アルヴァアロン

登録日:2009/06/02 Tue 12:18:46
更新日:2024/03/23 Sat 23:06:14
所要時間:約 4 分で読めます





フッフフフフフッ…ハハハハハハッ!

残念だったな、イオリア・シュヘンベルグ!

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この私…今を生きる人間だ!




ALVAARON



アルヴァアロンとは、『機動戦士ガンダム00』に登場する金ぴかジム機体。

●スペック

型式番号:GNMS-XCVⅡ*1
頭頂高:17.6m
本体重量:69.2t
装甲材質:Eカーボン
動力機関:GNドライヴ[T]
所属:国連軍

武装

・GNビームライフル×2
・GNビームサーベル
・GN圧縮粒子砲(大使砲)
・GNフィールド



●機体解説

アルヴァトーレの内部に格納されていた疑似太陽炉搭載型MS。
実はアルヴァトーレはこの機体の強化パーツでしかなく、本体はこちら。
アルヴァトーレへの格納(?)は台座部に座ったアルヴァアロンがウィングで隠れるだけという斬新なスタイル。なぜ振り落とされないかは永遠の謎。

1stシーズン第25話で破壊されたアルヴァトーレの上部から登場。
強力なビームとGNフィールドで善戦するも、トランザムを起動したガンダムエクシアに徐々に押されていき、自慢のGNフィールドをGNロングブレイド&ショートブレイドに突き破られた挙句、両腕も封じられ、
更にGNビールサーベル&ビームダガー4本全てをぶっ刺され、GNソードによるダメ押しの一閃で胸部を切り裂かれるというセブンソードのフルコースで戦闘不能に陥ってしまう。
そして最後は自分が信頼していたリボンズ・アルマークに利用されていた事を知り激昂したアレハンドロ様が(コクピットのモニターに映る)リボンズに一撃を叩き込むと同時に爆散。
エクシアではなく、本機の方が大使諸共塵芥と成り果てるという末路を迎えたのであった。

突っ込みどころ満載の黄金便器の迷機から登場したのが、これまたネタっぽい金色ジムだった事から、多くの視聴者の腹筋に追撃の武力介入をした『00』屈指のさらなる迷機。ちなみにデザインは本家ジムのデザインも手掛けていた大河原邦男氏。
しかも撃破直後に真のラスボスが登場し死闘にして名&迷戦闘が繰り広げられた結果、完全な前座扱いとなってしまった。
大使涙目である。

金を湯水の如く注ぎ込んだこの機体はふざけすぎる見た目に反して、当時に於いてはアルヴァトーレ共々破格の性能を誇り、後のGNZシリーズにも劣らぬ総合性能を誇る。
ぶっちゃけ文字通りの厨スペックのこんな派手な機体を使っておいて負けるとかめっさ恥ずか(ry

私色に染まるカラーリングに劣らず、恐ろしく無駄に凝っているモニターウィンドウの装飾……。大使様の悪趣味さ拘りがうかがえます。

因みにこの金ピカコーティング、一応対ビーム機能はあるにはあるが、効果は気休めにもならない程度。要するに趣味である。悪趣味さ(ry


設計段階であったリボーンズガンダム(この時点では1ガンダム)のデータを用いて開発された為、バイザーの下にはガンダムフェイスが隠されている。


『GN圧縮粒子砲』はこの機体の目玉で、GNフィールド発生機能もある翼部で磁場、力場を調整し、粒子ビームを圧縮する。
この兵装は疑似太陽炉に凄まじい負荷が掛かる為連発は出来ないが、通常のビーム兵器とは比較にならない威力と攻撃範囲、射的距離を誇る。
このフィールド効果の調整による圧縮はチームプトレマイオスでは23世紀末には発見し検証はされていたものの、第3.5世代でようやく実戦投入出来た機能で、
この時期に既に実現しているこの機体がどれだけ金を注いだイカレスペックであるかが窺える。

1.5ガンダムではこれを更に改良した「アルヴァアロンキャノン」という武器を装備している。
通称「大使砲」

漫画版ではアルヴァトーレから脱出したところをエクシアに斬り刻まれ、何の見せ場も無いまま光の速さで退場した。


●フィギュア

ROBOT魂で商品化。
アルヴァトーレを模した台座に格納ができる等こだわっている大使。
台座付きの金色と単品のまさにう○こ黄土色の二種類が発売。




ドラマCDにて公式でも金ジム扱いされた(尤も、登場していたのは本機ではなくアルヴァトーレだったが)。





以下劇場版ネタバレ






大使とアルヴァトーレと一緒にまさかの登場。




劇中劇『ソレスタルビーイング』の悪役。悪の組織アロウズを率いて、アクシズのような形の小惑星を襲う。
アルヴァトーレの上で「ガイナ立ち」をしながら颯爽と登場。観客の腹筋に武力介入した。
テレビシリーズ本編とは異なり尻尾を生やしており、黄金のGN粒子を振りまく姿から「たてがみの」と称された。

圧倒的な力で次々とカタロンのMSを撃墜していくが、そこに正義の武装組織ソレスタルビーイングのガンダムが登場。
セラヴィーガンダムに拘束され動けなくなった所を本編同様、ダブルオーライザーの剣で串刺しにされ、撃破された。


●ゲームでの活躍


第2次スーパーロボット大戦Z『破界編』にて初参戦。
ソレスタルビーイングをGN-Xで包囲した後に颯爽とアルヴァトーレ装備状態で登場するも、救援に駆け付けたZEXISの面子にGNーXを駆逐され、アルヴァトーレも破壊されて撤退。
しかし原作通りエクシアに追撃され、トランザムを起動したエクシアに全身串刺しにされて撃破される。

因みに、アルヴァアロンと対峙出来るのはエクシアだけなので苦戦するかと思いきや、刹那・F・セイエイエースボーナスとトランザムの威力の強力さから、一撃で沈む事が多々ある。



標準的なGNビームサーベルと2発発射のGNビームライフルに加えて5〜7という広範囲のマルチロック武器と射程の長いMAP兵器を持ち、割と使い勝手が良い。
ステータスも低くはなく空も飛べて移動力も7でMサイズと中々。
というか単純なステータスだけで比べればアルケーガンダムに勝るとも劣らない。
アルヴァトーレからの脱出でもこいつが現れ、トーレの打たれ弱さをカバーしている。
但し、燃費が少々悪いのが難点。


◆ガンダムブレイカー2

大型ボスの1体として登場。
アルヴァトーレ撃破後、中から現れる。大して強くない
プラモデルとしては発売されていない為、完全に敵専用で自機としては使えない。
しかし1作目に於いて「無けりゃ作る」で鍛えられたプレイヤーの前にそんな事は関係なく、パーツの組み合わせで再現したガンプラが続出した。
シリーズは3作目となったが今日も何処かで金ジムっぽいガンプラが暴れている。




フッフフフフフッ…ハハハハハハッ!

残念だったな、冥殿!

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最終更新:2024年03月23日 23:06

*1 「ジーエヌエムエス ナインティセブン」と読む