平子真子

登録日:2012/05/31 Thu 01:45:23
更新日:2023/10/28 Sat 19:39:43
所要時間:約 7 分で読めます





ikiWタヲニア


へ章終最
HCAELB


[とっチポ]…らなたっか白面が目項のこ



除解クッロ クッロ目項 去消 ーピコ目項 更変目項


ーュニメ▽


。すましい願お正修・記追
也昌坂野小:VC
物人場登の『HCAELB』画漫



へ界世のまさ逆そこうよ







平子 真子 
ひらこ しんじ

[職業]死神
[肩書]瀞霊廷護廷十三隊五番隊隊長→仮面の軍勢→瀞霊廷護廷十三隊五番隊隊長

 [羽裏色]??????
 [身長/体重]176cm/60kg
 [誕生日]5月10日
 [斬魄刀]逆撫(さかなで)
  〔解号〕倒れろ「逆撫」
 [卍解]「逆様邪八宝塞」(さかしまよこしまはっぽうふさがり)
 [CV]小野坂昌也


漫画「BLEACH」の登場人物。


 概要



一護のクラスに転校生としてやって来た謎の青年。
金髪のおかっぱ頭で舌にピアスを空けている。
つかみ所が無く飄々とした態度で振る舞いを見せ、関西弁で喋る胡散臭い男。逆さま文字が得意らしい。
フレンドリーな性格で、転校2日目で初めて喋りかけてきた井上織姫をハグしたり肩に手を回してる。

正体は(ホロウ)の力をその身に宿す稀有な死神で、同じく虚化能力を持つ死神のみで構成される少数組織「仮面の軍勢(ヴァイザード)」のリーダー。
虚化した時の力は凄まじく、虚の上位個体である「破面(アランカル)」を相手にしても全く寄せ付けない実力を見せつけた。

口が悪く、普段は仲間のひよ里と喧嘩ばかりしているが、その実非常に思慮深く面倒見の良い常識人。
内なる虚の存在に苦しむ一護に手を差し伸べ、虚化のコントロール方法を手ほどきした。
現世での生活が非常に長いためか、人間などどうでも良いと思う死神が意外に多い中(初期ルキア恋次、その他尸魂界の連中の多く)、終始気を遣っていたりする。


因みに、自己紹介では
『扁平足の平に 小野妹子の子 真性包茎の真に 辛子明太子の子で 平子真子でぃす』
と言った。おい3つ目


因みに第1話の見開き扉絵にてそれとなく登場していたりする。登場までに数年空いたが。


 斬魄刀



◇─ 始解「逆撫(さかなで)


解号は「(たお)れろ~」。
柄の先にリングが付き、刀身に等間隔で穴があけられた形状の刀に変化する。

藍染の鏡花水月と同じく「他人の神経を支配する」能力。発動するには刀から発する匂いを対象に嗅がせる必要がある。クンカクンカ
効果は「相手が認識する上下左右前後の見えている方向・ダメージを受ける方向の視覚を全て“逆さま(反転)”にする」こと。
一度術中に嵌ってしまうと、狂わされた視覚・痛覚情報を脳内で再整理しながら戦わなければならないため、効果自体はかなり凶悪。
鏡花水月とは異なり嗅覚がトリガーになるため、こちらを向いていない敵や目を閉ざした敵相手にも使えるのは独自の利点である。
曰く「落ちゲーのトラップ」
卍解の効果を見る限り(平子曰く始解の方が強敵向け)、始解でありながら卍解に匹敵する効果を持つのだが、藍染からは『鏡花水月には程遠い』と酷評され簡単に突破されたため凶悪さがあまり目立たない不遇の斬魄刀。

その後千年血戦篇の段階では修練の結果として聞こえる音の方向も逆転させられるようになり、煩わしさがより高まっている。
後述の小説では効果が掘り下げられており、反転させる内容の細かい設定を逐次行えることが判明。
相手が反転に慣れてきたタイミングで反転の内容を変化させる*1ことで敵を幻惑する嫌らしい戦い方が可能となった。
敵が目を閉じて聴覚を頼りに動くようになったタイミングで、音の方向を反転させることにより撹乱時間を伸ばしてもいる。

ただしこの手の能力の常として、全方位への無差別攻撃に対しては効果がうまく働かないため相性が悪い。

性格としては嘘ばかり吐く性悪な斬魄刀だという。その真実を見抜くことで、屈服に成功したらしい。
こんな性格のため、藍染には同じような匂いを感じたのか興味津々だったが故に平子は早期に藍染に疑問を抱けた。

なお彼は登場当初から文字の逆さ書きが得意ということをアピールしたり、上下逆の状態で宙空に浮かびながらペットボトルのお茶を飲んだりしており、能力に関する伏線は早い段階から敷かれていた。


◇─ 卍解「逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)


ノベライズ『BLEACH Can't Fear Your Own World』で遂に登場した平子の卍解。
解放すると、撫子の花のような巨大な花型の台座が出現。斬魄刀の刀身も剣先がリング状の錫杖のような形に変化する。
能力は「相手の敵と味方の認識を(さかさま)に逆転させる」こと。こちらは神経に干渉するのではなく精神を惑わせる効果になっている。
使用する際は「味方がいたら駄目、サシの勝負でも駄目、自分が孤立した状態で大勢の敵と対峙していないといけない(要約)」と説明しており、1対多数でないと効果を発揮せず、効果範囲内に味方がいた場合味方が自滅してしまう癖が強すぎる卍解。
癖は強いが、一度決まれば敵が勝手に同士討ちして自滅していくため殲滅力はかなり高い。
平子曰く「始解が強敵用で卍解が雑兵掃除」

小説内では、膨大な数の敵に一人で立ち向かい、その敵を同士討ちさせることで一網打尽にした。
また千年血戦篇のアニメでもこれを使用*2し、帝国の聖兵を一網打尽にしていた。*3


 活躍





隠したものは
弱さと真実

失くしたものは
永遠の安息

(BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK 2 MASKED)




◇─ 過去


110年前は護廷十三隊五番隊隊長で、現在よりも長髪であった。
隊長としての責務を全うしており、当時十二番隊隊長になったばかりで部下との接し方に悩む浦原喜助を気にかけ、「上に立つ者は下の者の気持ちは汲んでも顔色は窺ったらあかん」というアドバイスを送った。
また部下である藍染が抱く野望を警戒し、尻尾を出すのを見逃さないよう慎重に監視していた。
しかし鏡花水月の能力を知る由もなく、最初から藍染の掌の上にあった。
最終的に藍染の策略によって彼が秘密裏に研究していた実験に巻き込まれ、「仮面の軍勢」の他メンバー共々虚化させられてしまう。

浦原の救助のおかげで一命を取り留めるものの、中央四十六室によって身も心も虚に落ちたと断定され、殺処分の対象とされてしまったことから、浦原と共に尸魂界から逃亡。
その後は現世に身をひそめ、藍染に復讐すべく後遺症として残った虚化の力を練磨し続けた。


喜助は言うとったな 『誤算は無かった。それが一番の誤算』

全てが予定通りに最悪の展開になった

…ホンマ世話ンなったで喜助には

…それから 藍染にものォ

行くで



◇─ 破面篇


ルキア救出後、二学期になり一護の学校に転校してくる。因みに席は一護の隣だった。

一護が虚退治に向かった晩、一護に斬りかかる。
転校してきた目的は『虚の力が増大した一護を仮面の軍勢に引き入れること』。

自身の虚の仮面を出し、一護を仮面の軍勢に勧誘するも失敗。翌日も普通に登校し一護が『仮面の軍勢に加わる』と承諾するまで付きまとうとストーカー宣言する。

その後、しばらく出番が無かったが十刃グリムジョーとの戦闘後いよいよ虚の抑えが利かなくなった一護が仮面の軍勢の元に訪れたため、彼の虚化の特訓を手伝う。
再び現世に襲来し一護と決着をつけにきたグリムジョーと交戦。
一護とは比べ物にならない虚化の練度を見せつけ、グリムジョーを圧倒するもウルキオラと『反膜』の介入で決着は着かなかった。

その後、しばらく出番が無かったが過去篇終了後、現世へ侵攻してきた藍染らと過去の因縁を晴らす為に闘う。
現隊長と共闘し、仮面の軍勢の面々が十刃をそれぞれ倒す。そして全員で一護に鏡花水月を見させないように一護を守りながら闘う。
更に日番谷砕蜂京楽と共に藍染を追い詰めた……かのように思えたが、それは全くの誤りであり糠喜びに終わる。
鏡花水月の能力でいつの間にか雛森と交代した藍染に『いつ解放した!』と問いかけるも、

藍染『一体いつから−鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?』

の一言で済ませられ全員斬られ敗北した。
特別なエフェクトが出たり解号が必要だと思っていたのかは不明だが、当然過ぎる…。

決戦後、空席だった五番隊の隊長格に復帰。死神の力を無くした一護の為に浦原が作成した刀に霊力を注いだ。


◇─ 千年血戦篇


「見えざる帝国」の侵攻に対し、雛森と共に交戦する。
アニメでは上記の通り、聖兵を卍解で一網打尽にした。
その後はバンビエッタ・バスターバインと交戦し「逆撫」の能力で追い詰めた。

アニメではここの描写が増え、平子は逆撫でバンビエッタの感覚を徹底的に狂わせ、彼女も聖文字の能力で反撃しようとするも当然悉く攻撃が当たらずに苦戦する。*4(やっぱりこれに即行で慣れる藍染がおかしかったんや…)
ただ全方位とはいかずとも手当たり次第に爆撃を行うバンビに迂闊には仕掛けず、なによりも卍解の能力もあるので、彼女を挑発し味方を呼ばせて同士討ちを狙わせる策を狙っていた模様。
そしてそれは最悪の悪手となる………。
死神が卍解を取り戻したことで、騎士団も完聖体を開放。全方位攻撃を行うバンビにはまるで効果がなく返り討ちに遭う。(奇しくも完聖体被害者第一号になってしまった…)

その後奇襲を仕掛けたバズビーの「バーナーフィンガー4」のマグマに呑まれてしまう。
以後の消息は不明だったが、逆撫を上手く使ってなんとか逃れることに成功しており、無事再登場を果たした。


その後ジェラルドと戦うも、奇跡の能力の前には手も足も出ず……
というよりは桃を庇ったために戦線離脱。
ぶっちゃけやられた時の攻撃は桃もやばい状態だと思われるがきっちし守り抜いている。


最終話で生存が確認されたため、どうにか生き残った模様。
その後は前述の通り、最終決戦後の騒動を描いた小説にて卍解を披露して活躍した他、黒幕との戦いでは始解の能力を意外な形で活用して檜佐木修兵をサポートした。


 余談


グリムジョーを圧倒した以外は悉く敗北を決しているので、弱いと侮られがちだが、彼の実力も能力も極めて高いし、策の練り方や行動方針にも落ち度はない。
では何故悲惨な結果になるのか。それはひとえに相性と運の悪さである。

藍染に関しては本編の通り警戒もしていたが、それ以上に藍染が悪辣さも能力も高すぎたので、本当に相手が悪かった。*5

そしてそれ以上に相性が悪かったのがバンビちゃんである。
逆撫で感覚を狂わせようと本編のように全方位爆撃をしてくる上に、卍解をしようにも大前提としてバンビちゃんが嫌われているので仲間が離れており、同士討ちすら狙えないのである。
仮に卍解で敵味方の認識を逆転出来たとしても、敵も味方も関係なく吹っ飛ばしそうなクソビッチだしな…

トドメに運にも恵まれていない。卍解を取り戻して起死回生の一手で騎士団に逆転する隊長たちの中で、唯一平子だけは卍解を取り戻したが故にバンビちゃんに逆襲されてしまったのである。
仮にあの時バンビちゃんが卍解を持っていれば完聖体に成れず、平子も卍解を使えない状態なので、逆撫ですぐさまバンビちゃんを倒せていた筈なのである。*6

平子が空座町決戦前にかつての浦原の言葉を踏襲して「誤算は無かった。それが最悪の誤算。全てが悪い方に順当に進んだ」と言っているが、平子本人の全編通した活躍が正にそれとしか言いようがない………
師匠はもうチョット平子に手加減してあげても良いのではなかろうか…?


まあ小説では彼がいなければ黒幕に敗北していた可能性が高いので、それが救いと言えるのかもしれない。



追記・修正は逆さまでお願いします。

。すましい願おでまさ逆は正修・記追

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最終更新:2023年10月28日 19:39

*1 例:上下の感覚は普通のままで左右だけを反転させる

*2 小説の挿絵やブレソルで公開されてたが、具体的な映像化はここが初と言って良い

*3 こういった点を含めて副官の雛森はバンビ戦まで、平子とある程度距離を取って戦っていた模様

*4 バンビの爆撃を上空に飛んで躱した平子に追撃しようとするも逆撫の効果で下に撃ってしまうという描写もある

*5 前述の小説で明かされたが、藍染がもし一護に鏡花水月を掛けた時の策も考えていたので平子も藍染戦でノープランだった訳ではない。なおこちらの策は小説終盤にて思わぬ形で活かされることとなる

*6 向こうには静血装があるのでダメージを与えるのは難しいと思われるが、平子にも虚化がある