サーシェス専用AEUイナクトカスタム

登録日:2010/12/07(火) 02:28:19
更新日:2024/01/13 Sat 19:49:59
所要時間:約 5 分で読めます






こちとらボーナスがかかってんだ!

頂くぜぇ、ガンダム…ッ!



機動戦士ガンダム00』に登場する機体。


概要




ハッハッハッハッ!機体は良くてもパイロットはイマイチのようだな。え?ガンダムさんよぉ!



Ali al-Saachez's AEU ENACT CUSTOM
Moralia Development experiment type


サーシェス専用AEUイナクトカスタム モラリア開発実験型

型式番号:AEU-09Y812
頭頂高:17.6m
本体重量:66.2t
動力機関:太陽光発電システム
推進機関:水素プラズマジェットエンジン
装甲材質:Eカーボン
所属:モラリア共和国・PMCトラスト→AEUフランス軍第四独立外人騎兵連隊

武装
  • ブレイドライフル
  • ミサイルランチャー
  • 大型プラズマソード
  • グレネード
  • 脚部ミサイル
  • カーボンダガー
  • ディフェンスロッド



モラリア共和国の民間軍事会社「PMCトラスト」が入手したAEUイナクトを独自に改良した機体。

PMCトラストに所属する傭兵、アリー・アル・サーシェスの専用機として機動性向上の為の軽量化、内蔵火器の変更が行われている。
防御を無視した軽量化と操縦者であるサーシェスの技量もあってガンダムに迫る機動性を実現、イナクトが秘めるアクロバティックな空中姿勢制御能力を遺憾なく発揮している。

将来的にビーム兵器の搭載を想定して頭部及び肩部の太陽光受信アンテナが大型化されており、パワー供給量が増大している。

型式番号の数字はカテゴリー81機種目の2番目の試作機である事を表している。

当初は濃紺の機体色であったが、後にアグリッサとの連携の為に緋色に変更されている。


■武装

  • ブレイドライフル
リニアライフルに大型のカーボンブレイドを一体化させた本機の主兵装。
側面にグリップを備えている為、のように振り回して扱う事が出来る。

  • ミサイルランチャー
ブレイドライフルに装着されるオプション。
4発のミサイルを内蔵し、そこから更に14発の子弾に分散する。要はクラスター爆弾。

  • 大型ソニックブレイド/プラズマソード
名前の通り、通常のソニックブレイドよりも大型であり、より高出力のプラズマソードを発振する。
腕部ウエポンベイに内蔵出来ない為、肘の内側にマウントされる。

  • ディフェンスロッド
  • 20mm機銃
  • 脚部及び前腕部ウエポンベイ
イナクトの標準装備。
ディフェンスロッドは一度だけエクシアのビームを防いだ。


【劇中での活躍】

ソレスタルビーイングのモラリア共和国への武力介入の際に初登場。
サーシェスの卓越した技量もあり、刹那・F・セイエイの乗るガンダムエクシアを圧倒するも、ガンダムデュナメスが加わった為、撤退を余儀なくされた。
この際、MS形態での背面飛行から崖の陰に隠れ、ライフルを失った状態で飛行形態への空中変形を強行し離脱するというとんでもないことをしている。

アザディスタン王国の内戦にも参加。
太陽光受信アンテナ施設で起きた改革派と保守派の戦闘に紛れてミサイルランチャーで施設を破壊し、フラッグ2機の追撃を振り切って逃走。
その後、保守派代表のマスードを拉致してクルジス共和国内部に隠れ潜んでいたが、サーシェスの内戦介入を察した刹那・F・セイエイによって居場所を暴かれ囮となるべく出撃。一時はエクシアを追い込むも、不意打ち気味に右腕を斬られ撤退する。

三大国家群のタクラマカン砂漠における合同軍事演習の際には、各国家群がエース部隊で一機のガンダムを鹵獲しにかかっている中、単独で大型MAアグリッサを用いて襲撃。プラズマフィールドでエクシアを鹵獲寸前まで追い込むも、ガンダムスローネドライの介入で撤退した。

その後、用済みとなったチームトリニティの始末に本機で現れるも、ガンダムスローネツヴァイを鹵獲し、以降の乗機とする。
本機の去就は不明だが、そのまま破棄されたと思われる。



【バリエーション】




この前の借りを返して貰うぜ。え?ガンダムさんよおッ!!!



Ali al-Saachez's AEU ENACT CUSTOM AGRISSA TYPE



◇サーシェス専用AEUイナクトカスタム アグリッサ型


型式番号:AEU-09Y812/A

アグリッサのコアユニットとして使用する為、機体色をプラズマフィールド対応に対応した緋色の特殊塗料に変更した形態。

『00』公式サイトやHGキット付属の解説書によれば、カラーリングの変更は前述の理由に加え、PMCトラストから勝手に持ち出した機体である事を隠す為という意図も含まれている。



【追加装備】




どうだ、アグリッサのプラズマフィールドの味は?

機体だけ残して消えちまいな!クルジスのガキがァ!!



AGRISSA


◇アグリッサ

型式番号:AEU-MA0713

武装
  • プラズマキャノン
  • プラズマフィールド発生装置
  • リニアリフレクター


第5次太陽光紛争で活躍したモビルアーマーで、本機は「タイプ13」と呼ばれるモデル。

このアグリッサシリーズはEカーボン、ひいては太陽炉搭載機にすら通用し得る大型のプラズマキャノンを搭載しており、旧式機としては火力面では突出している。
パイロットに多大なダメージを与えるプラズマフィールドを装備しており、その特性上、これをまともに喰らうとガンダムでも抜け出すのは困難。


嘗てはヘリオンを搭載していたが、新しくイナクトを搭載する事で、性能を底上げ出来る為、現在でも十分に通じる性能を持つ。

イナクトと同様に太陽光受信アンテナを備え、膨大な電力消費を支えている。


■武装

  • プラズマキャノン
機首に装備された砲。
モビルスーツでは不可能な攻撃力を実現している。

  • プラズマフィールド発生装置
脚部に備える。
6本の足で敵機を取り囲んで展開する。

  • リニアリフレクター
脚部側面に装備される磁性化誘導物質。
敵機の動きを封じる。


武装を排除してカーゴスペースとした輸送機仕様も存在する。
これは福地仁氏がYOMBANでの水島精二監督との対談企画『G-ROOMS』で描き下ろしたもの。カタロンカラーに変更されており、ヘリオンが搭載されていた。



ガンプラ


HG GUNDAM 00でリリース。
まず最初に後期オープニング以外特に見せ場も無かったアグリッサ型が発売され、後にカラバリとして出番も多く、人気もあったモラリア開発実験型が発売された。
今であればどちらか片方がプレミアムバンダイ限定アイテムになっていただろう。

アグリッサ型の時点でミサイルランチャーやリニアライフルが付属しており、モラリア開発実験型とは商品内容の差は無い。
全体的にシール補完の部分が多く、ディフェンスロッドの黒やコクピットブロック側面の白色はかなり目立つ。大型ソニックブレイドの展開状態もクリアーパーツが無いため赤色一色で、無塗装派には大味な色味になってしまう。
ただ細身な分可動域は優秀で、ほぼ換装無しで変形できる優秀な点も存在する。
ユニオンフラッグと同じABS樹脂を使用したポリキャップレスキットなので塗装派は注意しよう。

ただ、細身な割にプレイバリューに長けるキットなのでコアな人気が高く、10周年記念の再販ではガラッゾと同じく人気率の高いキットだった。



ハッハッハッハッ!項目は良くても追記・修正はイマイチのようだな。え?Wiki篭りさんよぉ!

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最終更新:2024年01月13日 19:49