ヨシュア・ブライト

登録日 :2012/02/17(金) 07:01:10
更新日 : 2016/07/20 Wed 17:10:11
所要時間 :約 7 分で読めます





『英雄伝説 軌跡』シリーズに登場するキャラクター。
CV:斎賀みつき

エステル・ブライトと並ぶ主人公格であり、3rdではそのポジションを譲りつつ重要な仲間キャラとして扱われる。
FC時点で16歳。



【経歴】
本編開始5年前のある夜、エステルの父カシウス・ブライトに傷だらけの姿で拾われてきた養子。以降はエステルの義理の弟として共に育つ。
自分の過去に関して口を閉ざしているが、エステルがそれを強いて追及せず、打ち明けるのを気長に待ってくれていることには申し訳なく思いつつ感謝している。

エステルと共に、自身も準遊撃士の認定試験を受けるところから本編が始まる。



【人物】
リベール王国では珍しい、黒髪と琥珀色の瞳を持った少年。
5年前は冷めた目をして無愛想だったが、今では微笑みの似合う穏やかな性格となった。整った容姿もあって異性にはモテる。しかし誰かと付き合ったという話は無い様子。爆ぜろ。
趣味はいつも手放さないハーモニカの演奏。題目には『星の在り処』を特に好む。

行動の際は感情よりも理論や合理性を優先させるクチのため、エステルとは長所と短所がいい具合に噛み合っている。
思うに任せて突っ走るエステルをサポートしつつ、その冷静さから彼女とは別の意味でパーティーの中心に立つ。
またどこで仕入れたのか潜入工作の知識・技術に精通し、さらには爆発物といったトラップの気配を察する感性までも備えている。

目上の人物には敬語で、子供には優しいお兄さん然として接するなど人付き合いは上手な方。
とはいえエステルに 「人の気持ちが理解できない」 と漏らす場面では感情面の不備を思わせる発言が見られ、全てが順調なわけでもないのようなのだが。



【各作品の活躍】

空の軌跡FC
正遊撃士となるため、エステルと共にリベール全土を旅する。
パーティから外れる事は殆ど無く、様々な事件や出来事を通じて多くの人と出会っていく。

ある事件にて犯人がエステルを害しかけた場面では
「ありとあらゆる方法を使って、あんたを八つ裂きにしてやる」
と普段からは想像もできない言葉を発し、 途轍もなく暗いナニカ を垣間見せたりするのだが……。



以下、ネタバレ













幼い頃、ある隠匿された事件により廃人同然となった過去を持つ。
“魔法使い”の手で無理やりに継ぎ接ぎした心を与えられるも、それは冷酷な殺人者としてのもの。
そのまま身喰らう蛇の《執行者》No.ⅩⅢ《漆黒の牙》として数年間に渡り、要人の暗殺などを行う血濡れの日々を送る。
その過程でD∴G教団の支部組織《楽園》の殲滅をレーヴェと共に行い、レンを拾ったりしている。

執行者として暗殺を繰り返す日々の中、ワイスマンからカシウス・ブライトの暗殺を命令される。
無垢な子供を演じ、彼に近づくも見抜かれてしまい失敗、そのまま闘いを挑むも虎が子猫を捻るが如く返り討ちにされ、逃走。
任務失敗により、追っ手を放たれ窮地に陥るもカシウスに助けられる。
そのままブライト家に拾われた……というのが、ヨシュアの歩んだ道のりである。
この辺りの詳細は上二つのリンクを参照。
能力は隠密、集団戦闘に特化しており、単純な戦闘力そのものは執行者の中では下位に属する。
反面、得意の隠密行動は執行者の中でも随一とされる。
特にスピードは関しては、執行者の中でも最強の一人に数えられる《剣帝》レーヴェすらもスピードだけなら自分より上と認めている(但し、この時のレーヴェは本来より機動力が幾分落ちてると語られているので、互いに万全の状態で比較しての発言かは不明である)。
ちなみに、ヨシュアが本気で隠れたらカシウスレーヴェですら発見は不可能らしい。


過去の経緯から自身の感情が作り物めいたものであることを自覚しており、それでもエステルと共に過ごした5年の日々はとても大切な、かけがえのない物となった。
しかしクーデターを解決、大団円間近というところにきて、自分が暗示により無意識の内に最初からエステル達を裏切っていたことを“魔法使い”に思い知らされる。

その事実に打ちひしがれた夜、エステルに別れを告げて姿を消す場面で本作の幕は下りる。
ずっと手離すことのなかったハーモニカと、「初めて会ったときから好きだった」という言葉を彼女に残して。




冷たい光を瞳に宿し、口調も冷ややかなものに。
本来の名である ヨシュア・アストレイ を名乗り、結社の企みを阻止すべく行動していく。


物語中盤では結社が作戦の拠点とする巨大飛行船『グロリアス』への潜入を果たすが、それを見越した教授によりエステルがグロリアスに囚われてしまう。
自分をおびき出す罠だと知りつつも彼女の前に現れて共に船を脱出した後は、今度こそ二度と会わないと覚悟して再びの別れを告げる。

……が、彼女の説得によって閉じた心を開かされ、同じ道を歩むことを涙しつつ決意。以降はパーティーメンバーに復帰し、言動も優しいものに戻る。


最終決戦の場では、兄同然の存在にして同じ《執行者》である《剣帝》レーヴェに一騎打ちを申し込む。
圧倒的な力の差により、忽ち劣勢に陥るも、これまでの旅で得た経験と想い、そしてレーヴェの本心を指摘する事で動揺を誘い、その隙に全ての力を注ぎ込む事で辛くも勝利を納めた。
そしてヨシュアの解答に納得したレーヴェと和解する。
この時にレーヴェにぶつけた言葉は、これまでにヨシュアが辿った道のりを如実に示すものだった。

「人は……人の間にある限り、ただ無力なだけの存在じゃない!!」

その後は自身を未だに縛る暗示を振りほどき、レーヴェを喪いながらも教授との戦いに勝利。
全てが解決した後はレーヴェとカリンの墓の前で過去の罪を償う旅に出ることを決意し、エステルと共にリベールを発った。



空の軌跡The 3rd
大体はエステルと同様。ただし仲間になるのは彼女よりちょっとだけ早い。
ある事情でパーティーから一時離脱する新ヒロイン・リースに代わって固定メンバーになったりと、ストーリー上の重要度は高め。
同じく暗い過去を持つケビン・グラハムとのやり取りは見物。




零の軌跡
第1章冒頭よりエステルと共にレンを追ってクロスベル支部にやってくる。

初めて特務支援課と出会った際には、面々が苦戦した魔物をエステルとのコンビクラフトであっという間に倒すなど格の違いを見せつける。
以降もベテラン遊撃士として活躍する。
尚、エステル共々B級遊撃士に昇格している。

その後はクロスベル地方を転々と移動していたようだが再びストーリーに絡むのは第3章。

色々な経緯からロイド&ランディ、ワジ&ヴァルドと旧市街でレースをしたり、レンに関するイベントをこなす間に特務支援課との仲を深める。
自分と同じく裏世界で生きてきたランディとはある種通じ合う部分がある様子。


そしてラスダンではPTメンバーに参加。
実はこのパーティーに参加することが大きな意味を持っているのだが・・・


碧の軌跡
今回は出番無しかと思われたが…

終盤にてエステル、レン、パテル=マテルと共に登場。
主人公一行の側面支援のために《神機》アイオーンと激闘を繰り広げる。


【戦闘面】

双剣を得物とし、豊富かつ強力なクラフトによりアタッカーとして活躍する。強力な遅延(敵の行動を遅らせる)効果持ちで、なおかつFCでは唯一の全体攻撃Sクラフト使い。
総じてステータスは平均以上。物理防御がほんの少し低いがHPは水準以上なので特に打たれ弱い印象はない。
the3rdでは物理特化もしくはアーツ特化のメンバーが少し増えたため特化するには少し物足りない数値だが、ヨシュアには搦め手として便利なクラフトが揃っている為差別化は容易だろう。
オーブメントのラインはエステルと同じく二列だが、一方が短い分だけもう一方が長くなっており、後者を上手く使えば高位アーツにも手が届く。
スロットの幾つかに時属性縛りを受けるものの、他のキャラにとってもほぼ必須のクオーツがセットされるだけなので不自由は感じにくいはず。


クラフト

※レベル上昇に伴い、挑発以外は『真・~』→『極・~』の強化版に上書きされていく。

○挑発
敵の攻撃を引き付ける。標的を含んだ中円範囲に有効。

○双連撃
一度の行動で二度のダメージを与えられる、手軽で確実なダメージ源。

○絶影
疾走しながら敵を撫で斬りにする。
標的を含め一直線の敵を纏めて攻撃し、さらにその行動を遅らせることができる。

○朧
敵単体を対象とした居合い。さらに一定確率で即死させる。

○魔眼
不気味な瞳が開くエフェクトと共に、中円範囲の敵にダメージ。絶影と同じ遅延効果もある。
FC終盤のレベルで唐突に習得し、既に匂わせていた物騒な気配を濃厚にした。 

○雷光撃
零の軌跡から習得。チート親父直伝、プレイヤーを苦しめたあの超範囲攻撃が帰ってきた!
…まあ微妙に巻き込み難い上にヨシュアの攻撃力じゃ大した性能じゃないんですけどね。

<サポートクラフト>
○空牙絶影
零から。サポート唯一の全体攻撃で、さらに遅延の追加効果。

<Sクラフト>

○断骨剣
初期Sクラフトである高威力単体攻撃。序盤の切り札。

○漆黒の牙
絶影に似たモーションのまま、敵全体を切り刻む。
後々、技名がネタバレだったことに気付かされる。

○秘技・幻影奇襲(ファントムレイド)
SCで習得。敵全体を高速で切り刻む。
教授の呪縛から開放されると、己を縛る暗示を打ち砕くエフェクトが追加される。
「僕はもう……逃げない!!はあああああっ!秘技・幻影奇襲!!」

<コンビクラフト>
〇太極無双撃
零で習得するエステルとの協力技。ヨシュアが3人に分身しエステルと共に4人で一斉に攻撃する。
ゲーム中、バーニングレイジと並ぶ最高峰の威力で、ヨシュアを使うならエステルを加えることをオススメする。


因みに普段は表に出していないが、エステルにはかなりゾッコンで前述の通り、彼女を傷付けようとすればかなり物騒な言動をしたり、エステルの「自分がいなくなっても大丈夫だよね」という問に「ゴメン。自信がない」と返答したりと相当彼女に惚れ込んでいる。
3rdでクローゼに告白された際にも迷わず断っていて、仮にエステルよりクローゼと先に知り合っていたとしてもエステルよりクローゼを好きになるのはないだろうと断言してしまう程である。
余談だが、企画段階ではエステルとヨシュアの性別が逆という案もあったとか。
そちらはそちらで見てみたい、との声もあったり無かったり。



追記修正は隠密行動でお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/