である。今のところその
陰湿さは八咫鴉にしか向けられていないので、彼女の立場をよく思わない者に
足元をすくわれずに済んでいる。

元々はふつうの階級のふつうの両親の一人娘で、幸福な人生を送っていた。ひ
ょんなことから三代目八咫鴉と面識があり、おじ様と呼んでは慕っていた。
ある冬、三代目に拾われた精神の壊れた子供(四代目八咫鴉)と出会い、当時
中学三年だったヌエは無表情な子供をなんとか笑わせようと四苦八苦する。そ
のおかげか、子供もだんだん心を開いていき、愛情とか憐憫といった感情が生
まれるようになり、それが翌年キュウビを助け出したことへと繋がる。
しかし子供が来てから一年経った頃、お人よしすぎる両親が親戚の借金の連帯
保証人になってしまい、当然の如く親戚は夜逃げ。膨大な借金を肩代わりする
ことになった父親は、白柳会に保険金をかけられて自殺を強要され、母親は散
々娼婦として働かせられたあげく臓器を売買される。残された高校2年のヌエ
にもまだ減らない借金が残り、それを体を売りながら返すことになる。しかし
それは借金取りである白柳会が勝手に決めたことで、何も知らないヌエはある
日下っ端達に誘拐され、夜明けまで強姦された。
ショックで数日家に引きこもっていたヌエを心配して当時8歳だったヤタが様
子を見に行くと、ヌエは泣きながら顛末を説明し、そして「これからどんなこ
とがあってもいつでも私の味方でいてくれる?」と問いただす。ヤタが頷くと
道連れといわんばかりにヌエは彼を襲う。(性的な意味で)ヌエはこのことを
とても後悔しているが、ヤタはもともとヌエのことが好きだったのでそんなに
気にしてない。しかしこの約束が後々ヌエが死ぬまでヤタを縛ることになる。
そのすぐ後の冬、三代目が死んでから、付き合い始めるが、ヤタがロッカー炎
上事件の犯人を殺して四代目八咫鴉として認められた時から彼の様子が変わり
、二人の間に変に距離ができてしまう。ヌエからしてみれば、今のヤタは八咫
鴉としての名前と立場を憑代に昔のことを全て無理やり押し込めて忘れたふり
をしているだけなので、いつか決壊してしまう前に八咫鴉を止めて元のように
戻ってほしいと思っている。
白柳会に恨みは多少あるが、今の自分があるのも、八咫鴉が生きているのも白
柳会のおかげなので友好的ではある。

狙い:歓楽街での自分の立場の強化、八咫鴉を過去の坊ちゃんに戻して自分の
ものにすること


最終更新:2013年03月20日 01:41
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