• 竜頭街
街の中心部。一番治安が良く、富裕層が暮らしている。
最新の技術を使ったビルが多く、博物館や役場など公共施設も集まっている。デパートやち
ょっとした遊園地もあるため、休日は富裕層だけでなく、街中の人々が集まるために混む。
白柳会の本家や、街のシンボルである蛟龍タワーなどがあり、蛟龍町の心臓といってもいい
エリアである。
竜頭街は、他のエリアに比べて標高が高く孤立している。その姿はおおよそ八角形で、竜頭
街と他のエリアを繋ぐ絶壁や坂の部分にはそれぞれ個性のある施設が作られている。そして
地下部分には地下鉄やエレベーター、水族館などが作られ、わずかな隙間も利用しようとす
る蛟龍町の民族性が表れている。

【蛟龍タワー(蛟龍駅)】
竜頭街の中心にある、街で一番高いタワー。蛟龍町のシンボル。
初代八咫鴉が街を開発した頃に、雇用の促進のために作られたもので、その存在に特に意味は
無いが、観光地として一応の面目は保っている。タワー自体の高さは大したことないが、もと
もと竜頭街の標高が高いため、その他のエリアからみるととても巨大に見える。銭亀町の建物
には、標高含めてこのタワーより大きい建物がないので、敵対視し、それよりも大きな銭亀タ
ワーを作ろうとしている。
竜頭街の地下は、巨大な空洞になっており、水族館やショッピングモール、居住区、そして地
下鉄になっている。タワーの1階はエレベーターで地下鉄と繋がっており、1階は蛟龍駅になっ
ている。
ちなみに、1階には他の街と繋ぐ電車があるが、一般人の利用者は殆どいない。

【白柳会本家】
初代八咫鴉の頃から続く、由緒ある白柳会の本家であり、八咫鴉家の本家である。古風な日本屋
敷で、中庭を囲うように家屋が配置されている。
中庭には、弐代目八咫鴉が好んだ「桜」の樹が植えてあり、蛟龍町には桜はこの本家のものと、
参番街に植えられてる2本しかない。三代目白柳会会長、ヤカンの家であり、月に一度は白柳会の
集まりが行われる。
三代目八咫鴉は、白柳会を追放されたので、ここの敷居を跨ぐことを許されず、肆代目八咫鴉も全
く近づかない。

【八咫鴉神社三ノ宮】
竜頭街にある金ぴかの新しい立派な社。武を司る。金持ちの好みそうな悪趣味な造り。
建築されたのは街の開発当初だが、最近更に改装された。管理者の権利が、金持ちの間で売買され
ていて、三ノ宮の管理者になる=金持ちであるステータスである。街の中心エリアであるというプ
ライドもあってか、最近では本宮である一ノ宮と成りかわろうとしている。

【クダンの家】
富裕層しかいない竜頭街の中でも特に金持ちの集まる居住区にある。
蛟龍町有数の赤毛族の富豪の家。

【モノレール】
竜頭街のビルの合間を縫うように作られたモノレール。主に観光用。


  • 八卦地下施設
竜頭街の地下部分を利用して作られた施設。この地下部分を「八卦地下」と呼ぶ。


【地下鉄】
竜頭街の地下に円を描くように路線が敷かれている。そこから更に、壱~肆番街に放射状に線路が
広がっている。蛟龍町の人々の重要な移動手段であり、交通費は大して高くない。

【エレベーター】
地下鉄、ショッピングモール、水族館など、竜頭街地下と竜頭街を繋ぐエレベーター。
一般人が竜頭街に行くには、大抵地下鉄で蛟龍町駅に行き、そこからエレベーターで竜頭街まで登っ
ていくのが一般的である。

【地下居住区】
蛟龍町地下に広がる居住区。主に貧民が住む。
弐代目八咫鴉と世界警察との抗争の際に、戦場になっていたこともあり、ホームレスや犯罪者といっ
た行き場所のない人間が住み着き、地下であることから衛生状態はとてもよくない。
配線が張り巡らされ、至る所に虫やネズミがいる。エレベーターと直接つながっていないため、ここ
に行くためには階段や業務用の廃エレベーターを使って降りなければならない。
別の階には、金持ちの秘密基地のような整った居住区(別荘区)もあるようだ。


最終更新:2013年05月12日 23:47