北城睦実/サブロー

登録日:2012/01/24(火) 21:26:22
更新日:2023/02/05 Sun 02:14:07
所要時間:約 5 分で読めます




ケロロ軍曹』に登場する地球側の男性キャラ。

CV:石田彰
年齢:18(渋谷大学付属第三高等学校3年生)
身長:168cm
体重:59kg
一人称:原作『俺』、アニメ『僕』でたまに『俺』


イラストレーター、ポエマー、ラジオのDJといった分野で活躍する芸能人。
コネも結構あるようで、後述するメロディー・ハニー(作者の別作品『アーケードゲーマーふぶき』にも登場する謎の美女)とは友人同士。
身分上は高校生だが仕事が忙しく普段学校はあまり行けていない(サボっているらしき描写もある)。
芸能人として活動する際の名前表記は"623"。
フラッシュアニメ版では単に623とクレジットされている。

銀色の髪と瞳が特徴の青年。
普段は帽子を身に着けていることが多く、クルルのマークが付いていることもある。
原作ではイタズラ好きでノリが良い性格。
マンションで一人暮らしをしている。
愛車はホンダ・エイプ50で、タンクの「Ape」ステッカーは同じ書体で「623」になっている。


中身は所謂電波であり浮き世離れした言動が目立つ為、一部の人間からは疎ましく思われている。
しかし芸能人としての仕事は上々で、自身のラジオ番組や動画チャンネルを持っていたり、自作のイラスト入りポエム(内容はケロロたち曰く思うさま浅い)が好評を博していたり。
また、よく即興でポエムを口ずさんでいる。

作中では日向夏美が彼のファン。
当然ギロロからはかなり強い敵対心を持たれている。


IQは350(実際には有り得ない数値)。
運動能力も抜群で数メートル離れた場所からバスケットボールを投げゴールに決めたことも。

原作では、バスケ部の『サブロー』という後輩が登場し、623を慕っている。

また、相手の考えていることを見抜いたり、物陰から助言をしたり覗いていたりもする。


パートナーはクルル曹長
お互い浮き世離れしているためか息はぴったり。
クルルが睦実の学校を占拠しようとした際に睦実と追いかけっこをするはめに陥ったのがコンビ結成のきっかけ。

12巻でクルルがケロロ達と共にアリサ=サザンクロスに捕らえられた時、623に対して、

『べつにたすけてなんていったおぼえはないぜえ? @皿@』

といったメール(誘導メール)を送っていて、何だかんだでお互いを信頼しあっている。


クルルからは描いた(書いた)ものが何でも実体化する"実体化ペン"をもらっていて、現在でも愛用している。
応用範囲が凄まじく、単に物を出すのは序の口で特定の現象も起こせる。
衣装を着た人を描いた紙を本人にぶつければその通りの格好になるが紙を破ったら無効。
原作・アニメ共に、これを使った戦法は本人の運動能力や判断力の高さもあってか、なかなかの強さを発揮している。
宇宙人関係のあれやこれやは秘匿されるのが原則の本作だと珍しく、自身のキャラクター性もあり割と人前でも使ってたりする。


原作27巻において、実は幼少期「メンインブラック」風の宇宙人の元で暮らしていたことが判明した。
どうも孤児だったらしく、自ら興味を持った宇宙人についていき、彼らの一人を「父さん」と呼んでいる。「623」も彼らにつけられた番号が由来。
それがなぜ地球に戻って来たかというと、「面白そうな奴らが来る」という噂を聞きつけたせいらしい。現在より幼い姿でケロン軍の偵察機を拾うカットがあるため、彼らが送り込まれたのと同時期(夏美と冬樹の学年と照らし合わせると、14〜15歳の頃)と思われる。



◇アニメにおいて
夏美の一学年上の先輩として登場。
つまり中学3年生で、顔がやや幼い。
外見こそ同じだが名前は"サブロー"(睦実=ムツミ=623をひっくり返して326)
主に「サブロー先輩」と呼ばれる。

夏美にとっては憧れの存在で彼に好意を寄せており、
バレンタインチョコ(実は中身がいきなり団子だった)を渡したこともある。

芸能人であることは隠している設定であり、クルルと本人以外からは少し変わった人として扱われている。
ただし一部のエピソードなどでサブロー=芸能人の623であることは視聴者にも示唆されている。
ギロロが真実を知った際は、記憶を消されている。

原作ではバイクに乗るシーンがあるが、
アニメでは中学生である設定を踏まえてかそのようなシーンは無く、スケボーを乗りこなしている。


原作に輪をかけてミステリアスなキャラとして描かれており、住んでいるところさえ明かされておらず、プライベートはよくわからない。
だが性格は良く、特に悪くは思われていない。(もちろんギロロにはライバル視されている)
アニメでの彼は冷静で飄々としており、あまり焦ったりしない。

性格や声的な意味で渚カヲルに似ているという意見があり、劇中ではパロディもある。
初登場エピソード「夏美 恋の行く手に来るクルル であります」には「最後のシ者」のカヲルのセントラルドグマ降下シーンのパロディがあり、「ハレルヤ」が思いっきりかかっていた。


アニメでは日向姉弟と同じ学校に通っているからか、原作に比べると出番が多く、ケロロ小隊や夏美の危機を救ったりと、けっこう活躍している。
シリアス回の229話では、自分を犠牲にして地球を守ろうとした。
サブローはクルルを巻き込みたくないと思い一人で戦い、クルルは侵略予算を全部使ってまでサブローを助けようとした。
このことから、二人がお互いを思いやり信頼しあっていることがよくわかる。

劇場版では、キルルによるXマークを付けられなかったり、
ダークケロロによる洗脳を受けなかったりしているため、活躍が多い。



このように一見奇人で変わり者だが、原作ではモアの入浴シーンを見られると思って身を乗り出したり
夏美の裸を見て赤面したりするなど、年相応の一面も持つ。
アニメでも、夏美がスク水(パワード夏美)になってしまった際に赤面している。

何故か極端に高い場所にいることが多い。
ドロロと囲碁をしたり皆を見守ったりしているようだ。
学校をサボってボーリングをしていたり屋根の上で寝ていたり、なんてことも。


イラストやポエムの他にガンプラ好きという嗜好もあり、
割とケロロとかち合う場面も多く、店先で遭遇することもよくある。

原作では水着コンテストの賞品であるガンプラ(のパチモンで激レア)を手に入れるために、
堂々とコネでアメリカのナイスバディなトップスターのメロディ・ハニーを連れてきたりしている。
また、雪上美女コンテスト(スキー大会)でも、プレミア物のプラモ(模型店による意欲作)のために再びメロディ・ハニーを連れてきた。

どれもケロロがエントリーさせた大人の夏美に負けているが、スキー大会ではケロロが賞品を譲った。

ちなみに、ケロロのことは原作では『ケロロ』、アニメでは『軍曹』と呼んでいる。


七人のナナ』にもDJ役で登場しており、声も同じだがキャスト欄では最終回も含めて記述はない。







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最終更新:2023年02月05日 02:14