四季映姫・ヤマザナドゥ

登録日:2009/06/08 Mon 12:48:09
更新日:2024/02/07 Wed 17:07:18
所要時間:約 7 分で読めます





私の言ったこと、ちゃんと心がけているかしら?


東方Project』の登場キャラクター。


読み:しきえいき・やまざなどぅ



能力:白黒はっきりつける程度の能力


テーマ曲:60年目の東方裁判 ~ Fate of sixty Years
別名「お説教用BGM」

種族は閻魔。冥界で死者を裁く裁判官をしている。
小野塚 小町の上司で幻想郷の最高裁判長である。

名前は四季映姫で、ヤマザナドゥは役職。ヤマ(閻魔)、ザナドゥ(楽園)で楽園(幻想郷の事)の閻魔という意味。 
幻想郷で「閻魔様」と言えば、大体彼女の事である。


白黒つける能力とは、物事の善悪を決める揺るぎなき能力であり、彼女が下した判決は何人たりとも覆すことは出来ない。

閻魔の仕事は二交代制らしく、休日になると冥界から幻想郷へとやって来て説教をしている。
しかし彼女の説教は、良い事を言っているのだが、始まると凄まじく長い。
それ故か、幻想郷の方々からは敬遠されている。どんな強い妖怪でも彼女の気配を感じると姿を隠すと言われており、あの八雲 紫も裸足で逃げ出す程である。

その上、一度説教をした者が行いを正したかどうか、わざわざ確認しにくる為、更に手に負えない。

直属の部下で頻繁に仕事をサボる小町が、よくこの説教の餌食になっている。
幻想郷内ではかなりの古株とのこと。同じく古株の紫や永琳から考えて、実年齢は軽く1000歳↑かと思われる。それなのにこの2人の様にファンからはバ…お姉さん扱いされることはまずない。後述の二次設定も原因だろうか。


確かに説教くさいのだが、リリカてゐにそれぞれ兄弟や家族を大事にするよう説いたりと、その助言は暖かく的確なものである。

レミリア主催の紅魔館のパーティーには出席しており、根っからの堅物という訳でも無さそうではある。

その昔、今の様に人間が多くなかった頃は転生は確実に行われており、七回に渡る十王審判で一回でも合格すれば転生と非常に甘い物だった。

だが、徐々に人間の数も増え、裁判官の人手が足りなくなると、十王全てが当時最も力のあった閻魔王を名乗り、
審判を一回だけに減らす事で深刻だった人手不足を解消した。

また、全国のお地蔵さんから閻魔の仕事をしたい有志者を集い、お地蔵さんがあった場所の死者の審判を任せた。
よって現在の殆どの閻魔様は古いお地蔵である。

因みに閻魔の基準では、妖怪が人間を襲うことや、逆に人間が妖怪を退治することは善行なんだそうです。

上述の通り元お地蔵さんだがそんな事は誰も覚えていない。

小町曰く、地蔵と言うものは菩薩を象徴したただの石像で、それが信仰されたことで神格を得た存在らしい。
要するに経緯こそ違えど、付喪神の親戚である。

ZUN氏曰く、裁判所は鬼が作った組織らしい。
名目上は鬼、閻魔、死神の組織「是非曲直庁」の所有施設。

階級的には鬼神長と同等にあたり、ほぼ同格とされる存在に「水鬼」鬼神長がいる。小町曰く「死神よりも恐ろしい」。
あちらはあまりにも長期間死神の手から逃れた者を始末する役目を担っている。いわゆる要注意仙人、天人を対象にした殺し屋。
水鬼はチート種族で名高い鬼の更に上位にいる存在(鬼の四天王との関連は不明)で、幻想郷自体を揺るがすような天変地異レベルの能力を駆使しているため、映姫も似たような実力があると推測される。(映姫は死神達の上司で別部署の管理職という扱い)
ちなみに巨大組織なので、水鬼レベルの鬼神長は他にもわんさかいる感じである。

この方々の明確な格上としてはヘカーティア・ラピスラズリがいる。
あちらは是非曲直庁の更に外側を管理する存在で、ZUN氏直々にヘカーティアの方が断然偉いと言われている。
三月精ではその辺りが映姫本人の口から語られるが、どうやら担当部署が違うようである。
ヘカーティアの事は「ヘカーティア様」と呼んでいる。


◆スペルカード

罪符「彷徨える大罪」
審判「ラストジャッジメント」
虚言「タン・オブ・ウルフ」
審判「十王裁判」
審判「ギルティ・オワ・ノットギルティ」
審判「浄頗梨審判 -射命丸文-」



◆主な台詞

「何サボってるの!小町!」

「いま、色々な人間や妖怪相手に教えを説いてきたっていうのに。自分の部下がこんなじゃ、説得力が無いじゃないの」

「あ~あ。小町を最初に見たときはもっと真面目な奴だと思ってたのに」

「どこが良く働いた、なのよ」

「は~あ。暇ねぇ……こんなに幽霊が多いのにねぇ……」

「暇だったんで花占いしちゃったわよ。来る、来ない、来る、……」

「私は罪を裁く者、地獄の閻魔様よ」

「小町がサボっていたからお仕置きに来ただけです」

「うふふ、ちょっと待ちなさい。貴方には言いたいことがあるわ」

「人の話も聞きなさい!人が良いことを言っているのだから」
「そう、貴方は少し業が深すぎる」

「泥棒だって人殺しだって、戦争だって、それが仕事の人もいる。仕事だから、は罪の免罪符にはならないのよ」

「お金を稼ぐことが善くない事の様によく言われるのは、徳のない人間が妬みで言うことなのです。働かない事が善である事は無いのです。
 お金の仕組みは、稼ぐことと使うことが善行になる様に出来ているのです」

「これは罪の輪廻なのです。そう、六十年で一回りする運命」

「丁度良いところに来ましたね。どうですか?私の教えを理解して守っていますか?」

「つまり、自然は六十年で一度生まれ変わる。幻想郷は今年で蘇生する」

「幽霊が増えた理由が、六十年に一回くらい起こるのです。花はその結果です。地震、噴火、津波、戦争。何かは判らないけど」

「紫の桜は、罪深い人間の霊が宿る花。貴方はその紫の桜が降りしきる下で、断罪するがいい!」



以下二次設定

カップリングは小町、ヘカーティアなど。

小町が二重の意味で大きくかかれることが多いからか、対を成すように二重の意味で小さく描かれ、ロリザナドゥと呼ばれたりしている。
しかし実のところ、本来はそれと逆。四季映姫の身長は東方キャラでもトップクラスの長身の小町とあまり変わらない。身長はね。
神主いわく、東方キャラの身長は「大体成長期の10代前半の少女達」。立ち絵を見ても、別にロリキャラという程ではない。
そもそも 東方花映塚の立ち絵 は、 神主が公開した身長設定 に沿っている。

閻魔なので、裁判官はもちろん企業の法務部や法務省勤務だったりと、大抵司法関係の職に就いている。

一部でヤマザナドゥという名前からか山田やシャバダバドゥ等と呼ばれているが、
2chのキャラスレなどでは猛烈に叩かれるのでご利用は空気を読んでからにしましょう。
なお、閻魔大王は判断力の低下を防ぐため(私情が入らないため)に、内輪・外界との交流は一切認められていない。つまりぼっちなのである。

…まあ、あまり知られていない設定らしく、そのような描写の作品は少ない。

ヘカーティアとの絡みも結構見られて、映姫が唯一苦手とする相手といった感じが多い。


本当に真実を書く事は不可能な事です。
何故なら、そこには項目を読む人が居るという事実を含む事が出来ないからです。
項目を書けば、事実が変わる。
事実が変わったのを見て項目を変えれば、また事実が変わる。
貴方は、事件を誘発する覚悟で追記、修正をしなければいけない!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 東方
  • 四季映姫・ヤマザナドゥ
  • 閻魔
  • 社畜
  • 貧乳?
  • 実はデカい ←身長の話
  • 女裁判官
  • 奉行
  • 白黒
  • \かてぇ/
  • 有罪
  • 無罪
  • 最初の数十秒はまさに地獄
  • 白黒つけたぜ さあ、お前の罪を数えろ
  • お説教用BGM
  • 山田
  • 鬼の組織の構成員
  • 肩幅ドゥ
  • いい度胸じゃねぇの
  • 伊瀬茉莉也
  • 植田佳奈
  • 金元寿子
  • 木下紗華
  • 沢実那子
  • 照井春佳
  • 日笠陽子
  • 氷青
  • 水橋かおり
  • 吉岡麻耶
  • 大物
  • 浄玻璃の鏡
  • 東方Project
  • 東方花映塚
  • 公正
  • 説教
  • 白黒はっきりつける程度の能力
  • 地蔵
  • 元地蔵
  • 緑髪
  • 悔悟の棒
  • 裁判官
  • 裁判長

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月07日 17:07