小太郎

こたろう

種別
別名  
住所 兵庫県
特徴  在田肥前の家人・遠井兵満は好色で、身重の妻がありながら妾と通じていた。妻はこのことに憤り、老臣辻大蔵に妾の殺害を依頼した。亭主の留守中、昼寝をしている妾のもとに忍び寄った大蔵は、刀でその胸を貫いた。すると妾はたちまち狐となって大蔵を食い殺し、続いて妻を食い殺した。更に帰宅した亭主をも食い殺し、本物の妾ただ一人無事に生き残り、親元へと帰って子孫を残した。この妾の父親は日ごろから磯部の社を信仰しており、娘に化けた小太郎という狐を社の前に祀った。嘉吉元年2月のことだという。
資料 『播州府中記』

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最終更新:2012年02月04日 14:57