リュウレンジャー/"天火星"亮

登録日:2011/12/11 Sun 16:09:38
更新日:2024/01/01 Mon 20:25:54
所要時間:約 5 分で読めます





夢や希望を捨てたら、人間は生きる意味が無くなってしまう。


天火星・亮とはスーパー戦隊シリーズ第17作『五星戦隊ダイレンジャー』の登場人物。

演:和田圭市


【人物像】

姓は不明、世界一の餃子を作ることを目指し、横浜中華街の中華料理店「山海閣」で働くコック見習いの23歳。
両親とは幼い日に死別しており、5歳年下の妹・洋子がいる。

第1話にてゴーマ族の怪人・紐男爵にさらわれる子供を助けようとしたが、逆に襲われる。
しかし、気伝獣・龍星王に救われ、そこへ現れた道士・嘉挧から強引なスカウトを受けてゴーマと戦うダイレンジャーの一員となった。

その出自は、古代ダイ族を裏切ってゴーマ側に付いた鉄面臂張遼の息子で、その気力を受け継いでいることが第8話で判明。
嘉挧は陰ながら亮を見守り、ダイレンジャーに選ばれる運命の日が訪れるのを待っていた。
最終的に張遼は息子を守るため師である大僧正リジュに反逆。差し違える形で命を落とした。
死の間際、張遼と先代ダイレンジャーの霊は亮ら五人の持つ天宝来来の玉に全気力を与え、先代が叶わなかった大連王の合体を託している。

明確にダイレンジャーのリーダーではないが、熱血さと真面目さのバランスが取れており、新入りにもかかわらず、他の4人からはリーダー格として厚い信頼を得ている。
コウがシャダムの子だと分かって以降は親近感を覚え、兄貴分としてに人一倍気をかけていた。
ライバルの的場陣とは幾度も拳をぶつけ合うも、いつしか不思議な友情で結ばれていった。


リュウレンジャー


行くぜみんなァ!
気力・転身!!

リュウレンジャー!

天火星・亮!!

スーツアクター:大藤直樹

【走力】4.5秒/100m
【ジャンプ力】30m
【パンチ力】7.5t/cm2
【キック力】0.5t/cm2

亮がオーラチェンジャーで転身(変身)した姿。
得意拳法は龍拳を基にした赤龍拳で、パンチ技を主体として闘う。
さらに、気力を高めることで炎や雷を自在に操る力を有している。
また、赤龍双竜剣による二刀流も使いこなす。

ゴーマ怪人が巨大化した際は気伝武人・龍星王に乗り込み戦う。
当初は天宝来来の玉を所持していなかったため、龍星王を呼ぶには嘉挧の力が必要だった。
第6話にて天宝来来の玉を得て後、先代ダイレンジャーと張遼の気力によって大連王に五星合体してからはコックピットの中心に立ち操縦する。


個人武器

リュウレンジャーが振るうダイレンロッドの先端部に付くヤイバー(読んで字のごとく刃部)。
大振りの青龍刀の形で、鉄の鎧も切り裂く。


  • 赤龍双龍剣(せきりゅうそうりゅうけん)
ダイレンロッドが変形しリュウレンジャーの個人武器となる中国風の諸刃剣。
山すら砕くという伝説の剣、破山剣に匹敵する切れ味を持つ。
共通武器のダイバスターが二振りの剣スターソード/スターカッターに分離するためか、登場回数は非常に少ない。


個人技

  • 天火星・稲妻炎上破
炎や稲妻を操る亮の気力技。
自分の武器を燃え上がらせて破壊力をアップさせることもできる。
手のひらから炎を放つ「炎上破」という簡易バージョンもある。


  • 天火星・稲妻火炎破
スターソード/スターカッターから炎を出す。稲妻炎上破の最大出力版かと思われる。
劇中ではテンマレンジャー/将児の天重星・最大重力波との同時攻撃で鳥カゴ風来坊を攻撃している。


  • スターソード/スターカッター天火星稲妻シュート
ゴーマ3ちゃんズとのサッカー対決にて使用。気力でゴールを奪った。
どうしてこんな技が……?とツッコむのは禁止。


  • 天火星秘技・流星閃光
的場陣に敗れた亮が、嘉挧の大リーグボール養成ギプス訓練により瞬発力と動体視力を磨いたことで開眼した技。
陣の豹牙流奥義・邪神風拳と同じく、一呼吸で目にも止まらぬ鉄拳を叩き込む。



【その後のシリーズ客演】

『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』

物語終盤、はぐれハイネス・ラクシャーサに苦戦する百獣戦隊ガオレンジャーを見たレッドファルコン/天宮勇介の下に、「歴代スーパー戦隊を率いて戦った赤き戦士たち」の一人として駆けつけた。


ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

映画では中盤に登場。
レジェンド大戦後は転身できなくなっており、「赤龍軒」という自店を開き、自作の餃子を出前して回っている。
その道中、不況で希望を失っていたサラリーマンに出会い、『電子戦隊デンジマン』のデンジブルー/青梅大五郎と『特捜戦隊デカレンジャー』のデカピンク/胡堂小梅と共に自分の夢を語り、希望を与えて彼を励ました。

その後、黒十字王に苦戦している海賊戦隊ゴーカイジャー天装戦隊ゴセイジャーにリュウレンジャーキーを通して応援し、ゴーカイジャーにダイレンジャーの大いなる力を授けた。


海賊戦隊ゴーカイジャー』本編


忘れてるんじゃないのか?一番大切なことを。

第33話「ヒーローだァァッ!!」にて再登場。

ゴーカイセルラーを行動隊長ザキュラに食われ、ゴーカイチェンジ出来ず意気消沈するゴーカイシルバー/伊狩鎧に対し、
亮は餃子作りに励みながら「自分が目指す世界一の餃子で世界中の人々を笑顔にする」という夢を述べ、『本当のヒーロー』の意味を彼に教える。

「転身出来なくなった俺は、世界を救うことはできないかもしれない」
「――だが、目の前の敵を見逃すほど、俺は歳は取っちゃいないぜ?」
その言葉通り、商店街の人々を襲うゴーミンを生身で撃退し、未だ衰えぬ技と名乗りを披露した。

また、自身の赤龍拳以外にも他メンバーの技である獅子拳、天馬拳を使用(麒麟拳と鳳凰拳はカットになったが、撮影はされた模様)。


スーパー戦隊最強バトル!!

格闘技チームとして参戦。変身後のみの登場だが、CVは和田氏本人が担当している。
タイムレッドとコンビを組んで決勝戦まで進出し、大会の裏でうごめく陰謀に気付いて打倒を誓うが、直後に黒幕の手により消滅させられてしまった。


余談

元々和田氏はキリンレンジャー・"天時星"知役と決まっており、亮役は土屋圭輔氏で配役が現在と逆であった(この時のスチールも残っている)。
しかし、和田氏があまりにも動けたため急遽配役を交換、亮役に抜擢され、現在に至る。

リュウレンジャーを演じた経緯か、和田氏は後々も様々なヒーロー特撮に携わっている。


……という風に1人で4人ものヒーローを演じている。
特に龍騎はリュウレンジャーと同じく赤い龍の戦士であり、契約モンスターのドラグレッダーも龍星王に酷似している。
亮を演じた影響か、いずれの役もリュウレンジャー譲りの「ハイィィィ~ッ!!!!」という掛け声を使う。
因みに上記3人は全員劇中で死亡しており全て2代目的存在がいる(ジークジェンヌ・城戸真司轟輝)。
なお、リュウレンジャーも死にはしないものの最終回で孫ともいえる2代目に継がれている。
また、『ウルトラマンダイナ』にもゲスト出演。こちらも死んでいる…

『199ヒーロー大決戦』に出演した際、和田氏はアクションが無かった事を残念に思っていたらしい。
東映公式サイトでは、「40周年に(アクションを)お願いします」と触れられていた(この事からダイレンジャーのレジェンド回は予定されて無かったらしい)



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最終更新:2024年01月01日 20:25