湊智花

登録日: 2011/07/20(水) 23:52:19
更新日:2023/03/21 Tue 06:52:54
所要時間:約 9 分で読めます




「私が……私が負けるなんてっ――」




Tomoka Minato

身長:142cm
誕生日:9/9
血液型:A
胸囲:幽(とても気にしている)
クラス:6年C組
所属係:お花係
成績:良
cv.花澤香菜


慧心学園初等部女子バスケ部唯一の経験者であり、女バスサイドの物語の発端でもある少女。


左で軽く結ったショートカット、左目の泣きぼくろが特徴(ただし原作イラストでほくろはオミットされている。メディアミックス展開では存在する)。
線が細く部内でも下から二番目と小柄だが、家庭環境(後述)もあって礼儀正しく控え目な性格のため大人びてみえる。
小学六年生ということを考慮に入れてもバスケ選手としては小柄なためか、
座右の銘は元NBA選手アレン・アイバーソンの「体のサイズは関係ない。ハートのサイズが大切なんだ」


元々転校生で、一年ほど前に慧心に転入してきた。それから最初に友達になってくれた部員たちには元からの性格もあって頭が上がらない。
昴の作戦を忘れてTVゲームに夢中になったりゴキブリが大の苦手という年相応な一面も。


バスケ以外にも父:忍が茶道、母:花織が日舞の先生のため、自身も少々嗜んでいる。自宅は教室を兼ねているのでそれなりに大きい和風屋敷。
マッサージで高校生の昴をのしてしまう程の腕力があったり(本人に悪気はない)、
大食いで食べ物ではお肉が好き(ただし昴視点の本編では伝聞のみ)という意外な一面もある。



以下ネタバレ










普段は上記のようにお淑やかで可愛らしい女の子。しかしバスケ中は豹変。凄まじく負けず嫌いでアグレッシブな面を見せる。
転校の理由は、そうした苛烈な情熱を周りに強要し結果孤立してしまったため。本人も当時を振り返って「壊れた勝利への衝動」と表現している。

それから慧心に編入し、しばらくは独りで過ごしていたが、ある日体育の授業(バスケ)で真帆と竹中の痴話喧嘩から男女対抗試合に発展。
美星に「本気出していいよ」と言われ、曰く「全部一人で引っかき回して」勝利。

それを見た真帆に興味を持たれ、話しているうちにふと前の学校のことを話したのが、女子バスケ部設立のきっかけ。
今の仲間たちとなら、勝ち負けを抜きにして楽しむことができる、と自負している。



「私が負けるなんてっ――些細なことっ! だって今は、みんなと一緒だもんっ……!」


そのバスケの才能だが、華奢な体躯とは裏腹に、昴や葵ともある程度渡り合える超小学生級の実力者。特に反射神経・動体視力・順応力がずば抜けている。
経験者としての知識も活かし、チーム全体を牽引する『ポイントフォワード』を任されている。

そして、智花のジャンプシュートはバスケへの情熱をすっかり失っていた昴を始めとした数多くのバスケプレイヤーの心を揺さぶるほどに美しく、
アニメOPでは天使の翼付きで描写されるなど彼女の象徴ともいえる。
そのほか最近では、昴からスクープショットの伝授も予定されている。



と、ここまでが『バスケ選手』としての智花。

以降はヒロインとしての智花にスポットを当てる。

昴にガチで惚れていて毎朝長谷川家を訪れて昴と練習&朝食が日課となっている。
男子バスケ部との試合後に昴がポジションを騙していたことを愛莉に謝罪し取り繕っているのを見て不機嫌になったりも。

一度スランプに陥った時など、昴の部屋に泊まったこともある……昴爆発しろ


部内でも(主に紗季あたりに)昴との仲をからかわれることが多々ある。
さらに花織さんも夏祭りや宿泊の許可を与えるなど、ほぼ公認の仲。逆に忍さんは昴にすさまじいプレッシャーを放っている(ただし、人柄は認められている)。


そして大体一巻につき一回は昴とのドキドキイベントが恒例というかお約束化している。

  • 長谷川家へ自転車二人乗り(昴の背中に抱きつく形で)
  • 落ち込んでいるのを労ってもらっているところを紗季に見られる(まるでキス直前のような構図)
  • 合宿中、寝ていると突然布団の中に昴が!?
  • バスの急停止で昴の腿の上へ
  • テント内で目覚めると目の前に昴が!?
  • 水中鬼ごっこ、昴に抱きついた結果水着がずり上がり……!?
  • 二人きりで夏の夜に天体観察
  • 「ゴキブリ」という単語にパニック。気が付くと仰向けの昴に馬乗りに
  • スーパーの店員に昴の彼女と勘違いされる
  • 白い粘性の液体まみれのところを、母親に服を剥ぎ取られる(当然昴の目の前で)
  • 停電中、真帆に抱きつかれ転んだ昴にスパッツを下ろされる
  • 真帆のイタズラで着替えを覗かれる
  • お風呂でご奉仕
  • 昴の部屋で目覚めると目の前に昴が!?
  • 昴の部屋で『焦らしプレイ』体験
  • 智花の誕生日に二人揃ってお客様を接待
(一部表現を暈かしてお届けしています)

……もはや昴を爆発させるには地雷原でも足りないかもしれない。というか結婚しちまえ

ちなみにこれらのハプニング、なぜか葵の眼が届かないところで発生することが多い。そのため、昴は上手い具合に疑いをかけられずに済んでいる。
何の疑いかはお察しください


なお本人は自分のスタイルにあまり自信がなく、身体の話になるとよく落ち込む(特に胸関連)。
が、一つ年下のミミと着替えた際に(自分よりは)胸が大きいとおだてられたら少しだけ上機嫌になったりと、やはり年頃の女の子である。


8巻にて今まで他の部員全員にあった二つ名を、誕生日に昴から貰う。
『雨上がりに咲く花(シャイニー・ギフト)』――いつでも雨雲を吹き飛ばし、輝いてくれるようにという願いを込めて。
アニメでは何と第4話で貰いました。


さて、明らかにバスケと無縁な家庭環境ながらバスケに熱中するようになった訳にも実は昴が関わっていた。

小学一年生時代の智花が公園で一人ふてくされていた時、たまたま自宅のゴールが壊れ練習に来た昴がフリースローをしている現場を見ることとなる。
バスケットボールというスポーツ名すら初めて知った智花は彼のシュートに魅せられ自主的に練習し始めた。
当然最初はボールそのものが届かなかったが月日が流れるごとに上達し、学校のクラブに入り、現在の性格とスキルが形成されるが、その中のトラブルを経て慧心学園への転校に至る。

ところで昴は智花のシュートする姿によく魅了されながら真似できないと評しているのだが……そのシュート、かつての自分が放ったフォームと同じ形なのである。
時の流れとは時に皮肉なものなのかもしれなかったが…漫画版では…。


電撃文庫のキャラクターで対戦する格闘ゲーム、『電撃文庫FIGHTING CLIMAX』にも「ロウきゅーぶ!」からプレイアブルキャラクターとして参戦。
原作からして剣も銃も使わないので、モーションはバスケットボールの体捌きやモップがけ、日舞といったものから取られている。

必殺技は他の女子バスメンバーを呼び出してのパスやシュートで、ちゃんと声が全員付いている。
インパクトスキルやクライマックスアーツ(超必殺技)で相手をバスケットボールにしてドリブル(後者はそのままシュート)するという、可愛い顔してえげつないことをやってのける。
「バスケしようぜ!お前ボールな!」
クライマックスアーツの一つ(前述した相手をゴールにシュート!超!エキサ(ry ではない方)、「RO-KYU-BU!」では、
女子バスメンバーが集まって相手をパスやシュートで振り回した後、ポーズ(3種類のうちどれか)を決めて「小学生は最高だぜ!」と言う。女子小学生本人達が。

タイプとしては起き攻めや固めを得意とするキャラクターであり、リーチがかなり短い上に遠距離攻撃は出来なくはないが隙が大きいため、
強引な攻めや手軽な牽制が出来ず、丁寧に距離を詰めて攻めないと勝てないという初心者向けとは言いづらいキャラクター。
しかし練習して持ち味である起き攻めや固めが出来るようになれば、相手を転ばせたら最後、何もさせないまま起き攻めや固めでわからん殺しすらできる恐ろしい小学生でもある。
ワンチャンスで相手をハメ殺すことに快感を覚える方や、「小学生は最高だぜ!」という紳士は一度触ってみてはいかがだろうか。



「で、できれば、いつか。ずっと先のことで良いですから、私に教えて欲しいです。昴さんの……追記・修正。
昴さんと同じ事ができるようになったら、嬉しいので……」

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最終更新:2023年03月21日 06:52