Wiki篭り

登録日:2010/02/07(日) 19:51:34
更新日:2024/01/14 Sun 21:59:58
所要時間:約 6 分で読めます




Wiki篭り(うぃきごもり/うぃきこもり)とは、本サイト「アニヲタWiki」の登場人物であり、アニヲタの集いのコンテンツのひとつ「アニヲタWiki」の住人(利用者)を指す言葉。
つまりこの画面の前にいるあなたもまた、Wiki篭りなのだ。……多分。


このサイトの利用者のことを指す言葉ではあるものの、一部の項目には「Wiki篭り」として登場し、物語の語り部のような役割を果たすこともある。
最近だと「ウィキコモリオス」として哲学的思索を行っていたり、とある上院議員の手で残らず殺されそうになったりしている。

もっとも、画面の前のあなたが「アニヲタWiki」を頻繁に読んでいて、かつ「Wiki篭り」と呼ばれることに嫌悪感を抱かないのなら、あなたも「Wiki篭り」なのである……かも、しれない。
由来は「Wiki+引き篭り」からで、かつてとある住人によって作られた。

避難所が「非難所」と呼ばれていた時代に存在した「愚痴篭り」も、この言葉から派生したものだと思われる。


元来は掲示板(Wiki誕生時は雑談板と画像板くらい)の雰囲気に馴染めなかったり、
Wikiにいる方が面白くて入り浸っていた、いわばWiki専門のアニヲタ住人を意味していたが、近年では数が減り、絶滅が危惧されている。


【基本生活スタイル】

「アニヲタの集い」にアクセス
 ↓
「アニヲタWiki」を開く
 ↓
「一覧」を開く←───┐
 ↓         │
最新登録項目を見る  │
 ↓         │
興味があれば追記する │
 ↓         │
「最新」へ      │
 ↓         │
別の項目を見る    │×n
 ↓         │
追記する       │
 ↓         │
他の項目を見る    │
 ↓         │
追(ry       │
 ↓         │
変化がなければ────┘


最初期には、一覧から最新、最新から一覧への移動はほぼノータイム。
今と違って一斉更新なんてノープロブレムだぜ。

その短時間で必ずと言っていいほど新規登録や追記された項目があったので、深夜以外はまず間違いなくエンドレス閲覧が可能だった。

圧倒的ではないか、我らがWiki篭りは!!
コンテンツ公開から初のラグナロク(リンク先を参照)までは半年程度しかなかったが、それでも約3000の項目が登録されていたことから、その勢いがうかがえる。

また2007年頃のアクセス集計から、住人数も今とは比べ物にならないほど少なかったと推測され、各人に今以上の熱意があったことは間違いないだろう。
てゆーか、一騎当千?


しかし、一見完全無欠な黄金期にも陰りが見え始める。


2度目のラグナロク(約5000の項目が消失)頃までは勢いを保っていたが、
システム改変による↑雑談の禁止とBBSの追加、また他のコンテンツが充実してきたこと等から、その勢いは徐々に弱まっていった。

特に古参にとって↑雑談の禁止のダメージは大きく、まともな体裁を持った項目を立てることを余儀なくされてしまった為にモチベーションを失ったWiki篭りも多い。
また、ネタ1つ組み込むのにもBBSで物議を醸す雰囲気がストレスとなった。

そして、項目立てにおいて項目本来の情報のニーズが高められた結果、より客観的な立て方をせざるをえなく、
編集者の意見や主観的な考えを反映させることが難しくなったことも古参の足が遠ざかる結果となった。


更に続く複数回のラグナロク、いつの間にか増えた愚痴篭もり、低年齢化が原因としか思えないしょうもない口論。
これらの要素が殆どの古参Wiki篭りにトドメをさした模様。


かつてはみんなで作っていたのである。
項目には良いも悪いもなかったのである。
みんなで作り上げていたのである。

たとえそれが、今となっては真っ先に弾圧されロックされ消去依頼が出されたであろうものでも。
(現在串項目が遺産として残っている)

だが今となっては、もはやその全盛期の片鱗は全く感じられない。
古参にとっては何をしようにも、窮屈な雰囲気なのではないか。
各項目の劣化Wikipedia化に見られる保守化も古参のWiki篭りが減っていった現れであろう。

度重なるラグナロクや様々な問題・事件が頻発する中で、Wiki利用者、あるいはアニヲタWiki自体に愛想を尽かして去って行った者も多いだろう。

今や、元来の意味での「Wiki篭り」と呼べる住人はもはや希少種なのである。
そして様々な人的問題の増加を背景に、ある時冥殿がWiki篭りという種族を象徴するコメントを生んだ。


文句の前に追記・修正。それがWiki篭りではないのかね?


そう、追記・修正こそが、全てのWiki篭りに与えられた権利なのである。

するとWikiを愛したる者、愚痴ばかりに終始してよいものかという疑問が生まれる。
立った項目の内容はともかく、Wikiに、また項目に対する愛があるならば追記するべきはなかろうか、と……


しかし時として、愛故に問題が起きる場合もある。
古参の“自由”を象徴するスタンスに対し、新たなシステムと共に新たなWiki篭りも生まれたのである。
昨今では、古参からすれば“お客さん気分"と揶揄されるWiki利用者に代表される思想、
“新自由主義”とでも言うべきスタンスで古参の自由主義とは違うWiki篭りが現在増えている。


項目とは愛により生まれ、愛により育つべきである。


そう考える新たなWiki篭りは、愛により生まれた項目ならば生まれた時点で「どこに出しても恥ずかしくない我が子(項目)」のはずであると考え、
愛の定かでない“乱立”という知識のひけらかし行為を招く短文での項目立てを認めていない。

無論こうした考えを持つ新Wiki篭りの立てる項目は一目で愛の溢れるものとわかる項目ばかりだが、
愛を求めるが故に見方によっては“立て逃げ”の項目すらも是とする古参のWiki篭りとの衝突は絶えない。
古参の自由主義にはいかなる項目も愛に包まれる可能性があり、新座の新自由主義には愛に溢れた項目が約束されている。


逆に問題も相反しており、

旧自由主義
  • 愛と知識を持つ者に見いだされなければ立て逃げ項目は立て逃げ項目のまま
  • 一覧やランダム表示にいつまでも現れる
  • そうした不幸な項目の乱立を招く
新自由主義には
  • 新たな項目立ての敷居を高くする
  • 項目数が伸びにくく、ジャンルの偏りを招く
  • 立て逃げと判断した管理人に消される項目の立て主の意志が尊重されない

等の問題点があり、どちらがよりよいのかという結論はいまだに付いていない。

ただ一つ言えるのは、Wikiを楽しみ、愛せる人間こそが正しいWiki篭りである、ということ。

だから恐らく、新旧どちらのWiki篭りの言い分も、どちらも正しいのではないだろうか。


根本的にスタンスの違う両者だが、お互いに意見の交換をはかり、よりよいWikiを作ることが求められている。


追記・修正は古参(又は新参)と互いに分かり合おうとする新(旧)Wiki篭りの方、お願いします。

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最終更新:2024年01月14日 21:59