牙(タスク)

登録日:2011/05/02(月) 18:52:38
更新日:2024/01/22 Mon 18:00:46
所要時間:約 9 分で読めます





「これはもう『爪』を超えた………『牙』だ」

「これからは(タスク)と呼ぶ!」





【能力】

破壊力:E
スピード:E
持続力:B
射程距離:E(数十cm)
精密動作性:E
成長性:A


ジョニィ自身の手足の「爪」を高速回転させ、爪のカッターにすることができる。
『回転』の力で足が動かないジョニィの身体をジャンプさせたり、木を削って彫刻を作るなど非常に器用な芸当が可能。

ブンブーン一家との戦闘中、銃弾を『回転』させることにジョニィが成功した直後、本人に自覚なく発現。
ベンジャミン・ブンブーンの右足を斬り飛ばした後に顔から股関節までを深く切り裂いて戦闘不能にし、
父を傷つけられて激昂して掴みかかってきたL.A.の片足を両断し怯ませて彼のスタンド能力を解除し、一行の窮地を救った。

当初は「悪魔の手のひら」と呼ばれる呪われた地に足を踏み入れた事から発現したと思われたが、実はジョニィが偶然手にしていた聖人の遺体・左腕によって発現した能力だと判明。

発現直後は爪を回転させて至近距離を切り裂く事しかできなかったが、劇中ではジョニィの成長と共に以下のようにパワーアップしていった。


ACT1


手足の爪を銃弾のような勢いで射出する能力。「爪弾」と呼ばれることも。
射出した指の爪はその場ですぐに生え変わるため連射性も高い。

発現してしばらくは、ジョニィもジャイロも「爪」「爪弾」というシンプルな名前で呼んでいたが、
ポーク・パイ・ハット小僧との戦闘でジョニィが項目冒頭の台詞を発し、「牙」と書いて「タスク」と読む名前となった*1

スタンドのビジョンは非常に小さく、妖精とブタを合体させて鼻を嘴のように尖らせたような、独特な外見。
その下半身に足らしきものは存在せず、浮遊して移動する。
「チュミミ~ン」というどっかで聞いたような鳴き声が特徴的で、初登場時は次の遺体の場所を示す「モヴェーレ」「クルース」という言葉を繰り返し呟いた他、
上述した言葉を囁いてジョニィの足の爪を(当人の意思に関係なく)爪弾として射出させたり、自分の存在に驚くジョニィの「なんなんだコイツは!?」等の台詞に対して自身を指差して首を傾げたり、
これまた上述した二つの言葉をジョニィの腕に刻んだりと、自意識を持って行動しているような描写がなされていた。

他の人物もそうだが、正確にはジョニィの能力ではなく、聖人の遺体に宿っている能力で、遺体がジョニィの左腕から奪われると使用できなくなる。
『牙』がジョニィ自身のスタンド能力となったのはACT2に進化してからという推察もあり、実際ACT2以降に進化後はACT1のビジョンは現れなくなっている。


ACT2


「『LESSON4』………」

「敬意を払え」


破壊力:D
スピード:D
持続力:C
射程距離:D
精密動作性:C
成長性:A


サンドマンもといサウンドマン戦で発現。
瀕死となったジャイロの姿と「黄金の回転」などできるわけがないというジョニィの追い詰められた心の爆発力によって発展した『牙』の新たな力。

ツェペリ一族が自然界からの深い観察から編み出した、黄金長方形から成り立つ「黄金の回転」を『牙』に加えることにより、
ジョニィ曰くACT1の倍以上の威力を誇る、強力な爪弾を放てるようになった。
更に発展した『牙』の爪弾はジョニィの指を軸にドリルのように回り、爪弾の着弾点に「標的を追尾する穴」を発生させる。
持続時間は7~8秒程度だが、「穴」は目標を破壊するまであらゆる物体を伝って追尾を続ける。

ただし、威力が向上し、特殊能力を得た代償か、ACT1のように爪弾を連射することは不可能になっており、
即座に爪が生え変わらなくなるため、十発全て撃ち尽くすと爪が生え変わるまで撃てなくなる。
流石に、現実世界で爪が剥がれてから生え変わるまでの時間よりは遥かに速く生え変わると思われるが、
ACT2の初戦となるサウンドマンとの戦いでは、戦闘終了後までにどの指の爪も再度撃てるほどには再生しておらず、
撃った傍から生え変わるACT1と比べると再生速度は遅く、継戦能力には難がある。
通常の再生にかかる明確な時間は不明だが、ハーブティー、特にカモミールを摂取することで一分程度で生えるほどには爪の再生時間が短くなる。

スタンドのビジョンは妖精のように小柄だった身体が犬くらいの大きさに成長し、腕や顎などの一部がメカっぽくなった。つぶらな瞳は健在。

ACT2初登場となった上述のサウンドマン戦では、ジョニィは突如進化したACT2のパワーを自分で観察しながらとはいえ、
サウンドマンの「イン・ア・サイレントウェイ」の遠距離攻撃を実質無効化し、「穴」を用いた奇襲でサウンドマンを翻弄した後、
「爪弾」自体は10発全て撃ち切ってしまうも、至近距離の決闘に持ち込む。
そして、あらかじめジャイロがシュトロハイム戦でやったようにバックルを削って「弾」としていたジョニィは、
それを見せて「早撃ちならばこちらが勝つ」と告げたうえで降伏するよう勧告するが、サウンドマンは拒否。
直後の早撃ち勝負で自身の言っていた通りにサウンドマンに致命傷を負わせ、勝利する。
その瞳には漆黒の意思が燃えていた。


指の周りを爪が回転するようになったので、直後の話ではチーズを削ったりスパゲティを巻いて食べたり、歯を磨いたりしていた。

「この指でチーズを削って…スパゲティ巻いて食べれるぜ」
「あとで歯みがいたりして」

「なるほど…スゲーうらやましいな」


劇的に威力が向上した『牙』だが、その進化経緯から自然の中に在る「黄金長方形」のスケールがなければ「黄金の回転」を『牙』に加えることが出来ず、弱体化するという欠点もあり、
ツェペリ一族の鉄球に敬意を払うウェカピポに、自然物…つまり「黄金長方形」がない氷点下35度のマキナック海峡で強襲された際は、ジャイロ共々苦戦を強いられた。



ACT3


「ジャイロ……迷ったなら『撃つな』………………だ!」


「だがもう『迷い』はない」


破壊力:D
スピード:D
持続力:D
射程距離:D
精密動作性:C
成長性:A


アクセル・RO戦で登場。
自分の忘れたい記憶をえぐるスタンド「シビル・ウォー」によって具現化された、
死んだ兄や父との確執、ペットだった白鼠のダニーへの恐怖をジョニィが乗り越えたことにより覚醒した。

「黄金の回転」を纏った爪弾を自分自身に撃ち込むことで、自分の身体をその「黄金の回転」に巻き込み、
爪弾の着弾点に生じる「穴」に、「黄金の回転」の効力が無くなるまで自分の身体を隠すことができる。
効果時間中であれば、何度でも自由に身体を出し入れできる他、身体の一部だけを「穴」を介して別の場所へ出すことも可能で、
劇中では、自分の周囲をゾンビで固めて防御したアクセルを、そのゾンビたちよりも高い位置に自分の指だけ出して爪弾で狙撃したり、
押さえつけられた上半身だけ「穴」に収納して攻撃を回避したりと、攻撃にも防御にも使える高い汎用性を発揮している。

ちなみに、ジョニィ以外の者が「穴」の中に入ることは出来ないものの、「穴」に向けて攻撃されるとジョニィまで攻撃が届いてしまう弱点があるが、
アクセル戦ではジョニィがこれを逆手に取り、遺体をその損壊も辞さないほど強引に「穴」に巻き込む素振りを見せてアクセルを挑発し、
「穴」を貫通して自身をアクセルに殺させる*2ことで、彼の『シビル・ウォー』の攻撃対象を自分からアクセルに移し返して見せた。

スタンドビジョンはメカメカしい外見からやや人間に近い姿に変わった。
でもちょっとキモい。

この進化と、ジョニィの必要とあらば『遺体』を危険に晒すことも厭わない「漆黒の意思」によってジョニィとジャイロはアクセル・ROに勝利したが、
そこに現れたヴァレンタイン大統領に『遺体』のほとんどを掠め取られるような形で奪われ、結果として二人にとって苦い勝利となってしまった。




実質的な最終決戦である大統領との闘いではACT2の爪弾で大統領のスタンド『Dirty Deeds Done Dirt Cheap(D4C)』の能力の弱点を突いたが、
遺体によって発現した『D4C-ラブトレイン-』の『光の壁』(この間にいる限り、大統領に攻撃は届かない)の前には無力と化し、左手を斬り飛ばされてしまう。
ジャイロは「黄金長方形の形で走る馬の力」に「黄金の回転」を加えてラブトレインの『光の壁』の隙間をかいくぐるように追い詰めるも僅差で敗北し死亡。
意志を継いだジョニィは大統領に挑むが、最初に愛馬スローダンサーを狙われて落馬。スローダンサーは致命傷を負い、走る事が出来なくなってしまい、「馬の回転」は封じられる。


大統領が迫る中、ジョニィはジャイロが遺言のように遺した最後の『LESSON』を思い出す…



「オレはSBRレースでいつも最短の近道を試みたが」
「『一番の近道は遠回りだった』 『遠回りこそが俺の最短の道だった』」


『LESSON5』

ジャイロ………なぜ……
なぜ『LESSON5』を突然 あの時…………言い出したんだ……

「一発だけ 今 「爪弾」が残ってるな…ジョニィ・ジョースター……」
「小指の爪か? 撃たせてやる……」


『LESSON5』だ………ジョニィ
『オレたちの近道は遠回りだった…………』
『このSBRレース………いつも廻り道こそが…最短の道だった』


「これから行われるのは「生贄」だ…おまえ! ジョニィ・ジョースター…」
「試練は…流される血で終わる…」

なぜ…あんな時に……ジャイロ
『LESSON5』を…

「来いッ!」
「先に撃たせてやるッ!」







ジョニィはジャイロの遺した鉄球を回転させ、スローダンサーへ添えた。


『LESSON1』だ
妙な期待はするな 脚が動いたのは単なる肉体的な反応にすぎないぜ


初めてジャイロに出会い、鉄球へ触れて脚が動いたと思い込み、希望を見出した時…


ジャイロ…今 君に渡せなかったこの一発の「鉄球」 ぼくのところにある…

本当に廻り道だった

本当に本当に


なんて遠い廻り道……


その時と同じ様にスローダンサーの肉体は鉄球によって反応し脚が勝手に動き、ジョニィを蹴り上げた。



「!! 自分の体を自ら 馬に蹴らせて………回転に「馬の力」を…………」


『馬の力』を…利用した 『黄金長方形』

『LESSON5』
敗北を悟ったジャイロは自分が倒されたあと…すぐに ぼくの馬が攻撃される事を考えていた……
…大統領は まず ぼくの馬を走れなくさせるだろうという事を……

そのための『LESSON5』…



完全なる黄金の『回転エネルギー』

───そして『爪弾』は残り一発まだある






ACT4



「ありがとう……」


「ありがとうジャイロ 本当に…」


「……本当に……」


「ありがとう…」


「それしか言う言葉が見つからない…」



破壊力:A
スピード:B
持続力:A
射程距離:C
精密動作性:B
成長性:E


ジャイロの犠牲によってさらなる高みへと進化させた能力。

「黄金長方形に沿った馬の力を利用した回転」とジョニィの「黄金の回転」を合わせることによって生まれる無限の回転。
その回転は重力を支配するとされる。
「重力を支配する」と一言で言われてもピンと来ない人もいると思うが、重力は地球上どこにでも存在する上に、
劇中世界ではスタンド能力で時間が止まった世界でも、異次元の隙間でも、重力は変わらず存在するとされる*3ため、
重力を媒体とするこの能力は、狙った相手が異次元に逃げようが、時間を止めようが関係なく、その息の根が止まるまで無限に追跡し続けるということになる。

な…何を言ってるのかわからねぇだろうが…!

まあ、荒木先生のやることなので仕方がないな、うん。
考えるな…感じるんだ!


分かりやすく例えるならあらゆる防御や妨害、果ては次元すらも問答無用でぶち抜いて敵にダメージを叩き込むスタンドといったところ。
そして真に恐るべき点は、この攻撃でダメージを与えると無限の回転が相手に伝わり無限に相手を殺傷し続ける事である。

なお、『次元の壁を突破する』性質を利用しているのかは不明だが、劇中では一度ジョニィが道路に『牙』を撃ち込み、
スタンドビジョンがまるでこじ開けるかのように広げた道路の裂け目に飛び込むことで、路上と物理的に隔てられた地下水路に潜り込んでおり*4
次元の壁だけでなく物理的な壁も、Act,4を使えば通り抜けたりできる模様。


ただ、弱点も2つほどある。
一つは、曲がりなりにも射出して使うタイプであるが故に、放たれた爪弾は本体のジョニィに対しても牙を剥く可能性がある点。
そしてもう一つは、如何に殺すことを止めない攻撃と言えど、攻撃自体は物理的で超常的な効果を持ち合わせず行動抑止能力がない点。
前者は自らに再度逆回転を打ち込めば解除できるとは言え少なくない隙を生み出し、後のエピソードでは最終的に(本人も覚悟の上とはいえ)彼自身の命すら奪った。
後者はGERのように相手の動きを即座に制止することができず、何かしらの相殺する機会を与えてしまう。下手をするととんでもないことを引き起こす場合も…。
これらの弱点を事前に大統領から『牙』の情報を得ていたことでディエゴは察していた様子で、最終決戦にてジョニィはこの弱点を衝くディエゴの策に敗れてしまうこととなった。


スタンドビジョンは首をすくめた…というより、胸部から首が突き出たような人型のデザイン。肩幅も結構広く、全体的なフォルムはややずんぐりむっくり。
円盤を縦につなげた鎖かたびらのようなパーツが胴体全体からぶら下がっていて、脚こそチラっと見えるが腹部までは細かい所まで目視できない。顔もマスクをしているようにも見える。
ジョニィのスタンドは進化するたび見た目が先駆的になってる気がする。


そしてついに待望のスタンドラッシュを披露してくれた。

その掛け声はまさかの



オ オ

ラ ラ

オ オ

ラ ラ

オ オ

ラ ラ

オ オ

ラ ラ

オ オ

ラ ラ

オ オ

ラ ラ




劇中では、大統領の『D4C―ラブトレイン―』が発生させた「光の壁」を突破しただけでなく、
『D4C』そのものに「無限の回転」を伝わらせるオラオララッシュを叩き込んだことで、肉体は変わってもスタンドは変わらないという『D4C』の弱点を偶然突く形になり、
大統領は何度次元の自分と入れ替わっても「無限の回転」から逃れられず、何度も何度も地面に埋められて窒息させられ続ける羽目に。
やがて本編のジョニィがいる「基本世界」に戻ってきた大統領は、帰ってくることを見越して待ち構えていたジョニィに「完全敗北」を告げた。


更に別世界のディエゴ・ブランドー戦においても、ジョニィが放った「無限の回転」はディエゴが『THE WORLD』によって時間を静止させても止まらず、その足に命中させ勝利…

……かと思われたが、回転が伝わった足を切り飛ばされてトドメにはならず、その足を返されてジョニィ自身が「無限の回転」を食らわされるカウンターを受けてしまう。
スティール氏の助力によって逆回転の「無限の回転」をぶつけて相殺することで生還を果たした一方、ディエゴはルーシーの機転で最終的に死を迎えたものの、
結果としてバトルとしてもレース的にもディエゴには敗北を喫してしまった。



余談

連載序盤当時は「主人公の能力が爪弾ってどうよ?」と批判が多かったが、最終的にはジョジョ屈指のチート能力と化したことで「絶対殺すマン」と呼ばれたりする。
後に、特定の敵を執拗に殲滅する特性を有する何かは「○○絶対殺すマン」と呼ばれるようになった。

ゲーム『オールスターバトル』でもジョニィのスタンドとして登場。
Act,4で攻撃する必殺技を大統領にぶつけると、彼がD4Cで防御しようとして発生させ、入り込んだ上述の「隙間」をぶち抜いてから攻撃する特殊演出が入る。

ちなみに、ゲーム『アイズオブヘブン』では、ボールブレイカーと一緒というオーバーキルにも程がある攻撃を叩き込むツェペリとの合体技が実装された。絶対殺すメンの誕生である。

また、4つの形態には能力的なつながりの他に、何気に「次元」の要素が垣間見れる。
未覚醒:常識的に考えて爪は回転なんてしない。勿論射出されもしない(ベクトルを持たない点=零次元)。
Act,1:横回転はすなわち一方向の回転であり、一次元、即ち直線的な動き。
Act,2:指の周りを回転することにより次元軸が一つ増え、壁という面(二次元)を移動できる。
Act,3:三次元上の物質に内在する回転を認識することで、三次元空間の移動が可能。
Act,4:物質の黄金長方形を点(零次元)と捉えて、「移動する黄金長方形」と一体となることでさらにさらに次元軸が増え、空間や時間といった四次元領域に干渉する。
なお、Act,4の成長プロセスは走っている馬に乗る必要があることからの想定(Act,3のプロセスもその都合による)。

この通りであれば、おそらくAct,4は空間・時間の両方を同時に移動することはできないと思われる(Act,5ならば可能だが、成長性:Eなので実質不可能*5)。
E.O.H.でザ・ワールド・オーバーヘブンに一方的に敗北したのも、その能力が空間・時間・事象に複数同時干渉する五次元以上の能力だったからと考えられる。



追記・修正は「できるわけがない」と四回だけ言ってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • ジョジョ
  • 7部
  • スタンド
  • タスク
  • 絶対殺すマン
  • 便利機能多数
  • 回転
  • 無限
  • チート
  • ジョニィ
  • 黄金長方形
  • 無限
  • SBR

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月22日 18:00

*1 後半には「爪(タスク)」という台詞や表記あり

*2 この時点でジョニィはアクセルの『シビル・ウォー』で彼の罪を押し付けられているため、アクセルに殺されれば押し付けられた罪が「浄化」され、ジョニィは蘇生できる。

*3 でなければ本体は身動きできないどころか気圧で体が爆散しかねない

*4 周囲や実況がノーリアクションなことを見るに、実際に道路をこじ開けたわけではないと思われる

*5 仮にやろうとすると、上記の流れで行くなら馬が走りながら横回転しつつ発射しないといけないので普通に無理。