野崎維織

登録日:2011/10/19 Wed 09:06:44
更新日:2024/04/09 Tue 11:41:30
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だから、そばに居て。
私には貴方が必要だから。




パワプロクンポケットシリーズの登場人物。初登場はパワポケ9
9の彼女候補で緑髪伝説の一人。


【パワプロクンポケット9での活躍】


9主人公が無料の看板に惹かれ、維織のお気に入りの喫茶店に入った際、夏目准の営業を断りきれず支払いに困っているところを助ける。
そして、支払いを代わってくれた礼をするために9主人公が彼女を訪ねて、夏目准に喫茶店に彼女がいつ来ているのか等を教えてくれるように頼む。
准から維織が常連さんと聴き、主人公は彼女を待ち、金は無いがお礼に自分に出来ることは何でもすると言う旨を告げるのだが……

性格は極端な面倒くさがり屋で無口。無表情。
着替えることさえ面倒で、余り服などに興味を持っていない様子。

更に、凝り性で一つのことに集中すると他に目が行かなくなる、本を中断するのが嫌で9主人公に食べさせて貰おうとする、といった行動から作中で9主人公や夏目准にダメな人の烙印を押されている。

虫歯を怖がって甘いものを食べない、昼寝している主人公の横で一緒に寝ようとする、主人公に抱っこしてもらい喜ぶなど子供っぽい部分がある。
その子供のような一面からか、主人公が夏目准と買い物に出掛けたり、仲良く会話しているのを見るとすねる、無視するなど嫉妬心が強い。

また、妙なところで行動力を発揮し、河原の主人公のテント(主人公曰わく友)に放火して自分の部屋に強制的に招いてしまうなどヤンデレ疑惑さえある。

テントの放火事件はさすがに主人公も引いていた。
しかし、本能に忠実な性格は裏を返せば非常に素直と言うことになり、作中でも自分に無いものを持つ9主人公には割と最初から好意を示す。

行動自体は若干ズレた感性が丸出しだが。

作中でも、主人公の為なら何でもでき、してあげたいとさらりと発言するなど素直クール。

また、主人公に抱きついたり、腹筋のサポートに乗じてキスしようとする、寝顔をじっと見つめたりと基本的に主人公とのスキンシップが好きな模様。



以下、維織ルートのネタバレ 


実はNOZAKIグローバルシステムという世界的に有名なIT企業の社長令嬢であり、次期社長となることを決められていた。

大量に注文するなど、金銭感覚が人と異なるのもその育ちが原因だと見て取れる。
9主人公を除くと、彼女が友人と思える人物は雪白冬子と夏目准しかおらず、終始無表情なのは周囲の大人と関わっていくことで「無駄」と判断したから。
翼を広げなかったことを指摘された際には感情的になるなど、彼女の心の抱える問題が見て取れる。

その育ちも重なってか、ピアノコンクールでの実績や複数の論文発表など国際的にも著名人。
この天才的な体質が皮肉にも彼女の無気力さを生み出す原因になったと見れる。

「自分の翼で飛べる」9主人公を羨ましく思い、将来が決められている自分を現状から救い出してくれることを期待する。
それに対し9主人公は維織も自分の力で飛び立てると答え、維織の将来を維織自身で決めさせようと支えになる。


●ノーマルエンド
社長となることを拒み9主人公と駆け落ちする。

●ハッピーエンド
9主人公から一旦離れて自分の翼で飛び立つことを決意、社長に就任する。
その後しばらくして旅の途中の9主人公を拾い、彼と共に世界中を飛び回る。
このときの維織は最高の笑顔を見せてくれる。

ちなみに一度ノーマルエンドを見てからでないとハッピーエンドは迎えられない。

ノーマルエンドの条件さえ満たせないと彼女は状況に流されるまま社長になり、主人公を部屋に残して去ってしまう。
その後カフェでは准の9主人公への想いが知れる…。


【パワプロクンポケット11~13】

パワポケ11の時点ではすでに社長に就任しており、准を永久秘書に迎え、ついでに電視を雇い、さらにボディガードとして椿を雇っている。
この時点で、彼女が正史で9主人公とノーマルエンドを迎えた可能性は消滅した。 


パワポケ13では千羽矢バッドルートで登場(2周目で甲子園途中敗退が条件)
ジオットとある喫茶店で対談し、NOZAKIの支社の一つが潰れた原因がジャジメントのマゼンタという超能力者の仕業であることを知らされる。
このとき潰された支社は文字通り潰されたらしく、その際に五十人もの人間が命を落としたようだ。
この事を告げられた維織本人は眉一つ動かさず、黙っていた。
その様子を見たジオットは「育ちが良すぎるから教育してあげないと」と、彼女の仲良しリストを取り出し、四番目に仲の良い人物を始末する事を決めた。
エアレイドによって由良里の殺害も提案されるが、ジオットが妹を失った事情からそれは反感を買って却下された。


【パワプロクンポケット14】

秘書の由良里と共に准を探しに登場する。

由良里にお姉ちゃんと呼ばれないことを不満に持っている、
由良里が准の事を「本物の姉みたいな人」と言った際には、自分は血が繋がっているのにと結構なショックを覚えている。そして軽く受け流された。
小学生である14主人公に准の彼氏かどうか問いただすというシーンも存在する。

前作でジオットの『四番目に仲の良い人物』の抹殺が実行された模様で、その事に怒り全てを投げ出してでもジャジメントへの復讐を計画した(具体的な人物は不明だが、状況証拠的に彼女の付け人であった世納香太が標的になったという見方が濃厚)。
復讐は制止されたが、それ以降ジャジメントへの対抗活動を開始する。
ちなみに、本社への襲撃事件の際には「青い服の変身ヒーロー」が犠牲になったと語られてもいる。

本編終了後は社長業を続けていたが、数年後に由良里に託して姿を消した。
プロフィールでは「何かを見つけた」事が記載されているが……。

一部ではその『何か』が9主人公の事を示唆しているのではないかという推測がある(9主人公は広川武美が正史彼女である可能性が高いとされるが、『4番目に仲の良い人物』が世納だと考えると、彼女と繋がりが深いのは作中では冬子、准、由良里、9主人公となり、このうち由良里はジオットから却下されたため、少なくとも維織との一定以上の交流はあった模様)。





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最終更新:2024年04月09日 11:41