覚えたことを忘れないためには頻繁に復習をする必要がある。
よく私がいうのは、黙読では浅すぎる、書きなぐりでは遅すぎるということだ。その中間にある音読で、目で見て、耳で聞き、口で話す、そんな強い刺激を頻繁に頭に入れ続けることが習得の王道だ。
そのうえで、復習頻度が大事になる。
一、量で考える
十問ずつ解くのを五セット、これが終わったら間違った問題をすべて解き直す。まちがった問題をストックしておいて、またこれを十問ずつ解く、というやり方。
二、一週間で考える
最初の四日で一周、正答率半分として、次の二日で間違った問題のみ二周目、次の一日で間違えた問題のみ三周目。
三、一ヶ月で考える
二週間で一周、一週間で誤答のみ二周目、三日間で三周目、二日で四周目、一日で五周目。ほかのバリエーションとして、すべてを三周やってから、これをやるパターンもある。まぐれ当たりが多そうな分野とかはそれでやる。
四、二ヶ月で考える
三におけるそれぞれの期間が二倍になった形、頻度が少なすぎるのであまりおすすめしないが、倫理政経とかならいいかも!
五、基礎から攻める
基礎問題だけやって、分からない問題は類題を解く。定期テスト前とかだとおすすめ。
六、応用から攻める
演習問題だけやって、分からない問題は例題に戻る。入試本番前で、ある程度基礎力がある場合にはおすすめ。
七、階段型に考える
一週間目は一章だけ、二週間目は一章と二章、三週間目は一章から三章、四週間目は二章から四章というふうに一つずつずらす。一週間目から三週間目までは勉強に慣れていない子のために、少しずつ量を増やす。
これは試してみて、ずぼらな自分でもできるやり方を考えるしかないのだけど、ちょっと試してみてください。
復習をするというのは、つまり確認テストをするということだ。教科別に以下のような感じでやる。
最終更新:2012年03月12日 17:17