仲間のお姫

なかまのおひめ

種別
別名  
住所 岡山県苫田郡上斎原村
特徴  遠藤口から恩原湖へ越す飛騎士ヶ乢へ上る道にある、仲間という谷に出た女狐。遠藤の尾白出合いの亀太と共に上斎原奥地に居座って道行く人を騙していた。着物姿の綺麗な娘に化けて若者を騙し続けた。また、お姫は人間の若い男と夫婦になるのが夢だったという。あるとき若い坊さんが通りかかり、まず亀太が騙そうとしたが、力及ばず3匹で挑みかかったが、遂には坊さんの法力で封じ込められたという。太平洋戦争が激しくなった頃には、お姫は大阪の米屋に働きに出ているといわれた。
資料 『民話の里 鏡野町伝説紀行』立石憲利、片田知宏
最終更新:2011年08月22日 23:46