負われ狐

おわれぎつね

種別
別名
住所 兵庫県上郡町?
特徴  永正8年9月8日、英賀城の郎士得野兵庫が岩之郷宝林寺近くの墓場を歩いていると、目の前に美女が現れた。兵庫は女にぜひ背負ってくれと頼まれる。背負ってみると女は米2俵程の重さで、怪しんで切りつけると消え失せてしまった。兵庫は後ろ向きに倒れ、女と思って斬ったものを見れば松の木だった。以来、この刀はきもの切と呼ばれたという。この女の正体が苫編の山の主黒ひげ天ぐの娘で、数百歳の古狐であるおはれ(おわれ)狐だったという。
資料 『播陽うつつ物語』赤松了益

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最終更新:2012年05月05日 21:47