■ MinGW版 Emacs 特有の設定
【お知らせ】
<2017/10/05 追記>
gnupack-11.00 の Cygwin を更新するには、次のページの 1) で紹介している setup.bat を起動することで対応可能です。
<2016/10/17 追記>
追記現在、gnupack 本家サイトでの gnupack-11.00 の公開は中止されています。ただし、gnupack-11.00 の流れをくむ gnupack は次のページからダウンロードできます。
このサイトでは、gnupack-12 の unofficial版をリリースしていますが、このリリースの Emacs は Cygwin版ではなく MinGW版のものです。(本家の方は、gnupack-12 以降 Cygwin版となっています。)これを使うことで、本設定を利用することができると思います。ただし、この unofficial版を構成するものは、Emacs だけでなく Cygwin や同梱の Emacs の設定(init.el)も古いものとなっています。利用にあたっては、Cygwin の更新や Emacs の設定の全面的な見直しが必要です。
<2015/02/05 追記>
W32-IME対応の x86版 Emacs は次のページからダウンロード可能です。
<2014/11/19 追記>
次のページも併せて参照すると良いと思います。
<2014/11/13 追記>
GNU 謹製の Windows版 Emacs は次のページからダウンロードできます。
上記のものは W32-IME対応版 ではありませんので、次のページの利用を検討ください。
【本題】
gnupack は、Emacs が起動する前に config.ini で環境変数等の設定ができ、とても便利です。
以下は、この仕組みを使いながら NTEmacs64 を起動するための設定です。(MinGW版 Emacs であれば、GNU配布版 Emacs などでも適用可能です。)
1) 次のリポジトリから Emacs-25.2-IME-patched.zip をダウンロードし、解凍する。
2) gnupack のインストールディレクトリの /app/emacs 配下に、解凍した Emacs-25.2 を配置する。
3) gnupack のインストールディレクトリにある config.ini の EMACS_DIR 変数を次のとおりに変更する。
EMACS_DIR = %INST_DIR%\app\emacs\emacs-25.2-IME-patched
(let ((dir (expand-file-name (concat (getenv "INST_DIR") "/app/emacs/site-lisp"))))
(unless (member dir load-path)
(setq load-path (cons dir load-path))
(let ((default-directory dir))
(load (expand-file-name "subdirs.el") t t t))))
5) gnupack の起動方法で、Emacs を起動する。
6) init.el でエラーが出るところがあれば、対処する。
<変更履歴>
- 2014/10/30 このページを作成した。
- 2016/10/17 chuntaro のサイトの NTEmacs64 が 25.1 にバージョンアップしていたので、記載の見直しを行った。
- 2017/08/10 chuntaro のサイトの NTEmacs64 が 25.2 にバージョンアップしていたので、記載の見直しを行った。
最終更新:2019年11月03日 18:44