「例題です。」

発言者:???
対象者:様々

黄雷のガクトゥーンの台詞。
ガクトゥーンのゲームパート(?)における定型文。
コケシみたいな絵と共に登場する。
正しい解答を選ぶとマフラーコケシが褒めてくれて間違った解答を選ぶとマフラーコケシに叱られるかゲームオーバー、《世界介入》を選ぶとマフラーコケシが導いてくれる。


  • 「例題」
例題です。
ここに、1匹の犬がいました。
何よりも誇り高い犬です。
犬はただ己のみで生き抜いてきたのです。
誰にも導かれずに、
ただひとりだけで世界を知って、
ただひとりだけで世界を生きて、
餓えながら生きていました。
吠えながら生きていました。
自分以外、あらゆるものは敵でした。
犬は孤独でした。
世界に自分の仲間はいませんでした。
やがて、犬は倒れました。
餓えの果てでした。
別の犬がやってきました。
春でもないのに、雌犬がきたのです。
人に飼われた雌犬です。
彼女は、首輪をしていました。
餓えた犬に、彼女は肉をくれました。
食べなさいと言いました。
犬は屈辱を感じたのかも知れません。
己だけで生きてきたのに。
雌に、施しを受けるなど。
――どうすべきですか?
犬は、誇り高く瞼を閉じるべき?
犬は、彼女の言うことを聞くべき?
犬は、野生の証明をすべき?

  • 「回答」
回答です。
犬は、人を恨むことはしませんでした。
最愛の妻を失ってしまった犬です。
春でもないのに伴侶を得ていた犬でした。
妻は死んでしまいました。
犬はひとり残されてしまったけれど、
恨むことも殺すこともしませんでした。
犬は眠る妻の顔を見たのです。
そして、何かを感じた。
何か、とは――
言葉にならないものを得た犬に、
誰かが、言いました。
「よく見ろ。
 そして、お前は理解する。
 お前の妻と過ごした人間たちは
 お前の妻の家族だった。
 きっとだ。お前の感じる通りに。
 であれば、お前の家族だ。
 恨むな。
 殺すな。
 ただ、お前の妻のように在れ」

  • 「おとぎ話」
――例題です。
いえ、是はおとぎ話です。
昔、昔のこと。
あるところに……。
ひとりの若者がいました。
人々を愛し、世界を愛する若者でした。
世界を守る、そう彼は言いました。
世界にあまねく、輝くものを守るため。
彼は、かみさまに誓いました。
でも、問題が一つ。
すなわち……。
Q:世界とは?
彼は答えました。
「この手の届くすべて」
そう言って――
彼は、世界を守り始めました。
それが、今から数十年前のことです。
そして――
そして、今も。
彼は、世界を守り続けているのです。
瞳を灼き、
胸を焦がす、
まばゆい輝きのために。
今も、どこかの世界の果てで――。



  • マフラーコケシw -- 名無しさん (2013-03-07 13:15:09)
  • チャチャチャチャ〜ン♪ -- 名無しさん (2013-03-07 17:05:16)
  • マフラーコケシかww -- 名無しさん (2013-03-07 23:50:28)
  • しかも多分電動なんだぜこのマフラーコケシw -- 名無しさん (2013-03-08 01:16:16)
  • 電動ワロタww -- 名無しさん (2013-03-21 11:29:10)
  • 電動のコケシとか違うもん思い浮かぶからやめろw -- 名無しさん (2013-12-17 22:25:13)
  • 電マかな?(難視) -- 名無しさん (2013-12-18 20:34:24)
  • これがテスラマシンww -- 名無しさん (2014-08-31 07:23:36)
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最終更新:2014年08月31日 07:23
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