フィオナ・クリス・フィッツジェラルド

登録日:2016/12/05 (月) 02:33:00
更新日:2022/02/19 Sat 10:32:13
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了解っ! ディジョン! ……悪夢!!

フィオナ・クリス・フィッツジェラルドとは、『ACE COMBAT 3 electrosphere』の登場人物である。


ユージア大陸において、ゼネラルリソースニューコムの企業間紛争を調停するために存在する国連直轄組織、
Universal Peace Enforcement Organization」=「UPEO」の持つ航空部隊「Special Armed Response Force」=「SARF」の隊員。
TACネームは「フィー」。
両親がゼネラルリソースの幹部であるお嬢様。また、ニューコムにはシンシア・ブリジッド・フィッツジェラルドという姉がいる。自身も幼いころからエリート教育を受けていたが、両親や姉への反発からゼネラルリソース、ニューコムのどちらも選択せず、中立組織のUPEOに入隊するという選択を取った。

主人公とは紘瀬玲名、エーリッヒ・イェーガーと共に物語開始時からの同僚。主人公には厚い信頼を寄せており、ルートによってはUPEOのパイロットとして共に戦うことになる。

以下の記述は、5つあるルートのうち、最後まで彼女と共に行動することになる「ニューコムルート」を前提に進めていく。

SARFの隊員として治安維持活動に奔走するが、同時にゼネラルリソースとニューコムの板挟みになり、実質的には「張り子の軍隊」とでもいうべき存在になってしまっているUPEOの現状に危機感を抱いている。そんな中、UPEOの代表であるガブリエル・W・クラークソンがニューコムとゼネラルリソースの停戦調停のため、専用機でレイニー岬へ飛ぶこととなった。フィーは代表と共に専用機に搭乗することになる。
ところが任務中、専用機がゼネラルリソースの攻撃を受け、さらにジャミングを受けて通信できなくなってしまう。どうにか主人公は同僚のエリックと共にゼネラルリソースを退ける。そこへレナとUPEO隊員が現われる。助かったと安堵するエリックだが、そこへUPEOのパーク司令から、今回のクラークソンとフィーの行動がスパイ行為であるとの連絡を受け、専用機を撃墜せよとの指令が入る。
実はこの指令は、パーク司令が穏健派として知られるクラークソンを暗殺する目的で発令したものであるが、そんなことを知る由もないレナとUPEO隊員は専用機に攻撃を仕掛けようとする。エリックと主人公はフィーとクラークソンを守るために、UPEOを裏切ってUPEO機を撃墜し(ここで専用機を撃墜すると「UPEOルート」になる)、専用機を護衛する。そこへシンシア率いるニューコムの軍組織「Neucom Emergency Unit」=「NEU」が到着。専用機はニューコム機の誘導によりニューコム所有の空港へと緊急着陸することになる。

専用機を守りきった主人公は、フィーと共にニューコムへと移籍。NEUの隊員となり、フィーやフィーの姉であるシンシアと共に戦うことになる。

ところがそんな折、フィーはシンシアがニューコムの進める電脳化計画の被験者となっていることを知る。まだ実験段階の技術に理想だけを追い求め参加するのは無茶だと止めるフィーだが、シンシアは聞く耳を持たず、逆に電脳化が新しい世界を拓くと信じて疑わない。シンシアは主人公に対し、電脳化をニューコム以上に推し進める計画に誘われているので、もし主人公が望むなら一緒に来てほしいと話す。
しかしその直後のミッションで、全人類の電脳化を要求するクーデター組織「ウロボロス」が勃発。シンシアは主人公に対し、事情は後で説明するのでもし自分を信じるのならついて来てほしいと言うが、主人公はこれを拒絶し(ここでシンシアについていくと「ニューコム・ウロボロスルート」になる)、ニューコムに残留してフィーと共にウロボロスと戦うことになる。

シンシアはフィーの手により、その場は撃墜され死亡したことにされるが、その直後、ウロボロスの声明が報道各社に送りつけられる。ウロボロスが本気でテロまがいのクーデターにより歴史を変えようとしていることを知ったフィーは驚き、シンシアをウロボロスから連れ戻そうとする。

しかし、ミッションの達成率によって若干経緯は異なるが、フィーと主人公は自らの手でシンシアを手にかけてしまう。フィーは肉親を殺してしまったことに絶望し、シンシアをウロボロスに誘ったディジョンを倒す(ディジョンがウロボロスの首謀者であることはすでに報道されており、場合によってはフィーの口からシンシアとディジョンがメールでコンタクトを取っていたことが明かされる)ことを決意。そして、主人公とフィーはジオフロントの通路に逃げ込んだウロボロスを追撃し、ディジョンを抹殺することに成功する。

しかしその後、シンシアが電脳化に成功し、エレクトロスフィアからフィーにメールを送ってきた。最期まで姉と分かり合えなかったことを悟ったフィーは絶望しただ嘆き悲しむだけ…。


搭乗機体は「EF-2000E(タイフーンII)」から始まり、「F/A-18U(ホーネットADV」→「R-101U(デルフィナス#1)」→「R-311(レモラ)」→「R-211(オルシナス)」を経て最終的には「R-103(デルフィナス#3)」に搭乗する。何気に一番多くの種類の機体に乗っている人物。

ちなみに、ニューコムルート以外だと

ゼネラルルート→ゼネラルリソースにより専用機に乗っているところを撃墜される
UPEOルート→パークの指令によりクラークソンもろとも暗殺される
ニューコム・ウロボロスルート→テロに巻き込まれ死亡

と、なかなかのものがある。特にニューコム・ウロボロスルートでは主人公のあずかり知らぬところで死亡するため、ミッション前後の報道やメールを飛ばしているとフィーが死んだことを知らないで話が進んでしまうことも…。


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最終更新:2022年02月19日 10:32